Malaysia Ultra-Trail by UTMB がUTMBワールドシリーズに加わる、11月15-17日開催

UTMBワールドシリーズはマレーシア北部のタイピンで開催されるMalaysia Ultra-Trail by UTMBがシリーズ戦に加わることを発表しました。これまで Malaysian Mountain Trail Festival (MMFT) として開催されてきた大会が名称を新たにしてUTMBワールドシリーズに加わるもので、2024年大会は11月15日から17日にかけて開催されます。レースは100km、50km、25km、13kmと5.6kmで1000mを駆け上がるバーティカルがラインナップ。UTMBインデックスホルダー向けのエントリーは6月4日から、一般ランナー向けのエントリーは6月6日から開始されます。

(Photo © UTMB)

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元となる大会であるMMFTは2018年にエウジーン・タン Ewegene Tan 氏が立ち上げたもので、同氏は引き続き Malaysia Ultra-Trail by UTMB のレースディレクターを務めます。

エウジーン・タン氏は、UTMBワールドシリーズの大会として世界のランナーをマレーシアに迎えることをついて次のようにコメントしています。

「2018年に第一回大会を開催する前に、私たちは3年間かけて地域の最高のトレイルを探し回りました。そして、今年11月にUTMBワールドシリーズの一環として世界中のランナーをマレーシアに迎えることを楽しみにしています。」

「Malaysia Ultra-Trail by UTMB は、ランナーを熱帯雨林や森林の保護区へと導きます。これらのエリアへのアクセスは限られており、選手には特別な体験が待っています。」

「ランナーは、古い鉄道の跡地からプランテーショントレイル、4WDのダート、そして険しいジャングルまで、さまざまなユニークなトレイルを駆け抜けます。いずれのレースも歴史あるタイピンの町を拠点とします。トレイルランニングは人々を結びつけるものであり、私たちはUTMBワールドシリーズに参加することでコミュニティを拡大することを楽しみにしています。」

イベントは11月15日金曜日のバーティカルキロメーター(MYVK)から始まり、選手は5.6kmのコースで1,000mの標高差を登ります。

翌日の11月16日土曜日午前3時には、100kmのレース(MY100)がスタート。MY100は距離98.4kmのコースで累積標高差が4,940mD+。スタートとフィニッシュはタイピンのエスプラネードで、制限時間は32時間です。

同日の午前10時には50kmのレース(MY50)がスタート。48.2kmのコースで2,970mの標高差を登ります。制限時間は17時間です。その午後には、25kmのレース(MY25)が行われ、25.8kmのコースで1,380mを登ります。

最後のイベントは11月17日(日)の13kmのレース(MY13)で、14.1kmのコースで320mD+の累積標高差を登ります。

マレーシアのトレイルランニングコミュニティは急速に成長しており、アジアの競技人口では中国、日本、タイ、香港に次いで5位にランクインしています。今年は87人のマレーシア人がUTMBの抽選に参加しました。

(Source: UTMB World Series)

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