国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。
(写真はTenerife Bluetrail by UTMB の73Kを走るルイス・アルベルト・ヘルナンド Luis Alberto Hernando。レースはこの後棄権している。 Photo © UTMB)
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先週末開催のイベント
6月6日木曜日 – 8日土曜日
Tenerife Bluetrail by UTMB (110km, 73km, 47km, 24km, relay, vertical)
スペイン・カナリア諸島テネリフェ島で開催される大会で、今回はUTMBワールドシリーズのレースに加わりました。110Kの女子はエヴァ・マリア・シュペルガー Eva Maria SPERGER (GER) が15:18で制しました。一昨年のUTMBで10位、昨年のDiagonale des Fousで4位など100マイルの経験も豊富なアスリートが今年のUTMBのチケットを獲得しました。男子はマヌエル・アングイタ Manuel ANGUITA (ESP)が12:54で優勝。スカイランニングのレースでも活躍しています。最近は先月の同じくカナリア諸島で開催されたTransvulcania 73Kで7位でした。2位にはジョルディ・ガミト・バウス Jordi GAMITO BAUS (ESP)が続きました。2018年のUTMBで3位などの活躍ののちはケガの時期が続きましたが、今年4月のMIUT 85Kでの3位に続く好成績となりました。
73Kの女子優勝はマルティナ・ムリナルシク Martyna MLYNARCZYK (POL) で7:29でフィニッシュしました。クラシックバレエの先生として10年のキャリアを持ち、トライアスロンを経て昨年から本格的にトレイルランニングを始めましたが、今回は国際的なレースでその実力を初めて発揮することになりました。2位にはスペインのトップ選手、ヘマ・アレナス・アルカサル Gemma ARENAS ALCAZAR (ESP) が7:48で続きました。73K男子は リカルド・モンタニ Riccardo MONTANI (ITA) が6:45で優勝。コロナ後にトレイルランニングに取り組むようになったアスリートですが、今年はChianti 20K、Snodonia 50kでそれぞれ8位、6位とUTMBワールドシリーズのレースに積極的に挑戦して成果を上げています。
47K女子は今年4月のKobe Trailで優勝したモード・マティス Maude MATHYS (SUI) が勝利。UTMBワールドシリーズへの参戦は初めてで、今年のOCCへの出場チケットを今回の勝利で得たことになります。男子は昨年のTrail 100 Andorra by UTMB 50K準優勝のオスワルド・メディナ Oswaldo MEDINA (ESP) が優勝。3位には今年4月にMt. FUJI 100のKAI70kで優勝したアンドレウ・シモン・アイメリク Andreu SIMON AYMERICH (ESP)が入りました。
リザルトはこちら。
110K(100Mカテゴリー)女子
- エヴァ・マリア・シュペルガー Eva Maria SPERGER (GER) 15:18:55
- ギタナ・アクマナヴィチューテ Gitana AKMANAVICIUTE (LTU) 17:00:41
- クレア・ヘスロップ Claire HESLOP (CAN) 17:39:51
- イルディコ・ヴェルメッシャー Ildiko WERMESCHER (HUN) 18:09:34
- ネウス・コロメル Neus COLOMER (ESP) 18:23:39
- アンナ・マリー・ワトソン Anna-Marie WATSON (GBR) 19:06:59
110K(100Mカテゴリー)男子
- マヌエル・アングイタ Manuel ANGUITA (ESP) 12:54:22
- ジョルディ・ガミト・バウス Jordi GAMITO BAUS (ESP) 13:28:26
- ルベン・ディエゲス・キロガ Rubén DIEGUEZ QUIROGA (ESP) 13:42:27
- カミル・レシニャク Kamil LEŚNIAK (POL) 14:01:13
- マヌエル・アレクシス・マルティン・ロレンソ Manuel Alexis MARTÍN LORENZO (ESP) 14:07:28
- ディラン・ダム Dylan DAME (BEL) 14:25:41
73K(100Kカテゴリー)女子
- マルティナ・ムリナルシク Martyna MLYNARCZYK (POL) 07:29:41
- ヘマ・アレナス・アルカサル Gemma ARENAS ALCAZAR (ESP) 07:48:47
- セリア・バルセリス・セラ Celia BALCELLS SERRA (ESP) 08:01:36
- ラグナ・デバッツ Ragna DEBATS (NED) 08:07:43
- ジェシカ・ティパン・グティエレス Jessica TIPÁN GUTIÉRREZ (ECU) 08:29:11
- クラウディア・モラ Claudia MOLA (ESP) 09:03:20
73K(100Kカテゴリー)男子
- リカルド・モンタニ Riccardo MONTANI (ITA) 06:45:18
- エリオット・フィリポン Elliot PHILLIPPON (FRA) 06:51:45
- ケビン・ルー Kevin ROUX (FRA) 06:56:35
- ヴィクトル・チェルカソフ Viktor CHERKASOV (UKR) 07:22:04
- ハビエル・ジャネイロ・セルデイラ Javier JANEIRO CERDEIRA (ESP) 07:24:49
- パブロ・ヒル Pablo GIL (ESP) 07:33:00
47K(50Kカテゴリー)女子
- モード・マティス Maude MATHYS (SUI) 04:25:50
- マルタ・ペレス・マロト Marta PEREZ MAROTO (ESP) 04:45:12
- ソニア・ビスカイノ・ウングリア Sonia VIZCAINO HUNGRÍA (ESP) 04:45:25
- ベアトリス・ロマン・ソリアノ Beatriz ROMAN SORIANO (ESP) 04:51:44
- ビルヒニア・ペレス・メソネロ Virginia PEREZ MESONERO (ESP) 04:57:42
- アナ・フェルナンデス・ボネル Anna FERNANDEZ BONEL (ESP) 05:01:22
47K(50Kカテゴリー)男子
- オスワルド・メディナ Oswaldo MEDINA (ESP) 03:56:10
- マルコス・ラモス・ゴンザレス Marcos RAMOS GONZALEZ (ESP) 03:56:37
- アンドレウ・シモン・アイメリク Andreu SIMON AYMERICH (ESP) 03:56:50
- ホアキン・ナルバエズ Joaquin NARVAEZ (ARG) 03:58:08
- ティアゴ・ヴィエイラ Tiago VIEIRA (POR) 04:02:56
- ダビデ・ケラズ Davide CHERAZ (ITA) 04:03:36
6月7日金曜日 – 8日土曜日
San Diego 100
アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ郊外で開催の100マイル・トレイルランニングレース。新コースでの今回のレースはアリッサ・クラーク Alyssa Clarkが21:19で女子優勝、男子優勝はジーザス・トーピート JesusTopete Jr で17:58でした。リザルトはこちら。
6月7日金曜日 – 9日日曜日
TAMBA100 アドベンチャートレイル(100マイル、100K、20K)
兵庫県丹波市柏原町の丹波の森公苑を会場とする100マイル、100km、20kmのトレイルランニングイベント。累積獲得高度が16,200mD+に達する100マイルでは女子の4選手が制限時間以内にフィニッシュしました。レジェンド、鈴木博子は100km過ぎまで2位を走ったのち、終盤も安定した足取りで49:29で女子優勝となりました。前半をリードした橋本由紀が52:33で2位、中本逸恵が55:03で3位でした。男子はスタートから9時間近くが経過した50km付近で先頭に立った山本諒馬がその後も他の選手の追随を許さず38:45で優勝。2021年春の2位、昨年6月の3位に続き今回は頂点に立ちました。2位には荒川純が40:50、3位はブライアン・カスター Brian Casterが43:12で続きました。序盤をリードした判田誠太は4位となる43:30でフィニッシュしました。
合わせて行われた100kmは佐幸直也が28:21で優勝。女子選手は完走者がいませんでした。
リザルトはこちら。
100マイル・女子
- 鈴木博子 Hiroko SUZUKI 49:29:26
- 橋本由紀 Yuki HASHIMOTO 52:33:36
- 中本逸恵 Itsue NAKAMOTO 55:03:27
- 後藤涼子 Ryoko GOTO 55:49:36
100マイル・男子
- 山本諒馬 Ryoma YAMAMOTO 38:45:11
- 荒川純 Jun ARAKAWA 40:50:30
- Brian Caster 43:12:07
- 判田誠太 Seita HANDA 43:30:22
- 村内裕宜 Hironobu MURAUCHI 43:30:22
- 櫻田和志 Kazushi SAKURADA 46:32:35
100km・男子
- 佐幸直也 Naoya SAKO 28:21:38
- 萩原聖人 Masato HAGIWARA 28:40:00
- 大下敏生 Toshio OHSHITA 30:52:03
- 豊福恒平 Kouhei TOYOFUKU 31:38:09
- 東田朋也 Tomoya TOUDA 33:15:54
- 中村成章 Shigeaki NAKAMURA 33:20:27
奥信濃100トレイルランニングレース(100km, 50km, 25km)
長野県木島平村。長野県北部の「奥信濃」の自然と風景を守り引き継いでいくという志のもとに2021年に生まれた大会は、多くのトレイルランニングファンの注目を集める大会となりました。今回も国内の有力選手が集まってレースが行われました。
100kmの女子は吉住友里が10:55で優勝。序盤から終始リードして総合5位となるタイムでのその力を発揮したレースとなりました。一昨年、昨年の優勝者である向井成美はこれまでの自らのタイムに並ぶ11:49で2位となりました。3位には伊東ありかが12:17で続きました。100kmの男子は前半は上位の4、5人の選手が揃ってレースをリードしますが、大きな下りを終えた72km過ぎでは澤柳匠が後続に8分の単独リード。そのままリードを守ってリードを10分近くまで拡げて優勝を勝ち取りました。澤柳は昨年のこのレースでは4位でした。2番手は竹村直太と鬼塚智徳の間の競り合いとなり、下りを終えた84kmでは鬼塚が4分先行します。しかし最後は竹村がその背中を捉えて2位でフィニッシュ、51秒差で鬼塚が3位となりました。
50kmの女子はこの大会では2021年の75k、昨年の100Kでいずれも準優勝の枝元香菜子を今年4月のFUJI100mi準優勝の清宮由香里が追う展開で始まります。しかし33km付近の大きな下りが始まる直前では清宮が1分差まで枝元に詰め寄ります。下りに入ってからは清宮がリードを奪い、最後は13分強まで差を広げて5:29で優勝。枝元が5:42で2位でフィニッシュし、3位は石原菜美で6:10でした。50km男子は笠木肇がリードし、前半の登りでは青木純がその1、2分後を追いますが、33kmのチェックポイントを出てから下りに入ると笠木がリードを広げます。4:41で優勝し、一昨年の田村健人による4:43を上回っての新記録となりました。3番手は松田博幸が走っていましたが、終盤に大瀬和文がペースアップして3位に浮上、4:59でトップ3に入りました。リザルト速報はこちら。
100km 女子
- 吉住 友里 (10:55:30)
- 向井 成美 (11:49:19)
- 伊東 ありか (12:17:16)
- 影山 絢子 (14:07:44)
- 片桐 久美 (14:34:36)
- 葛 云ヒ (14:39:00)
100km 男子
- 澤柳 匠 (10:32:58)
- 竹村 直太 (10:42:41)
- 鬼塚 智徳 (10:43:32)
- 須賀 暁 (10:46:52)
- 菊嶋 啓 (10:57:25)
- 喜多村 久 (10:58:07)
50km 女子
- 清宮 由香里 (05:29:28)
- 枝元 香菜子 (05:42:51)
- 石原 菜美 (06:10:09)
- 藤本 麻里 (06:12:23)
- 福島 舞 (06:26:12)
- 川西 美穂 (06:31:02)
50km 男子
- 笠木 肇 (04:41:33)
- 青木 純 (04:48:15)
- 大瀬 和文 (04:59:03)
- 松田 博幸 (04:59:31)
- 小原 将寿 (05:10:45)
- 奥宮 俊祐 (05:14:27)
25km 女子
- 高岡 円香 (03:53:41)
- 土方 奈奈子 (03:54:29)
- 黒崎 知美 (04:04:38)
- 堀田 朋代 (04:26:14)
- 岩島 麗美 (04:28:29)
- 速水 貴子 (04:39:03)
25km 男子
- 大田 顕史 (02:56:12)
- 宮野 健介 (02:59:32)
- 中野 賢一 (03:12:42)
- 江原 壱弥 (03:19:05)
- 小林 泰 (03:24:57)
- 鈴木 一徳 (03:24:59)
Swiss Canyon Trail (111k, 81k, 51k, 31k, 16k)
スイス・ヌーシャテル州クーヴェ Couvetで開催。スイスの有名なクレウ・デュ・ヴァン渓谷を含む美しいパノラマビューを楽しむことができるコースが魅力の大会です。World Trail Majorsのポイントランキングの対象となった「111K」では2022年UTMB準優勝のマリアンヌ・ホーガン Marianne Hogan (CAN) が12:25:51で優勝。男子はミゲル・アルセニオ Miguel Arsénio (POR) が後半にリードを広げる展開で10:24:09で優勝。レースの詳細はDogsorCaravanの別の記事で紹介しています。
リザルトはこちら。
女子 Women
- マリアンヌ・ホーガン Marianne HOGAN (CAN) 12:25:51
- マノン・ボハード・カイエル Manon BOHARD CAILLER (FRA) 13:08:13
- オードリー・ヴィルジリオ Audrey VIRGILIO (SUI) 13:13:06
- イヴ・ムーア Eve MOORE (GBR) 14:02:57
- クリスティン・セルマン Christine SELMAN (USA) 14:45:29
男子 Men
- ミゲル・アルセニオ Miguel ARSENIO (POR) 10:24:09
- アレイシュ・トーダ・マス Aleix TODA MAS (ESP) 10:27:59
- アベル・カレテロ Abel CARRETERO (ESP) 10:32:39
- メン・グアンフー Guangfu MENG (CHI) 10:55:32
- イオネル・クリスティアン・マノレ Ionel Cristian MANOLE (ROU) 11:19:23
Scenic Trail (130k, 54k, 27k)
スイス南部のイタリア語圏であるティチーノ県テッセレーテ Tessereteで開催される大会。130km 9,500mD+の「K130 Ultra」ではエミリー・ボーダン Emily Vaudan (SUI)が20:34で女子優勝、男子優勝はマルタン・ペリエ Martin Perrier (FRA) で16:41でフィニッシュ。リザルトはこちらから。
6月8日土曜日 – 9日日曜日
South Downs Way 100
イギリス、イングランド南部のサウス・ダウンズ・ウェイトレイルで行われるポイント・トゥ・ポイントの100マイルで累積獲得高度は3800mというコースで、World Trail Majorsのシリーズ戦としてレースが行われました。イギリスのウルトラランナーとして知られる、ダン・ローソン Dan Lawson とキャット・シンプソン Cat Simpson が今年のチャンピオンとなりました。レースの詳細はDogsorCaravanの別の記事で紹介しています。
リザルトはこちら。
女子 Women
- キャット・シンプソン Cat SIMPSON (GBR) 19:26:52
- カレン・ベンウェイ Karen BENWAY (USA) 20:18:58
- ハンナ・グリーン Hannah GREEN (GBR) 20:25:19
- ソフィー・ベネット Sophie BENNETT (GBR) 20:54:48
- マリア・レデスマ Maria LEDESMA (DEN) 21:58:48
男子 Men
- ダン・ローソン Dan LAWSON (GBR) 14:27:30
- ヒュー・ティブス Hugh TIBBS (GBR) 14:46:53
- ピーター・ウィンドロス Peter WINDROSS (GBR) 14:48:26
- マシュー・ハマートン Matthew HAMMERTON (GBR) 15:04:40
- ジェズ・ブラッグ Jez BRAGG (GBR) 15:35:24
Kettle Moraine 100 (100m, 100k, 50k, 38m)
アメリカ・ウィスコンシン州で開催される100マイルのトレイルランニングレース。女子はアリサン・バーレット Allisan Barrettが19:04、男子はブライアン・シモニック Brian Simonickが15:43で100マイルのレースで優勝しました。リザルトはこちら。
HOTAKA SKYRUN | 武尊スカイラン (5.5k, 4K, 24.5k, 27k, 14k, キッズ)
群馬県片品村、オグナ武尊スキー場で開催。女子のレースでは上田絢加が初日の5.5kmにバーティカルと二日目の24.5kmのHOTAKAエクストリームの両方を制しました。男子ではバーティカルでは小牧弘季、エクストリームは石田寛雄が制しました。二つのレースのタイムの合計によるコンバインドは上田絢加と石田寛雄が一位を獲得しました。リザルトはこちら。
MAEHO VK 女子
- 上田 絢加 – 0:58:21
- 岩楯 志帆 – 1:07:45
- 阿部 悠 – 1:07:52
MAEHO VK 男子
- 小牧 弘季 – 0:47:35
- 石田 寛雄 – 0:48:09
- 大久保 知史 – 0:50:30
HOTAKA SKYRUN エクストリーム 女子
- 上田 絢加 – 3:06:49
- 斉藤 圭以 – 3:27:38
- 湊 瑛穂 – 3:41:23
HOTAKA SKYRUN エクストリーム 男子
- 石田 寛雄 – 2:32:33
- 岡田 裕也 – 2:40:51
- 直江 城太朗 – 2:41:45
奥武蔵ロングトレイルレース(105k, 35k)
埼玉県飯能市で開催される大会で105kmのロングコースと35kmのショートコースの2つのカテゴリーでレースが行われました。ロング105kmの女子では澤田由紀子が21:05で優勝、昨年の自身の優勝タイムを34分上回り連覇となりました。2位は鎌倉明子で23:39、3位は昨年準優勝の奥澤優香で27:02でした。男子はトップ3人が昨年の優勝タイム(18:08、山本諒馬)を上回り、続く選手に1時間半以上の差をつけてフィニッシュ。優勝は矢嶋信で16:34、2位に池畑拓哉(16:37)、3位に野坂伸吾(16:55)となりました。
ショート35k女子は山内菜摘が5:11で昨年に続いて優勝。板橋黎華が5:21で2位、泉佳代が5:33で3位でした。男子は上田星矢が3:56で優勝し、山岸正季が4:10、平沢晋太郎が4:16でトップ3に入りました。
リザルト速報はこちら。
ロング105km女子
- 澤田 由紀子 21:05:42
- 鎌倉 明子 23:39:24
- 奥澤 優香 27:02:50
- 中澤 重美 27:02:51
- 高橋 玲衣 27:44:07
- 東度 久美 28:20:15
ロング105km男子
- 矢嶋 信 16:34:08
- 池畑 拓哉 16:37:23
- 野坂 伸吾 16:55:12
- 鈴木 祐児 18:34:32
- 清田 広輝 19:17:39
- 吉田 晴彦 19:43:33
ショート35km女子
- 山内 菜摘 05:11:13
- 板橋 黎華 05:21:28
- 泉 佳代 05:33:44
- 仲野 聡美 05:55:25
- 中桐 由美子 05:56:21
- 嶋津 令子 06:00:14
ショート35km男子
- 上田 星矢 03:56:02
- 山岸 正季 04:10:30
- 平沢 晋太郎 04:16:14
- 柿澤 宏昭 04:16:16
- 高野 大輝 04:16:16
- 小川 亮都 04:17:26
クマン100
広島県江田島市。江田島のクマン岳から古鷹山へのトレイルと海岸沿いのロードをつなぐ20kmの周回コースで行われる100マイルのレース。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
6月8日土曜日
びわ湖高島トレイルランニング in くつき (FAIRY TRAIL)(60k, 40k, 20k)
滋賀県高島市。滋賀県の西部、高島市朽木で開催される大会。60kmのスーパーロング、40kmのロング、20kmのショートの三つのレースが行われ、ロングのレースが2025年WMTRC世界選手権のショートトレイル(40km)の日本代表選考レースの一つとなっていました。そのロングのレースでは楠田涼葉が女子優勝。2022年に続いて二度目の優勝でタイムは4:56でした。20分差で林楓が2位、3位は中村陽子でした。男子のロング40Kは川崎雄哉が4:03で優勝。川崎は2022年大会でタイ4位となった経験があります。2位には5分差で上田瑠偉が続き、3位は小笠原光研でした。スーパーロング60k女子は井筒智子が8:21で優勝、新屋祐希が8:33で2位となり、二人は大会記録の8:39(2019年、向井成美)を上回りました。3位は佐藤直美(8:49)でした。同男子でも向井孝次が6:48で優勝、吉村健佑が6:58で準優勝で、二人のタイムは大会記録の7:03(2022年土井陵)を上回りました。3位は荒木諒で7:20でした。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
ロングコース女子
- 楠田涼葉 4:56:01
- 林楓 5:16:00
- 中村陽子 6:01:10
ロングコース男子
- 川崎雄哉 4:03:42
- 上田瑠偉 4:08:53
- 小笠原光研 4:08:56
スーパーロングコース女子
- 井筒智子 8:21:19
- 新屋祐希 8:33:08
- 佐藤直美 8:49:22
スーパーロングコース男子
- 向井孝次 6:48:59
- 吉村健佑 6:58:10
- 荒木諒 7:20:05
ショートコース女子
- 三味美帆子 2:30:40
- 正木美菜子 2:33:20
- 福浦恭子 2:41:50
ショートコース男子
- 島田拓弥 1:58:05
- 常田望 2:00:18
- 西木浩司 2:00:38
6月9日日曜日
Comrades Marathon (86km)
南アフリカで開催される、参加者25,000人という世界最大級のウルトマラソン大会。毎年方向を入れ替えるコースは、今年はダーバンの低地からピエターマリッツバーグの高地へ向かう「アップラン」コースで開催されました。女子のレースはゲルダ・ステイン Gerda Steyn (RSA, UAE在住) が5:49:46で優勝。2019年、2023年に続く三度目の優勝で自身の2019年のタイムを約10分上回りました。2位には2022年優勝のアレクサンドラ・モロゾワ Alexandra Morozova (RUS) が6:05:12で続き、3位はコートニー・オルセン Courtney Olsen (USA) で6:08:09でした。男子はオランダのピート・ウィールスマ Piet Wiersma (NED) が5:25:00で優勝。初挑戦の昨年は首位にわずか3秒差の2位でしたが、今年は見事な優勝に加え、大会記録の5:24:39(2008年、レオニード・シュヴェツォフ Leonid Shvetsov)にわずか21秒まで迫る好記録となりました。リザルトはこちら。
Comrades Marathon 2024 女子リザルト
- ゲルダ・ステイン Gerda Steyn(RSA) 5:49:46
- アレクサンドラ・モロゾワ Alexandra Morozova(RUS) 6:05:12
- コートニー・オルセン Courtney Olsen(USA) 6:08:09
- カーラ・モリナロ Carla Molinaro(GBR) 6:12:01
- ノブコシ・ツマ Nobukhosi Tshuma(ZWE) 6:12:18
Comrades Marathon 2024 男子リザルト
- ピート・ウィールスマ Piet Wiersma(NED) 5:25:00
- ダン・モセラクウェ Dan Moselakwe(RSA) 5:25:45
- デゲファ・ヨハネス・ラフェボ Degefa Yohannese Lafebo(ETH) 5:27:48
- ジョセフ・マニエディ Joseph Manyedi(RSA) 5:28:33
- アンドリュー・デイビス Andrew Davies(GBR) 5:30:46
https://www.youtube.com/watch?v=JCOtpMiBRd4
飛騨高山ウルトラマラソン(100km、71km)
岐阜県高山市。ロード100kmのアップダウンの大きいコースは伝統息づく古い町並や自然豊かな乗鞍岳を望むコースです。100km女子は昨年2位の兒玉里恵が自己ベストとなる9:04:16で優勝、2位に3分余りの差で穴澤聡子が続きました。100km男子は小野寺祐太が7:30:14で初優勝でした。71km女子は南口冴香が5:55:57で勝利。昨年の兼松藍子による大会記録(5:47)に続く歴代2位の好記録での優勝でした。71km男子では昨年の同じレースで3位の水越進一が5:06:57で優勝しています。速報記録はこちらから。
100kmの部 女子
- 兒玉 里恵 – 9:04:16
- 穴澤 聡子 – 9:07:30
- 三池 瑠衣 – 9:30:35
- 岡田 奈巳 – 9:30:38
- 鷲見 早紀 – 9:39:32
- 井口 光智子 – 9:44:44
100kmの部 男子
- 小野寺 祐太 – 7:30:14
- 古田 哲朗 – 7:44:19
- 森口 幸祐 – 7:54:37
- 山仲 駿介 – 8:12:57
- 荒舩 雅史 – 8:14:03
- 生島 利彦 – 8:15:17
71kmの部 女子
- 南口 冴香 – 5:55:57
- 武士 純子 – 6:02:28
- 兼松 藍子 – 6:13:21
- 高橋 円 – 6:27:22
- 殿城 知子 – 6:28:35
- 加納 佐知子 – 6:33:31
71kmの部 男子
- 水越 進一 – 5:06:57
- 前田 亮太 – 5:08:46
- 安澤 嘉崇 – 5:11:36
- 谷口 善隆 – 5:21:55
- 和田 大輔 – 5:32:00
- 岡村 豊明 – 5:38:13
(中断・中止)那岐ピークス タフトレイルチャレンジ in岡山(57k, 32k)
岡山県、鳥取県の境となる那岐山系で開催。「チャレンジコース」は57km、「ミドルコース」は32kmと二つのレースが予定されていましたが、大会当日の那岐山エリアは暴風雨の悪天候となりました。このため午前5時のチャレンンジコーススタート後の午前6時にチャレンジコースのレース中断、ミドルコースの中止が発表されました。
今週末開催のイベント
6月13日木曜日 – 15日土曜日
Zugspitz Ultratrail (106km, 86km, 68km, 44km, 28.5km, 16km)
ドイツ南部のオーストリアとの国境の町、ガルミッシュ=パルテンキルヒェン Garmisch-Partenkirchenを拠点に開催。ドイツ最高峰のツークシュピッツェ山の北麓を拠点とするドイツ有数のトレイルランニングレースです。最長のレースは106km、5,080mの累積獲得標高があり、制限時間は26時間と過酷なコースとなっています。 アルプスの雄大な景色を楽しみながら、自身の限界に挑戦できる大会として知られています。
6月14日金曜日 – 18日火曜日
Tahoe 200
アメリカ西部のカリフォルニア州とネバダ州にまたがるレイクタホ湖を囲むトレイルのコースで行われるトレイルランニングレースです。全長は約320km、累積獲得標高は約18,000mという過酷なコースで制限時間は105時間となります。
6月14日金曜日 – 16日日曜日
Trail 100 Andorra by UTMB (105k, 80k, 50k, 21k, 10k)
ピレネー山脈の中にある国、アンドラを舞台に開催される UTMBワールドシリーズのシリーズ戦です。10km、21km、50km、80km、105kmの5つのディスタンスがあり、105kmコースの累積獲得標高は6,700mD+で、アンドラの雄大な山岳の中を駆け抜けます。
Trail du Saint-Jacques by UTMB (105K, 80K, 50K, 21K, 10K)
Trail du Saint-Jacques by UTMBは、フランスのル・ピュイ Lu Puy を舞台に開催。古くから巡礼地として知られ、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にもつながっており、大会のコースにも巡礼路が取り入れられています。100マイルカテゴリーのレースの距離は107km、累積は6,700mD+に達します。
Ultra Skyrunning Madeira (Madeira Skyrace 45km, 22k, 12k, VK)
北大西洋のポルトガル・マデイラ島のサンタナ地区で開催され、ユネスコの世界自然遺産に登録されたマデイラ島の山岳コースを走ります。45kmで3,600mの獲得標高となるレースがメレル・スカイランナーワールドシリーズの第7戦です。起伏に富んだコースは海岸線から島の最高峰ピコ・ルイボ (1,861m) までさまざまな変化に富み、テクニカルなトレイルも少なくないマデイラ島の多様な魅力を堪能できる大会です。
6月14日金曜日 – 15日土曜日
Bighorn 100 (100m, 52m, 32m, 18m)
アメリカのワイオミング州シェリダンのメイン会場を拠点に開催される100マイルなどのトレイルランニングレースです。ビッグホーン・ナショナルフォレストの深い自然の中を往復するコースデザインで、制限時間は35時間です。
6月15日土曜日 – 16日日曜日
OSJ会津磐梯山ウルトラマラソン(100km, 65km, 40km)
福島県の猪苗代町、磐梯町、北塩原村にまたがるコースで行われるウルトラマラソンで、100kmのコースでは標高1200mまで登る起伏の大きなコースが選手を待ち受けます。制限時間は24時間。磐梯山の雄大な自然美を堪能しながら、地元の観光地を巡るコースとなっています。
スリーピークス八ヶ岳トレイル(38k/23k)
八ヶ岳連峰を舞台に開催される山岳トレイルランニングレースです。今年のコースは八ヶ岳横断歩道の一部でコースのコンディションを受けて変更があったことから、38kmの「One Pack Line」は42.33km、累積獲得高度は2,800mD+になりました。
6月15日土曜日
Eco Trail Stockholm (80k, 45k, 33k, 16k, 8k)
スウェーデン・ストックホルム。街とその近郊の自然をつなぐ都市型トレイルランニングイベント。
6月16日日曜日
SAPPORO★テイネトレイル(50k, 34k, 16k, 5k)
北海道札幌市、テイネスキー場エリアで開催。50kmのエキスパート、34kmのロング、16kmのミドル、5kmのショートが開催され、「ロング」のレースの中で「スカイランナージャパンシリーズ」第2戦が開催されます。
Echigo Country Trail (63km, 22km, 2.5km)
新潟県長岡市小国町。おぐに森林公園を会場にかつて集落を繋いでいた古山道をコースとしています。
青梅市民体育大会トレイルラン(12k)
東京都青梅市。風の子太陽の子広場をスタートする6kmの往復コースで行われます。
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