DC Weekly 2024年8月5日 富士登山駅伝、野沢トレイルフェス、KAT100 by UTMB、Quito Trail Ecuador by UTMB

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真・エクアドルの首都キトで初開催のQuito Trail Ecuador by UTMBより。Photo © UTMB)

Sponsored link


【お知らせ】犬猫通信 by DogsorCaravanは当サイト・DogsorCaravanのファンクラブ通信。メールアドレスを登録していただければニュースレター形式で週に数回くらい当サイト編集人・岩佐が書く記事が届きます。過去の記事もSubstackのウェブサイトやアプリで読むことができます。
【お知らせ】ポッドキャスト「Run the World, by DogsorCaravan」はAnchor.fmで公開し、Apple PodcastやSpotifyなどの各種プラットフォームで配信しています。ポッドキャストへのメッセージ、感想、リクエストをお待ちしています。エピソードやウェブサイトの中でご紹介します。投稿フォームはこちら。DogsorCaravanのライブ配信イベントの予定はGoogleカレンダーで公開しています。登録すると見逃しを防げます。

先週末開催のイベント

8月1日木曜日 – 3日土曜日

KAT100 by UTMB (100m, 81k, 50k, 24k, 8k)

オーストリアのフィーバーブルン Fieberbrunn を拠点に、キッツビュールアルプスの山々をコースとするUTMBワールドシリーズの大会でした。

約400人と最も参加者数が多かった距離50.4km、3360mD+の「Marathon Trail」ではカナダのバレリー・アルセノー Valerie ARSENAULTが6:16で女子優勝、米国のヘイデン・ホークス Hayden HAWKSが5:00で男子優勝でした。ホークスは今シーズンは2月のBlack Canyon Ultras 100kで優勝、ウェスタンステイツで3位でした。173.2km、累積獲得標高差9929mD+の「100マイル」はイレーネ・ゲンベ Irene GUEMBE IBAÑEZ (ESP) が34:02、ゲラルド・フィスター Gerald FISTER (AUT) が26:08で女子、男子それぞれで優勝。距離81.4km、4860mD+の「Endurance Trail」は女子はシルビー・ガイスラー Sylvie GEIßLER (DEU) が11:50、男子はダニエル・ユング Daniel JUNG (ITA) が9:40でそれぞれのレースを制しました。

リザルトはこちら

100 miles 女子

  1. イレーネ ゲンベ イバニェス Irene GUEMBE IBAÑEZ (ESP) – 34:02:45
  2. ナディーヌ レイナルツ Nadine REYNARTZ (BEL) – 37:22:53
  3. アンカ ハウスマン Anka HAUSMANN (GER) – 37:27:50
  4. アンヤ ジャコメッティ Anja GIACOMETTI (SUI) – 37:27:50
  5. ピーア ティッカ Piia TIKKA (FIN) – 44:33:43

100 miles 男子

  1. ゲラルド フィスター Gerald FISTER (AUT) – 26:08:31
  2. マイケル デ クーマン Michael DE COOMAN (BEL) – 27:59:42
  3. ジェローム フェリス Jérôme FERRIS (FRA) – 27:59:52
  4. ギヨーム ブール Guillaume BOUR (FRA) – 28:01:38
  5. ブラム ケッペンス Bram KEPPENS (BEL) – 28:12:53
  6. ルカ ヤンケ Luca JAHNKE (DEU) – 29:24:33

Endurance Trail (81km) 女子

  1. シルビー ガイスラー Sylvie GEIßLER (DEU) – 11:50:07
  2. ミカエラ ピラト Michaela PILAT (AUT) – 11:57:55
  3. カローラ レンハック Karola RENNHACK (DEU) – 12:31:51
  4. ヤニナ ウェーバー Janina WEBER (DEU) – 13:41:13
  5. スザンネ エーデルマン Susanne EDELMANN (DEU) – 13:54:44
  6. イヴィタ サーレ Ivita SALE (LVA) – 13:56:44

Endurance Trail (81km) 男子

  1. ダニエル ユング Daniel JUNG (ITA) – 09:40:52
  2. トマス マチェチェク Tomas MACECEK (CZE) – 09:59:21
  3. ゴアル ロペテギ ニエト Goar LOPETEGUI NIETO (ESP) – 10:06:22
  4. ヨハン オーバーミュラー Johann OBERMUELLER (DEU) – 10:28:44
  5. フーベルト シュヴァイガー Hubert SCHWAIGER (DEU) – 10:44:42
  6. サンティアゴ フェデリコ マルゴッツィーニ バルデス Santiago Federico MARGOZZINI VALDES (CHL) – 11:09:38
これも読む
DC Weekly 2023年11月20日 FTR 秩父&奥武蔵、びわ湖バレイ、ステアクライミング世界選手権、激坂最速王決定戦、JFK50、360º The Challenge

Marathon Trail (50km) 女子

  1. バレリー アルセノー Valerie ARSENAULT (CAN) – 06:16:25
  2. クラウディア フミエロフスカ Claudia CHMIELOWSKA (POL) – 06:20:56
  3. アンケ フリードル Anke FRIEDL (DEU) – 06:37:56
  4. アンナ ストラコバ Anna STRAKOVA (CZE) – 07:03:24
  5. ハンナ ハンペル Hanna HAMPEL (DEU) – 07:12:25
  6. マヌエラ シーベル Manuela SCHIEBEL (DEU) – 07:16:44

Marathon Trail (50km) 男子

  1. ヘイデン ホークス Hayden HAWKS (USA) – 05:00:36
  2. フレドリク ブルセス Fredrik BRUSETH (NOR) – 05:02:06
  3. スティアン ダール ソマーセス Stian DAHL SOMMERSETH (NOR) – 05:06:23
  4. スマン クルン Suman KULUNG (NPL) – 05:35:48
  5. ロジャー カルワチンスキ Roger KARWACZYŃSKI (POL) – 05:43:20
  6. トビアス シュミット Tobias SCHMID (CHE) – 05:44:54

8月2日金曜日 – 4日日曜日

Quito Trail Ecuador by UTMB (82km, 47km, 31km, 17km, 7km)

エクアドルの首都キトで初開催のこのイベントはUTMBワールドシリーズのシリーズ戦でした。

82kmの「OSO」ではフェルナンダ・マシエル Fernanda MACIEL (BRA、スペイン在住) が11:13で女子優勝。タイラー・アンドリュース Tyler ANDREWS (USA) が8:32で男子優勝となりました。47kmの「NUTRIA」はマリア・サンチェス Maria Soledad SANCHEZ RUIZ (ARG) が6:38で女子優勝、ホアキン・ロペス Joaquin LOPEZ (ECU) が5:07で男子優勝。47kmではエクアドルの選手が全体に上位を占めました。リザルトはこちら

82K OSO 女子

  1. フェルナンダ マシエル Fernanda MACIEL (BRA) – 11:13:26
  2. カロリーナ タニア ディアス エステベス Carolina Tania DIAZ ESTEVEZ (ARG) – 11:20:02
  3. リディア チャラカン Lidia CHALACAN (COL) – 11:20:24
  4. ナタリア コサット Natalia COSATTO (ARG) – 12:02:19
  5. レベカ プサイ チリボガ Rebeca PUSAY CHIRIBOGA (ECU) – 12:02:44
  6. マリア ブリト Maria BRITO (ECU) – 12:29:26
これも読む
DC Weekly 2024年6月10日 Tenerife Bluetrail, TAMBA100, 奥信濃100, Swiss Canyon Trail, South Downs Way 100, 奥武蔵ロング, Hotaka, びわ湖高島, Comrades, 飛騨高山

82K OSO 男子

  1. タイラー アンドリュース Tyler ANDREWS (USA) – 08:32:45
  2. レミヒオ フワマン キスペ Remigio HUAMAN QUISPE (PER) – 08:38:26
  3. エドガル マルセロ セゴビア エレーラ Edgar Marcelo SEGOVIA HERRERA (ECU) – 09:45:24
  4. オラシオ ペニャローサ グロッシ Horacio PEÑALOZA GROSSI (ARG) – 09:48:41
  5. ルイス デイビッド グスマン Luis David GUZMAN (ECU) – 10:20:55
  6. クラウディ グアルタン Claudi GUARTAN (ECU) – 10:20:59

47K NUTRIA 女子

  1. マリア ソレダド サンチェス ルイス Maria Soledad SANCHEZ RUIZ (ARG) – 06:38:44
  2. リリアナ スキヨ Liliana SUQUILLO (ECU) – 06:57:19
  3. ディアナ パトリシア カジェ チマ Diana Patricia CALLE CHIMA (ECU) – 07:06:36
  4. ビクトリア カレロ Victoria CALERO (ECU) – 07:08:12
  5. デニス ウヤグアリ Denisse UYAGUARI (ECU) – 07:11:08
  6. ビクトリア カリスト Victoria CALISTO (ECU) – 07:22:48

47K NUTRIA 男子

  1. ホアキン ロペス Joaquin LOPEZ (ECU) – 05:07:41
  2. エドソン ハイル メヒア カサラス Edson Jair MEJIA CASALLAS (COL) – 05:27:50
  3. ルイス バジェ B Luis VALLE B (CHL) – 05:36:20
  4. クレベル ビヤクレス Klever VILLACRES (ECU) – 05:42:09
  5. セバスティアン ガルビス Sebastián GALVIS (COL) – 06:00:27
  6. アドリアン サンティアゴ カルデナス アルバラド Adrian Santiago CARDENAS ALVARADO (ECU) – 06:03:02

8月3日土曜日 – 4日日曜日

Angeles Crest 100

アメリカのカリフォルニア州で開催される100マイルのレースで、1986年から続く歴史ある大会。女子は2位以下に4時間以上の差をつけてメーガン・エッカート Megan Eckert が22:02で優勝。エッカートはペーサーを伴わないソロでの好成績でした。男子はマイケル・イーストバーン Michael Eastburnが今回ただ一人、19時間を切る18:49でフィニッシュして優勝しました。リザルトはこちら

女子総合順位

  1. メーガン エッカート Megan Eckert <SOLO> (USA) – 22:02:52
  2. サラ マクマホン Sarah McMahon (USA) – 26:25:55
  3. ユミ ビエルポー Yumi Vielpeau <SOLO> (USA) – 27:49:13
  4. ヘザー ベル Heather Bell (USA) – 28:59:33
  5. リサ フィゴーン-クラウチ Lisa Figone-Crouch (USA) – 30:15:58
  6. リンジー フェニックス Lindsay Phenix (USA) – 30:39:21
これも読む
DC Weekly 2023年7月31日 富士登山競走、Royal Gran Paradiso・マスターズ・スカイランニング世界選手権、100kmアジアパシフィック選手権

男子総合順位

  1. マイケル イーストバーン Michael Eastburn (USA) – 18:49:59
  2. クラーク メスマン Clark Messman (USA) – 19:11:18
  3. レネ ドランテス Rene Dorantes (USA) – 19:54:49
  4. ジェフリー スターン Jeffrey Stern (USA) – 21:11:34
  5. エドヘル ラミレス Edher Ramirez (USA) – 21:27:38
  6. タイラー バーク Tyler Burke <SOLO> (USA) – 21:58:50

Canadian Death Race (118km, 42km)

カナダ、アルバータ州グランド・キャッシュで開催。118kmのソロのレースはキム・キャメロン Kim Cameron が15:25で女子優勝。男子はマシュー・シュナイダー Matthew Schneiderが14:01でレースを制しました。リザルトはこちら

118k 女子

  1. キム キャメロン Kim Cameron – 15:25:23.0
  2. ケイティ カリー Katie Curry – 16:36:03.2
  3. エイミー トゥイニンガ Amy Tuininga – 17:31:17.2
  4. マデリーン ヴラゼイ Madeleine Wrazej – 17:37:04.9
  5. エミリー クラッツ Emily Kratz – 18:11:29.3
  6. エミリー バーロウ-ボルチ Emily Barlow-Bolch – 18:29:13.1

118k 男子

  1. マシュー シュナイダー Matthew Schneider – 14:01:34.2
  2. トリスタン ホークストラ Tristan Hoekstra – 15:20:06.6
  3. ライリー マギー Riley Magee – 15:38:26.8
  4. レン マッキノン Ren MacKinnon – 15:45:33.6
  5. スコッティ キャンベル Scotty Campbell – 15:50:39.4
  6. マーカス アイビー Marcus Ivey – 15:52:26.1

Bali Ultra Trail (80k, 50k, 25k, 10k)

インドネシアのバリ島、バトゥール火山を登るコースで開催される大会で、Asia Trail Masterのシリーズ戦でした。Asia Trail Masterによれば、80kmのレースではシンガポール在住のオーロール・ダシエ Aurore Dacier が総合2位で女子優勝で、男子はアレッサンドロ・シェルパ Alessandro Sherpa が6時間38分で男子優勝でした。50kmはアンジェリー・カバヨ Angelie Cabalo(PHI)が女子優勝。男子は二人の選手の激しい先頭争いとなり、ラフマット・セプティヤント Rachmat Septiyantoが優勝、マムン・カリリ Ma’Mun Khariri が準優勝となりました。日本の松山優太 Yuta Matsuyamaが3位で続きました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

North Downs Way 100 100m

イギリスのサリー州ファーナムからケント州アシュフォードまでのNorth Downs Way National Trailをコースとする166kmのコースで行われました。女子はサラ・ペイジ Sarah Pageが21:05、男子はライアン・ウェラン Ryan Whelanが15:56で勝利しました。

女子順位

  1. サラ ペイジ Sarah Page – 21:05:26
  2. ヘレン ニューマン Helen Newman – 21:59:42
  3. アリー ウィットロック Ally Whitlock – 22:26:55
  4. ケイトリン レア Caitlin Rea – 22:50:41
  5. ヘレン チャップマン Helen Chapman – 23:17:43
  6. メアリー マーシャル Mary Marshall – 23:59:38
これも読む
DC Weekly 2022年12月19日 Ultra-Trail Kosciuszko by UTMB

男子順位

  1. ライアン ウェラン Ryan Whelan – 15:56:55
  2. ジェイミー ピュー Jamie Pugh – 17:10:53
  3. ジェフリー チェシャー Geoffrey Cheshire – 18:13:35
  4. キャメロン シムコック Cameron Simcock – 19:06:22
  5. マウロ ペルシック Mauro Persic – 19:34:33
  6. リンドン クーパー Lyndon Cooper – 19:37:43

リザルトはこちら

8月3日土曜日

野沢トレイルフェス(27k、12kなど)

長野県野沢温泉村で開催。27kmロングの女子では吉住友里が2:28で優勝、平田ひよりが2:47、林楓が2:52で続きました。同男子は河野太志朗が2:11で優勝、わずか5秒差の2位に喜多村久が2:11で続いてフィニッシュ。3位は小林海仁で2:13でした。

ショート12kmの女子は母娘3人が上位を占め、大掛莉奈が54:27で勝利、2位に大掛香織が55:29、3位に大掛柚奈が58:17という結果でした。ショート男子は島徳太郎が43:21で優勝、2位に丸山将真(45:50)、3位は北村健士郎(46:28)でした。リザルトはこちら

ロング27km女子

  1. 吉住 友里 YOSHIZUMI Yuri 02:28:33
  2. 平田 ひより HIRATA Hiyori 02:47:41
  3. 林 楓 HAYASHI Kaede 02:52:08
  4. 中島 智美 ムセンビ NAKASHIMA Tomomi MUSEMBI 02:55:24
  5. 小林 華蓮 KOBAYASHI Karen 03:02:37
  6. 中野 頌子 NAKANO Shoko 03:09:50

ロング27km男子

  1. 河野 太志朗 KAWANO Taishiro 02:11:37
  2. 喜多村 久 KITAMURA Hisashi 02:11:42
  3. 小林 海仁 KOBAYASHI Kaito 02:13:27
  4. 長谷 怜信 HASE Ryoshin 02:13:39
  5. 貝瀬 淳 KAISE Jun 02:14:59
  6. 上田 泰輔 UEDA Taisuke 02:23:33

ショート12km女子

  1. 大掛 莉奈 OGAKAKE Rina 00:54:27
  2. 大掛 香織 OGAKAKE Kaori 00:55:29
  3. 大掛 柚奈 OGAKAKE Yuna 00:58:17
  4. 上 明子 KAMI Akiko 00:59:21
  5. 田口 夏稀 TAGUCHI Natsuki 01:00:42
  6. 廣田 頼美 HIROTA Tomomi 01:08:36

ショート12km男子

  1. 島 徳太郎 SHIMA Tokutaro 00:43:21
  2. 丸山 将真 MARUYAMA Shoma 00:45:50
  3. 北村 健士郎 KITAMURA Kenshiro 00:46:28
  4. 鷲野 彪雅 WASHINO Hyoga 00:48:06
  5. 中渕 功貴 NAKABUCHI Koki 00:50:14
  6. 下澤 司 SHIMOSAWA Tsukasa 00:50:44

Waldo 100k

オレゴン州ユージーン近郊のウィラメットパススキーエリアを会場にして開催されました。100kmのレースで女子はモリー・シュメルツル Molly Schmelzle が12:04、男子はケイシー・ワインマン Casey Weinman が10:18でそれぞれ優勝しました。リザルトはこちら

これも読む
DC Weekly 2024年4月2日 ハセツネ30K、Antelopr Island、Georgia Death Race

女子順位

  1. モリー シュメルツル Molly Schmelzle – 12:04:48
  2. ブリアナ グリグスビー Brianna Grigsby – 12:13:53
  3. マンディ グーディ Mandi Goudie – 12:23:02
  4. マイア デトマー Maia Detmer – 12:37:13
  5. アリソン ゴーディン Allison Godin – 12:42:33
  6. ケイト インボーデン Kate Imboden – 12:55:08

男子順位

  1. ケイシー ワインマン Casey Weinman – 10:18:31
  2. マックスウェル アトキンス Maxwell Atkins – 10:54:52
  3. エリック コルトン Eric Colton – 10:56:04
  4. ルーク ガーテン Luke Garten – 10:56:57
  5. ハリソン レイクホーマー Harrison Lakehomer – 11:27:13
  6. グリフィン ミラー Griffin Miller – 11:32:53

8月4日日曜日

富士登山駅伝競走大会

静岡県御殿場市で開催。御殿場市陸上競技場をスタートし御殿場口コースで富士山山頂で折り返し、再び御殿場市陸上競技場に戻る全長48.19kmの全11区のコースで行われました。自衛隊の部は御殿場滝ヶ原自衛隊が3:51で優勝。太郎坊からの登りの4区でハセツネCUPで2度優勝の川崎雄哉、二合八勺からの登りの5区でバーティカルの皇帝・宮原徹、七合五勺から山頂への往復の6区で森口広也がそれぞれ区間賞を獲得しました。2位と3位は中盤以降接戦となり、最後はわずか2秒差で守山35普連で3:57、3位は第1空挺団で3:57でフィニッシュという結果でした。

自衛隊の部

  1. 御殿場 滝ケ原自衛隊 3:51:35(山口貴士、佐竹一弘、小林翔大、川崎雄哉、宮原徹、森口広也)
  2. 守山35普連 3:57:22(林俊宏、柴山尚登、山口拓朗、栗田丈、村上州、田坂剛志)
  3. 第1空挺団 3:57:24(末満博也、小⻄⻯矢、田中真一、阿部忠彦、裏川大貴、根本翔太郎)

一般の部は4区で近江竜之介、ロード区間の下りの10区で甲斐大貴が区間賞となった平成山岳会が4:03で勝利。44秒差の4:04でトヨタスポーツマンクラブが2位、4:10でチームきびだんごが3位でした。

一般の部

  1. 平成山岳会 4:03:22(金澤拓則、甲斐大貴、野崎元貴、近江⻯之介、吉野大和、藤飛翔)
  2. トヨタスポーツマンクラブ 4:04:06(村山悠斗、大竹正吾、深谷健斗、緒方樹、四辻剛、廣谷優一)
  3. チームきびだんご 4:10:18(大⻄毅彦、大⻄洋彰、前川紘導、乾碩、山口大河、新見雅志)

リザルトはこちら

今週末開催のイベント

8月9日金曜日 – 14日水曜日

Bigfoot 200 (200m)

アメリカ・ワシントン州で開催される200マイルの超長距離イベント。カスケード山脈の208マイル(335km)、累積獲得高度13,888mD+のコースで開催されます。

8月9日金曜日 – 11日日曜日

Fat Dog 120 (120m)

こちらはカナダ・ブリティッシュコロンビア州で開催される124マイル(約200km)の大会です。累積獲得8,000mD+のコースの大半はテクニカルなシングルトラックとなっています。120マイルの他、100km、50マイル、40マイルのレースが行われます。

8月9日金曜日 – 10日土曜日

Stranda Fjord Trail Race (48k, 25k, 12k)

ノルウェーのロムスダール県ストランダで開催される、壮大なゲイランゲル・フィヨルドの眺望が美しい大会です。48kmなど3つのレースが行われます。

Swiss Alps 100 (50k, 100k, 100m, VK, Fly)

スイスのフィーシュ Fiesch を拠点に開催される大会。世界遺産に登録されているアレッチ氷河を含むコースからは変化に富んだ景観が楽しめます。パラグライダーでチェックポイントをたどるレースが今年も開催されるほか、新たにバックヤードウルトラも加わります。

8月10日土曜日 – 11日日曜日

Eastern States 100

アメリカ・ペンシルベニア州のアレゲーニー高原で開催される大会で、コースの98%がシングルトラックかダブルトラックのトレイルとなっています。100マイルの距離に対して累積獲得高度は約6,000mD+ですが、完走率は例年50%程度と難度の高いレースとされています。

Akha Trail (78k)

タイ・チェンマイで開催される大会で、ランナーはアカ族の伝統的な村々をたどりながら、熱帯雨林や茶畑、竹林など、多様な自然環境の中を走ります。Asia Trail Master のシリーズ戦となっています。

8月10日土曜日

Sierre-Zinal (31k)

スイス・ヴァレー州で開催される大会は1974年から続く山岳ランニングのクラシックイベントです。今年もWMRAのマウンテンランニングW杯 Valsir Mountain Running World Cup のレースであり、Golden Trail World Series の第5戦ともなっています。コースは麓の町・シエールから山間の村・ジナールへと向かう31km、2200mD+、1100mD-となっており、コースからは5つの4000m峰が臨める絶景が楽しめます。

The Punisher (80km, 50km, 25km)

フィリピンのミンダナオで開催される大会で、80km(50マイル)、50km、25kmのレースが行われます。コースとなるサマール島の自然豊かなトレイルを走りますが、ハードなコースはその大会の名の通り、参加者にとってはまるで罰ゲームのような過酷さだとされます。こちらもAsia Trail Master のシリーズ戦となっています。

8月11日日曜日 – 18日日曜日

トランスジャパンアルプスレース

日本海側の富山県魚津市から太平洋岸の静岡県静岡市まで、北アルプス、中央アルプス、南アルプスを縦断する約415km、累積標高差26,600mD+、制限時間8日間の山岳レースです。今年も書類審査と選考会で選ばれた30人の選手が挑戦します。

8月11日日曜日

サンライズヒル穂坂・ヤマケンカップ(10km、5km)

山梨県韮崎市の穂坂自然公園内の5kmの周回コースで開催されます。プロトレイルランナー・山本健一さんが監修したコースで山の日に行われる大会で、今年は韮崎市の市制施行70周年を記念するイベントとして行われます。

やっちろドラゴントレイル(50km)

熊本県八代市で開催されるトレイルランニング大会は八竜山、竜峰山、竜ヶ峰という「竜」を冠する三山を巡るコースで行われ、竜の背骨を思わせる岩尾根もコースの一部となっています。2020年7月の球磨川豪雨災害を経て、災害からの復興を支援することを目的の一つに再スタートしたイベントです。

8月14日水曜日

Mongolia Sunrise to Sunset (100km (3365 Hm) / 42 km (2255Hm))

モンゴルのホブスゴル国立公園で開催される100kmと42kmのトレイルランニング大会。レース前後に参加者には地元の遊牧民との交流や、伝統的なゲルでの宿泊、馬に乗っての自然の探索といった機会が提供されます。大会の収益はホブスゴル国立公園の環境保護プロジェクトや遊牧民の生活文化の保護に使われるチャリティイベントです。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

この記事が気に入ったらDogsorCaravanをBuy Me a Coffeeで直接サポートできます!

Buy Me a Coffee

Sponsored link