「世界睡眠デー2025」特別調査が明かす日本人の睡眠実態 ~Amazfitを開発するZepp Healthが15万人以上のデータを分析~

 

Zepp Health Corporationは3月14日の「世界睡眠デー2025」に合わせて、日本を含む全世界の15万人以上のAmazfitユーザーから収集した睡眠データを分析した特別調査結果を発表しました。この調査では日本人の睡眠の実態と健康との関連性が明らかになっています。

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日本人のやや短い睡眠の傾向は続く

調査によると、日本人の平均睡眠時間は2021年に同社が発表したホワイトペーパーの結果から大きな変化がなく、依然として諸外国と比較して短い状況が続いています。

男女で比較すると、女性の方が睡眠時間が長い傾向にあります。特に31~45歳の年齢層では約5%の差があり、年代別では男女差が最も大きくなっています。この傾向は世界的にも同様に確認されており、若い年代ほど男女の差が大きい傾向が見られます。

年齢別では、46~60歳の年齢層の睡眠時間が最も短いことが判明しました。この傾向はアメリカ、EU、カナダなどの先進諸国と同様で、仕事や家庭での責任が最も重くなる時期に睡眠時間の確保が難しい状況が示唆されています。

また、年齢別の起床・就寝時間については、年齢が高くなるにつれて起床時間が早くなる一方、就寝時間については世代別に大きな違いがないことが確認されました。

睡眠と健康の間に明確な関係性が示される

睡眠時間とストレスレベル、BMI値との関係を分析したところ、7~8時間の睡眠を取る人が最も低いストレスレベルとBMI値を示しました。注目されるのは睡眠時間が10時間を超えると再びストレスレベルが上昇する傾向が確認されたことで、長時間の睡眠が必ずしも理想的ではないことを示しています。

BMI値については睡眠時間が短い人(活動時間が長いと推定される人)でも高い傾向があるため、適度な睡眠時間の確保が健康維持に重要であることが示されています。

年齢別でみると若年層の睡眠の質が低い

睡眠の質を表す「睡眠スコア」の分析では、60歳以上の年齢層のスコアが最も高く、18~30歳のスコアが最も低いという結果が出ました。これは睡眠の時間だけでなく、深い眠りの時間や心拍数、呼吸の質など複数の要素が睡眠の質に影響していることを示しています。特に若年層では、就寝前のスマートフォン使用などの生活習慣が睡眠の質に影響していると考えられます。

心拍変動の状況については、一般的に若年層は高齢者よりも心拍変化率(HRV)が高い傾向が確認されました。心拍数変化率(HRV)は他人との比較よりも、長期的な傾向を観察することが重要で、体力と全体的な健康状態の改善に伴い、徐々に増加することが期待されます。

高性能な睡眠トラッキング機能を搭載した新製品「Amazfit Active 2」が正式発売に

世界睡眠デーである2025年3月14日にあわせる形でAmazfitの最新スマートウォッチ「Amazfit Active 2」が正式に発売されました。ステンレススチール製のエレガントな本体に操作性を向上させる物理ボタンを2つ搭載したこの新製品は、高精度な睡眠トラッキング機能により、詳細な睡眠データの測定・分析が可能となっています。

スタンダードバージョンは18,900円(税込)、サファイアガラスと本革レザーバンドを搭載したプレミアムバージョンは21,890円(税込)で4月18日に発売予定です。

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2025.03.04

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睡眠の質とパフォーマンスには密接な関係が

調査結果から、質の高い睡眠をとることは日々の仕事や勉強などのパフォーマンスを向上させるだけでなく、健康管理上でも非常に重要であることが改めて確認されました。特に当サイトの読者層の中心となる46歳から60歳の年齢層においては、睡眠時間が短く、ストレスやBMI値などの健康面への悪影響も懸念される状況となっています。

他方でスマートフォンの利用が盛んな若い年齢層においては、就寝時間が遅くなり、深い眠りの比率が下がる傾向が確認され、結果として睡眠スコアは各年代の中で最も低い結果となりました。生活習慣の改善などによる睡眠の質の向上が求められます。

睡眠習慣の改善や健康管理のための手段として、スマートウォッチのような睡眠の質を日々確認できるデバイスを活用する機会はこれから増えていくでしょう。

(Source: Zepp Health Corporation)

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