パタゴニア日本支社は3月18日に長野県木島平村を拠点に活動するトレイルランナー、木村大志 Hiroshi Kimura 氏を新たなトレイルランニング・アンバサダーとして迎えたことを発表しました。日本におけるパタゴニアのアンバサダーとしては6年ぶりの新規加入となります。
スキーからトレイルランニングへと至るプロフィール
木村大志氏は秋田県出身の5人兄弟の次男として育ち、高校時代から自衛隊在籍中までスキー選手として競技に打ち込みました。21歳の時、新潟県妙高市の国際自然環境アウトドア専門学校に入学し、野外活動の専門知識を学ぶ過程でトレイルランニングと出会いました。
Sponsored link
現在は長野県木島平村を拠点に、北信越地方を中心としたトレイルランニングのツアーや大会を主催。同時に活動エリアの登山道整備にも力を注ぎ、高社山・カヤの平(長野県木島平村)、三登山(長野県長野市)、中ノ俣古道(新潟県上越市)などの維持管理に積極的に取り組んでいます。
トレイルランニングにおいては、2016年の信越五岳トレイルランニングレース・110kmで3位となったのち、2022年のシーズンにハセツネCUPで4位、甲州アルプスオートルートチャレンジ・100km で優勝します。翌年は信越五岳トレイルランニングレース・100マイルで3位、ハセツネCUPで再び4位に。レースのほか、昨年は上高地から親不知までのFKT(ファステスト・ノウン・タイム)に挑戦し、約240kmのルートを47時間44分で走破しています。
パタゴニア・アンバサダーの役割
パタゴニアによれば、アンバサダーはアスリートというよりブランドの「代弁者」、あるいは「フィールドの代表者」という位置づけです。それぞれが取り組むアクティビティの精神を体現しながら非凡なライフスタイルを送り、革新的な製品開発へのフィードバックを提供し、活動する自然環境のための擁護者としてパタゴニアの価値観を体現する、としています。
パタゴニア日本支社マーケティング・トレイルランニング・カテゴリーマーケターの八木康裕氏は「屈託のない笑顔で、誰からも愛される好青年。夏はトレイルランニングに登山、冬はクロスカントリースキーに山スキーと一年を通じてフィールドに身を置き、季節に応じたアクティビティを楽しみ、ローカルエリアを盛り上げながら、地域の自然環境にも目を向けて活動されています。そんな木村大志さんをアンバサダーチームへお迎えできたことを誇りに思います」とコメント。

木村氏自身も「トレイルランニングを始めた頃から、愛用してきたパタゴニアと一緒に活動できることをとても光栄に思います。環境への配慮を大切にし、修理しながら長く使い続けるという理念に深く共感しています。パタゴニアのウェアやギアは、これまでのトレイルランニングのチャレンジを支えてくれました。これからも私の冒険や挑戦を支えてくれる欠かせない存在です。誰かの新たな一歩を踏み出すきっかけを作りだす、そんな活動をパタゴニアと続けていきたいと思います」と抱負と話しています。

木村氏の活動については、パタゴニアの公式ウェブサイトや「上高地から親不知までの48時間」「Door to Door:遊び場を拡げる冒険」などのストーリーページで詳しく紹介されています。
- 木村大志 インスタグラム アカウント https://www.instagram.com/h.kimura1211/
- パタゴニア ウェブサイト https://www.patagonia.jp/ambassadors/trail-running/hiroshi-kimura.html
- パタゴニア ストーリーズ
- 上高地から親不知までの48時間 https://www.patagonia.jp/stories/kamikochitooyashirazu/story-155149.html
- Door to Door:遊び場を拡げる冒険 https://www.patagonia.jp/stories/door-to-door/story-126721.html
(Source: パタゴニア)