日本初のUTMBワールドシリーズイベントとして開催が迫る「加賀スパトレイルエンデュランス100 by UTMB」(Kaga Spa Trail Endurance 100 by UTMB)が、タイで11月29日から12月7日に開催される「チェンマイ・タイランド by UTMB」(Chiang Mai Thailand by UTMB)とのパートナーシップ締結を発表しました。これにより、6月19-22日に開催される加賀スパの100Kと50Kの年代別優勝者などにチェンマイ大会の無償エントリー権が提供されます。
開催まで2週間と迫った加賀スパでは、UTMBワールドシリーズの大会として、すでに100Kと50Kの男女それぞれの総合上位三選手にUTMBワールドシリーズ・ファイナルのCCCとOCCへの有償でのダイレクトエントリー権が与えられることになっています。
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同じUTMBワールドシリーズの大会であるチェンマイとの新たなパートナーシップにより、100Kと50Kの男女それぞれ総合4位と5位の選手、そして各年代別カテゴリー(総合で5位までに入った選手を除く)の優勝者に、UTMBワールドシリーズのアジアパシフィック・メジャー大会である「チェンマイ・タイランド by UTMB」への無償エントリー権が贈られます。
加賀スパのレースディレクターの滝川次郎氏は、この提携について次のようにコメントしています。「これまで、UTMBワールドシリーズファイナルにチャレンジするためのハードルが高かった日本のトレイルランナーに、たくさんの経験とチャンスを掴んでいただけますように。また、何歳になっても高みを目指す勇気と楽しみを、多くの先輩同輩後輩に味わっていただけますように。」
チェンマイ側でも参加者に対して加賀スパへの参加権を提供する呼びかけが始まっています。UTMBワールドシリーズを通じてアジア全体のトレイルランニングカルチャーを盛り上げることを目指す取り組みとなります。
なお、チェンマイへの無償エントリー権を行使するには、加賀スパのレース終了後1週間以内に参加を表明する必要があると発表されています。詳細は加賀スパのレース前日のレースディレクターアップデートで説明される予定。すでに今年の「チェンマイ・タイランド by UTMB」にエントリー済みの方が対象となった場合、エントリー料の返金は行われません。
シャモニーで行われるUTMBワールドシリーズファイナルと並んで、チェンマイへの参加の機会が開かれることは、より多くのランナーにとって新たなモチベーションとなることが期待されます。















