DC Weekly 2025年9月17日 信越五岳、The Rut、Run Rabbit Run、丹後100k、富士クライムラン

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(Photo © 信越五岳トレイルランニングレース)

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先週末開催のイベント

9月11日(木) – 9月14日(日)

L’Infernal Trail des Vosges(200km, 130km, 100km, 70km, 30km, 15km)

フランス北東部ヴォージュ地方最大のトレイルイベント。200km/130km/100km/70km/30km/15kmなどの距離カテゴリーのレースに毎年7000人を超えるランナーが集まるという大会です。しかし、今回は週末の未明から発生した集中豪雨・暴風などの悪天候により、安全確保が困難なため、200km、130km、100kmの長距離のレースは日曜日の未明、午前4時半ごろに全面中止となりました。コース上にいた選手は全員「フィニッシャー」扱いとなり、以降は短距離種目のみが予定通り実施されました。リザルトはこちら

9月12日(木) – 9月15日(月)

Pirin Ultra(160km, 68km, 38km, 25km)

世界自然遺産にも登録されたブルガリアのピリン国立公園を舞台に開催される本格山岳ウルトラトレイル。リザルトはこちら

9月12日(金) – 9月14日(日)

Golden Ultra(88km(3ステージ), 44km(3ステージ))

カナディアン・ロッキーの一角で行われる3ステージ制のトレイルイベント。リザルトは大会ウェブサイトに掲載される見込みです。

The Rut Mountain Runs(50km, 28km, 21km, 11km, VK)

モンテナ州ビッグスカイリゾートで開催される山岳トレイルイベント。テクニカルな岩場の険しいトレイルとダイナミックな景色のコースに北米の有力トレイルランナーを集めて開催されました。全体のリザルトはこちら

初日の金曜日にはローンピーク Lone Peak の山頂を目指すバーティカルキロメーター、「Lone Peak VK」が開催されました。コースは距離約3.2kmで2,750フィート(約838m)を駆け上がります。男子はキャム・スミス Cam Smith (USA) が34分25秒で優勝しました。スミスは二週間後のスペイン・ピレネーで開催されるWMTRC世界選手権に米国代表として出場します。2位にはマイケル・ボードワン=ルソー Meikael Beaudoin-Rousseau (USA) が35分23秒、3位にはオーウェン・ライト Owen Wright (USA) が37分10秒でフィニッシュしました。

女子のVKレースでは、同じモンタナ州のボーズマン Bozeman 在住の選手たちが上位を独占しました。マケナ・モーリー Makena Morley (USA) が38分39秒という圧倒的なタイムで優勝、男女総合4位となる快挙でした。2位にはダニ・スタック Dani Stack (USA) が46分22秒、3位にはエリカ・フラワーズ Erika Flowers (USA) が47分19秒で続きました。

土曜日に行われた28kは、累積獲得標高8,000フィート(約2,438m)を超える距離27.4kmの山岳コースで行われました。賞金総額9,000ドルで、男女の優勝者にはそれぞれ3,000ドルの賞金が掛かったレースとなりました。女子は、昨年のこの大会の50k優勝、大会記録を更新したクレア・ローズ Klaire Rhodes (USA) が、レース序盤で先行していたマヤ・レイル Maya Rayle (USA) を捉え、3時間53分で優勝しました。レイルは3時間59分で2位、後半に順位を上げたリンゼイ・アリソン Lindsay Allison (USA) が4時間4分で表彰台へと続きました。

男子は前日のVKを制したキャム・スミス Cam Smith (USA) 、 ジャクソン・コール Jackson Cole (USA) 、 ジョーエン・デレオン Johen Deleon (USA) の3人がレース中盤まで集団を形成しました。しかし、ローンピークの山頂に到達する頃にスミスが抜け出し、そのままリードを守って3時間3分でフィニッシュ。VKに続く勝利となりました。コールが3時間7分で2位、デレオンが3時間16分で3位となりました。

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大会最終日の日曜日には50kが行われ、28kと同様に賞金総額9,000ドルをかけたレースとなりました。男子はアダム・ルーミス Adam Loomis (USA) がレース中盤でザック・ペリン Zach Perrin (USA) を引き離し、そのまま5時間13分で優勝。終盤に追い上げたペリンはわずか65秒差の5時間15分でフィニッシュして2位となりました。3位にはドイツから参戦したフロリアン・ウィンカー Florian Winker (GER) が5時間32分で入りました。

女子では初日のVKで3位だった エリカ・フラワーズ Erika Flowers (USA) がこの50kに出場。最初のチェックポイントをトップ通過するとリードをキープしたまま6時間30分で勝利を飾りました。2位には エミリーズ・フォン・アヴィス Emmiliese Von Avis (USA) が6時間41分、3位には ステラ・ジョンソン Stella Johnson (USA) が6時間50分で続きました。

9月12日(金) – 9月13日(土)

Run Rabbit Run(100mile, 50mile)

アメリカ・コロラド州のロッキー山脈のリゾート地、Steamboat Springsで開催されました。高額な賞金が提供されることで知られ、今年の賞金総額は85,000ドル以上、100マイルの男女優勝者にはそれぞれ20,000ドルが贈られました。

100マイルの男子はジェシー・リッチ Jesse Rich (USA) が17時間42分で優勝。リッチはこれまでもウルトラマラソンで数々の実績を残してきましたが、この日のレースでは下馬評を覆す見事な勝利となりました。2014年のRun Rabbit Run 50マイルで2位となった経験も持ちます。2位はジョン・ハリソン Jon Harrison (USA) が19時間06分、3位は2023年のLeadville 100 MileのチャンピオンであるJP・ギブリン JP Giblin (USA) が19時間20分で続きました。

100マイルの女子のレースは、ライリー・ブレイディ Riley Brady (USA) が20時間29分で優勝しました。レース序盤をリードしたメアリー・デンホルム Mary Denholm (USA) が悪天候の影響で中盤でリタイアすることになり、その後を20分差で追っていたブレイディがそのまま後続との差を広げて勝利しました。2位には21時間14分でベッカ・ブラムリー Becca Bramley (USA)、3位には21時間21分でマッケンドリー・ヒッコリー Mckendree Hickory (USA) が入りました。ブラムリーは昨年のこの大会の50マイルの優勝者です。リザルトはこちら

9月13日(土) – 9月15日(月)

信越五岳トレイルランニングレース(100mile, 110km)

新潟と長野の両県にまたがる信越高原エリアで今回で15回目となる大会が開催され、100マイルと110kmの二つのレースが行われました。序盤の斑尾山への登りのセクションで従来のコースが一部ショートカット、中盤の西野発電所吊り橋が損傷したことによる迂回路という変更がありましたが、コースの距離としては変更前とほぼ同じとなりました。

土曜日の18時30分にスタートした100マイルのレースはこの日の日付が変わるころから明け方まで断続的に強い雨が降り続けたほか、日曜日の日中も時折雨が降る厳しいコンディションの中で行われました。男子はレース序盤には2023年のこの大会の100マイルを制している小原将寿を先頭に、酒井亮児竹村直太が続くことになります。スタートから8時間半が過ぎ、池の平(79.3km)では小原の後続選手へのリードは50分以上となっていました。小原を追っていた酒井と竹村は並ぶようにして進んでいましたが、コース後半に入ると、竹村が徐々に遅れを取り始めます。大橋林道(130km)では後ろから追っていた白川裕登に3番手を譲ることになりました。一時は1時間を超えるリードを築いて盤石の勝利が見込まれた小原も最終盤には少し疲労が見え始めてペースダウン。その小原との差を徐々に酒井が縮めます。しかし、最後まで走り切った小原将寿が19:52で、二度目の優勝というタイトルを手にしました。24分差で酒井亮児 が2位、20:16でフィニッシュ。3位は白川裕登が20:37でフィニッシュしました。白川は4位5位となった昨年と同じく、後半に強さを発揮する展開でした。【訂正しました。2025.09.18】

100マイルの女子は荒井珠美がリードし、坂井真弓が続くというレースが序盤から最後まで続きました。今回が初めての信越五岳、100マイルレースも初めてという荒井は国立妙高青少年自然の家(61km)では2位の坂井に1時間以上の差をつけただけでなく、男女総合でも順位を上げていきました。後半に入ってもその勢いをキープした荒井は22:45、総合12位で鮮やかな勝利となりました。2位には坂井が26:20で続いて準優勝。3位は沼尾葉月で27:05でした。

日曜日の早朝5時30分にスタートした110kはスタート時点から大粒の雨の中を走ることになりました。男子は横内佑太朗がリードして始まりましたが、黒姫(40km)のエイドに入る直前にその横内に並んだのは長谷怜信でした。横内が黒姫でリタイアし、その後は長谷がリード、数分差で松本祥汰が追うという展開になります。長谷が好調をキープする一方、松本はやや遅れるように。そこで前半の眠りから目覚めたかのように昨年の100マイルのチャンピオン、長尾暁人が後半に入って先行する選手を抜き始め、91kmの戸隠スキー場では長谷に6分強の差で2位で到着。その後も長尾は長谷との差を縮めますが、長谷が逃げ切って12:20で勝利。長尾は69秒差まで長谷を追い詰めて12:21で準優勝。3位には松田博幸が12:43で続きました。

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110k女子は序盤に長野安那がリードしますが、黒姫(40km)には小谷奈穂が最初に到着。その後は単独リードで続く選手との差を広げ続けて、14:13で優勝。昨年もこの110kで優勝争いに加わりながらも終盤にペースを落として5位でしたが、今年は2位に1時間差をつけての勝利という快走ぶりでした。その小谷に続いて中盤には南條愛が2番手を走ります。しかし、昨年の110k優勝の山内菜摘が後半に入って加速。戸隠スキー場(91km)に2位で到着して、そのまま2位でフィニッシュ、タイムは15:13でした。3位は南條で15:32でした。

100mile 男子総合

  1. 小原将寿 Masatoshi OBARA 19:52:07
  2. 酒井亮児 Ryoji SAKAI 20:16:20
  3. 白川裕登 Yuto SHIRAKAWA 20:37:36
  4. 荒川純 Jun ARAKAWA 20:57:27
  5. 竹村直太 Naota TAKEMURA 21:02:41
  6. 澤柳匠 Takumi SAWAYANAGI 21:06:04
  7. 佐藤壮介 Sosuke SATO 21:18:29
  8. 板本章弘 Akihiro ITAMOTO 21:27:40
  9. 髙橋知彦 Tomohiko TAKAHASHI 21:45:03
  10. 宇都宮仁 Hitoshi UTSUNOMIYA 21:48:12

100mile 女子総合

  1. 荒井珠美 Tamami ARAI 22:45:32
  2. 坂井真弓 Mayumi SAKAI 26:20:00
  3. 沼尾葉月 Hazuki NUMAO 27:05:30
  4. 金原佳代子 Kayoko KANEHARA 27:26:24
  5. 浅井美奈子 Minako ASAI 27:36:19
  6. 市川理紗 Risa ICHIKAWA 27:56:35

110km 男子総合

  1. 長谷怜信 Ryoshin HASE 12:20:26
  2. 長尾暁人 Akito NAGAO 12:21:35
  3. 松田博幸 Hiroyuki MATSUDA 12:43:17
  4. 長谷川直紀 Naoki HASEGAWA 13:06:40
  5. 須田由太 Yuta SUDA 13:17:51
  6. 荻須創太 Sota OGISU 13:18:06
  7. 香川俊一 Toshikazu KAGAWA 13:18:13
  8. 松本祥汰 Shota MATSUMOTO 13:20:09
  9. 間野幸浩 Yukihiro MANO 13:22:09
  10. 石井克弥 Katsuya ISHII 13:28:11

110km 女子総合

  1. 小谷奈穂 Naho KOTANI 14:13:33
  2. 山内菜摘 Natsumi YAMAUCHI 15:13:40
  3. 南條愛 Ai NANJO 15:32:18
  4. 佐光菜々子 Nanako SAKO 16:01:51
  5. 杉田侑菜 Yuna SUGITA 16:13:38
  6. 佐川絵美 Emi SAGAWA 16:32:31
  7. 川名亜実 Tsugumi KAWANA 17:08:19
  8. 飯嶋桃子 Momoko IIJIMA 17:26:18
  9. 山崎鮎美 Ayumi YAMAZAKI 17:48:57
  10. 赤津杏奈 Anna AKATSU 17:55:54
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リザルト速報はこちら

9月13日(土) – 9月14日(日)

Pine to Palm 100

オレゴン州を南北に駆け抜ける100マイルのレース。起伏に富んだ道中で豊かな森と山々を満喫できる、アメリカ西海岸屈指のウルトラトレイルです。2010年から続いてきた大会ですが、今回が最終回となりました。男子のレースは、ダニエル・リンゲンフェルター Daniel Lingenfelter (USA) 、女子のレースはアニー・ベーレンド Annie Behrend (USA) が21時間36分というタイムで優勝しました。リザルトはこちら

9月13日(土)

DREI-Zinnenlauf(17km)

イタリアを代表する山岳エリア・ドロミテで開催される17kmの山岳ランニングレースです。男子はエリヤ・カマウ・カリウキ Elija Kamau KARIUKI (KEN) が1:30、女子はサラ・ボッタレッリ Sara BOTTARELLI (ITA) が1:50でそれぞれ今年の優勝者となりました。リザルトはこちら

17km Südtirol Drei Zinnen Alpine Run 男子

  1. エリヤ・カマウ・カリウキ Elija Kamau KARIUKI (KEN) 1:30:41.8
  2. ティッツィアーノ・モイア Tiziano MOIA (ITA) 1:31:20.8
  3. ジェームス・トゥオ・イルング James Thuo IRUNGU (KEN) 1:33:54.1
  4. トマーシュ・ファルニク Tomas FARINK (CZE) 1:34:45.3
  5. マルタン・アンタマッテン Martin ANTHAMATTEN (SUI) 1:35:36.8
  6. サミュエル・デメッツ Samuel DEMETZ (ITA) 1:36:17.6

17km Südtirol Drei Zinnen Alpine Run 女子

  1. サラ・ボッタレッリ Sara BOTTARELLI (ITA) 1:50:30.2
  2. アグネス・チュルチュルチェンタラー Agnes TSCHURTSCHENTHALER (ITA) 1:53:12.4
  3. セヴリーヌ・ペテルセン Severine PETERSEN (GER) 1:55:47.9
  4. アリアンナ・デル・ピノ Arianna DEL PINO (ITA) 1:56:50.9
  5. カタリーナ・エスワイン Katharina ESSWEIN (GER) 1:57:44.5
  6. シンタユ・キベボ Sintayehu KIBEBO (ETH) 1:58:01.1
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9月14日(日)

丹後100kmウルトラマラソン(100km, 60km)

丹後半島の美しい海岸線と里山を巡る国内屈指の100km・60kmウルトラマラソン。100kmでは冨高一成が7:32、丸一晃子が8:06で男子女子それぞれで優勝しました。60kmは竹中俊樹が3:53で男子優勝、廣川風佳が4:37で女子優勝という結果でした。リザルト速報はこちら

100km 男子

  1. 冨高一成 7:32:21
  2. 木本悠翔 7:50:14
  3. 新岡康久 7:51:11
  4. 松永良太 8:07:11
  5. 篠崎順亮 8:07:12
  6. 織田勝太 8:07:59

100km 女子

  1. 丸一晃子 8:06:35
  2. 栗山章子 9:23:50
  3. 渡邉千晴 9:25:39
  4. 加藤真奈美 9:51:40
  5. 若山明日香 10:12:21
  6. 木内和恵 10:19:37

60km 男子

  1. 竹中俊樹 3:53:39
  2. 瀬尾良平 4:15:15
  3. 宮垣浩平 4:24:38
  4. 平井智之 4:33:12
  5. 森正裕 4:34:11
  6. 久保田雄也 4:45:55

60km 女子

  1. 廣川風佳 4:37:03
  2. 深田望友 4:43:19
  3. 杉本有紀 5:18:45
  4. 脇田亜希子 5:35:37
  5. 安藤弘子 5:40:10
  6. 中村陽子 5:41:09

富士山クライムラン(12km)

富士山麓で開催される12kmの登山マラソン。来年7月末に開催される富士登山競走山頂コースの出場資格が得られる大会です。富士北麓公園から馬返しを経由して五合目でフィニッシュする12kmは前半は舗装路、後半がトレイルとなります。男子ではダニエル・ムイバキトニー Daniel MUIVA KITONYI (KEN)が優勝。3位には今年のサロマ湖100kで優勝したツェ・コクワイ Kok-Wai Tse 謝覺偉 (HKG)が入っています。女子は山頂コースの上位常連で今年7月も3位となった好士理恵子が優勝しました。リザルト速報はこちら

クライムラン男子総合

  1. ダニエル・ムイバキトニー Daniel MUIVA KITONYI (KEN) 1:05:53
  2. 中村直樹 1:12:46
  3. ツェ・コクワイ Kok-Wai Tse 謝覺偉 (HKG) 1:14:29
  4. 堂元和志 1:15:23
  5. 田中敏樹 1:15:56
  6. 塩田匠 1:16:04

クライムラン女子総合

  1. 好士理恵子 1:23:52
  2. 秋山美由 1:26:40
  3. 淺田千安芸 1:30:02
  4. 馬込千帆 1:35:32
  5. mameko 1:35:59
  6. 荻野真由 1:36:36

今週末開催のイベント

9月12日金曜日 – 9月21日日曜日

TORX(Tor des Geants, 330km, 450km, 130km, 100km, 30km)

世界的に有名な200マイルの山岳トレイルレース「Tor des Geants トル・デ・ジアン」を含む、330km/450km/130km/100km/30kmなどのレースが行われるトレイルランニング大会。アルプス山脈の壮大な自然と、時には横殴りの吹雪となることもある過酷なトレイルが特徴です。先週末にTOR450、TOR330がスタートしており、他のレースも今週中に相次いでスタートします。ライブストリーミングやライブブログ、通過速報などの情報は公式サイトの https://live.torxtrail.com/ で見ることができます。

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2025.09.07

9月18日木曜日 – 9月21日日曜日

Mammoth Trail Fest(50km、26km、ヒルクライム、1km)

アメリカ・カリフォルニアのマンモスレイクで行われる、地域と一体化したトレイルランの祭典。名峰シエラネバダ山脈の大自然を舞台に、50km等の本格トレイルから親子やキッズも楽しめる1kmラン、刺激的なヒルクライムレースまで多彩なカテゴリーを用意しています。レース以外にも音楽・フード・マーケット等のイベントが満載で、コミュニティの絆を深める雰囲気が人気です。

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Paraty Brasil by UTMB(108km、58km、34km、20km、7km)

ブラジル大西洋岸の世界遺産・パラチを舞台としたUTMBワールドシリーズの一戦。コースは熱帯雨林や歴史的なカミーニョ・ド・オウロの石畳道、豊かな自然公園を抜けて、ビーチからジャングル、山岳まで多彩な表情を楽しめます。108kmの長距離から初心者向け7kmまで設定され、家族や仲間との参加も可能。ゴール地点のパラチの旧市街では地元の大規模な歓迎ムードが広がります。

Wildstrubel by UTMB(113km、70km、53km、26km、10km)

スイス・アルペスの大自然を舞台に、ヴィルトシュトルーベル山塊を一周するドラマチックな大会です。スタート・ゴールは高原や湖畔のリゾート地で、コースはダイナミックな景観のなか天候変化やテクニカルな登り下りが絶え間なく続きます。国際色豊かな参加者や、スイスらしいホスピタリティも大きな魅力です。

Grindstone by UTMB(160km、100km、50km、21km)

アメリカ東部・バージニア州のアレゲーニー山脈で開催される伝統的な100マイルのウルトラマラソン。累積標高7,100m、厳しいアップダウンと予測不能な天候がレースを難しくしています。タフで孤独な山岳ルートは、完走するだけでも大きな達成感を味わえます。UTMBワールドシリーズの一部として世界レベルのアスリートも参戦しますが、地元コミュニティのサポートも手厚く、温かい雰囲気が特徴です。

9月19日金曜日 – 9月21日日曜日

Julian Alps Trail Run by UTMB(124km、80km、50km、25km、15km、10km)

スロベニアのトリグラフ国立公園で開催される、ユリアンアルプスを満喫するビッグレース。森林、湖、山岳牧草地など多彩な環境の中を縦横無尽に駆け抜けます。スロベニアならではの素朴なホスピタリティや、家族連れが多く参加することも特徴です。ヨーロッパのトレイル文化を学び体感できる注目イベントです。

Ultra Spirit(3日間トリオ、100km)

フランスのレジェンドトレイルランナー、フランソワ・デンヌが主催する新たなかたちの体験型トレイルイベントです。参加者は3人1組のチームで、順位や記録は争わずコースの探検と仲間との冒険を楽しみます。壮麗なボーフォール山塊の自然を感じながら、キャンプや未知のミッションをクリアしていく3日間は、競争社会からの解放や自然との一体感、アウトドアの本質を再発見できるイベントです。

9月19日金曜日 – 9月20日土曜日

Vietnam Mountain Marathon(100マイル、100km、70km、42km、21km、10km)

ベトナム北部サパ地域の山岳地帯で開催。棚田や山岳少数民族の村を抜けるコースは異文化体験と大自然の絶景の連続です。距離設定も幅広く、アジア最大級の規模を誇ります。地域貢献活動や環境保全の取り組みにも積極的。多国籍のランナーが集い、アジアに根ざした独特の熱気と親しみやすさが魅力の大会です。World Trail Majorsの大会です。

9月20日土曜日 – 9月21日日曜日

上州武尊山スカイビュートレイル(130km、80km)

群馬県の川場村を拠点に開催され、武尊山の急峻でテクニカルな山岳地形を駆け抜ける日本有数のロングトレイルレース。累積標高差も大きく、国内屈指の難度を誇ります。豊かな自然と変化に富んだセクションが続き、完走を目指す選手には強靭な体力と精神力が求められます。応援やサポートも充実した、ランナー同士の絆が強まる大会です。

Olla de Núria(21.5km)

スペイン・カタルーニャ州ヌリア渓谷で行われる、国内外で愛される伝統的な山岳レースです。距離は短めながら、テクニカルな急登と厳しい下りが続き完走の達成感が大きいと評判です。

Pikes Peak Ascent & Marathon

アメリカ・コロラド州、標高4,300m近い「パイクスピーク」の頂まで駆け上がる歴史と伝統ある山岳マラソン。アセント(登りのみ)とマラソン(頂上往復)の2種目があり、高地・酸素薄の極限環境での戦いが続きます。息を呑むような山岳絶景と、過酷な条件との闘いが魅力です。世界中のエリートが集結する、山岳ランナー憧れのレースです。

9月20日土曜日

Skyline Scotland(100km、42km、29km、12km、5kmなど)

スコットランド・ハイランド地方で開催されるヨーロッパ屈指の山岳ランニングフェス。昨年は準備期間として開催されなかった大会が、新たに戻ってきました。岩稜と荒野、気まぐれな天候のなかテクニカルな路面が続くコースから、走れるコースのレースまで、バリエーション豊かな距離設定で開催されます。

IMTUF (Idaho) 100

米国アイダホ州の山岳地帯を舞台にした100マイルウルトラマラソン。過酷な標高差・テクニカルなトレイル・変わりやすい山の天候が、経験豊富なウルトラランナーにも大きなチャレンジとなるレースです。補給ポイントが限られ、参加者の自己完結力とサバイバル精神が試されます。

富士山麓トレイルラン(18km/9.5km)

山梨県の富士北麓、雄大な富士山の裾野で行われるトレイルラン。初心者やファミリーでも気軽に参加できる距離設定が魅力。コースは森林や草原、湖畔、火山礫地など変化に富み、晴天時には圧巻の富士山ビューが広がります。地域の温もりあるサポートや地元食材のふるまいも人気の大会です。

Bryce Canyon Ultra(50マイル、60km、50km、30km)

アメリカ・ユタ州のブライスキャニオン国立公園近くで開催されるウルトラトレイル。フードゥーと呼ばれる奇岩群や壮大な渓谷を縫う変化に富んだコースが待っています。過酷な地形と美しい絶景が調和した大会で非日常の冒険気分を味わえます。

Chiltern Wonderland 50

イギリス・ロンドン近郊のチルターン丘陵地域を舞台にした50マイルのトレイルレース。美しい古代林や田園風景をループ状に巡るコースで、ブリティッシュカントリーの魅力を堪能できます。

Grigne Skymarathon(42km)

イタリア・ロンバルディア州グリーニャ山塊を舞台にしたテクニカルなスカイマラソン。標高差が大きく、荒々しい岩陵帯や尾根歩きが続くスリリングなコースが魅力で、Merrell Skyrunner World Seriesのシリーズ戦の一つです。

9月21日日曜日 – 9月27日土曜日

Grand to Grand Ultra(275km、6ステージ)

アメリカのグランドキャニオンからグランドステアケースエスカランテまで約275kmを6ステージで走破する過酷な自己完結型ウルトラマラソン。ランナーは全日程分の食料・装備を背負いきり、乾燥した砂漠地帯や標高差の大きいセクションに挑みます。

9月21日日曜日

仙台泉ヶ岳トレイルラン(25km、17km、12km)

仙台市北部、四季折々の自然に恵まれた泉ヶ岳で開催される大会。低山ながら多彩なトレイルセクションを楽しめ、初心者からベテランまで幅広く楽しめるコース設定です。

筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会(70km/45km/25km)

茨城県・筑波連山を中心に、日本の里山景観とトレイルの両方を満喫できるユニークな大会。ロードから山岳へと変化するコースが売りで、脚力気力ともに試される大会です。地元石岡市の観光や特産品も楽しめ、1日で複数の魅力を味わえる大会です。

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