DC Weekly 2024年3月11日 スカイスノー世界選手権、小江戸大江戸、Trail du Ventoux、大山登山マラソン

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真はスカイスノー世界選手権のクラシックで優勝したマルタン・ニルソン Martin Nilsson。Photo ©DamianoBenedettoPhoto)

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先週末開催のイベント

3月8日金曜日 – 9日土曜日

SkySnow World Championships 2024

イタリア北東部のタルヴィージオ Tarvisio で2022年のスペインでの大会に続く2度目のスカイスノーの世界選手権が開催されました。スカイスノー競技は高所の雪上でシューズにマイクロクランポンを装着して走るというスポーツでISF(国際スカイランニング連盟)が普及に取り組んでいます。初日の3.6kmで974mの標高差を駆け上るバーティカル種目と二日目の15.4kmのコースで累積獲得高度 515mD+のクラシック種目が行われました。女子ではオリエンテーリングの世界トップクラスのアスリートで、2018年スカイランニング世界選手権金メダリストであるトーベ・アレクサンデルソン Tove ALEXANDERSSON (SWE) が両競技ともに首位を獲得、ポイントの合算で競うコンバインドと合わせて三冠に輝きました。男子は地元のアスリートでスカイランナーワールドシリーズでは2015年、16年のチャンピオンとして知られるタデイ・ピヴィック Tadei PIVK (ITA)がバーティカルを、スウェーデンのマルタン・ニルソン Martin Nilsson (SWE) がクラシックで金メダルを獲得。両種目で銀メダルのルカ・デルペロ Luca DEL PERO (ITA)がコンバインドのチャンピオンとなりました。リザルトはこちら。 当サイトでは初日二日目のそれぞれのリザルトを、日本代表チームの結果と合わせて速報しています。

3月9日土曜日 – 10日日曜日

小江戸大江戸200k

埼玉県の川越と東京を結ぶウルトラマラソンのイベントは、最も多くのランナーが参加した200km(リザルト)で、大高圭太が22:56で男子優勝、荒井秀次が23:49、袴田訓史が23:54で続いてフィニッシュしました。女子は総合7位の25:05で向山由美子が優勝、高橋裕子が25:35で2位、佐藤真琴が26:21で3位に。260km(リザルト)は吉田幸徳が29:00で昨年に続いて連覇し、昨年の自身のタイムを53分上回りました。2021年の200kmのチャンピオン、仲田光穂が31:57で女子優勝。230km(リザルト)は杉本大治が26:47、長谷川玲子が34:00、90km(リザルト)は颯田洋平が8:20、堤智美が8:48、ナイトラン115km(リザルト)は石川貴哉が13:35、飯塚直美が13:54でそれぞれ男子、女子のレースを制しました。

宮古島ウルトラトラックレース (24h, 12h, 6h)

沖縄県、宮古島市陸上競技場で開催。2025年のIAU24時間世界選手権(フランス・アルビ)に向けた選考におけるボーナスポイント獲得対象大会でした。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

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DC Weekly 2022年5月23日 彩の国、比叡山 、柴又、野辺山

Trail du Ventoux (75k, 46k, 29k, 15k)

フランス南部のベドアンを拠点にバントゥー山で開催されるトレイルランニング大会。荒天のため75kmのコースは52kmに、46kmのコースは37kmに短縮されました。コースは例年以上に雪の残る中での大会開催でした。46kmのレースではトマ・カルダン Thomas Cardinが3:30で男子優勝、ティボー・ガリビエ Thibaut Garrivierが29秒差の3:30で2位、3位は3:37でロイク・ロラン Loic Rollandでした。女子はアデリーヌ・マルタン Adeline Martin が3:57で優勝、2位にマリーヌ・キンタール Marine Quintardが4:11、3位はサビーヌ・アーストロム Sabine Ehrstromで4:17 でした。リザルトはこちら

3月9日土曜日

神戸六甲縦走トレイルラン(38k)

神戸市。須磨浦公園から六甲全山縦走路で開催されました。男子は橋本英典が4:29で優勝、松井涼が5:11で準優勝、3位は瀧浦証平で5:14。女子は鶴岡章子が6:38で優勝、太田新菜が7:19、小林郁が7:28で続きました。リザルトはこちら

3月10日日曜日

茨城100kウルトラマラソンin鹿行

茨城県行方市北浦公民館をメイン会場に北浦湖畔のコースで行われるロードの100kmウルトラマラソン。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

大山登山マラソン(9k)

神奈川県伊勢原市。大山阿夫利神社下社までの標高差650m、約9kmのコースで39回目の大会が開催されました。リザルトは年代別となっていますが、男子の全体で見るとタッチの差を制して階段登りのステアクライミングの世界的アスリートの渡辺良治宮原徹を制して首位でフィニッシュ。2人ともに計測タイムは40:40でした。男子の3番目は田村健人で41:38でした。女子の同様に全体で池神悠希が50:01で首位、小川咲絵が50:46で2番目、鮒子田麻衣が55:04で3番目でした。リザルト速報はこちら

トレイルランナーズカップ奈良(8.38k, 4.19k)

奈良公園(奈良市)で開催。8kmでは寺畑泰弘が33:10、福山ひらが41:55で男女それぞれで優勝。リザルトはこちら

今週末開催のイベント

3月15日金曜日 – 17日日曜日

Dalat Ultra Trail (112km, 75km, 55km, 25km, 15km, 5km)

ベトナムの高原リゾート都市、ダラットで開催される大会です。

3月16日土曜日

Eco Trail Paris (80k, 45k, 30k, 18k, 10k)

フランス・パリの公園や森をつなぐコースで、2008年から続く都市型トレイルランニングイベントです。

これも読む
DC Weekly 2022年6月13日 奥信濃100、テイネ、マウント湯沢、嬬恋スカイラン、成木の森、飛騨高山

Lantau Trail 70(70km)

香港・ランタオ島で開催の70kmのトレイルランニングイベントです。

Sierra Madre Trail Ultra (75k)

フィリピン・マニラ近郊のリサール山地で行われる距離75km、累積4200mD+のコースで行われる大会で、Asia Trail Masterのシリーズ戦です。

3月17日日曜日

おんじゅくオーシャントレイル(16km, 5km)

千葉県・御宿で開催。温暖な海辺の町のコースは砂浜や浜辺の集落を通ります。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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