[DC] 初めての海外レースの手応えは? 上田瑠偉/Ruy Uedaさんのショーン・オブライアン/Sean O’Brien 100km レースレポート

Ruy Ueda Sean OBrien
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【編者より・当サイトの2014年トレイルランナー・オブ・ザ・イヤー上田瑠偉/さんは大学の休みを利用して現在、アメリカ・サンフランシスコに語学留学中。その上田さんが、Montrail Ultra Cupのシリーズ戦の一つとして2月7日(土)にカリフォルニア・ロスアンゼルス近郊で開催されたトレイルランニングレース、Sean O’Brienの100kmに出場し、5位となりました。予想外の脱水症状に苦しみながら完走した初めての海外レースのレースレポートを当サイトに寄稿していただきました。】

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レース当日まで

12月、1月はアルバイトやテストで忙しく、十分な練習は積めていませんでした。また、1月25日に行われた奥むさし駅伝に出場後、左の内転筋に強い張りがあり、練習をおさえていました。

2月1日からサンフランシスコへ語学留学に入り、レース直前の一週間は2度練習しただけでしたが、坂が多く、レースをイメージして練習ができてよかったです。

前日、授業を終えサンフランシスコからロサンゼルスに飛ぶ際に、フライトが約3時間遅れ、ホテルにチェックインしたのは23時。レース当日は2時に起きたので2時間ほどしか寝ることができませんでした。

いよいよレース当日

100㎞のカテゴリーの選手は160人ほどだと聞いていましたが、リザルトを見ると半分近くがリタイアまたはDNSでした。

4ヶ所にドロップバックを預けることができるのですが、そのうちの2ヶ所(13マイル、49.5マイル)にジェルを入れたバックを預けることにしました。エイドステーションも多く、天気もそれほどよくなく、気温も上がらないと思い、スタート時はポケットに携帯コップを入れるのみで、補給食や飲み物は持たずに朝5時にスタート。

スタートして直後はカーブの多いシングルトラック。約1マイルほどで川渡り。約2マイル地点で広い道に出てから最初のエイド(6.5マイル)まではひたすら登りでした。この時点で先頭はこの日優勝したライアン・スミス/Ryan Smithと私の二人。

一つ目のドロップバックのあるエイド(13マイル)までは下り坂のシングルトラック。カーブが多く、エイド直前で右足首を激しく捻りました。バキッという音がしたので、残りの距離を考えると不安でしたが、走っていて痛みは感じず。このエイドでバックを受け取り3マイルほど走ると、100㎞のカテゴリーだけがループするルートに入ります。

そこから先頭集団が三人になり、次の2ヶ所目のドロップバックを受け取れるエイド(22.7マイル)まで永遠と登り、永遠と下るようなコース。

下りきったところにあるエイドに着くと、脚を使いすぎていてふらふらに。次のセクションも永遠と登るのですが、エイドを出てすぐに先頭集団から離れ、単独3位に後退。そこからの登りで脱水になり、何度も歩いたり止まったりしているうちに3~4人に抜かれてしまいました。このあとのすべてのエイドで座って休んだりと時間をかけて休み、必ず完走するプランに変更です。

ループを終える頃には雨が降り始めました。また、ループを終えて最初のエイド(42.9マイル)に戻ってきたときにはかなり回復し、13.1マイルかけて最後のドロップバックを受け取れるエイドまで往復してくる間に10位から6位まで浮上。再度脱水になりしばらく休んでいると、また10位くらいまで順位が落ちていましたが、残り約6マイルは下りなのでラストスパート。最終的には5位でフィニッシュしました。

Ruy Ueda Eric Sean O'Brien

Sean O’Brien 100kを完走したばかりの上田瑠偉/Ruy Uedaさん(左)。隣はアメリカ・カリフォルニアでトレイルランニングのポッドキャスト、ウェブサイトとして有名なultrarunnerpodcast.comのEric Schranz氏。日本の若きトレイルランナーのガッツある走りが気にいった様子。Photo courtesy of Makiko Yamashita

トップとは62分差もあり、悔しかったですが、練習不足や調整ミスを無くせばもっと上位を狙えるとは思います。しかし、ハセツネで勝ったときのコンディションでもあの走れるコースに対応できるかはわかりません。ロードのウルトラが強い人が勝つのも頷けるコースでした。

コース上に木の根は全くなく、一枚岩か砂利か土の道でした。22.7マイルのエイドの前のピークからはマリブビーチが見渡せましたし、他にも倒木がハート型に掘られていたりしました。

3月末にオレゴン州でGorge Waterfall 100kを予定しているので、リベンジしたいと思います。また、今回現地の情報をくださったり、サポートしてくださったYamashitaさん、Moritaさん、ありがとうございました!

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