3連休だが、土曜日と日曜日はトレイルランナー鏑木毅さんのトレラン紀行のため、群馬県は西上州へ。そう、神流マウンテンラン&ウォークが行われた神流町だ。
トレラン紀行は昨年の7月から毎回参加している。昨年の12月から鎌倉・OSJでのトレランセミナーに参加するようになって、鏑木さんからトレーニングやテクニックについて教えを受ける機会は増えた。それでもトレラン紀行に参加するのは、トレイルランを通じて各地のトレイルを楽しむという旅の要素があるから。レースで自分を追い込み、限界に挑戦する、というだけではなくトレイルを駆け抜けること自体、そして駆け抜けることで様々な山の姿、麓の街の姿を見聞して楽しむ、ということに力を入れたいと思っており、このあたりの関心に重なるのがこのトレラン紀行というわけだ。
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土曜日は高崎駅から本日の宿となるみかぼ高原荘さんの送迎バスで神流町へ向かう。いつもの男塾・乙女塾の皆様、初めて参加される方と一緒に1時間半ほどバスに揺られる。ちなみに神流町に向かう上で唯一憂鬱なのが神流町に向かう十国峠街道の曲がりくねった道でいつも多少の乗り物酔い状態になってしまう。
みかぼ高原荘につくと、20名くらいの皆様が集合。自己紹介、スタッフの皆様の紹介があって、早速本日のトレイルへ。バスで移動して、途中で万場の昔からの蔵を生かした懐かしの道具を並べたギャラリー的なもの、恐竜の足跡!の化石、「おおまらさま」を奉る集落などを見学。
登山口から志賀坂峠から諏訪山を登るコースを走る。この日は暖かくて天気もよく、気持ちよく登っていくが、標高1000mあたりからは雪が残っている。途中で鏑木さんの登り下りのテクニックのレクチャーなどを挟みながら山頂へ。西上州の山が見渡せる。あとで地図をみていて気づいたが、諏訪山の南側には両神山が続いている。この西上州から奥武蔵の山域は高度はさほどでないのに岩峰が続いたり、踏み跡が明確でないコースがあったりと非常に玄人好みの楽しげなエリア。
結局6キロちょっとを走ってみかぼ高原荘に戻る。途中、道の駅で地元のお菓子「じりやき」を買ってほおばる。
少々走り足りないので、みかぼ高原荘から近くの藪のようなトレイルを目指して走る。古くからの古道だが最近はあまり歩かれてない様子。神流のレースのために鏑木さんがルート調査のために何度も走った道だとか。行き帰りの急坂の車道もできるだけ走るようにして結局7キロちょっと。
夜はみかぼ高原荘で食事と懇親会。そこに特別ゲスト、横山忠男さん登場。横山さんは各種のレースで上位に食い込む実力派。最近ではキナバルクライマソンでの3位入賞、神流マウンテンラン&ウォーク優勝など。鏑木さんとは同じ群馬県出身でともにトレーニングを重ねてきたとのこと。独自のトレーニングの仕方など、とても面白い話。
だが、多少アルコールが入って、朝が早かったせいか、懇親会の後半は寝てしまったのだった。