[編者より:1月19日土曜日に香港で開催された100kmのトレイルランニングレース、Vibram HK100。日本からの参加者では仁科昌憲(そうけん)さんが12時間00分の総合14位でフィニッシュしたことは当サイトでもお伝えしたとおり、その仁科さんより、レースレポートが届いたので以下お送りします。写真は本人によるものと香港をベースとするトレイルランを中心に写真やビデオを撮影しているLloyd Belcher氏の許諾を得たものです。(岩佐)]
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昨年、Noraさんやジョリーさん、バンビさんが出走していた香港100k。今年はエントリー総数1,225名で日本人は54名だったらしい!?
すぽるちばの皆さんと香港遠征。前日受付した後、UTMBの抽選結果を見るとなんと落選。。。今年メインのレースにと楽しみにしていただけにかなりショックで前夜祭は小籠包と紹興酒。
1/19日(土)レース当日。スタートラインはハセツネみたいに16時間以内、20時間以内などと幟が立ってた。すぽるちばメンバーで皆16時間以内完走を目標に、私は前の方に並ぶ。スタート時間8:00を過ぎてもまだアナウンスしていて、8:01-02頃にスタート。
前に付いていったら、これハーフじゃないの⁉って思う位ペースが速い。。。レースは4A・45キロ以降の後半で累積を稼ぐようなな高低表だったから、後半まで足を残して行こうと思っていたのに序盤からハイペース。
香港のトレイルはガレ場や稜線上以外は舗装されていたり石段で出来ていて、かなり足にくる。前半4A・45キロ辺りまではキリアンスタイルでレイドライト背負った白人ランナー、テクニカのランナー、Thomas Lamさん達と前後しながら進み、稜線に出てからはビブラムの白人ランナー、Thomas Lamさんとパックで良いペースで上げていった。
7A・73キロ地点を過ぎた辺りでコース上のトイレに行ってからは1人になっちゃってペースが落ちちゃった。。。9A・90キロでサロモンの女子トップ(編者注・Hong KongのClair Price。彼女のレポートこちらで読める。)に追いつかれていて、ここだけは負けられないとストックの音が聞こえると頑張って引き離す展開。
ピークの大帽山を過ぎて下りのラスト2キロ辺りで、ライトを消して仕掛けてきた彼女に千切られちゃった。。。スタートが1、2分過ぎていたこともあり、サブ12が出来たかなと思っていたけど、ゴール後タイムを確認すると12:00:27。
終盤、へなちょこで不甲斐無い結果になったけど、香港は楽しかった。不調になっても落とすことなく、最後まで押して行けるようになりたい。
コースは香港を東から西に行くワンウェイでオックスファムトレイルウォーカーとほぼ同様らしい!?前半の4A・45キロ辺りまでは海岸線やビーチ。稜線に一度出て、6A・65キロからは六甲山みたいに左手に香港の高層ビルが望め、8A・83キロ辺りで日没になって香港の夜景、9A・90キロから稜線にでてピークの大帽山957mとコースの景色が良かった。
コース上に犬や牛、猿なんかもいてびっくり。エイドやスタッフ、参加賞・完走賞も充実していて本当に良い大会だった。ご一緒したメンバーや関係者の皆さん、有難うございました。機会があったらまた皆で海外遠征したい。
「Vibram® Hong Kong 100 Ultra Trail Race」 100キロ 12:00:27 総合14位 Gold Award
詳しくは以下、参照して下さい。
Andreさんのレースレポート
2013 Vibram Hong Kong 100 race report – The rise of ultra-marathons in Asia « Ultra168
のりさんの「香港100kレースを振返って」
香港100kレースを振返って | トレラン大好き | スポーツナビ+
2013Vibram香港100kのムービー