【編者より:カナディアンロッキーのふもとの町、アルバータ州・グランドキャッシュ/Grand Cacheで例年8月初めの週末に開催される125kmのトレイルランニング・レース、Canadian Death Race。今年参加した小林大允さんのレースレポートの最終回。レース後の表彰式の雰囲気や疲れを癒すための食事ぶりをご覧ください。】
(追記:本文の前の「その2」の記事へのリンクを修正しました。)
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- [DC] Canadian Death Race・海外レースレポート・町を挙げてのビッグイベントをユルく楽しむ(その1)
- [DC] Canadian Death Race・海外レースレポート・町を挙げてのビッグイベントをユルく楽しむ(その2)
6日目:8月5日(月)Award Ceremony
Arenaにて8:30からAwards Breakfast。
会場入りすると見知らぬ兄ちゃんが駆け寄ってきて、「完走出来たか?」と声をかけてくれる。
Ambler Stationでエイドスタッフをしてくれた人で、
あの時、寒さにやられていたのが心配だったようだ。
完走した事と感謝を伝えるとまたどこかへ消えてしまった。
Awards Breakfastで完走証をもらえるが、ソロとリレーの扱いがここでも違った。
事前に完走経験者がステージ前に列をつくり、今年のソロ完走者の名前が呼ばる。
この列の人全員と握手をしていき、最後尾までいったら握手で迎える。
いい大会だなとつくづく思った瞬間。
これが完走証。
これでCanadian Death Raceは終わる。
最後の最後まで、Grande Cache住人もボランティアも参加者と一緒にレースを盛り上げている感じが強かった。
全体的にめちゃくちゃ社交的すぎる。
ここの住人が年に一度のこの数日間を愉しんでいるのだろう。
日本のトレイルランニングの大会で会場の雰囲気が近いと言えば、神流かもしれない。
ただ、そもそも参加者のレースへの愉しみ方が全く違う気がしたので全体的な印象は比較にならないが。
その後、また寄り道を繰り返しながらEdmonton方向にクルマを走らせる。
今夜の宿泊地はEdmonton郊外のキャンプ場。
酒飲んでのんびり過ごす。
7日目:8月7日(火)アメリカン・フードの日
濃霧の中、Edmontonへ。
マクドナルドのソーセージエッグマフィン食べたり、
アウトドアショップTRACK’N TRAILをのぞいてみたり、
昼飯食べたり、
アイス食べたり、
また、ウェンディーズで食べたり、
Hiroshige Watanabeさんと最後の夕食を食べたり、
モーテルで酒飲んだりと、のんびりした一日を過ごした。
8日目:8月8日(水)帰国
レンタカーをEdmonton空港で無事返却。
またハンバーガー食べて、
サンドイッチ食べて、
機内食おかわりして、
機内でビール5本くらい飲んで成田に到着。
「Angeles Crest 100 mile endurance run」に出場していた友人ジロ氏とターミナルで合流。
その後、そのまま会社に向かい仕事を終わらせ無事に帰宅。
今回のレースに関しては、CDRに出走&完走だけが目的ではなく、旅そのものを自由気ままに愉しむことが目的だったので目的達成したと思っている。
肝心の英語に関しては苦労する時もあったが何とかノリでいけた。
次回も海外レースを一人で行きたいか?と聞かれたら喜んで行きたいと答えるだろう。
Grande Cacheは日本からかなり遠い所だったが、またいつかこのレースに出てみたいと思う。
他の海外レースにも出たい願望が強いのでちょっと先の話になりそうだが。
文・写真 小林 大允(こばやしひろまさ)
トレーニング大っ嫌いで酒タバコを好む生粋?の不真面目トレイルランナー。
信越五岳トレイルランニングレース2011(18:46:35)で長距離レースの奥深さにハマり、信越五岳トレイルランニングレース2012(16:12:08)やIZU TRAIL Journey2013(9:28:47)、ULTRA-TRAIL Mt.FUJI2013(DNF)、OSJおんたけウルトラトレイル100K2013(14:06:26)などに出場。
RUN OR DIE!!