ロード、トレイルのウルトラマラソンの国際競技団体であるIAU(国際ウルトラランナーズ協会)が選ぶ2013年のAthlete of the Yearに日本のウルトラランナー・工藤真実/Mami Kudoさんが選ばれました。工藤さんの受賞は昨年に続き2回目となります。
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工藤真美さんは昨年5月にオランダで開催された24時間走世界選手権(IAU 24 Hour World Championships)を252.205kmで優勝、ロードでの世界記録を更新しています。工藤さんは現在24時間走(トラック)の世界記録(254.425km)、48時間走(ロード)の世界記録(368.687km)保持者でもあります。
Athlete of the Yearの選考はIAUの公認レースに出場した選手から、目覚ましい成績を上げた選手をIAUがノミネートし、IAU評議会メンバーと各国競技団体が投票するというプロセスを経て選ばれます。工藤さんは投票の46.5%を得てAthlete of the Yearに選出されました。投票数では昨年のIAUトレイル世界選手権(7月6日にイギリス・ウェールズで開催)で優勝したフランスのナタリー・マクレア/Nathalie Mauclairが19.3%で続きました。ナタリーは昨年のGrand Raid Reunion / Le Diagonale des Fousでも優勝しています。
男子では同じく24時間走世界選手権を269.675kmで優勝したジョン・オルセン/Jon Olsen(アメリカ)が受賞しました。投票数では12時間走で世界記録を更新(163.600km、Desert Solsticeにて)したザック・ビター/Zach Bitter(アメリカ)が続きました。
- IAUの公式サイト
- Olsen and Kudo take the honours at the IAU 24 Hour World Championships | iaaf.org(昨年5月のオランダでの24時間走世界選手権大会での工藤さんの活躍を伝える国際陸連のレポート)
- 工藤真実選手2012 IAUアスリート・オブ・ザ・イヤーに選出:JUA(日本ウルトラランナーズ協会)