週末の8月25日(金)に行われた、富士登山競走/Fuji Mountain Raceで昨年に続いて二連覇を達成した松本大 / Dai Matsumotoさん(Salomon)に話しを聞きました。
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富士登山競走で二回連続の優勝は近年少なく、最近では松本さんが師と仰ぐ鏑木毅さん(2002年と2003年)に遡ります。そして、今回の松本さんの優勝タイム(2時間47分45秒)は鏑木さんのベストタイム(2003年の2時間47分57秒)をわずかに上回りました。
そんな話しを松本大さんにしてみましたが、今年は6月のスカイランニング世界選手権に向けて調整していたため、今回の富士登山競走ではコンディションは万全ではなかったといいます。
レースの展開については、序盤のロード区間では先行するランナーが思ったより慎重だったため、予想より早く五合目で先頭集団に追いつけたとのこと。しかし、脚の動きは思った程でなく、今回はタイムよりも優勝を狙うことに作戦を切り替え。結果、八合目を過ぎてからも加藤聡、加藤淳一と接戦となりましたが、最後の頂上への登りで一気に勝負をかけて勝つことができたとのこと。接戦を制する経験ができたのは自身になったと話してくれました。
次の目標は8月に開催されるOSJおんたけスカイレース。来年の富士登山競走については、他のレースとの兼ね合いから出場を見送るかも、とのことですが、「2時間45分切りを目指してまた富士登山競走を走りたい」と話してくれました。
松本大さんとのインタビューを以下でご覧ください。インタビューの前にフィニッシュの模様と僅差で続いた準優勝の加藤聡/Satoshi Katoさんと互いの健闘をたたえる様子もご覧いただけます。
松本大 / Dai Matsumoto 富士登山競走 / Fuji Mountain Race 2014 男子優勝インタビュー – YouTube