[DC] トレイルランニングの個人・大会でのルールのほか、アンケートやパブリックコメントにも注目 東京都が自然公園利用ルールを発表

昨年11月に案が公表され、パブリックコメントが募集されていた「東京都自然公園利用ルール」を東京都環境局が公表しました。

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このルールは東京都内にある奥多摩、高尾などの自然公園について、その利用形態が多様化するなかで利用者が互いに気持ちよく楽しむことを目的として東京都環境局が幅広い調査や意見交換の場を持ちながらまとめたものです。

特に、「利用形態の多様化」の中でも最近注目されるトレイルランニングについてどのようなルールが設けられるかがファンの間で注目されていました。

東京都環境局が公表した「東京都自然公園利用ルール」

東京都環境局が公表した「東京都自然公園利用ルール」

主な内容は11月に公表された案(当サイト紹介記事)から変わっていませんが、案との比較では次のような点が注目されます。

  • 個人利用のルールの中では、トレッキングポールにゴムキャップをつけるなどトレイル上の自然や設備を傷めないことが追記されています。
  • マウンテンバイクの利用について、原則禁止となっていたところから、歩行目的で整備されていることを前提に状況に応じて乗り入れを控えるとの趣旨で記述が追加されました。
  • 大会主催に際してのルールについては、「100名以上」の大会を対象としつつもそれより小規模のイベントであってもこのルールに準じた事前調整を行うこと、ロゲイニング、アドベンチャーレースなどもこのルールに準じること、マウンテンバイクの大会は行わないこと、が追記されました。

このほかにも合わせて公表された高尾山などでのアンケート調査ではハイカーの4割程度がトレイルランナーを危険、邪魔と感じているとの結果が示されました。また、トレイルランニングを始めたきっかけとしてはロードなどのランニング(83%)が登山(36%)を大きく上回ることもわかりました。また、環境保全のためにトレイルランニング大会の参加料が上がることについては、トレイルランナーの93%がやむを得ないと答えていることも注目されます。

このほか、パブリックコメントの要約の中では様々なコメントとそれに対する見解がまとめられています。そのなかで環境局側からはこの利用ルールについて「条例や規則で規制化することを目的とするものではありません。各人の心がけのポイントを明示するものです」と趣旨が説明されています。

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