東海自然歩道(約1000km)の最速走破記録(FKT) に挑戦する石川弘樹 / Hiroki Ishikawaのスタートから13日目となった5月19日(木)。揖斐川町日坂をスタートして養老町沢田まで、岐阜県の西濃エリアで68kmを走りました。今回のFKTが始まって1日の距離としては最長です。累計距離は約712kmとなりました。
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この日の石川さんは揖斐高原への入り口となる揖斐川町日坂をスタート。東海自然歩道の本来のルートの迂回路となる舗装路で揖斐川町春日まで南下。ここからは東に進んで平地に出て、山裾をたどるように池田町、垂井町、関ヶ原町と進みます。関ヶ原からは南に向かってJR東海道線、名神高速を渡って松尾山(293m)に登ります。この辺りで東京・高尾のスタートからの累計距離が700kmを超えたとのこと。関ヶ原町から養老町に入ったあたり、午後8時近くになってようやく1日を終えました。この日もスタートから30kmくらいのところからTeam montrailの中川政寿さんが石川さんに伴走しました。残り300kmほどとなって、石川さんの一日に走る距離も徐々に伸びており、FKTの記録を少しでも縮めようという気合いが感じられます。
スタートから13日間、毎日50–60kmを走る石川弘樹さんの食事についてサポートしている妻の石川枝里子さんに聞いてみました。走っている間の補給食はおにぎりや枝里子さんの手製のエナジーバーでカロリーを補給。ランチはほぼ毎日うどんだそうで、一日を終えた後は普通の食事(ただし二人前)、合間にMAGMAやMUSASHIといったサプリメントを摂っているとのこと。「FKTを始める前は胃腸のトラブルが心配でしたが今のところ順調です。レースとは違って長丁場になるので普段の生活に近い食事になるようにしているのがいいのかもしれません」と話してくれました。飲み物は石川さんの普段からのお気に入りであるミルクティーでリフレッシュしているそうです。
明日は養老山地の東側の山裾をたどってから、標高600mの川原越で三重県いなべ市に入ります。舗装路を進んだ後に三重県民の森を経て御在所山の麓にある湯の山温泉あたりが明日の目的地となるでしょう。