明日7月15日金曜日午前7時(日本時間同日午後2時)にアンドラ・ウルトラトレイル / Andorra Ultra Trail Vallnordがスタートします。山岳系、ビッグ・マウンテン好きのトレイルランナーなら一度は走ってみたい170km / 13,500mD+のレース、ロンダ・デル・シム/Ronda dels Cimsに、2013年に続いて挑戦する山本健一 / Kenichi Yamamotoさんに、大会直前にインタビューしました。
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山本健一さんは2008年のハセツネ・カップ優勝、2009年のUTMBで8位、2012年のUTMFで3位などの成績に加え、その爽やかな笑顔と明るい人柄で人気を集めるトレイルランナーです。最近では本格的な山岳コースを持つ大会に狙いを絞り、毎年海外のレースに挑戦しています。
その山本さんは2013年にこのアンドラ・ウルトラトレイルに出場し、フランスのトップアスリートであるジュリアン・ショリエについで2位となる結果を残していて、その模様はテレビのドキュメンタリーとしても紹介されました。しかし、2013年のこの大会では自身の膝のコンディションも思わしくなかった上、悪天候のため、アンドラの誇る美しくも険しいトレイルの一部が安全な走りやすいコースに変更されていました。ベストのコンディションでこのアンドラのトレイルを走ったらきっともっと楽しいに違いない。そんな思いで再びこのアンドラにやってきたといいます。
厳しい急斜面のトレイルを満面の笑みで力強く登る姿が印象的な山本さんに「本当にいつも楽しいんですか?」と質問してみました。たとえトラブルが起こったとしても、それをどう前向きに受け止めて先へ進むためにどうすればいいか考えていて、「本当にシンプルに考えるようにしていて、何も悩んだりはしません」と話してくれました。
今回のレースでは上位入賞に期待がかかりますが、順位やタイムは全く意識しないと断言。アンドラの自然、大きな山からの眺めを楽しみたいとのこと。
山本健一さんとのインタビューは下から。今回のアンドラ・ウルトラトレイルについて紹介する当サイトの記事はこちらからご覧ください。
トレイルランニングのオンラインメディア、DogsorCaravan.comは、UltrAspireのご協賛で今回のアンドラ・ウルトラトレイルを現地からレポートします。当サイトの記事のほか、Twitterやインスタグラム、Facebookページのアップデートもどうぞお見逃しなく。