DC Weekly | 先週末は富士登山競走、Skyrace Comapedrosa、ユース世界選手権など、今週末は富士登山駅伝、トロムソなど・2017年7月31日

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyを今年もお届けします。このDC Weeklyへ皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

(写真・富士登山競走で女子優勝の吉住友里 by Koichi Iwasa, DogsorCaravan.com)

先週末のイベント

7月27日木曜日 – 29日土曜日:La 6000D

  • La 6000D (65k, 27k, 11k, VK): フランスのスキーリゾート、ラ・プラーニュで開催。 リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

7月28日金曜日 – 30日日曜日: Comapedorosa、Swissalpine Davos、Swiss Irontrail

  • Skyrace Comapedrosa: ピレネー山脈の中の国、アンドラで開催。アンドラの最高峰・コマペドローサ Comapedrosaをコースとする大会です。金曜日にバーティカル・キロメーター(3.5km 1,020mD+)、一日おいて日曜日にコマペドローサのピークを通るSkyrace Comapedrosa(21km 2,300mD+)とピークをショートカットするSkyrace Arinsal(15km 1,415mD+)が行われます。
    • 28日金曜日に開催されたバーティカル・キロメーター(3.5km 1,020mD+)はスカイランニング・ユース世界選手権 Youth Skyrunning World Championshipsの一部となっていました。男子全体では男子ユースB<18-20歳>のジャン・マルガリト Jan Margarit Solé(スペイン)が38分46秒、女子全体では女子U23<21-23歳>のファティマ・デ・ディエゴ・アグアド Fatima De Diego Aguado(スペイン)が50分25秒でそれぞれ最速のタイムでした。日本代表チームのリザルトは次の通り。リザルトはこちら
      • 女子ユースB:2位滝澤空良 Sora Takizawa(58:11.574)
      • 女子U23:5位栗崎恵理子 Eriko Kurisaki(1h05:40.403)
      • 男子ユースA<16-17歳>:8位服部一輝 Kazuki Hattori(50:57.476)
      • 男子ユースB:6位松本良介 Ryosuke Matsumoto(43:52.434)、11位菊川惠大 Keita Kikugawa(45:24.444)、12位小椋悠 Yu Ogura(46:17.043)
      • 男子U23:5位吉野大和 Yamato Yoshino(42:22.217)、8位鈴木龍弥 Ryuya Suzuki(44:46.280)、10位名取将大 Masahiro Natori(45:51.937)、12位藤飛翔 Tsubasa Fuji(47:01.215)、14位長田豪史 Goshi Osada(52:13.829)、16位森川拓洋 Takumi Morikawa(57:28.216)
    • 日曜日に開催された21kmのSkyrace Comapedrosaはスカイランナー・ワールドシリーズのSky Classicカテゴリーのレースでした。男子では前週のDolomitesで優勝ばかりの19歳、ジャン・マルガリト Jan Margarit Solé(スペイン)が2時間35分36秒で優勝、大会記録を5分更新しました。2位にはこちらも前週のDolomitesで3位だったマルコ・デ・ガスペリ Marco De Gasperi(イタリア)が6分差で続きました。そして3位にはマルガリトから9分で日本の上田瑠偉 。今回も上田は前半から積極的に前に出て、マルガリトに続く2位を走ります。その後、後半の下りに入ってガスペリに抜かれたものの快走を守り、4位のザイド・アイトマレク Zaid Ait Malekとは3分の差を保ってフィニッシュ。SWS年間ランキングで首位でこの大会で優勝した経験もあるアリツ・アヘア Aritz Egeaは8位に止まりました。女子ではラウラ・オルゲ Laura Orgué(スペイン)が前半をリードしますが、後半に入ってシェイラ・アビレス Sheila Avilés Castaño(スペイン)にリードを奪われます。そのままアビレスが3時間17分でフィニッシュして優勝、昨年のオルゲによる大会記録を上回るタイムでした。5月のZegama-Aizkorriで3位だったアビレスはSWSで初の優勝です。2位は2分差でオルゲが続きました。そして、3位に入ったのは日本の高村貴子 Takako Takamura。高村は11km地点では上位5人には入らないところを走りましたが、後半になってヒラリー・ゲラルディ Hillary Gerardi(4位、アメリカ)、メーガン・キンメル Megan Kimmel(5位、アメリカ)、オイハナ・アスコルベベイティア Oihana Azkorbebeitia(6位、スペイン)など、スカイランニング界の有力アスリートを追い抜いてフィニッシュ。昨年のユース選手権・Gran Sasso Skyraceで2位となったのに続き、国際的な大会でのトップ3入りを果たしました。リザルトはこちら
    • 同じく日曜日に開催の15kmのSkyrace Arinsalがスカイランニング・ユース世界選手権 Youth Skyrunning World Championshipsとなっていました。ユース3カテゴリーの最速タイムは男子全体では男子ユースBのロベルト・デロレンジ Roberto Delorenzi(スイス)が1時間39分52.9秒、女子全体ではU23のクラウディア・サバタ Claudia Sabata Font(スペイン)が2時間1分37.1秒でした。日本代表チームのリザルトは次の通り。リザルトはこちら
      • 女子ユースB:5位滝澤空良 Sora Takizawa(2:34:51.9)
      • 女子U23:6位栗崎恵理子 Eriko Kurisaki(2:34:00.7)
      • 男子ユースA:5位服部一輝 Kazuki Hattori(1:59:48.6)
      • 男子ユースB:4位菊川惠大 Keita Kikugawa(1:49:19.2)、8位松本良介 Ryosuke Matsumoto(1:54:25.2)、17位小椋悠 Yu Ogura(2:01:19.4)
      • 男子U23:4位吉野大和 Yamato Yoshino(1:47:14.7)、5位藤飛翔 Tsubasa Fuji(1:48:10.8)、6位名取将大 Masahiro Natori(1:49:07.8)、8位鈴木龍弥 Ryuya Suzuki(1:51:26.5)、14位長田豪史 Goshi Osada(2:03:15.6)、16位森川拓洋 Takumi Morikawa(2:20:09.4)
  • Swissalpine® Davos: Swissalpine MarathonSwiss Irontrail が今年から共通のブランドで同じ週末に開催されました。78kmのSwissalpine Marathonはトフォル・カスタニェール Tofol Castañyer(スペイン)が6時間25分、イーダ・ニルソン Ida Nilsson(スウェーデン)が7時間5分でそれぞれ圧勝。Swiss Irontrailの214km男子ではピーター・キンゼルPeter Kienzl(イタリア)が34時間44分で優勝。2位のサッター・ロマン Sutter Roman(スイス、37時間39分)に続いて、田坂洋範 Hironori Tasakaが38時間21分の3位でフィニッシュしました。このほか、同じ214kmで男子11位に朽見太朗 Taro Kuchimiがフィニッシュ、45時間22分でした。女子はデニス・ジンマーマン Denise Zimmermann(スイス)が41時間47分で優勝。113kmのレースではウォルター・マンザー Walter Manser(スイス)が17時間45分、フランチェスカ・カネパ Francesca Canepa(イタリア)が20時間25分でそれぞれ男女で優勝しました。リザルトはこちら
  • Lakeland 100: イギリス・湖水地方のコニストン Conistonで開催。リザルトはこちら
これも読む
コース概要が発表に・ウルトラトレイル・マウントフジ / Ultra-Trail Mt. Fuji 2016は9月23日開催 #UTMF2016

7月28日金曜日 – 29日土曜日:Speedgoat

  • Speedgoat (Vertical Mile, 50k): アメリカ・ユタ州のスノーバード・スキーリゾートで開催。50kではジム・ウォルムズレー Jim Walmsleyが5時間4分で優勝。2013年の Sage Canadayの大会記録を3分上回りました。2位には19分の大差でティム・トレフソン Tim Tollefson、3位にセイジ・カナディ、4位はディラン・ボウマン 。女子はアナ・フリン Anna Mae Flynnが6時間18分で勝利を手にしました。

7月28日金曜日:富士登山競走

  • 富士登山競走(21k/15k):70回目の開催となった今年は山頂コースで五郎谷俊 Shun Gorotani(コモディイイダ)と吉住友里 Yuri Yoshizumiがそれぞれ男女で優勝。五郎谷は2016年の箱根駅伝5区の活躍で知られ、吉住はバーティカル・キロメーターで世界的に活躍するアスリートで、共に昨年の五合目コースを優勝してこの大会にデビュー、出場資格を満たした今年、初出場で初優勝を果たしました。当サイトでは富士山頂から大会の様子をレポートしました。リザルトのまとめ記事はこちらから。

7月29日土曜日 – 30日日曜日:OSJ Itamuro

  • OSJ Itamuro 100 (102km、34km):栃木県那須塩原市の板室温泉。今年初開催で34kmのループコースを使い、3周(102km)のレースと1周のレースが行われましたが、雨でトレイルがぬかるんだため大会中にコースが一部変更となりました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
  • Red Bull K3:イタリア・ピエモンテ州スーサで開催。距離9.7kmで3,036mD+、コース最高地点は標高3,538mという「トリプル・バーティカルキロメーター」となるレースです。Vertical Kilometer World Circuitのシリーズ戦です。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
  • Burning River 100:オハイオ州クリーブランド郊外で開催のポイント・トゥ・ポイントの100マイルレース。リザルトはこちら

7月29日土曜日:野沢トレイルフェス

  • 野沢トレイルフェス(28k/12kなど):長野県・野沢温泉スキー場で開催。28kは前日に富士登山競走を走ったばかりの三浦裕一 Yuichi Miuraが2時間11分で優勝。2位に藤澤聡志 Satoshi Fujisawa、3位に駒村俊介 Shunsuke Komamuraでした。女子優勝は早川由香里 Yukari Hayakawaが2時間55分。2位、3位に小笠原望 Nozomi Ogasawara柴入喜久乃 Kikuno Shibairi。リザルトはこちら

7月30日日曜日:マウンテンランニング世界選手権

  • WMRAマウンテンランニング世界選手権 World Mountain Running Championships:イタリア北部のプレマーナ Premanaで開催。距離6.5km累積獲得高度430mD+の周回コースを男女ともシニアは2周、ジュニアは1周するコースで行われました。シニア男子は18歳のビクター・キプランガット Victor Kiplangat(ウガンダ)が52分31秒で金メダルのほか、銀メダル、金メダルもウガンダ勢が独占。アメリカのジョー・グレイ Joe Grayが3分差の4位になっています。日本からは飯田祐次郎 Yujiro Iidaが69位(1時間8分24秒)、宮地藤雄 Fujio Miyachiが80位(1時間11分19秒)でした。国別団体では金・ウガンダ、銀・イタリア、銅・アメリカ。女子はルーシー・ワンブイ・ムリギ Lucy Wambui Murigi(ケニア)が1時間1分26秒でチャンピオンに。2位にアンドレア・メイアー Andrea Mayr(オーストリア)、3位にサラ・タンストール Sarah Tunstall(イギリス)。国別団体は金・アメリカ、銀・イタリア、銅・チェコとなりました。なお、大会を主管する世界マウンテンランニング協会 World Mountain Running Association(WMRA)はプレマーナで開いた総会で、トレイルランニングでもトップ選手として活躍し、日本で富士登山競走で優勝した経験もあるジョナサン・ワイアット Jonathan Wyatt(ニュージーランド)をWMRAの会長に選出しています。大会のリザルトはこちら
これも読む
望月将悟 / Shogo Mochizuki トランスジャパンアルプスレース / Trans Japan Alps Race 2016 優勝インタビュー

今週末のイベント

8月2日水曜日:

8月3日木曜日 – 5日土曜日:Tromsø, Elbrus

  • Tromsø SkyRace® (45km, 20k, VK): キリアン Kilian Jornetとエメリー・フォレスバーグ Emelie Forsbergの二人がレースディレクターを務める大会で、ノルウェー・トロムソで開催。Hamperokken 50km(53km 4,600mD+)がスカイランナー・ワールドシリーズのSky Extremeカテゴリーの第2戦に、Blamann VKがVertical Kilometer World Circuitの一戦となっています。このほかTromsdalstinden 28kmというレースも行われます。
  • Elbrus Mountain Race (112k, 59k, 46k, 34k, 11k): ロシア、そしてヨーロッパの最高峰であるエルブルス山(5642m)で開催。さすがに山頂までは行かないコースレイアウトですが、一部のレースは標高1500mの麓の村から最高で3674mまで登るコースとなっています。

8月4日金曜日 – 6日日曜日:TMMT

  • The Magnificent Merapoh Trail (100 km / 70 km / 30 km): マレーシアの洞窟群で知られるメラポーを石灰岩採掘による破壊から守るためスタートした大会は今年が3回目。こちらもAsia Trail Masterのシリーズ戦。

8月5日土曜日 – 7日月曜日:Canadian Death Race

  • Canadian Death Race (125k): カナダ・アルバータ州グランドキャッシュで開催の125kmのトレイルランニングレース。

8月5日土曜日 – 6日日曜日:AC100, North Downs Way

  • Angeles Crest 100: カリフォルニア州ロサンゼルス郊外で開催の100マイルレースで、アメリカの100マイルレースとしては最も古い大会の一つです。
  • North Downs Way 100m: イギリス・ロンドン南郊のノースダウンズウェイ・トレイルで開催。
  • Audi Power of 4 (50k, VK): コロラド州アスペン。50kとVKのレースがアメリカのスカイランニング・ナショナルシリーズのレースとなっています。

8月5日土曜日:White River 50

  • White River 50: ワシントン州シアトル郊外で開催の50マイル。シアトルのトレイルランニングコミュニティの重鎮、スコット・マコウブリー Scott McCoubreyさんがレースディレクターを務める大会。
これも読む
DC Weekly | 先週末は神宮外苑24時間、房総横断、藺牟田池、志摩半島、今週末はTOKYO八峰・2016年12月12日

8月6日日曜日:富士登山駅伝、マウンテンランニング長距離世界選手権

  • 富士登山駅伝競走大会: 静岡県御殿場市。今回が42回目となる夏の富士山を駆け上る大会で、御殿場駅前から山頂を折り返して御殿場市陸上競技場でフィニッシュする全11区からなる駅伝で、山頂折り返し以外は往復を同じランナーが走るのがユニークな大会です。今年も8月6日日曜日午前8時に一般の部、自衛隊の部の計130チームがスタートします。今年も大会の模様はコミュニティFM 富士山GoGoエフエムで生中継される予定です。
  • Peak SkyRace (47k): イギリス・ピークディストリクト国立公園で開催。イギリスのスカイランニング・ナショナルシリーズのレースです。
  • Trail Ubaye Salomon (42k, 23k, 12k): フランス南部のバルスロンネットを拠点に開催。今年のSalomon Over the Mountain Running Challengeの一戦。
  • WMRAマウンテンランニング長距離世界選手権 World Mountain Running Long Distance Championships:前週に続いて、イタリア・プレマーナで開催される歴史ある山岳レースGiir di Mont (32k)の中で、通常のオープンレースに先行して30分早くWMRAマウンテンランニング長距離世界選手権 World Mountain Running Long Distance Championshipsが行われます。
Sponsored link