トレイルランニング、スカイランニングの日本の第一人者で世界トップレベルの実力を持つ上田瑠偉 Ruy Uedaさんが、ルノーの新型SUVであるルノー カジャーのアンバサダーとなることが発表されました。上田さんは発表されたばかりのルノー カジャーの提供を受けて、トレーニングやレースなどのアスリート活動に活用することになります。4月5日に行われた広報試乗会に当サイトも参加。この日初めてルノー カジャーのハンドルを握った上田瑠偉さんの声をご紹介します。
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ルノーはフランスでUTMBをサポート
イベントの冒頭ではルノー・ジャポン株式会社の大極司社長が登壇。ルノーの母国・フランスでは年間2,500以上のトレイルランニングの大会が開催され、参加者数は90万人を超える、として「フランスは世界的なトレイルランニング先進国で、ルノーはUTMBに大会車両を提供するパートナーとしてサポートしている」と話します。さらに「将来、トレイルランニングがオリンピック種目になることがあれば、上田さんは金メダルを目指すことになる」と上田さんの実力を紹介。
今回、上田瑠偉さんをルノー カジャーのアンバサダーに起用するにあたっては、上田さんがUTMBを目標に自然の中を走る姿とカジャーの「人生に、アクティブヴァカンスを」というコンセプトが調和していることが注目されました。登壇した上田さんは「UTMBに参加するたびにフランスのトレイルランナーのパッションに心を動かされる」といい、「いつか自分もフランスに拠点を移してトレイルランニングに取り組みたい」という考えを話しました。今回、ルノー カジャーで初めてマイカーを持つことについては「カジャーに乗ってどんどん面白いトレイルを見つけていきたい」とのこと。
上田瑠偉、ルノー カジャーを初運転
イベントは続いてこの日発表されたばかりのルノー カジャーの試乗会に。当サイト岩佐も上田さんと一緒に試乗に出かけます。ルノー カジャーは「CセグメントSUV」と呼ばれるカテゴリーにルノーが投入した新型SUV。その詳細についてはルノー・ジャポンのウェブサイトや自動車のメディアのレポートをご覧ください。
ルノー カジャーのアンバサダーとなった上田さんですが、そのハンドルを握るのは実は今日が初めて。出発してまずは平野から三国峠への山道へ。さらに折り返して山中湖の湖畔を走ります。乗り心地を尋ねると「これが初めてなのでまだよくわからないです」ともっともな答え。「これでみんなでトレイルに出かけたり合宿したりしたら楽しいでしょうね、ワクワクします」と初運転の感想を話してくれました。
岩佐も途中で交代して運転しました。まず運転席に座るとレザーシートの重厚さ、そして手触りのいいステアリング(ナパレザーだそうです)をはじめとするインテリアの質の高さに気分が盛り上がります。そして実際に走り出すと1.2Lのエンジンのパワーに驚かされます。三国峠への登りも極めて滑らかな走り。エンジンは1.2Lながら2.0Lクラスの加速感がある直噴ターボエンジンで、これに電子制御7速ATを組み合わせることでこういう走りが可能になるそうです(詳しくは自動車専門メディアの記事に譲ります!)。最近は排気量だけでエンジンのパワーは決まらないんですね。
このほか、トレイルランニングやアウトドアをする人には気になるのはラゲッジのスペース。ルノー カジャーではリアシートはラゲッジ側のハンドルで簡単に倒せるようになっているほか、ラゲッジボードを組み合わせることでスペースを2分割、3分割することが可能。トレイルを走って汚れたシューズやギアを分けておいたりするのに活用できそうです。