10月7日(日)に開催された日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)で優勝した 三浦裕一 Yuichi Miuraさんに、大会会場でインタビューしました。
三浦さんがトレイルランニングのレースに出るようになったのは2014年からで、その年のハセツネCUPに17位でデビュー。翌年には優勝した奥宮俊祐さんに続いて2位となって注目されました。その後、2016年、2017年のハセツネCUPではリタイアが続きました。「リタイアが続いていたので今回は完走したかった」という控えめな目標から、ハセツネCUPのチャンピオンという栄冠を手にすることになりました。
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三頭山あたりから先頭に立ち、そのままレースをリードして優勝を勝ち取りましたが、後ろで誰かが追っていると考えると「先頭に立つ恐怖をずっと感じていた」と振り返ります。
昨年の秋からは上州武尊山120kで優勝、甲州アルプス64kで優勝、スカイランニングアジア選手権・MSIG Lantau 50で2位。今年に入ってからもスパトレイルで2位、北丹沢で優勝、スカイランニング世界選手権・Ben Navis Ultra 47kで10位と、国内外の幅広いレースで好成績を重ねています。その理由について「様々なトレイルランニングのレースを経験したことが活かせるようになった」と話してくれました。今回のハセツネCUPでも巧みなレース展開を見せたのも同じ理由かもしれません。今後はさらに海外のレースにも挑戦したい、といいます。
三浦裕一さんは仕事の都合から、8日月曜日の表彰式を待たずに会場を離れたので、フィニッシュ直後に短めのインタビューをしました。動画は以下からご覧いただけます。また今回のハセツネCUPについての当サイトのリザルト記事はこちらからご覧ください。