DC Weekly 2018年10月30日

Otaki50k Start

ハロウィーンのせいか先週末、今週末ともに海外のトレイルランニング・シーンは落ち着いています。国内では今週末に御嶽山のふもとである長野県王滝村に国内のエリート選手が集結するTop of Trail Runner in Japanのほか忍者トレイルランニングレースなどが開催されます。

(写真:2015年5月に開催されたTop of Trail Runner in Japanより。 Photo by Koichi Iwasa, DogsorCaravan)

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先週末のイベント

10月27日土曜日 – 28日日曜日:Javelina Jundred

  • Javelina Jundred (100m、100k): アメリカ・アリゾナ州。砂漠地帯の周回コースを5周する100マイルが今年のUltra-Trail World Tourの第20戦でした。男子はパトリック・リーガン Patrick Reaganが13時間42分で昨年に続いて優勝。2位はデイブ・スティーブンス Dave Stevens(カナダ)で15時間39分、3位はケネス・ホークス Kenneth Hawkesで16時間22分。女子はダーシー・ピセウ Darcy Piceuが18時間49分で優勝。デイナ・アンダーソン Dana Andersonトーニャ・キーズ Tonya Keyesがそれぞれ2位(19時間31分)、3位(19時間50分)で続きました。リザルトはこちら。Ultra-Trail World Tourは12月2日のUltra-Trail Cape Town(南アフリカ)が今シーズンの最終戦となります。

10月27日土曜日:Mogan Ultra、Eco Trail Funchal

10月28日日曜日: 宇都宮、龍馬脱藩、西米良、Mapawa

  • 宇都宮トレイルラン(17k、8k、4k): 栃木県宇都宮市。ミドル17kmは男子が柳穣治(1時間46分)、女子が黒川芳恵(2時間32分)で優勝しています。リザルトはこちら
  • 龍馬脱藩トレイルレース(73k): 高知県須崎市、津野町。「奥四万十ウルトラトレイルレース」が大会名を改めて開催。 リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
  • 西米良スカイトレイル(38k): 宮崎県の西米良村。熊本県との県境となる市房山まで駆け上がるコース。昨年までの西米良スカイランニング・クエストが名前を改めて開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
  • Asia_Trail_MasterTrail 50 Mapawa (50k, 25k, 6k) : フィリピン・ミンダナオ島で開催。50km 2,400mD+のコースで開催されるAsia Trail Masterのシリーズ戦の一つです。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
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今週末のイベント

11月2日金曜日 – 4日日曜日:BTS Ultra

  • Bromo Tengger Semeru 100 Ultra(170km, 102km, 70km, 30km): インドネシア・ジャワ島の東ジャワのテンガー山脈で開催。スメル山(3637m)、ブロモ山(2329m)という活発な活動を続けている火山がコースとなっています。170kの累積獲得高度は10,000mD+に達するという本格的な山岳レースです。

11月3日土曜日 – 4日日曜日:Top of Trail Runner、Moab

  • Top of Trail Runner in Japan (78k, 65k): 長野県王滝村。御嶽山噴火で観光客が減った王滝村を盛り上げるため2015年5月に開催されたイベントが、今年の西日本豪雨災害を受けて「みんな集まれ王滝村Ⅱ」として再び開催されることに。3日土曜日には日本のトレイルランニングのトップ選手が集結して「Top of Trail Runner 50k in Japan」が開催されます。3年前とは異なる13kmのコースを男子は6周する78km、女子は5周する65km。参加予定選手はこちら。翌日4日日曜日はオープンレースとしてこのコースを4周する52kmの「王滝ループトレイル」が開催されます。
  • Moab Trail Marathon (42k / 21k / 5k): アメリカ・ユタ州モアブで開催。今年も42kmのレースはUSAFTのトレイル・マラソン全米選手権となっています。

11月3日土曜日:忍者、Pinhoti、ラオス、Mt. Siguniang

  • 忍者トレイルランニングレース(48k、18k): 三重県伊賀市。さるびの温泉をメイン会場に、鈴鹿山脈の南端・油日岳などを通るコースで、18kのショート、48km(2500mD+)のロングが行われます。招待選手にはロングに近藤敬仁、いいのわたる、辻友寛、前川裕、斎藤綾乃、山之内はるか、國分さやか、常田めぐみ、ショートに古川裕一、早川由香里、小鶴道栄。さらなる招待選手にTJARで活躍した片野大輔、垣内康介、雨宮浩樹、仙波憲人、大原倫、細田典匡、大坪穂高、竹内雅昭(以上ロング)、星加博之、原一平、福山智之、男澤ヒロキ(以上ショート)も参加します。
  • Pinhoti 100: アメリカ南部、アラバマ州で開催のPoint to Pointの100マイルトレイルランニングレース。
  • Asia_Trail_MasterV Trail(85k, 52k): ラオス・ヴァンヴィエン Vang Viengで開催。今回が初開催でAsia Trail Masterのシリーズ戦の一つです。

11月4日日曜日: 陣場山、甲州アルプス、扇山〜百蔵山、中能登、Harukas、可部連山

  • 陣馬山トレイルレース(23.5k): 神奈川県相模原市。陣馬山をコースに今年で17回目の開催。有力選手としては今年のハセツネCUPチャンピオンの三浦裕一をはじめ、名取将大、秋元佑介、小山真一、栗原健誌、柳澤隼人、市川竜太郎、吉田賢治、大石由美子、渡邊ゆかりがエントリーしています。
  • 大月桃太郎伝説 扇山~百蔵山トレイルラン(25km、13km、3km): 山梨県大月市。今年も大会会場となる桂川ウェルネスパークで「さとやま収穫祭」が同時開催。
  • 中能登トレジャートレイルラン(50k, 25k, 10k): 石川県中能登町。ブナ林や宿場町を通るコースで鏑木毅さんがプロデュースする大会です。
  • Harukas Skyrun: 大阪・あべのハルカスで開催される高層ビルの「階段垂直マラソン」。3回目の開催となる今年もバーティカルランの世界シリーズ戦、Vertical World Circuitの第7戦となります。男子では昨年に続いてバーティカルランの帝王、ポーランドのピョートル・ロボジンスキー Piotr Lobodzinskiが参戦するほか、オーストラリアのマーク・ボーン Mark Bourne、日本の渡辺良治 Ryoji Watanabe吉住友里 Yuri Yoshizumiが参戦。
  • 可部連山トレイルランinあさきた(22km, 16km): 広島市安佐北区。広島市の北部に連なる標高700mの可部連山で行われるレースは奥宮俊祐さんがアドバイザーを務める大会です。
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