追記あり・日本からは300人が参加権を獲得・UTMB® 2019の抽選結果発表

UTMB-2016-logo-Columbia2019年UTMB®︎の抽選結果が日本時間1月10日午後6時に発表され、日本からは全体で756人のエントリーのうち、300人が参加権を手にしました。2019年のUTMB®は8月26日から9月1日にかけて開催されます。

2019年のUTMB®︎のプレエントリーは、日本でITRAポイントを認められる大会が増えたせいなのか、あるいはNEVERプロジェクトの影響なのか、日本からの申し込み件数は100マイルのUTMB®︎で急増(昨年は281人、今年は470人)。抽選で参加権を得た人も昨年の104人から135人と増加しました。しかし、抽選での当選率をみると100マイルにUTMB®︎では30.8%と例年よりも大幅に低下。®︎、TDS®︎、OCCでも当選率は大幅に下がっているほか、PTL®︎でも抽選となったようです。UTMB®︎の人気はますます高まっていることが明らかになりました。

Sponsored link


ちなみに中国(香港を除く)からは993人がプレエントリーしていて373人が出場権を獲得。内訳では170kmのUTMB®︎が130人(日本は167人)、PTL®︎が11人(日本は18人)となっています。

  • UTMB® – Consult registrations:抽選結果を伝える大会サイト。CountryでJapanを選ぶと日本からのエントリー者の一覧が見られる他、Nameから個別の名前で検索することもできる。Statuteの欄でTo Payなら当選、Refusedは落選。Registeredは昨年までの落選による優先権を得て、または当選後にエントリー手続き完了済みであることを示しています(このほか有力選手など一部のエントリーについては抽選なしで参加権を得ています)。

【追記・20190116】UTMB®︎がプレスリリースで今年のプレエントリー件数を発表しました(レース別の定員に対する応募倍率を過去のデータとともにこの記事の末尾に掲載しています)。2019年大会へのプレエントリーは25,678人に達し、前回2018年大会の21,700人から急増しました。170kmのUTMB®︎ではここ数年定員の2倍の応募だったところから今回は3.5倍に。CCC®︎でもここ数年は2倍を超えていませんでしたが今回は3.6倍。コースの距離が56kmと短めでUTMB®︎の入門レースという性格も持つOCCでは定員の5倍に達しました。UTMB®︎ではプレエントリーに必要な資格ポイント数を引き上げることでエントリー倍率の上昇に対応してきましたが「現在の2年間で15ポイントからさらに引き上げるのは大会のヘルスポリシーに反する」として、「現在の仕組みですでに得られている抽選での優先権を損なわないようにしながらも、エントリー資格の見直しに着手している」としています。早ければ、今年の年末に始まる2020年大会へのプレエントリーにはこの見直しが反映されるかもしれません。

数字でみる抽選の結果

先にご紹介した通り、UTMBでは日本からのプレエントリーは急増。コースが一部変更されて距離が長くなったTDS®︎はプレエントリー数がやや増加、、CCCは前年並み。PTL®︎は昨年1チーム3人だけでしたが、今回は7チーム18人となり、今年のPTL®︎は日本勢の活躍で盛り上がりそうです。

日本からのエントリー

以下に日本からのエントリー数について過去の実績とともにまとめました。日本からエントリーが決まった有力選手は次の通り。

  • UTMB:昨年のUTMFで6位タイの大瀬和文 Kazufumi Ose 、同じく9位の小原将寿 。2013年UTMFチャンピオンの原良和 Yoshikazu Hara、奥宮俊祐 、井原知一 Tomokazu Ihara、田中裕康 Hiroyasu Takana、小島弘道 Hiromichi Kojima、木幡帝珠 Teishu Kohata、村井絢子 Ayako Murai、高島由佳子
  • CCC:長田豪史 Goshi Osadaリチャード・コフラン Richard Coghlan松永紘明 Hiroaki Matsunagaカロール・フック Carole Fuchs
  • TDS®︎:昨年のTDS®︎で13位の杉本愉 Satoshi Sugimoto八木(小林)慶太 Keita Yagi星野由香理 Yukari Hoshino
  • OCC:2017年OCC4位の吉住友里 、2016年CCC2位の上田瑠偉 Ruy Ueda。、 Mai Fukushima
これも読む
野口直人 Naoto Noguchi Aso Round Trail 阿蘇ラウンドトレイル 2017 レース後インタビュー

UTMB(全体の定員2300人)

  • エントリー数 470人<うち32人は昨年までの落選またはエリート選手として優先権あり>(2018年281人、2017年288人、2016年284人、2015年334人、2014年425人、2013年274人)
  • 抽選による当選者 135人<当選率 30.82%>(2018年104人<当選率 38.81%>、2017年117人<当選率 43.17%> 、2016年120人<当選率 45.80%>、2015年142人<当選率 44.10%>、2014年188人<当選率 44.24%>、2013年88人(当選率 40.7%)>

CCC(全体の定員1900人)

  • エントリー数 112人<うち7人は昨年までの落選またはエリート選手として優先権あり>(2018年121人、2017年144人、 2016年95人、2015年75人、2014年81人、2013年56人)
  • 抽選による当選者 35人<当選率 33.33%>(2018年58人<当選率 48.74%>、2017年77人<当選率 54.61%>、2016年57人<当選率 61.29%>、2015年54人<当選率 72.00%>、2014年49人<当選率 60.49%>、2013年32人(当選率 64.0%)>

TDS(全体の定員1600人)

  • エントリー数 90人<うち3人は昨年までの落選またはエリート選手として優先権あり>(2018年63人、2017年69人、2016年73人、2015年32人、2014年17人、2013年11人)
  • 抽選による当選者 49人<当選率 56.32%>(2018年41人<当選率 70.69%>、2017年53人<当選率 80.30%> 、2016年68人<当選率 93.15%>、2015年32人、2014年17人、2013年11人)

2015年までTDSはエントリー数が定員を超えなかったため抽選は行われませんでしたが、2016年からは抽選が行われています。

OCC(全体の定員1200人)

  • エントリー数 53人<うち6人は昨年までの落選またはエリート選手として優先権あり>(2018年62人、2017年50人、2016年28人、2015年23人、2014年23人)
  • 抽選による当選者 8人<当選率 17.02%>(2018年13人<当選率 21.31%>、2017年19人<当選率 38.78%>、2016年14人<当選率 50.50%>、2015年9人<当選率 39.13%>、2014年15人<当選率 65.22%>)

MCC

  • エントリー数 7人(UTMBのパートナー枠での申し込みのみで抽選はなし)

PTL(300kmの2ー3人一組のチームレース、全体の定員100チーム)

  • エントリー数 9チーム24人(2018年1チーム3人、2017年4チーム13人<うち1チーム1人は海外メンバーとのチーム>、2016年1チーム1人<海外メンバーとのチーム>、2015年4チーム11人、2014年4チーム11人、2013年2チーム6人)
  • 抽選による当選者 7チーム18人

全レースの合計

  • エントリー数 756人(2018年531人、2017年564人、2016年481人、2015年475人、2014年557人、2013年347人)
  • 抽選直後の当選者、参加権者合計 300人(2018年241人、2017年303人、2016年285人、2015年260人、2014年280人、2013年201人)

過去と比較できる締め切り時点での全体のエントリー状況は次の通りです。

  • UTMB:2014年226%→2015年218%→2016年193%→2017年198% →2018年228%→2019年340%
  • CCC:2014年174%→2015年142%→2016年145%→2017年182% →2018年196%→2019年363%
  • OCC:2014年164%→2015年255%→2016年164%→2017年239% →2018年370%→2019年508%
  • TDS:2014年88%→2015年83%→2016年106%→2017年118% →2018年138%→2019年223%
  • PTL:2018年102%→2019年・応募者数382人
  • MCC:2019年・73%(ボランティア、地元居住者および大会または大会パートナー経由の申込者のみエントリー可能)
  • YCC:2018年56%→2019年83%
Sponsored link