IZU TRAIL Journey 伊豆トレイルジャーニー 2019 プレビュー

【追記:有力選手の情報を追記しました。2019.12.06】

今年のIZU TRAIL Journeyは12月8日日曜日の午前6時に松崎新港をスタートします。伊豆半島の自然、歴史と文化に触れる新しい形の旅、というコンセプトで開催される大会は今回で7回目。

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今年は10月の台風でコースとなるエリアが大きな影響を受けたため、コースの前半部の30km強は大幅に変更されます。例年は宝蔵院(8.4km)から林道で西へ進み、黄金橋、二本杉峠を経て仁科峠へと向かいますが、今年は宝蔵院の手前から北へと向かい、白川(13.5km)、万野の森入口(22.9km)、滝見林道出口(35.4km)を経て仁科峠(40.3km)へ。距離、累積獲得高度、コースに占めるトレイルの比率は昨年と比べるとやや控えめです(昨年:71.7km 4,408mD+ 81.1%、今年:68.3km 3,240mD+ 58%)。

Izu Trail Journey course map 2019

今年は「持続可能性(サスティナビリティ)」のために、「プラスティックレス」、「ペーパーレス」、「キャッシュレス」、「ボーダーレス」の4つの取り組みを掲げます。

今回のIZU TRAIL Journeyにも国内外の有力選手が集まります。

まず女子では大石由美子 Yumiko Oishi。昨年、2013年、2016年に続く3度目の優勝を手にしており、今年も女子のレースの優勝候補。今年は上州武尊山スカイビュートレイル140kで優勝しています。

大石由美子

昨年のこの大会で2位の浅原かおり Kaori Asahara、3位の田中真紀 Maki Tanaka、4位の星野緑 Midori Hoshinoが揃って今年も参戦。浅原は春にUTMFで昨年に続く3位、夏のOSJおんたけ100kmで優勝。

さらに今シーズンはAso Round Trail、OSJ山中温泉で優勝の上宮逸子 Itsuko Uemiyaも参戦。海外からは今シーズンの「アジア・トレイルマスター」で活躍するベロニカ・バドビコワ Veronika Vadovicova(スロバキア、シンガポール在住)に注目です。バドビコワは今シーズン、Cordillera Mountain Ultra 50k(フィリピン)、Sungai Menyala 50k(マレーシア)、Ultimate Tsaigu 80k(中国)などで優勝しています。

男子では昨年優勝の伊藤康 Ko Itoをはじめ、松原克博 Katsuhiro Matsubara(2位)、谷允弥 Nobuya Tani(4位)、辻友寛 Tomohiro Tsuji(5位)、町田知宏 Tomohiro Machida(6位)が今年もITJにエントリー。松原は今年5月のひろしま恐羅漢65kで2位、OSJおんたけ100kmで5位。谷はトル・デ・ジアンを完走した後、甲州アルプス67kで5位。辻は信越五岳100マイルで2位。町田はスパトレイル56k優勝のほか、甲州アルプス67kで4位。

加えて今年のトレイル世界選手権に日本代表選手として出場、7月のOSJおんたけ100kmで優勝の横内佑太朗 Yutaro Yokouchiや、今年のウルトラトレイル・マウントフジで7位、アメリカのWaldo 100kをタイ優勝の鬼塚智徳 Tomonori Onitsuka、2015年のハセツネCUPチャンピオンの奥宮俊祐 Shunsuke Okunomiyaの活躍に期待。さらに西村広和 Hirokazu Nishimura(今年のスパトレイル72k優勝、信越五岳110kで二連覇)、板垣渚 Nagisa Itagaki(今年の奥三河70k、比叡山50マイル、峨山道78kで優勝)、山本浩平 Kohei Yamamoto(OSJ奥久慈50kで二連覇)が今回の伊豆で上位を狙います。

横内佑太朗

さらに「アジア・トレイルマスター」の年間ランキングで現在2位の喜多村久 Hisashi Kitamura、4位の水越友洋 Tomohiro Mizukoshiが年間ランキング上位をかけてITJのスタートラインに立ちます。

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相原千尋・2023年 ハセツネCUP 大会前インタビュー

当サイトは昨年に続いて中の人、岩佐が大会公式のメディアチームに加わり、大会のFacebookページからライブ配信で大会の模様をお伝えする予定です。

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