DC Weekly 2019年12月17日 – Soochow International Ultramarathon、Malaysia Mountain Festival、Tokyo Vertical Race、養老山脈、伊勢の森、近江湖南、Tokyo Vertical

台湾の東呉大学(Soochow University)で開催の24時間走で Yoshihiko Ishikawaが大記録で優勝。マレーシアでは今年のAsia Trail Master最終戦が行われました。

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーも2020年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

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(写真・Malaysia Mountain Festivalの84kで優勝、ATM年間チャンピオンとなったベロニカ・バドビチョワ Veronika Vadovicova。 courtesy of

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トレイルランニング関連ニュース

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先週末のイベント

12月14日土曜日 – 15日日曜日

TNF Malaysia Mountain Trail Festival (84k, 55k, 25k, 10k)

Asia_Trail_Master

マレーシア・ペラ州タイピン市。雨の多いタイピンですが今年の大会は雨に見舞われずに開催され、Asia Trail Masterの最終戦となった84kmには今年のシリーズ戦で活躍した選手が集まりました。女子のレースでは前週にIZU TRAIL Journeyで優勝したベロニカ・バドビチョワ Veronika Vadovicova(スロバキア)が快調な走りを見せて11時間34分で優勝。男女総合3位、続く女子2位とは75分差という圧倒的な勝利でした。この最終戦の結果を受けて年間ランキングで首位となり、今年の女子チャンピオンの座を勝ち取りました。バドビチョワは上海在住の昨シーズンからトレイルランニングを始めた29歳で現在は母国在住。今シーズンはATMで大活躍の一年でした。女子2位はシー・ウェンフェイ Wen Fei Xie(中国)で12時間49分、3位にはジャカルタ在住のなかじま・あすか Asuka Nakajima(日本)が13時間50分で続きました。

男子は昨年のATMチャンピオン、アレッサンドロ・シェルパ Alessandro Sherpa(イタリア)が序盤をリード。クリスティアン・ジョルゲンソン Kristian Joergenson(デンマーク)と喜多村久 Hisashi Kitamura(日本、マレーシア在住)が追いました。しかし、中盤に先頭に立ったジョルゲンソンがこの最終戦で10時間22分で最初にテープを切って優勝。シェルパは50分差の11時間12分で2位に。バドビチョワがフィニッシュした後の男子3位は喜多村で11時間48分。シーズン終盤に毎週末のレースとなり、先週末もITJで10位となったばかりでしたが最終戦でトップ3入りを果たしました。喜多村に続いて26分差で前週に今年のATM年間チャンピオンと確定していたジョン・エリス John Ellis(オーストラリア)が4位でフィニッシュしています。

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Soochow International Ultramarathon

台湾の東呉大学(Soochow University)で毎年開催されるトラックの24時間走。日本の石川佳彦 Yoshihiki Ishikawaが279.427kmの自己ベストを記録して優勝。この記録は今年10月にフランス・アルビで行われた24時間走世界選手権で優勝したアレクサンドル・ソロキン Aleksandr Sorokin(リトアニア)の278.972kmを上回って今年の24時間走ランキング第1位。歴代ランキングではイアニス・クーロス Yiannis Kouros(ギリシャ)の303.506km(1997年)、原良和 Yoshikazu Haraの285.366km(2014年、Soochow)、デニス・サリビン Denis Zhalybin(ロシア)の282.282km(2006年)に続く歴代4位の大記録となりました。石川は今年7月にアメリカで行われたBadwater 135を大会新記録で優勝していて、実りの多い今シーズンとなりました。昨年のこの大会で優勝し、今年の世界選手権で5位のイバン・ペネルバ Ivan Penalba Lopez(スペイン)が自己ベストとなる274.332kmで2位。高橋伸幸 Nobuyuki Takahashiが253.600kmで3位になりました。

女子はウー・イファ Wu Yi-Hua 吴益华(中国香港)が215.262kmで優勝、ラドカ・チュラノワ Radka Churanova(チェコ)が206.461kmで2位、リュウ・チェンユー Chien-Yu Liu 劉千聿(チャイニーズタイペイ)が201.021kmで3位に。日本の青谷瑞紀 Mizuki Aotaniは6位(188.400km)、松本ゆり Yuri Matsumotoは8位(164.743km)でした。

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The North Face 100 Hong Kong (100k/50k)

香港の大美督 Tai Mei Tukをスタート、フィニッシュする大会。100kmは男女とも地元香港勢が活躍するレースとなりました。男子はウォン・ホーチュン Ho Chung Wong 黃浩聰(中国香港)が12:49:57で優勝、ロー・カイフォン Kai Pong Law 羅啟邦(中国香港)が13:12:18で2位、フィリピンのジョン・レイ・オニファ John Ray Onifaが13:23:20で3位に。女子はチェン・マンイー Man Yee Cheung(中国香港)が15:45:34で優勝、ジル・フォーラー Gill Fowler(オーストラリア)が2位(16:09:19)、チョウ・ワイイン Wai Yin Chiu(中国香港)が16:40:32で3位でした。リザルトはこちら

12月14日土曜日

Tokyo Vertical Race (3.5km)

東京都檜原村。大岳山を南側の檜原村から白倉尾根ルートで登る3.5km 950mD+の駆け登りレースでした。大会Facebookページによれば、男子は1位が小林海仁、2位が佐藤誠也、3位が田中晶。女子は1位が又井ゆうこ、2位が須藤吉仕子、3位がルブラス恵美里でした。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

養老山脈トレイルランニングレース(41km, 12km)

岐阜県養老町、海津市、三重県桑名市、いなべ市。41km女子は枝元香菜子 Kanako Edamotoが4時間26分で優勝。南條愛 Ai Nanjoが4時間32分で2位、薄井智尋 Chihiro Usuiが4時間37分で3位に。男子優勝は加藤晟人 Akihito Katoが3時間32分で勝ち取りました。5分半の差で古賀聖 Sei Kogaが3時間37分で2位、3位に反中祐介 Yusuke Tannakaが3時間44分で続きました。リザルトはこちら

藺牟田池外輪山トレイルランニング(18k/12k/6k)

鹿児島県薩摩川内市。火山湖である藺牟田(いむた)池の周りを周回する6kmのコースで開催されます。ロング18kmは熊本健志(2時間37分)、下川恵(3時間28分)、ミドル12kmは寳田貴之(2時間1分)、白仁田理恵(2時間8分)、ショート6kmは野村敬一郎(48分48秒)、林田なつみ(1時間2分37秒)がそれぞれ男女のレースで優勝しています。リザルトはこちら

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(中止)国頭トレイルランニング大会(19k, 12k, 8.6k)

沖縄県国頭村。沖縄本島の北端に位置する国頭村で開催されましたが、コース誘導の手違いからレースは中止となりました。大会Facebookページによると、レース開始後に19km、12kmのコースの4.5km地点で直進すべきところに、常設のロープが張られて立ち入り禁止の看板が置かれたままとなっていたことが判明。これらを撤去して当初のコースへの誘導を始めたものの、すでにロストした選手が広範囲に進んでいることから安全確保を優先して大会は中止に。当日夕方までに全選手の安否が確認されました。

Hellgate 100k

アメリカ・バージニア州で開催の100kmのトレイルランニングレース。リザルトはこちら

12月15日日曜日

お宝登山・長瀞アルプストレイルレース(16k, 3k)

埼玉県長瀞町。長瀞アルプス及び宝登山をコースとする約16km。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

復活!房総鋸山トレイルランレース(15km, 28km)

千葉県富津市、鋸南町。9月の台風15号の影響で中止の「房総半島横断」に代わる形で開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

伊勢の森トレイルランニングレース(20k)

三重県伊勢市。伊勢志摩の代表的な霊山・朝熊山(あさまやま)をコースとする大会で女子は が1時間57分で優勝、長坂恵子 Keiko Nagasakaが2時間1分、佐野亜弓 Ayumi Sanoが2時間12分でトップ3に。男子は高校生の近江竜之介 Ryunosuke Ohmiが1時間36分で後続に約4分の差をつけて優勝。和田陽太 Yota Wadaが1時間40分で2位、石坂健太 Kenta Ishizakaが1時間43分で3位でした。リザルトはこちら

近江湖南アルプスTRAILRUNRACE in桐生

滋賀県大津市。桐生若人の広場を会場に行われた24kmのレースに関西、中部から有力選手を含めたくさんの選手が集まりました。そうした中でレースを制したのは近藤敬仁で2:07:50でした。2位には前週にIZU TRAIL Journeyで優勝した西村広和が40秒差で続きました(2:08:29)。22歳の谷口公基が2:10:17で3位に。女子は楠田涼葉が2位に9分差をつけて2:38:31で優勝。斎藤綾乃が2:47:43で2位、3位は河西智映子で2:52:54でした。リザルトはこちら

今週末開催のイベント

12月21日土曜日

いちごトレイルラン(20k)

千葉県・富津市。マザー牧場の5kmの周回コースで開催されます。

12月22日日曜日

(中止)TOKYO八峰マウンテントレイル(30k)

東京・八王子市。南高尾、小仏峠、陣馬山など高尾エリアで開催される大会ですが、10月の台風19号がもたらした林道の被害のため今年の大会は中止とすることが発表されています。

トヨタの森トレイルランレース(21k, 11k, 6k)

愛知県豊田市のフォレスタヒルズを会場に開催。トヨタの森の周回コースでソロのレースのほか計21kmのリレーも行われます。

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