DC Weekly 2020年8月25日 – L’Echappee Belle、Matterhorn Ultraks、富士山山麓一周フットレース、Pikes Peak Marathon

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

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白馬国際トレイルラン、バーチャルの「予選」とリアルの「本戦」からなる今年の大会開催を発表

長野県白馬村で開催される白馬国際トレイルランは今年の大会についてバーチャルとリアルの二つの形式による開催を発表しました。バーチャル形式の予選は9月1日から10月4日に開催。事前申込は不要で、参加したい選手は期間中の都合のよい日時に白馬村の指定されたコース(約12km 700-800mD+)を走り、「YAMAP」などのスマートフォンアプリでログをとって大会に提出。10月18日に白馬村のコースでリアルなレースとして開催される本戦には予選参加者から抽選で数百人が参加できる他、予選のタイム上位選手数十名が参加できるという仕組み。これまでの大会ではロング(50km)、ミドル(35km)、ショート(20km)、ファミリー&トライアル(5km)が開催されていましたが、今年の本戦は15-30kmのレースとなる見込みです。白馬国際トレイルランはAsia Trail Masterのシリーズ戦ともなっています。

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新型コロナウィルスが世界に広がってからはスマートフォンアプリを使ったバーチャル大会を代替として開催することが増えていますが、バーチャルを予選、リアルを本戦とするのはGolden Trail World Championshipが取り入れているものの、国内の大会では珍しい取り組みです。これからのランニングイベントの新しいあり方の一つとして注目を集めることになりそうです。

先週末開催のイベント

8月21日金曜日 – 23日日曜日

L’Echappee Belle (149k, 87k, 57k)

フランス南東部のベルドンヌ山脈を、ヴィジーユ Vizilleからエーグベル Aiguebelleへと縦走するコースで開催。149kmの男子のレースではグザビエ・テベナールの兄、ジャンマリ・テベナール Jean Marie Thevenardが120kmまでリードしますが、残り僅か10kmあまりとなったところでリタイア。続いていたセドリック・シャヴェ Cédric Chavetが27時間23分で勝利を収めました。11分差の2位にルノー・ロアネ Renaud Rouanet(27時間35分)、さらに17分の差でステファン・エバク・モロー Stéphane Eveque-Mourroux(27時間52分)が3位に。その他、サンゲ・シェルパ Sange Sherpaが6位、セバスチャン・シェニョー は途中棄権。女子ではジュリエット・ブランシェ Juliette Blanchetが35時間5分で優勝。セリーヌ・フィナ Céline Finasが2位(35時間36分)、ダフネ・アルグラーブ・ギベール Daphné Alglave Guibertが3位(36時間18分)でした。87Kmはヒラリー・アレン Hillary Allen(アメリカ)が15時間39分で後続を46分引き離して優勝、男子はエドアルド・ローディエ Edouard Laudierが13時間16分で優勝。57Km男子はベンジャミン・ロビオル Benjamin Roubiol(6時間49分)で勝ち、ルイソン・コワフェ Louison Coiffet(7時間11分)、シルバン・コー Sylvain Court(7時間22分)がトップ3。ジョルディ・ガミト Jordi Gamito(スペイン)は7時間44分で4位でした。女子はジュリー・ルー Julie Roux(8時間9分)、アンナ・コメット Anna Comet(スペイン、8時間20分)、マリー・クウィンタール Marine Quintard(8時間30分)が表彰台に立ちました。リザルトはこちら

8月21日金曜日 – 22日土曜日

Matterhorn Ultraks (2.3k Vertical, 19.5k, 25k, 49k, 32k)

スイス・ツェルマットを拠点にする大会。25kmのレース「Extreme」の女子はマルセラ・バシノワ Marcela Vasinova(チェコ)が3時間49分で勝ち、ヒラリー・ジェラルディ Hillary Gerardi(アメリカ)が4時間2分、アメリエ・ベルチー Amélie Bertchy(スイス)が4時間15分で続きました。ルース・クロフト Ruth Croft(ニュージーランド)は4時間29分で4位でした。男子はウィリアム・ボッフェーリ William Boffelli(イタリア)が大会新記録の3時間5分で優勝し、ダニエル・アントニオーリ Daniel Antonioli(イタリア)が3時間13分、パスカル・エグリ Pascal Egli(スイス)が3時間12分で2位、3位に。マルタン・アンタマッテン Martin Anthamatten(スイス)は4位でした。リザルトはこちら

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世界文化遺産“富士山”山麓一周フットレース(101km)

山中湖をスタートし、時計回りで富士山山麓を一周する101.1km 2,150mD+のロードのウルトラマラソン。参加者を予定の半分の150人に絞り、新型コロナ対策をとった上で開催されました。女子は中澤重美(12時間29分)が1位で小山田江美(12時間47分)、播磨幸代(14時間42分)が続きました。男子は太刀川晋平(9時間8分)、稲垣吉正(10時間25分)、伊藤健一(11時間0分)がトップ3に。リザルトはこちら

8月22日土曜日 – 23日日曜日

Pikes Peak Ascent & Marathon

アメリカ・コロラド州で開催される伝統ある山岳マラソン。今年はパイクス・ピーク山頂への約21kmを往復するPikes Peak Marathonのみが開催されました。男子は登りで後続に7分以上の差をつけたセス・デムーア Seth DeMoor が3時間36分で優勝。下り区間トップのデビッド・シンクレア David Sinclair が3時間38分で2位、3位はアンディ・ワッカー Andy Wacker で3時間44分。女子は登り区間2位のブリタニー・チャボノー Brittany Charboneau が下りでリードを奪って4時間25分で優勝。下り区間トップのアシュレー・ブラソバン Ashley Brasovan が4時間34分で2位、登りトップのアリー・マクローリン Allie McLaughlin が4時間38分で3位となりました。リザルトはこちら

8月23日日曜日

赤城の森トレイルラン(30k, 15k)

群馬県赤城高原の横浜市少年自然の家「赤城林間学園」を拠点に開催。30km男子は山口純平が1時間44分でフィニッシュ、半田佑之介(1時間47分)、宗石和久(1時間48分)を抑えて優勝を勝ち取りました。女子では大渕芽亜里が2時間24分で優勝、吉澤早紀(2時間31分)、小林萌(2時間47分)がトップ3に。15kmの部男子は56分42秒で栗原孝浩が優勝、女子は澤畠朋美が男女総合3位となる58分27秒で優勝という結果でした。リザルトはこちら

世界ジオパークトレイルラン(60km、42km、10km)

兵庫県豊岡市。神鍋高原をコースとする大会で9回目の大会が開催されました。60km男子では6時間24分で板垣渚が優勝して三連覇となりました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

今週末開催のイベント

8月24日月曜日 – 30日日曜日

(中止)UTMB®︎ Mont-Blanc

モンブラン山麓に広がり、フランス・イタリア・スイスの3カ国にまたがるコースで行われるトレイルランニング界の頂点となる大会も今年は新型コロナウィルスのため、中止となりました。当サイトでもご紹介した通り、世界のどこからでも身近な場所を走って参加できるバーチャルイベントとしてUTMB®︎ for the Planetが7月20日から8月30日まで開催中です。

8月29日土曜日 – 30日日曜日

野沢トレイルフェス (33k, 19.5kなど)

長野県・野沢温泉スキー場で開催。8月1日に予定されていた大会ですが、今週末に時期を移して開催されます。例年の山側からスタートして谷側でフィニッシュするコースとは異なり、登って下るコースとなります。、小川壮太、吉住友里、杉野綾乃、高村貴子をはじめ、33kmのロング、20kmのショートともに有力選手が集まるレースとなりそうです。

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DC Weekly 2018年10月11日

立山登山マラニック(65k)

富山県。浜黒埼海岸をスタートして、弥陀ヶ原、室堂、一ノ越を経て標高3003mの北アルプス立山・雄山山頂でフィニッシュする65kmのコースで開催。新型コロナ対策を行った上で27kmの部とあわせて開催されます。

(中止)Cascade Crest 100

アメリカ・ワシントン州のシアトル郊外で開催の100マイルのトレイルランニングレースは中止になりました。

8月30日日曜日

(中止)Trofeo Kima (52k)

イタリア北部・バルマジーノ Val Masinoで開催される52km 4,200mD+のコースは鎖や固定ロープのある岩稜帯など、非常にテクニカルな山岳コースで知られる大会。環境保護のため、開催は2年に一度で280人の限られた選手が参加するレースは毎年、スカイランニングの注目の一戦でしたが、今年は中止に。

(中止)筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会(70k、48k、25k)

茨城県石岡市。ロードとトレイルが組み合わされたコースで開催され、70kmのレースではコース上の35kmのロード区間を走るためのシューズの履き替えが可能、というユニークな大会です。今年は中止になっています。

9月1日月曜日 – 9月6日日曜日

Swiss Peaks (360k, 170, 90k, Marathon, Half marathon)

スイス・ヴァレー州で開催される360kmから21kmまで、レマン湖畔のフィニッシュを目指す5つのレースが開催される大会は今年で4回目です。こちらの大会は開催が予定されています。

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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