「TORQUE 5G」はさらにタフになって5Gに対応のスマートフォン、auから3月26日発売

「ザ・アルティメット・ギア」の名に相応しいタフスマホが5Gをはじめとする新機能をまとって登場します。

はKDDIと沖縄セルラー電話がauで発売する同社製の5G対応タフスマートフォン「TORQUE®︎ 5G」を発表しました。3月17日午前10時から予約を受け付け、3月26日から発売。価格は8万8885円(税込)となります。あわせて「Coleman」との限定コラボモデル「TORQUE®︎ 5G Coleman LIMITED」も発売されます。

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は2014年に初代機が登場してから次第に進化を遂げて、今回登場する「TORQUE®︎ 5G」は第5世代となります。

シリーズ最強、28項目の耐久性試験をクリア

TORQUEシリーズの他のスマホにはない魅力はなんといっても抜群の耐久性。今回のTORQUE 5Gでは、タフスマートフォンの証として米国国防総省のMIL規格21項目のほか京セラ独自の耐久試験でシリーズ最多の7項目をクリア。耐落下性能では「サンドペーパーを敷いた鉄板上に高さ約2.0mから26方向から落下させる」、「約100gの鋼球を1mの高さからディスプレイ面の中央に落下させる」といった過酷な試験に合格。さらに耐薬品性能ではスマホが汚れた場合にハンドソープで丸洗いしたり、アルコール除菌シートで拭くことも可能に。今日の衛生面のニーズにも応えるタフさを身につけました。

発表当日に行われた発表会では、フィッシングやマウンテンバイク、トレッキングといったシーンでの耐久性がアピールされていましたが、でもTORQUE 5Gの耐久性の高さは魅力的です。暑さ寒さや雨といった気象条件はもちろん、汗で濡れたり巻き上がる土ぼこりまみれになったり、頻繁にバックパックのポケットに出し入れして落としたりといった場面がトレイルランニングでは多いですからね。

スマートフォンとしての機能もしっかり充実

スマートフォンの機能としては5Gに対応したことが一番の目玉となります。加えて5.5インチのFHD+の画素を持つIPS液晶のディスプレイは前モデルのTORQUE G04に比べて輝度が50%アップして、太陽光下でもくっきり見やすくなっています。

さらに長時間、アウトドアで行動するトレイルランナーにも好評な着脱可能なバッテリーは4,000mAhと大容量。アクセサリーにバッテリー充電器がラインナップされて予備の電池パック(別売)を単体で充電できるようになりました。
左から新発売のバッテリー充電器、新発売の三脚ネジ対応マルチホルダー、落下防止のパラコードが追加されたハードホルダー、フローティングストラップ。

左から新発売のバッテリー充電器、新発売の三脚ネジ対応マルチホルダー、落下防止のパラコードが追加されたハードホルダー、フローティングストラップ。

この他、グローブをつけた状態でもタッチ操作できる「グローブタッチ」、手や画面が濡れた状態でもタッチ操作できる「ウェットタッチ」にも対応します。

三脚ネジ対応マルチホルダーはTORQUE 5G専用のホルダー。三脚ネジが2箇所についている。

三脚ネジ対応マルチホルダーはTORQUE 5G専用のホルダー。三脚ネジが2箇所についている。

カメラ機能は後で編集しなくても見栄えのする動画を撮れる機能を強化

TORQUE 5Gはディスプレイの裏側にF1.8・2400万画素のメインカメラとF2.2・1600百万画素のデュアルワイドカメラを装備(加えてディスプレイ面のインカメラは800百万画素)。これまでもアウトドアでのアクションカメラとしての機能をTORQUEシリーズではアピールしてきましたが、TORQUE 5Gでは新たにマルチカメラ機能が搭載されました。これはメインカメラの画像の上にインカメラの自撮り画像を重ねて写真や動画を撮影できるというもので、テレビのワイプとかピクチャーインピクチャーといわれる画像が簡単に撮れます。

ビデオは最大4Kまで撮影可能。

ビデオは最大4Kまで撮影可能。

カメラの設定項目。

カメラの設定項目。

さらにボタンを押している間だけ動画が撮影されて、それらの動画をすぐに連結してストーリー性のあるムービーにすることができる「プッシュムービー」機能も新たに搭載。ランニングなどのアクティビティの途中で出会ったいい瞬間をストレスなしでキャプチャーできます。

この他、最近のスマホでは進化が著しい、薄暗い場所でも明るく写真を撮れる「ナイトモード」や最大360度のパノラマ写真を撮影できる「パノラマモード」も搭載されました。

この他、心拍センサーなどをANT+またはBluetoothで接続し、そのデータを日時や高度、天気などと一緒に重ねて写真や動画を撮れる「Action Overlay」機能も引き続き搭載しています。

心拍モニターとANT+またはBluetoothで接続できる。

心拍モニターとANT+またはBluetoothで接続できる。

Colemanとのコラボモデルも発売、オウンドメディアの「TORQUE Style」もローンチ

TORQUE 5Gの発売に合わせて、アウトドアブランド「Coleman」とのコラボモデル「TORQUE®︎ 5G Coleman LIMITED」も発表されました。Colemanのシンボルカラーのレッドにカモフラージュ柄というインパクトのあるデザインとなっているほか、端末起動時にColemanを象徴するランタンが点灯するアニメーションが現れる、Colemanの120周年オリジナル壁紙を3種類プリセット、といったアレンジがされています。

こちらは限定モデルですが、ベースのTORQUE 5Gと同じく3月17日午前10時から予約受付開始。5月5日23時59分の予約締め切りまでに申し込めば4月下旬以降に受け取り可能となります。

さらに、TORQUE 5Gが発表された3月16日にはオウンドメディアの「TORQUE Style」をオープン。こちらではアンバサダーであるプロアドベンチャーレーサーの田中陽希、ブラックバスプロアングラーの並木敏成、プロ冒険家の阿部雅龍のみなさんが情報を発信。タフなアクティブシーンを存分に楽しむ全ての人たちをサポートするTORQUEの世界観をそのままに、コンテンツを発信していきます。

発表会に登壇した左から自転車競技プロレーサーの栗瀬裕太さん、ブラックバスプロアングラーの並木敏成さん、プロ冒険家の阿部雅龍さん。

発表会に登壇した左から自転車競技プロレーサーの栗瀬裕太さん、ブラックバスプロアングラーの並木敏成さん、プロ冒険家の阿部雅龍さん。

頑丈なスマートフォンは他にはない価値、カメラは新機能がピンとくる人がいるはず

アウトドアスポーツファンには熱いファンがいるTORQUEシリーズがこれまで通りに約2年のサイクルで新製品として投入したのがTORQUE 5Gです。従来モデルで定評のあったとにかく「タフ」という特徴はさらに磨きがかかりました。京セラは北米市場で警察や消防を含めた法人ユーザー向けに高耐久端末を開発・販売している実績があるだけに、この「タフ」という特徴は本物です。トレイルランナーにとってはこの点は魅力です。

カメラ機能についてはアウトドア向けになどのアクションカメラが凌ぎを削っています。カメラの画質や取り回しの良さでは専用のアクションカメラが強いのは確かで、本格的に動画編集をしたいYouTuberならTORQUEのカメラにはさほどひかれないでしょう。しかし発表会後にTORQUE 5Gを見て思ったのは、撮った画像をすぐにInstagramやにアップしたいならデータを吸い上げる必要がないTORQUEの方が圧倒的に便利、ということ(5Gが使える場所が増えれば尚更です)。マルチカメラ機能のようなキャッチーな機能も「手軽に撮ってすぐアップしたい」というニーズにはマッチします。さらにディスプレイの輝度が上がったのもポイント。ディスプレイはカメラのクオリティには直接関係ないはずですが、撮った写真や動画を鮮明な画像として見ることができると写真や動画を撮る経験はずっと豊かです。

トレイルランニングの愛好家であれば、TORQUE 5Gは一度手に取ってその実力を試すべきスマートフォンだと感じました。

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