2022年のスカイランナー・ワールドシリーズ Skyrunner®︎ World Seriesの日程が発表されました。今年は5月29日に予定されている粟ヶ岳スカイレース Mt. Awa Skyraceを含むレースの数は13で昨年と変わりませんが、新たなレースも加わっています。年間ランキングのポイントにより「ティア1」、「ティア2」にレースが区分されるほか、昨年は設定を見送られた「スカイマスターズ」が復活。10月8日のゴルベイア・スシエン Gorbeia Suzien(スペイン・バスク)がスカイマスターズとなり、シリーズのファイナルとなります。
(写真・昨年のGorbeia Suzien で優勝のデニサ・ドラゴミル Denisa Dragomir © Andres Nuñez)
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シリーズの開幕は5月8日のフランスのスカイレース・デ・メテイザン Skyrace des Matheysins。昨年との比較で新たに加わったのは昨年の世界選手権が開催され、今年は名称を新たにしたGarmin EPIC Trail(スペイン・カタルーニャ)、オーストリアのSchlegeis 3000 Skyrace、ポルトガルのLouzan Skyrace。一方、昨年のシリーズ戦で今年はラインナップされていないのは6月のリビーニョ・スカイマラソン Livigno SkyMarathon、昨年新たに加わったばかりだった9月のグリーネ・スカイマラソン Grigne SkyMarathon、シリーズ最終戦として注目を集めてきた10月のリモーネ・スカイレース Limone Skyrace Extreme,。イタリアの3レースが外れて、今年のスカイランナー・ワールドシリーズにはイタリアの大会がないことになります。
「ティア1」の9レースでは男女のそれぞれ上位20選手には順位に応じたポイントが与えられるほか、男女それぞれ上位10選手にスカイマスターズへの出場権が認められます。「ティア2」の3レース(粟ケ岳、Schlegeis 3000 Skyrace、Louzanskyrace)についてはポイントの上限がティア1より低く、付与されるのも男女それぞれ10選手まで。スカイマスターズへの出場権も男女それぞれ5選手となります。
スカイマスターズでは男女それぞれの上位10選手に総額1万5千ユーロの賞金が与えられるほか、ポイントの年間ランキングで上位選手に総額3万5千ユーロの賞金も用意されています。
- 5月8日:スカイレース・デ・メテイザン Skyrace des Matheysins(フランス、サントノレ)– TIER 1
- 5月28日:マデイラ・スカイレース Madeira Skyrace(ポルトガル・マデイラ島)– TIER 1
- 5月29日: 粟ヶ岳スカイレース Mt. Awa Skyrace(日本、新潟県三条市)– TIER 2
- 6月4日:ホッホケーニヒ・スカイレース Hochkönig Skyrace(マリアアルム、オーストリア)– TIER 1
- 6月25日:ミノトール・スカイレース Minotaur Skyrace(クラウンズネスト・パス、カナダ)– TIER 1
- 7月2日: Garmin EPIC Trail(バルデボイ、スペイン)– TIER 1
- 7月23日:Schlegeis 3000 Skyrace(ツィラータール、オーストリア)– TIER 2
- 7月31日:スカイレース・コマペドローサ SkyRace Comapedrosa(アリンサル、アンドラ)– TIER 1
- 8月6日:トロムソ・スカイレース Tromsø SkyRace(トロムソ、ノルウェー)– TIER 1
- 8月19日:マッターホルン・ウルトラクス・エクストリーム Matterhorn Ultraks « Extreme »(ツェルマット、スイス)– TIER 1
- 9月4日:Louzan Skyrace(ロウザン、ポルトガル)– TIER 2
- 9月24日:ピリン・エクストリーム Pirin Extreme(バンスコ、ブルガリア)– TIER 1
- 10月8日:ゴルベイア・スシエン Gorbeia Suzien, 31km 2,400mD+(セアヌリ、スペイン)– The Skymasters