2023年のウルトラトレイルマウントフジ Ultra-Trail Mt. Fuji（MF）の開催が4月21日金曜日に迫っています。今回はコロナ以前と同じく、海外からも参加者を迎えて165kmのFUJIと69kmのKAIの二つのレースが行われます。
2019年のUTMFのチャンピオン、シャン・フージャオ Fuzhao XIANG 向付召さんが今年のウルトラトレイルマウントフジに帰ってきました。先週末のUltra-Trail Ninghai by UTMBでは106kmのレースでは総合7位、女子トップにわずか4分差で2位となったばかりです。インタビューはYouTubeで公開しており、日本語のテロップ付きでご覧いただけます。
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インタビューでは2019年のマウントフジで2度目の100マイルを走り、後半のペースダウンやいつまでも続く登りに面食らいながらもトップで河口湖にフィニッシュしたことを生き生きと話してくれました。ウルトラトレイルマウントフジでの成功が自信につながり、その後の国際的なトレイルランニング大会での活躍に繋がったといいます。
インタビューの最後では、2019年のUTMFにチームメイトとして参加し、2位となったリャン・ジンさんが一昨年の大会中の事故で亡くなったことについても聞きました。しばらく走るどころか外に出る気にもなれなかったというシャンさんでしたが、再び大きな夢を持って走り始めたのだといいます。
前回のUTMFでの経験を活かして、今回はペース配分をしっかりして走りたいといい、終始インタビューに笑顔で応えてくれたのが印象に残りました。
FUJIは富士山こどもの国（富士市）をスタートし、富士急ハイランド（富士河口湖町・富士吉田市）でフィニッシュする165.3km 7,574mD+ / 7,614mD-のトレイルランニングレースとなります。第一ウェーブは4月21日金曜日14時30分にスタートします。
（2023年4月19日収録）
