国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。
(写真 竜王スカイランで行われたV GAMES JAPAN 第5戦で男子2位となった乾碩。Photo © KTF / RYUOO SKYRUN)
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先週末開催のイベント
8月23日水曜日 – 25日金曜日
The Great Naseby Water Race (200mile, 200km, 100mile, 100km, 80km, 60km)
ニュージーランド南島、ネーズビーで開催のウルトラマラソンの大会。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
8月24日木曜日 – 27日日曜日
Grand Raid des Pyrenees (160k, 120k, 80k, 60k, 40k)
フランスのピレネー山脈、ヴィエル=オール Vielle-Aureで開催されました。160kmのレースはセリーヌ・フィナ Céline FINAS (FRA) が31時間33分で女子優勝。男子はグイヘルメ・ロウレンコ Guilherme LOURENCO (POR) が23:54で優勝しました。リザルトはこちら。
8月25日金曜日 – 27日日曜日
L’Echappee Belle (149km, 84km, 64km, 20km)
フランス南東部のベルドンヌ山脈をコースとする大会。大会の直前に悪天候が予想されたことから、149kmの「L’Intégrale」はコースが短縮されて62km 5,200mD+で行われました。男子のレースはベノワ・ショーべ Benoît Chauvet (FRA) とジョナサン・テヘーダ Jonathan Tejada Ocejo (ESP) が10:05のタイで優勝。女子はファニー・ツールネイ Fanny Tournay (FRA) が12:41で優勝。リザルトはこちら。
Matterhorn Ultraks (25k<Extreme>, 49k, 32k, 19k, VK)
スイス・ツェルマットをメイン会場とする大会の25km 2,876mD+がスカイランナー・ワールドシリーズの今シーズンの第9戦でした。女子のレースはワールドシリーズのレースには初登場のアナスタシア・ルツォバ Anastasia RUBTSOVA (RUS) が後続に8分以上の差をつけて4:10で勝利を収めました。2位はマリア・クリステン Maria CHRISTEN (SUI) で4:18、3位はカリーナ・カルソリオ Karina CARSOLIO (MEX) で4:23でした。 男子のレースは先頭が入れ替わる激しいレースでしたが、いつものように終盤に強さを発揮したマヌエル・メリリャス Manuel MERILLAS (ESP) が3:19で優勝。中盤にレースをリードし、この大会で2度優勝しているウィリアム・ボッフェリ William BOFFELLI (ITA) が1分半差の3:20 で2位に。3位はフレデリック・トランシャン Frederic Tranchand (FRA) で3:27でした。日本の選手は上正原真人 Masato KAMISHOHARAが3:47で12位でした。リザルトはこちら。
8月26日土曜日 – 27日日曜日
竜王スカイラン(29km, 9km, VK)
長野県志賀高原で開催されました。今年のV GAMES JAPANの第5戦が4.5kmのバーティカルのコースで行われました。女子では秋山穂乃果が50分28秒で圧勝。2位は齋藤磨実で53分57秒、3位に小林華蓮が55分32秒で続きました。男子は宮川朋史が41分27秒で優勝、乾碩が42分54秒、牛田美樹が44分14秒で2位、3位でした。この他、オープンレースのバーティカルでは町田彩羽が1時間9分で女子優勝、菊嶋啓が44分16秒で男子優勝。ショート9kmは山田柚野が1時間10分、加藤浩が52分37秒で女子、男子でそれぞれ優勝。スカイ20kmは齋藤磨実が2時間47分、関真二が2時間10分でそれぞれ優勝しました。リザルトはこちら。
8月26日土曜日
立山登山マラニック(65k)
富山県。浜黒埼海岸をスタートして、弥陀ヶ原、室堂、一ノ越を経て標高3003mの北アルプス立山・雄山山頂でフィニッシュする65kmのコースで開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
8月27日日曜日
筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会(75km, 48km, 25km)
茨城県石岡市。ロードとトレイルが組み合わされたコースで開催されました。リザルトはこちらに公開される見込みです。
世界ジオパークトレイルラン(60km, 40km, 10km)
兵庫県神鍋高原。世界ジオパーク山陰海岸をコースとする大会です。60km男子は中谷亮太が6時間23分で優勝、女子の完走者は2名で鍋藤亜希子が8時間55分で首位でした。40kmは山根健一が3時間50分で男子優勝、中村小百合が5時間26分で女子優勝。10kmは廣谷茜が1時間4分、平岡章宏が52分8秒で女子男子それぞれの勝者となりました。リザルトはこちら。
今週末開催のイベント
8月28日月曜日 – 9月3日日曜日
Dacia UTMB Mont-Blanc
フランス・シャモニーを拠点に開催される「トレイルランニングの最高峰」となる大会。今年は2003年に始まった大会の20周年大会となり、昨年から始まったUTMBワールドシリーズが一巡して初めてのファイナルともなります。100マイルのUTMBをはじめ、CCC、OCC、TDS®︎といったレースとその有力選手を紹介する記事を当サイトでは公開しています。
- 20回目の大会は史上最高にハイレベルなレースに。Dacia UTMB Mont-Blancまであと2週間
- 2023年 TDS、OCC プレビュー #UTMB
- 2023年 CCC プレビュー #UTMB
- 2023年 UTMB プレビュー #UTMB
9月2日土曜日 – 3日日曜日
Vertical Nasego (4.2km), Trofeo Nasego (21.5km)
イタリア・ロンバルディア州のカスト Castoで開催。土曜日のVertical Nasegoは4.2kmで1000mを登るバーティカルレース。日曜日のTrofeo Nasegoは21kmの山岳コースで行われます。いずれもWMRAのマウンテンランニングW杯のシリーズ戦です。
OSJ安達太良山トレイル(10K, 50K)
福島県二本松市の岳温泉、あだたら高原スキー場で開催。土曜日に10Kとキッズレース、日曜日に50Kのレースが行われます。50Kのレースが2023年の全日本スカイランニング選手権のスカイウルトラ競技のレースとなります。
Mizukami Mountain Party(25km, 39km, 62km)
熊本県水上村。宮崎県と県境を接する水上村の山間地で開催される大会で、ショート、ミドル、ロングの三つのレースが行われます。
最上稲荷9時間耐久トレイルランレース(9h)
岡山市の最上稲荷で開催。一周4.6kmの周回コースを9時間で何回走れるかを競うイベントです。
Borneo TMBT Ultra Trail (109k, 50k, 30k, 37k, 12k, 7.5k)
マレーシア・ボルネオ島で行われるマレーシアでは最も早く始まったウルトラトレイルのイベントです。コースはキナバル山の山麓に設けられており、109kmと50kmのレースがAsia Trail Masterのシリーズ戦です。
9月2日土曜日
京都一周トレイルグランドトラバース (60km)
京都一周トレイルの北山コース、東山コースを走るイベントで制限時間は12時間となります。
Ben Nevis Race
イギリス・湖水地方で1951年から続くフェル・ランニング / Fell Runningの代表的なイベントです。
9月3日日曜日
多摩川源流トレイルラン(24k)
奥多摩の西隣となる山梨県小菅村で開催。多摩川の源流を育む美しい水源林や高原を走るコースとなっています。
9月3日日曜日 – 9日土曜日
Swiss Peaks (360k, 170, 100k, 70k, Marathon, Half marathon)
スイス・ヴァレー州で開催される360kmから21kmまで、レマン湖畔のフィニッシュを目指す5つのレースが開催される大会。レースの一つでオーバーワルド Oberwaldからレマン湖畔のブヴレ Bouveretを目指す「SwissPeak 360」は氷河やテクニカルなトレイルを含む距離365km、累積獲得高度25,900mD+のコースで行われます。制限時間は156時間。 日本からは丹羽薫 Kaori NIWAがエントリーしています。
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