300kmのチャレンジを99時間33分で完走、最初のPTL完走チームがシャモニーに到着 2023 Dacia UTMB Mont-Blanc

8月28日月曜日の午前8時に、2人または3人のランナーからなる約100チームがDacia UTMB Mont-Blancのイベントの一つであるPTLをスタートしました。それから100時間が経たない1日金曜日の午後に、最初のフィニッシャーがシャモニーの大会を象徴するフィニッシュアーチをくぐりました。チーム名「UltraTiming」のニコラス・レーマン Nicolas LEHMANN(SUI, UTMB Index 722)とヴィクトール・リシャール Victor RICHARD (BEL – 723)が今年のPTLを99時間33分40秒で完走し、最初のフィニッシャーとなりました。

(写真 PTLで最初のフィニッシャーとなったニコラス・レーマンとヴィクトール・リシャール Photo © UTMB)

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シャモニーのフィニッシュゲートで二人は今回の経験を振り返りました。「スタート時の気象条件が雨、風、標高の高いところでは雪が一部で30cmに達していると知った時、素晴らしいが複雑な一週間になるだろうと自分たちに言い聞かせました。最も困難だったのは、木曜日の夜、バルム峠 Col de Balme への最後の下りでした。チャレンジングで、夜間だったのと疲労の中だったので非常に注意深く行動しなければなりませんでした。長い間、PTLについて考え、夢見てきました。私たち二人はスポーツと山を愛しています。PTLは山を楽しむための挑戦です。それはトレイルランニング以上のものだと実感しました。」

La Petite Trotte à Léon(PTL)は、モンブランを大きく周回する、多くの人にとっては一生に一度の冒険であり、精神的なコミットメント、深いチームワークと冒険の精神、そして深い山の価値観が求められます。マーキングのない高い道を進んでいくランナーたちは、300kmと総高度差25,000mのコースを完了するために、チームで全てを解決して進み続けなくてはなりません。

PTLは非常に厳しい天候、豪雨と氷点下の気温、さらには高度での雪の中で始まりました。天候はやがて回復し、最初のフィニッシャーは明るい日差しの下でチャレンジを終えることができました。

PTLのコースは毎年新たに設定されます。今年はフランス側のボーフォール Beaufortain イタリアのアオスタ渓谷 Aosta Valley やルイトール氷河 Ruitor glacier、スイスのセントバーナード Saint-Bernard 地域を通り、バルム峠 Col de Balme を経由してシャモニーに戻りました。

PTLを含むすべてのレースの結果と通過状況は、live.utmb.worldと大会のSNSで大会開催期間中を通してフォローすることができます。

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