2024ユーススカイランニング世界選手権で日本チームが大活躍

6月28-30日にモンテネグロのバール Bar で「2024ユーススカイランニング世界選手権」(2024 Youth Skyrunning World Championships)が開催されました。日本からは17名の選手からなる代表チームが参加し、バーティカルでは近江竜之介 Ryunosuke OMIがU23男子、スカイでは大掛柚奈 Yuna OGAKEがYouthA女子のそれぞれ金メダルを獲得しました。代表選手の獲得ポイントで争われた国別団体では日本はスペインに次ぐ銀メダルを獲得し、昨年の銅メダルを上回る過去最高の成績となりました。

ユーススカイランニング世界選手権は2024年末日の満年齢によりYouthA(15-16歳)、YouthB(17-18歳)、YouthC(19-20歳)、U23(21-23歳)の各カテゴリーごとに表彰が行われました。

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(写真 モンテネグロで開催された2024ユーススカイランニング世界選手権に参加した日本代表チーム Photo © JSA)

バーティカル種目で日本勢が5つのメダル獲得

初日の6月28日にはバーティカル種目(5km, 1000mD+)が行われ、日本代表選手では次の選手が各カテゴリーでトップ3に入賞しました。、以下の選手たちが入賞を果たしました:

  • U23男子1位:近江竜之介 Ryunosuke OMI(京都府京都市出身)
  • YouthC女子2位:小林華蓮 Karen KOBAYASHI(長野県飯山市出身)
  • YouthA女子2位:大掛莉奈 Rina OGAKE(愛知県春日井市出身)
  • YouthB女子3位:小幡莉子 Riko OBATA(新潟県魚沼市出身)
  • YouthA女子3位:大掛柚奈 Yuna OGAKE(愛知県春日井市出身)
VKのYouthAで2位の大掛莉奈(左)と3位の大掛柚奈(右)。 Photo ©Milos Milenkovic

VKのYouthAで2位の大掛莉奈(左)と3位の大掛柚奈(右)。 Photo ©Milos Milenkovic

VKのU23男子で金メダルの近江竜之介。 Photo ©Milos Milenkovic

VKのU23男子で金メダルの近江竜之介。 Photo ©Milos Milenkovic

スカイ種目では大掛姉妹がワンツーフィニッシュ

6月30日に開催されたスカイ種目はYouthA、Bは12km 800mD+のコース、他は21km 1600mD+のコースで行われました。日本勢ではYouthA女子カテゴリーにおいて大掛柚奈が金メダル、大掛莉奈が銀メダルを獲得。初日のバーティカルでの大掛莉奈の銀メダル、大掛柚奈の銅メダルに続く姉妹での快挙となりました。近江竜之介はU23男子で4位、小林華蓮はYouthC女子で7位、小幡莉子はYouthB女子で4位でした。

  • YouthA女子1位:大掛柚奈 Yuna OGAKE(愛知県春日井市出身)
  • YouthA女子2位:大掛莉奈 Rina OGAKE(愛知県春日井市出身)

コンバインド(複合)種目でも好成績

バーティカルとスカイの2種目の合計ポイントで競われるコンバインド種目では、大掛柚奈と近江竜之介がそれぞれのカテゴリーで金メダルを獲得しました。

  • YouthA女子1位:大掛柚奈 Yuna OGAKE(愛知県春日井市出身)
  • U23男子1位:近江竜之介 Ryunosuke OMI(京都府京都市出身)
  • YouthA女子3位:大掛莉奈 Rina OGAKE(愛知県春日井市出身)
  • YouthC女子3位:小林華蓮 Karen KOBAYASHI(長野県飯山市出身)

団体で日本チームが銀メダル獲得

各国代表チームの複数選手の獲得ポイントで競われる国別団体表彰では、日本チームがスペインに次ぐ2位となり、銀メダルを獲得しました。これは昨年の3位を上回る過去最高の成績となります。

Photo ©Milos Milenkovic

Photo ©Milos Milenkovic

今回のユース世界選手権での日本チームの活躍は、ユース世代の選手たちの高い潜在能力と日本のスカイランニング競技の発展を示すものとなりました。

  • レース全体のリザルト
  • ISFのリザルト紹介記事(VKSKY
  • JSAのリザルト紹介記事(VKSKY
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