DC Weekly 2024年10月21日 GTWSグランドファイナル、Templiers、レユニオン、Ninghai by UTMB、全日本スカイランニング選手権、富士山原始林

【追記・リザルトの一部で選手名の表記を修正しました。】国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真は志賀高原エクストリームトレイルで開催された全日本スカイランニング選手権大会・SKYULTRAの男女トップ3選手。Photo © JSA)

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先週末開催のイベント

Ascona – Locarno Golden Trail Finals By Scenic Trail

スイス南部、アスコナ Ascona 、ロカルノ Locarno で今年のゴールデントレイルワールドシリーズのGrand Finalが開催されました。レースは7kmのプロローグ、23.5kmのメインレースが行われました。女子のレースではプロローグをジョイス・ンジェル Joyce Njeru (KEN)が一位、メインレースは今年のシエール・ジナルで鮮やかなデビューで優勝したジョイライン・チェプゲノ Joyline Chepgeno (KEN) が勝利しました。年間ランキングはンジェルが獲得しました。男子ではエルハウシン・エラザウィ Elhousine Elazzaoui (MAR) がプロローグ、メインレースともに優勝し、今シーズンのGTWSチャンピオンと決まりました。

DogsorCaravanでは4日間の各レースについてレポートをお届けしました。

ジョイス・ンジェル Joyce Njeru (KEN) が女子プロローグで優勝・第一日【ゴールデントレイルシリーズ – グランドファイナル】

2024.10.18

エルハウシン・エラザウイ Elhousine Elazzaoui (MAR) が男子プロローグで優勝・第二日【ゴールデントレイルシリーズ – グランドファイナル】

2024.10.19

ジョイライン チェプゲノが勝利、ジョイス・ンジェルが年間チャンピオンのタイトル獲得・第三日【ゴールデントレイルシリーズ – グランドファイナル】

2024.10.20

エルハウシン・エラザウィがメインレースを制し、年間チャンピオンの座を獲得して閉幕・第四日【ゴールデントレイルシリーズ – グランドファイナル】

2024.10.21

Les Templiers HOKA (80km, 99.5km, 62.5km, 47.2km, etc)

フランスのミヨーで開催される秋のトレイルランニングのビッグイベントは15種類以上のレースにのべ13,000人が参加します。例年多くのエリート選手を集めるメインイベントとなるのは距離80.4km、標高差4,428mD+の「グラン・トレイル・デ・タンプリエ Le Grand Trail des Templiers」です。男子のレースは中盤から先頭に立ったトマ・カルダン Thomas CARDIN (FRA) が昨年のこのレースでの4位に続いて、30階記念となる今年のレースで頂点に立ちました。19分差でミゲル・アルセニオ Miguel ARSENIO (POR) が2位に続きました。今年4月にMt. FUJI 100のKAI70kで優勝したアンドレウ・シモン Andreu SIMON AYMERICH (ESP) が3位でした。女子は最後まで僅差での競り合いが続きました。最後はケイトリン・フィールダー Caitlin FIELDER (NZL) が2位に2分半の差となる7:42で勝利しました。シルビア・ノルスカー Sylvia NORDSKAR (NOR) が7:45で2位、ブランディーヌ・リロンデル Blandine L’HIRONDEL (FRA) が7:48で3位でした。

リザルトはこちら

Grand Trail des Templiers 男子トップ10

  1. トマ・カルダン Thomas CARDIN (FRA) – 6:38:14
  2. ミゲル・アルセニオ Miguel ARSENIO (POR) – 6:57:34
  3. アンドレウ・シモン・アイメリッチ Andreu SIMON AYMERICH (ESP) – 7:02:20
  4. アジズ・ヤチョウ Aziz YACHOU (MAR) – 7:03:14
  5. テオ・デティエンヌ Theo DETIENNE (FRA) – 7:04:04
  6. ブノワ・コリ Benoit CORI (FRA) – 7:08:21
  7. グルウェン・ケルネゲズ Goulwen KERNEGUEZ (FRA) – 7:09:25
  8. ケビン・フェルムーレン Kevin VERMEULEN (FRA) – 7:16:17
  9. ゴーティエ・ボンヌカレール Gautier BONNECARRÈRE (FRA) – 7:18:28
  10. ヒュー・チャットフィールド Hugh CHATFIELD (GBR) – 7:19:35
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DC Weekly 2023年6月7日 TAMBA100、那岐ピークス、Trail du Saint-Jacques by UTMB、Hochkönigman

Grand Trail des Templiers 女子トップ10

  1. ケイトリン・フィールダー Caitlin FIELDER (NZL) – 7:42:24
  2. シルビア・ノルドスカル Sylvia NORDSKAR (NOR) – 7:45:05
  3. ブランディーヌ・リロンデル Blandine L’HIRONDEL (FRA) – 7:48:13
  4. クレマンティーヌ・ジョフレ Clementine GEOFFRAY (FRA) – 7:49:46
  5. ジェニファー・リヒター Jennifer LICHTER (USA) – 8:00:52
  6. アンナ・スティーナ・エルキラ Anna Stiina ERKKILA (FIN) – 8:01:02
  7. マリー・ゴンカルベス Marie GONCALVES (FRA) – 8:01:25
  8. アデリーヌ・マルタン Adeline MARTIN (FRA) – 8:08:28
  9. マリーヌ・カンタール Marine QUINTARD (FRA) – 8:24:14
  10. キム・シュライバー Kim SCHREIBER (GER) – 8:31:15

Grand Raid Reunion (Diagonale des Fous 175km, Trail de Bourbon 100km, Mascareignes 70km, Metis Trail 50km, Zembrocal Trail Relay)

南太平洋のレユニオン島で開催される世界的に知られる大会で、とりわけ175kmで累積10,150mD+のコースで島を対角線上に縦断する「La Diagonale des Fous(愚か者の対角線)」は世界のトレイルランナーの憧れのレースの一つです。

毎年少しづつアレンジされるコースですが今年は175kmという大会史上再長距離となりました。男子では大会初参加のマチュー・ブランシャール Mathieu BLANCHARD(FRA) が23:25で優勝しました。終盤までブランシャールと先頭を走ったジャン=フィリップ・チュミ Jean-Philippe TSCHUMI (SUI) は33分差の3位に。フランス在住のベン・ディマン Ben DHIMAN (USA) が24:42でトップ3に入りました。女子のレースはマノン・ボアール Manon BOHARD (FRA) が終始リードして31:49でフィニッシュ、今年のチャンピオンとなりました。2位にはマリリーヌ・ナカシュ Maryline NAKACHE (FRA) が33:01、3位にポリーヌ・グラルデル Pauline GRARDEL (FRA) が続きました。

リザルトはこちら

Diagonale des Fous 男子トップ10

  1. マチュー・ブランシャール Mathieu BLANCHARD (FRA) – 23:25:02
  2. ジャン=フィリップ・チュミ Jean-Philippe TSCHUMI (SUI) – 24:08:32
  3. ベン・ディマン Ben DHIMAN (USA) – 24:42:53
  4. ディエゴ・パゾス Diego PAZOS (SUI) – 26:33:42
  5. マルタン・ケルン Martin KERN (FRA) – 26:33:42
  6. ヴァンサン・エスミオル Vincent ESMIOL (FRA) – 27:05:00
  7. ジュディカエル・ソートロン Judicael SAUTRON (FRA) – 27:23:37
  8. ロバン・コワヌス Robin COINUS (FRA) – 27:58:09
  9. ジャン=マリー・テヴナール Jean-Marie THEVENARD (FRA) – 28:03:58
  10. アンソニー・ピピトーヌ Anthony PIPITONE (FRA) – 28:49:16
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Diagonale des Fous 女子トップ10

  1. マノン・ボアール Manon BOHARD (FRA) – 31:49:55
  2. マリリーヌ・ナカシュ Maryline NAKACHE (FRA) – 33:01:19
  3. ポリーヌ・グラルデル Pauline GRARDEL (FRA) – 33:46:15
  4. アリーヌ・コカール Aline COQUARD (FRA) – 35:21:42
  5. シー・ウェンフェイ Wenfei XIE (CHN) – 35:59:25
  6. シルヴェーヌ・キュソ Sylvaine CUSSOT (FRA) – 36:43:24
  7. ジュリー・マリニ Julie MARINI (FRA) – 37:21:00
  8. フラヴィー・ブリュネル Flavie BRUYNEEL (FRA) – 38:19:52
  9. マリー・ロール・ティユー Marie Laure THIEUX (FRA) – 39:30:16
  10. マガリ・ヴィオネ Magali VIONNET (CHE) – 39:44:35

Ultra-Trail Ninghai by UTMB (105km, 60km, 25km, 12km)

中国の浙江省寧波市で開催されるこの大会は中国のアスリートたちがここでの活躍をきっかけに世界に飛躍していったことでも知られ、例年ハイレベルな競技の舞台ともなっています。UTMBワールドシリーズのレースとして開催されました。

距離106km、5,200mD+の「UTNH105」は今年のAnta Hong Kong 100-100km優勝のメン・グアンフー Guangfu Meng が10:05で制しました。7分差でドー・ジ Ji Duo が2位。今年のMt. FUJI100の100マイルで2位のチン・グイドゥ GUIDU QIN が3位でした。このほか、2023年UTMF優勝のチョウ・ジアジュ Jiaju Zhao が6位、今年のMt. FUJI 100の100マイル優勝のデン・グオミン Guomin Deng が8位。日本の西村広和 Hirokazu Nishimuraは12時間14分で男子15位で完走しています。

女子の100KはMt. FUJI 100を二度優勝し、今年はウェスタンステイツ準優勝のシャン・フージャオ Fuzhao Xiangが11:27で優勝。イ・アンナ Anna Liが12:01で2位、チー・リンジエ Lingjie Chi (CHN) 12:22で3位でした。

リザルトはこちら

100km男子トップ6

  1. グアンフー・メン Guangfu Meng (CHN) – 10:05:00 (HOKA)
  2. ジー・ドゥオ Ji Duo (CHN) – 10:12:10 (HOKA)
  3. グイドゥ・チン GUIDU QIN (CHN) – 10:23:49 (Outopia)
  4. ルーク・グレンフェル=ショー Luke GRENFELL-SHAW (GBR) – 10:30:57 (Brooks Trail Runners)
  5. イオネル・クリスティアン・マノレ IONEL CRISTIAN MANOLE (ROU) – 10:37:44 (Salomon)
  6. ジアジュ・ジャオ jiaju Zhao (CHN) – 10:41:24 (HOKA)

100km女子トップ6

  1. フージャオ・シアン Fuzhao Xiang (CHN) – 11:27:23 (HOKA)
  2. アンナ・リー Anna Li (CHN) – 12:01:24 (HOKA)
  3. リンジエ・チー lingjie chi (CHN) – 12:22:13
  4. シカノヴァ・ヴァルヴァラ Shikanova Varvara (AND) – 12:38:57 (Salomon China)
  5. リーピン・ワン LIping Wang (CHN) – 12:51:34
  6. アイリ・ワン aili wang (CHN) – 13:28:13
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50km男子トップ6

  1. タオ・ルオ TAO LUO (CHN) – 04:54:58 (AdidasTERREX)
  2. ジアンジアン・ヤン JIANJIAN YANG (CHN) – 04:57:01
  3. バンリン・ファン BangLin Fan (CHN) – 05:04:19
  4. フイ・バイ hui bai (CHN) – 05:10:42 (Outopia)
  5. シェン・ジャン SHENG ZHANG (CHN) – 05:11:39
  6. ドン・ヘ Dong HE (CHN) – 05:18:14

50km女子トップ6

  1. スンマヤ・ブダ Sunmaya Budha (NPL) – 05:40:03 (Kailas Fuga Team)
  2. エスター・チラグ Eszter Csillag (HUN) – 06:05:37 (HOKA&T8)
  3. ルイファン・ジョウ Ruifang Zhou (CHN) – 06:10:19 (Vibram)
  4. ティン・ジャン ting zhang (CHN) – 06:21:24
  5. ナ・ジャン Na Zhang (CHN) – 06:24:36 (凯乐石)
  6. ジンヤン・タン Jingyan Tang (CHN) – 06:28:18 (Salomon)

10月18日金曜日 – 20日日曜日

Ultimate Trails Of Penang (100m, 100k, 60k, 40k, 20k, 12k)

マレーシアのペナン島で開催される大会で、100マイル(約160km)から12kmまで6つのレースが開催されます。Asia Trail Masterのレポートによれば、100マイルのレースは66人が参加し、完走者は男性のみ5名となりました。テクニカルなコースと長時間降り続けた雨が選手を苦しめることになりました。アクマル・アズミ Aqmal Adzmi が38:40で最初のフィニッシャーとなり、Asia Trail Masterのレースで初勝利となりました。

60kmのレースではシンガポールのクリス・ティムス Chris Tim ms が12:07で男子優勝を勝ち取り、ATMのレースで初勝利をあげました。女子の60kmは17:33でシュー・チェン・タン Siew Chen Tanが優勝しました。

リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

10月19日土曜日 – 20日日曜日

志賀高原エクストリームトレイル(55k, 32k, 8k)

長野県下高井郡山ノ内町の志賀高原で開催。55kmのレースの中で2024年の全日本スカイランニング選手権大会(SKYULTRA)が開催されました。男子では丸山将真 Shoma MARUYAMAが6:05で全日本チャンピオンとなり金メダルと獲得。牛田美樹 Miki USHIDA が6:18で銀メダル、宮川朋史 Tomofumi MIYAGAWAが6:22で銅メダルでした。女子のレースは4選手が完走し、金メダルは林楓 Kaede HAYASHI で7:12。銀メダルは齋藤磨実 Mami SAITO が7:21、銅メダルは小谷奈穂 Naho KOTANI で7:43でした。

全日本スカイランニング選手権大会(SKYULTRA)男子

  1. 丸山将真 Shoma MARUYAMA 06:05:44
  2. 牛田美樹 Miki USHIDA 0618:49
  3. 宮川朋史 Tomofumi MIYAGAWA 06:22:35
  4. 岡田裕也 Yuya OKADA 06:25:02
  5. 町田知宏 Tomohiro MACHIDA 06:26:33
  6. 須永義伸 Yoshinobu SUNAGA 06:30:45
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全日本スカイランニング選手権大会(SKYULTRA)女子

  1. 林楓 Kaede HAYASHI 07:12:33
  2. 齋藤磨実 Mami SAITO 07:21:16
  3. 小谷奈穂 Naho KOTANI 07:43:39
  4. 黒川芳恵 Yoshie KUROKAWA 09:16:47

合わせて行われたロング(55km)では三浦裕一 Yuichi MIURA坪井光穂 Miho TSUBOI、ミドル(32km)では山岸正季 Masaki YAMAGISHI小林華蓮 Karen KOBAYASHI、ショート(8km)は有馬優仁 Eugene ARIMA小林華蓮 Karen KOBAYASHIが男女それぞれの優勝者となっています。

ロング55km 女子

  1. 坪井光穂 Miho TSUBOI 08:00:51
  2. 山下智子 Tomoko YAMASHITA 09:03:27
  3. 永井絢菜 Ayana NAGAI 09:16:42

ロング55km 男子

  1. 三浦裕一 Yuichi MIURA 06:30:50
  2. 塚原諒 Ryo TSUKAHARA 07:02:57
  3. 荒木諒 Ryo ARAKI 07:13:34

ミドル32km 女子

  1. 小林華蓮 Karen KOBAYASHI 05:03:47
  2. 井筒智子 Tomoko IZUTSU 05:06:56
  3. 森谷風香 Fuka MORIYA 05:21:37

ミドル32km 男子

  1. 山岸正季 Masaki YAMAGISHI 03:56:11
  2. 五十嵐裕一 Yuichi IGARASHI 04:07:53
  3. 柴勇一郎 Yuichiro SHIBA 04:18:46

ショート8km 女子

  1. 小林華蓮 Karen KOBAYASHI 00:49:08
  2. 田口夏稀 Natsuki TAGUCHI 00:49:46
  3. 木内絢花 Ayaka KIUCHI 00:52:24

ショート8km 男子

  1. 有馬優仁 Eugene ARIMA 00:44:40
  2. 丸山旺 Ou MARUYAMA 00:44:49
  3. 丸山慶 Kei MARUYAMA 00:45:53

リザルトはこちら

北八ツ トレイルフェス in ながわ(28km、リレー)

長野県長和町のブランシュたかやまスキー場でトレイルランニングとアウトドアパーティーを融合した新しいスタイルのイベントとして開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Mt.Rokko Cannonballrun (100k, 50k)

兵庫県の六甲山系で年2回開催されるイベント。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Lemkowyna ULTRA-TRAIL (150k, 100k, 70k, 48k, 30k)

ポーランド南東部のレムコ地方で150kmから10kmまで6つの距離のレースが行われました。リザルトは大会ウェブサイトに掲載されています。

Salomon Cappadocia Ultra-Trail (119k, 63k, 38k)

トルコのカッパドキア地方で開催。ユネスコ世界遺産に登録されているカッパドキアの独特な地形の中を走るトレイルランニング大会です。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

Seoul 100k (100k, 50k)

韓国・ソウル周辺の自然と都市部や歴史的な城郭などをめぐるトレイルランニング大会です。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

10月19日土曜日

Eco Trail Funchal – Madeira Island (80k, 40k, 25k, 15k)

北大西洋のマデイラ島の壮大な自然を舞台に開催されるトレイルランニング大会です。リザルトは大会ウェブサイトに掲載されています。

Vietnam Jungle Marathon (70k, 55k, 42k, 25k, 10k)

ベトナムのプールオン自然保護区で開催される大会。リザルトはこちら

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10月20日日曜日

AKITA Trail Run Festival in 太平山(32k, 10k, 4k)

秋田市の太平山スキー場オーパス周辺で開催。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

奥武蔵ウルトラマラソン(70km)

埼玉県毛呂山町の毛呂山総合公園をメイン会場に開催される大会です。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

富士山原始林トレイルラン in 精進湖・本栖湖(20k/17k)

山梨県富士河口湖町の旧精進小学校を会場にロングコースの22kmとショートコースの13.8kmの二つのレースが行われました。ロングコース男子はレジェンド、近藤敬仁が2:13で優勝。小泉明子が3:10で女子優勝となりました。ショートは葛窪千晴が0:58、村松帆乃美が1:11で男女それぞれの勝者となりました。リザルト速報はこちら

ロングコース男子

  1. 近藤敬仁 2:13:52
  2. 荒嶺樹 2:21:40
  3. 飯野高史 2:25:22

ロングコース女子

  1. 小泉明子 3:10:05
  2. 青木玲子 3:10:16
  3. 安西教子 3:12:33

ショートコース男子

  1. 葛窪千晴 0:58:19
  2. 滝口洋介 1:01:21
  3. 勝又勇人 1:02:06

ショートコース女子

  1. 村松帆乃美 1:11:25
  2. 福田恵里佳 1:13:27
  3. 工藤敦子 1:23:27

今週末開催のイベント

Backyard Ultra – World Team Championships 2024

周回コースを一時間毎にスタートしてランナーが最後の一人となるまで繰り返すという「バックヤードウルトラ」のイベントで、各国の国内選手権を開催しつつ、それぞれの国別のリモート形式でのバックヤードの国別団体戦として10月19日にスタートしました。大会ウェブサイトでライブで情報がアップデートされており、本稿執筆時点では41時間目を迎えました。日本でも12人のランナーがコース上で挑戦を続けています。

10月23日水曜日 – 27日日曜日

Asia Pacific Trail Running Championship

韓国、蔚山広域市ウルジュ郡で今回が初開催の「アジア・パシフィックトレイルランニング選手権(APTRC)」が開催されます。国際トレイルランニング協会(ITRA)が主催する、アジア太平洋地域で初めての公式選手権大会となります。ホスト大会となるのは「Ultra-Trail Nine Peaks」で10kmから124kmまでの様々な距離のレースが用意され、3,000人以上の参加者が見込まれています。APTRCでは約80kmの「ロングトレイル」、約40kmの「ショートトレイル」、14kmの「U23」の三つのレースが行われ、日本からも日本代表チームが参加します。

10月26日土曜日 – 27日日曜日

びわ湖バレイスカイレース・バーティカルキロメーター

滋賀県大津市のびわ湖バレイで開催される日本におけるスカイランニングの代表的なイベントで、今年は第10回記念大会として開催されます。さらに西日本で初開催となる全日本スカイランニング選手権大会(バーティカル、スカイ)も開催されます。全日本選手権となるのは土曜日の距離4.3km、標高差+900mの「バーティカル」、日曜日の距離22.0km、標高差±2200mの「スカイ」となります。

ジャングル ぐるぐる MAX(200k, 160k, 120k, 80k, 40k)

埼玉県越生町のオーパークおごせを会場として開催されるイベントで、約40km、累積獲得高度2,350mD+の周回コースで周回数により設定されたレースが行われます。

Javelina Jundred (100m, 100k)

米国のアリゾナ州ファウンテンヒルズで開催される100マイルおよび100kmのトレイルランニング大会です。マクダウェル・マウンテン地方公園のシングルトラックに設定される周回コースを100マイルは5周、100kmは3周するというレースです。巨大なサボテンや花崗岩の巨岩、乾燥した川床など、砂漠の乾燥した地形がコースの特徴。ハロウィンをテーマにした仮想ランのイベントとしても知られる一方、ウェスタンステイツのへの出場権がかかったGolden Ticket Raceとなっていることから、ハイレベルなレースとなることでも注目されています。

Tussey MountainBack (50 mile)

米国ペンシルベニア州中央部のタッシー・マウンテンの紅葉の中を走るウルトラランニング・イベントで、100マイル、50マイル、50km、リレー、ハーフマラソン、キッズ1マイルファンランのレースが開催されています。50マイルのレースがUSATFによる50マイル全米選手権となっています。

10月26日土曜日

上越妙高エクスプレストレイル(35km、14km)

新潟県上越市で昨年に続いて2回目の開催となる大会。北陸新幹線の上越妙高駅前をスタートし、駅前でフィニッシュするのが特徴で、37kmのロングコース、14kmのショートコース、キッズコースのそれぞれでレースが行われます。

御船ジュラシックトレイル(20km, 3km)

熊本県御船町の吉無田高原で開催。恐竜の町として知られる御船町の魅力を体感できるトレイルランニング大会では、自然を楽しみながら走れるコースと、恐竜をテーマにした様々な要素が、参加者に特別な体験を提供します。20kmと3kmのレースが行われます。

2 PEAKS SKYRACE (26km)

韓国、蔚山広域市ウルジュ郡で開催される「Ultra-Trail Nine Peaks」で行われる25.9km、2,470mD+のレースで、今年のMerrell Skyrunner World Seriesのシリーズ戦の一つとなっています。

MSIG HK50 Series – Hong Kong Island (24 km / 50 km)

Action Asia が香港で開催する50kmのシリーズ戦の開幕戦で、香港島のビクトリアピークで開催されます。24kmと50kmのレースが行われ、50kmのコースは後半には短い急な登りが多く含まれます。

10月27日日曜日

カムロトレイルラン(37km, 31km, 7km, 3km, 1〜3km)

山形県最上郡金山町のグリーンバレー神室スキー場で開催。37kmのロングコースは累積標高差約2000m、トレイル率80%で、神室山頂を含む急峻な山岳エリアがコースとなっています。

宇都宮トレイルラン(36km, 21km, 8km, 4km)

栃木県宇都宮市の森林公園で36km, 21km, 8km, 4kmの四つのレースが行われます。コースは古賀志山周辺の自然を満喫しながら走ることができます。

尾瀬戸倉 尾瀬国立公園マウンテンマラソン

群馬県利根郡片品村戸倉の尾瀬国立公園で開催されるイベント。星野和昭さんがシリーズプロデューサーを務めるKatashina Mountains Seriesのイベントの一つで、富士見田代コース(21km)、田代原コース(10km)、キッズレース(1km)の各レースが行われます。コースは「天上の楽園」と呼ばれるアヤメ平の自然を楽しめる他、富士見田代湿原の木道区間は歩行のみとするなど、尾瀬の自然利用のマナーを学ぶ機会を提供しています。

奥三河トレイルランニングレース(35km)

愛知県新城市、設楽町の奥三河地域で開催される大会で、従来の「奥三河パワートレイル」が生まれ変わり、距離35.6km、累積標高差約2,600mの新しいレースが開催されます。設楽町立田口小学校をスタートし、四谷千枚田、宇連山、鳳来寺山などを経由してふれあいパークほうらいでフィニッシュします。

山村都市交流の森 花背トレイルラン(42km, 25km, 16km)

京都府京都市の花背地域でロングコース(42km)、ミドルコース(25km)、ショートコース(16km)の三つのレースが行われます。京都市内からは、鞍馬を経て花脊峠を越えた先の花脊の山村の風景や自然の中を走ります。

EDP SOBRESCOBIO SKYRACE (32km)

スペイン北部のアストゥリアス地方に位置するソブレスコビオで開催される大会で、32kmのレースはMerrell Skyrunner World Seriesのシリーズ戦となります。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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