国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。
(写真 スペインで開催されたPenyagolosa Trails CSPの男子トップ3、左は2位の西村広和。Photo @juanjolavernia / Penyagolosa Trails)
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先週末開催のイベント
4月4日金曜日 – 14日月曜日
Marathon des Sables Legendary (250km/6 stages)
サハラ砂漠の真っ只中で7日間にわたる6つのステージ、あわせて約250kmを走るステージレース形式のトレイルランニングイベントです。今回は開催国モロッコのラシッド・エル・モラビティ Rachid El Morabity (MAR) が男子のレースで11回目の優勝。女子はフランスのマリリン・ナカシュ Maryline Nakache (FRA) が優勝しました。
男子はラシッド・エル・モラビティが合計タイム20時間55分47秒で優勝し、弟であるモハメド・エル・モラビティ Mohamed El Morabity (MAR) が僅差で2位となりました(21時間00分50秒)。エル・モラビティ兄弟は特に最長のステージとなる第4ステージ(82.2km)でラシッドが7時間08分でトップ、続く弟モハメドが10分差で2番手となり、総合順位での兄弟による1位と2位を確実にしました。3位にはアーメッド・ウイカルフェン Ahmed Ouikhalfen (MAR) が続き、タイムは22時間27分58秒でした。
女子はマリリン・ナカシュ総合タイム23時間57分20秒で一昨年に続く2度目の優勝を勝ち取りました。モロッコのアジザ・エル・アムラニ Aziza El Amrany (MAR) が25時間36分23秒で2位に入りました。日本の尾藤朋美 Tomomi Bitoh (JPN) は29時間38分25秒で3位となり、この大会で3度目となる表彰台登壇を果たしました。
今年のコースについての情報やライブトラッキングはこちらのウェブサイトから。
4月9日水曜日 – 13日日曜日
Patagonia Run (100m, 110k, 70k, 42k, 21k, 10k)
アルゼンチン・パタゴニア地方の山岳都市サン・マルティン・デ・ロス・アンデスで開催。100マイルからバーティカルレースまで7つのカテゴリーのレースが開催される南米でも有数の大規模なトレイルランニング大会です。
100マイルの男子はマクシミリアーノ・バスケス Maximiliano VAZQUEZ (URY) が21:58:06で優勝、同女子はマリア・エウヘニア・ガブリエリ Maria Eugenia GABRIELLI (ARG) が26:10:06でレースを制しました。以下、各カテゴリーの男女の優勝者は次の通りでした。全体のリザルトはこちらから見ることができます。
- 110k 男子 アルベルト・ダニエル・ゴンサレス・アクーニャ Alberto Daniel GONZALEZ ACUÑA (URY) 13:36:47
- 110k 女子 マリアナ・ガブリエラ・フェルナンデス Mariana Gabriela FERNANDEZ (ARG) 15:15:36
- 70k 男子 パトリシオ・ゴンサレス Patricio GONZALEZ (ARG) 07:19:57
- 70k 女子 マイラ・マルドネス Maira MARDONES (ARG) 09:35:27
- 42k 男子 ハビエル・マリケオ Javier MARIQUEO (ARG) 03:19:45
- 42k 女子 フェルナンダ・エリカ・マルティネス Fernanda Erica MARTINEZ (ARG) 04:00:14
- 21k 男子 ウーゴ・ロドリゲス Hugo RODRIGUEZ (ARG) 01:44:05
- 21k 女子 エミリア・ジュスティニアーニ Emilia GIUSTINIANI (ARG) 02:16:11
4月10日木曜日 – 13日日曜日
Istria 100 by UTMB (168k, 110k, 69k, 42k, 21k)
クロアチアのイストリア半島で開催される大会でUTMBワールドシリーズのレースです。各レースの結果は次の通りですが、注目の選手としてはバレリーナとしてのキャリアを持ちながらも昨年のCCCで2位となって注目されたマルティナ・ムリナルチク Martyna MLYNARCZYK (POL) が42kのレースを男女総合4位でフィニッシュして女子で優勝しています。日本からは万場大 Hajime MAMBAが168kに出場しましたが、コース前半でリタイアしています。全体のリザルトはこちら。

Photo © UTMB / Istria 100 by UTMB

写真 Istria 100 by UTMB 168k男子優勝のアレクサンダー・ヴェステンベルガー Alexander WESTENBERGER。Photo © UTMB / Istria 100 by UTMB
168K 男子
1. アレクサンダー・ヴェステンベルガー Alexander WESTENBERGER (GER) 18:09:55
2. パヴレ・クルリャック Pavle KRULJAC (CRO) 19:24:42
3. マティヤ・メストリッチ Matija MEŠTRIĆ (CRO) 20:48:15
168K 女子
1. イヴァナ・シリッチ Ivana SIRIC (CRO) 22:59:31
2. マヤ・ボナチッチ Maja BONAČIĆ (CRO) 24:11:04
3. レンカ・ヒクロヴァ Lenka HIKLOVÁ (SVK) 24:18:01
110K 男子
1. ザン・ゼピック Zan ZEPIC (SLO) 09:56:14
2. マルティン・ハラズ Martin HALASZ (SVK) 10:38:15
3. トマシュ・キック Tomasz KIK (SVK) 11:04:26
110K 女子
1. ニコル・グイドリン Nicol GUIDOLIN (ITA) 12:17:58
2. アレナ・パボルツァワ Alena PABORTSAVA (AIN) 12:33:22
3. ジュリー・ルサージュ Julie LESAGE (CAN) 12:45:18
69K 男子
1. トビアス・バゲンストス Tobias BAGGENSTOS (SUI) 05:26:31
2. スマン・クルング Suman KULUNG (NEP) 05:46:59
3. ドナテロ・ロタ Donatello ROTA (ITA) 05:54:19
69K 女子
1. イヴァナ・リシュコヴァ Ivana LÍŠKOVÁ (SVK) 06:55:12
2. ニコール・ケスラー Nicole KEßLER (GER) 07:28:30
3. ジョアナ・ライオ・エスペランソ Joana RAIO ESPERANÇO (POR) 07:39:35
42K 男子
1. サミー・ロティッチ・チェランガット Sammy Rotich CHELANGAT (KEN) 02:51:46
2. リヌス・フルテゴード Linus HULTEGÅRD (SWE) 02:56:30
3. マヌエル・ハートウェグ Manuel HARTWEG (GER) 03:05:03
42K 女子
1. マルティナ・ムリナルチク Martyna MLYNARCZYK (POL) 03:15:01
2. カミラ・リッツァルディ Camilla RIZZARDI (ITA) 03:40:13
3. マルティナ・ダルボスコ Martina DAL BOSCO (ITA) 03:51:17
21K 男子
1. ヨハネス・ヌスバウマー Johannes NUSSBAUMER (AUT) 01:11:42
2. マエル・ビュレス Maël BURES (FRA) 01:19:45
3. レオン・チェクティ Leon CHETCUTI (MLT) 01:20:32
21K 女子
1. カテリーナ・ステンタ Caterina STENTA (ITA) 01:29:18
2. エスター・ダニ Eszter DANYI (HUN) 01:42:29
3. イゾベル・ゴドフリー Isobel GODFREY (GBR) 01:43:35
4月11日金曜日 – 20日日曜日
Mount Yun by UTMB (159k, 97k, 68k, 48k, 30k, 21k, 12k, 8.9k, 3k)
中国・山西省で開催されるUTMBワールドシリーズのイベントは二つの週末に分けてレースが開催されます。大会の前半となる先週末は大会開催エリアが強風と低温の警報が発令されたため、予定されていた100k、70k、20k、13kの各レースは11日金曜日にキャンセルとすることが発表されました。
4月11日金曜日 – 13日日曜日
Desert Rats by UTMB (100K, 48K, 21K, 9K)
米国のコロラド州フルータを拠点に、コロラド川沿いのシングルトラックやメサ(段丘)への登り、広大な砂漠地帯を走るコースで開催されました。入賞選手の中で注目されるのは100K女子優勝のロッティ・ブリンクス Lotti BRINKSで、一昨年のこのレースでも優勝しています。今回は総合4位での優勝でした。50k女子優勝のアリソン・バカ Allison BACAは昨年の同じレースでは準優勝。今回は総合3位での勝利でした。21kではイーライ・ヘミング Eli HEMMINGとテイバー・ヘミング Tabor HEMMINGの夫妻が揃って優勝。イーライは昨年のOCCチャンピオンでこの大会の21Kは昨年に続く連覇。テイバーは昨年の21kでの準優勝から今年は頂点に立ちました。リザルトはこちら。
Desert RATS 100K 男子
- アレックス・ジョンソン Alex JOHNSON (USA) 08:57:28
- タイラー・ダーシー Tyler D’ARCY (USA) 09:04:06
- コーリー・カレンバック Corey KALLEMBACH (USA) 09:23:40
Desert RATS 100K 女子
- ロッティ・ブリンクス Lotti BRINKS (USA) 09:25:50
- エミリー・マン Emilie MANN (USA) 10:21:38
- ジェヌヴィエーヴ・アセリン=デメルス Geneviève ASSELIN-DEMERS (CAN) 10:31:59
Desert RATS 50K 男子
- ブライアン・ウィットフィールド Brian WHITFIELD (USA) 03:35:46
- グラント・コリガン Grant COLLIGAN (USA) 03:49:12
- オースティン・アンダーソン Austin ANDERSON (USA) 03:59:44
Desert RATS 50K 女子
- アリソン・バカ Allison BACA (USA) 03:57:03 (総合3位)
- アシュリー・ブラソバン Ashley BRASOVAN (USA) 04:10:39 (総合7位)
- ソフィー・リン Sophie LINN (AUS) 04:24:13 (総合11位)
Desert RATS 21K 男子
- イーライ・ヘミング Eli HEMMING (USA) 01:19:46
- テイラー・スタック Taylor STACK (USA) 01:22:33
- コールマン・クラグン Coleman CRAGUN (USA) 01:23:28
Desert RATS 21K 女子
- テイバー・ヘミング Tabor HEMMING (USA) 01:36:16
- ジャネル・リンクス Janelle LINCKS (USA) 01:39:20
- シドニー・ピーターセン Sydney PETERSEN (USA)
Gorge Waterfalls 100k , 50k, 30k
アメリカ・オレゴン州のカスケードロックスで開催。100kmのレースが2025年9月にスペインで開催されるWMTRC世界選手権のロングカテゴリーの米国代表選考レースとなっていました。その100kmではアダム・ピーターマン Adam PETERMAN が7:59で男子優勝。2022年のウェスタンステイツのチャンピオンで同じ年の秋にはチェンマイでのWMTRC世界選手権・ロングで金メダルを獲得しています。女子は23歳のシェイ・アクイラーノ Shea AQUILANOが9:14で優勝。今年2月のBlack Canyon 100kでの6位からこのレースでは優勝を手にしました。リザルトはこちら。
100K 男子
- アダム・ピーターマン Adam PETERMAN (USA) 7:59:30
- トレイセン・クノップ Tracen KNOPP (USA) 8:05:16
- フィリップ・ロイヤー Philip ROYER (USA) 8:19:30
- ジェフリー・コルト Jeffrey COLT (USA) 8:20:12
- ライアン・サリバン Ryan SULLIVAN (USA) 8:28:18
- マシュー・サイデル Matthew SEIDEL (USA) 8:38:41
- ブレイク・スラッテンゲレン Blake SLATTENGREN (USA) 8:40:11
- アンソニー・ウィリアムズ Anthony WILLIAMS (USA) 8:44:59
- エイブリー・コリンズ Avery COLLINS (USA) 8:58:48
- ディラン・ハンバーガー Dylan HUMBERGER (USA) 9:09:11
100K 女子
- シェイ・アクイラーノ Shea AQUILANO (USA) 9:14:49
- ジェイド・ベルズバーグ Jade BELZBERG (USA) 9:27:39
- クレア・ローズ Klaire RHODES (USA) 9:34:25
- ロビン・レッシュ Robyn LESH (USA) 9:45:14
- レア・マリガン Lea MULLIGAN (USA) 9:52:47
- アディー・ブレイシー Addie BRACY (USA) 10:20:11
- コリン・シャルボイ Corinne SHALVOY (USA) 10:29:39
- ブリタニー・ピーターソン Brittany PETERSON (USA) 10:31:48
- ジェニー・イーマン Jennie YEAMAN (USA) 10:41:45
- メルセデス・ヴィンス Mercedes VINCE (USA) 10:48:17
Zion Ultra (100m, 100k, 60k, 30k)
アメリカ・ユタ州の南部のザイオン国立公園周辺で開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
4月12日土曜日 – 13日日曜日
Leona Divide (100m, 100k, 50m, 50k, 30k)
アメリカ・カリフォルニア州レイクヒューズで開催。リザルトはこちらに掲載される見込みです。
Penyagolosa Trails (115k, 63k)
スペイン東部のカステリョンをスタートし、歴史的な巡礼路を辿ってペニャゴロサ山地の教会跡を目指す登り基調のトレイルレースです。
オリジナルの60kmのMiM(Marató i Mitja)は男子の部でホセ・アンヘル・フェルナンデス・カナレス José Ángel Fernández Canales (ESP) が5時間14分20秒で3連覇を達成しました。カナレスはレース序盤から安定したペースをキープし、中盤以降は単独リードでフィニッシュテープを切りました。自身が持つコース記録にわずか1分差まで迫る好タイムでした。女子の部では、イネス・アストライン Inés Astrain (ESP) が6時間7分46秒で優勝。2016年のラヤ・カニェス Laia Cañes (ESP) によるコースレコードを更新しました。2位のヘンマ・アレナス Gemma Arenas (ESP) に約20分差をつける圧勝でした。
106kmのCSP(Castelló-Penyagolosa)では、男子の部でイバン・カルボ Iván Calvo (ESP) がレースを積極的にリードし、11時間1分34秒で初優勝を果たしました。中盤から2番手となった西村広和 Hirokazu Nishimura (JPN) がカルボに約8分差で準優勝。西村がこのCSPを走るのは3年連続で、2023年に3位、昨年18位に続いて今回は2位、タイムも自己ベストとなる11時間9分56秒でした。女子の部では、エリ・リオス Eli Ríos (BOL) とメルセデス・ピラ Mercedes Pila (ECU) が14時間3分39秒で揃ってフィニッシュしてタイで優勝となりました。リザルトはこちら。
Silabur Cave Trail (100km, 50km, 30km, 10km)
マレーシア・サラワク州のセリアン近郊で開催されるトレイルランニング大会。Asia Trail Masterによれば100kmのレースはクリス・ティムズ Chris Timms and オズワルド・マイコル Oswald Maikol が揃ってテープを切ってタイで男子優勝。女子はタラ・ソバージュ Tara Savageが優勝という結果でした。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
4月12日土曜日
Lake Sonoma (50m, 42km, 21km)
カリフォルニア州ヘルズバーグで開催される、カリフォルニアのトレイルランニングのクラッシックイベント。50マイルの男子は昨年のウェスタンステイツ10位のクリス・マイヤーズ Chris MYERSがリードして始まりますが、40マイルを過ぎてから昨年のBlack Canyon 100k、Canyons by UTMB 100kでそれぞれ5位のスティーブン・カーシュ Stephen KERSHがリードを奪い、6:50で優勝。2位にライアン・ラフ Ryan RAFF 、3位にクリス・マイヤーズ Chris MYERSが続き、4位に日本から参戦した甲斐大貴 Hiroki KAI (JPN) が続きました。女子は昨年のHardrock 100で4位、今年のBlack Canyon 100kで準優勝のタラ・ドワー Tara DOWER が後続に18分差で優勝し、ジェーン・マウス Jane MAUS、ロビン・ミルドレン Robyn MILDREN が続きました。リザルトはこちら。
男子
1. スティーブン・カーシュ Stephen KERSH (USA) 06:50:31
2. ライアン・ラフ Ryan RAFF (USA) 06:52:36
3. クリス・マイヤーズ Chris MYERS (USA) 06:53:25
4. 甲斐大貴 Hiroki KAI (JPN) 07:15:11
5. グラント・ホタリング Grant HOTALING (USA) 07:24:29
6. ニック・レシェトニコフ Nick RESHETNIKOV (USA) 07:37:54
女子
1. タラ・ドワー Tara DOWER (USA) 07:36:21
2. ジェーン・マウス Jane MAUS (USA) 07:54:54
3. ロビン・ミルドレン Robyn MILDREN (USA) 08:07:16
4. ナタリー・サンドバル Natalie SANDOVAL (USA) 08:17:40
5. ジャスミン・ニュニジ Jasmin NUNIGE (SUI) 08:24:54
6. イモジェン・エインズワース Imogen AINSWORTH (GBR) 08:56:39
South Dawns Way 50m
イギリス南東部のサウスダウンズ国立公園で開催される50マイルのレース。男子はマーク・ダービーシャー Mark Darbyshire (GBR) が6:15、女子はサラ・ページ Sarah Page (GBR) が7:41でそれぞれ優勝しています。リザルトはこちら。
ANDES MOUNTAIN MARATHON (35km)
チリの首都サンティアゴ近郊で開催される大会で、35km(累積標高差3500m)のレースが Merrell Skyrunner World Seriesの第4戦でした。標高5424mのの山頂もコースとする超高所のレースで男子はダミアン・アンベール Damien HUMBERT (FRA)、女子はブランカ・ユミキンガ Blanca LLUMIQUINGA (ECU)が制しました。
Merrell Andes Mountain Skyrace 2025 男子トップ6
- ダミアン・アンベール Damien HUMBERT (FRA) 5:11:06
- ホセ・マヌエル・キスペ Jose Manuel QUISPE (PER) 5:11:08
- ジョエル・プマカヨ Joel PUMACAYO (PER) 5:12:40
- フレデリック・トランシャン Frederic TRANCHAND (FRA) 5:16:33
- マヌエル・メリリャス Manuel MERILLAS (ESP) 5:21:23
- フラン・ジェスス・ムニョス Fran Jesús MUÑOZ (PER) 5:37:38
Merrell Andes Mountain Skyrace 2025 女子トップ6
- ブランカ・ユミキンガ Blanca LLUMIQUINGA (ECU) 6:07:17
- アナスタシア・ルブツォワ Anastasia RUBTSOVA (RUS) 6:09:41
- ロサリア・セガラ Rosalia ZEGARRA (PER) 6:36:28
- パオラ・モラレス Paola MORALES (COL) 7:42:08
- アナ・マリア・ピネダ Ana María PINEDA (COL) 7:56:14
- カリーナ・メンドーサ Carina MENDOZA (MEX) 8:31:05
阿蘇トレイル女学院(15km)
熊本県阿蘇市で開催される女性限定のトレイルランニング大会。かつて女学校のの生徒たちが通学に使っていた歴史的な道を整備し、全長約15km、累積標高530mのコースとして設定。普段は立ち入ることのできない牧野や雄大な草原を駆け抜けるトレイルランニング大会として今年は4回目の開催でした。リザルトはこちらに掲載される見込みです。
4月13日日曜日
上峰町つばきの森トレイル(13k, 6.5k)
佐賀県三養基郡上峰町で開催。1周6.5kmの周回コースを2周するミドルコースは野中譲が1時間12分、吉原綾音が1時間24分で男女それぞれで優勝。吉原は総合6位に入る快走を見せました。一周のショートコースは森永大介(39分32秒)、江田なつみ(48分50秒)が男女それぞれの勝者となりました。リザルトはこちら。
ミドル男子
- 野中 譲 01時間12分33秒
- 清原 宏一 01時間19分35秒
- 梅田 諒承 01時間20分01秒
- 熊本 修一 01時間22分20秒
- 小松 眞也 01時間22分56秒
- 坂本 博紀 01時間27分12秒
ミドル女子
- 吉原 綾音 01時間24分33秒
- 永江 紗江佳 01時間33分47秒
- 北原 信子 01時間35分18秒
- 山口 和子 01時間35分20秒
- 森山 静 01時間40分08秒
- 酒見 範子 01時間45分41秒
ショート男子
- 森永 大介 39分32秒
- 穴井 康徳 41分14秒
- 溝口 亮平 41分17秒
- 伊賀 弘和 42分19秒
- 権藤 宗久 43分45秒
- 中富 久勝 43分54秒
ショート女子
- 江田 なつみ 48分50秒
- 池田 茉佑子 49分50秒
- 上田 陽子 58分36秒
- 藤木 志乃 59分00秒
- 塚原 真里 01時間00分00秒
- 藤吉 さくら 01時間00分49秒
大阪府チャレンジ登山大会(33.5km)
大阪と奈良の府県境となる金剛山地を縦走するイベントで、今年で51回目の開催でした。男子は一般と45歳以上の壮年の二つに部門が分かれますが、両部門を通して東翼(一般の部)が3:37で首位でフィニッシュ。続いて2番目にフィニッシュしたのは廣出靖之(壮年の部)で3:51でした。年齢によって分かれていない女子の部は八木真理が5:01で優勝しました。暫定成績表はこちら。
瀬戸内アイランドトレイル in 呉・とびしま(18k, 10k)
広島県呉市の蒲刈県民の浜で開催される大会。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
鬼ヶ城ピークストレイル(13.7km, 29.4km, 50km)
愛媛県宇和島市の足摺宇和海国立公園内に位置する鬼ヶ城山系を舞台に、標高1000m級の山々や滑床渓谷を巡る自然豊かなコースで行われる大会です。ロング(50km)、ミドル(29.4km)、ショート(13.7km)の3部門が開催されました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
今週末開催のイベント
4月11日金曜日 – 20日日曜日
Mount Yun by UTMB (159k, 97k, 68k, 48k, 30k, 21k, 12k, 8.9k, 3k)
中国・山西省で開催のUTMBワールドシリーズのイベントです。悪天候のため中止となった前週末に続いて、日程後半となる今週末には18日から20日にかけて100マイルと30kのレースが予定されています。
4月18日金曜日 – 20日日曜日
Iznik Ultra (160k, 90k, 75k, 50k, 25k, 14k, 5k)
トルコ北西部、ブルサ県の歴史ある町、イズニックで開催される大会で、イズニック湖を一周する160kmをはじめ、90km、75kmなどのウルトラディスタンスのほか、参加しやすい短距離のレースも含めたトレイルランニングの祭典です。オリーブ畑の間やユネスコ世界遺産暫定リストに登録されているエリアを繋ぐコースでは、地域の文化を感じることもできます。
4月19日土曜日 – 20日日曜日
Kobe Trail (21k-GTWS, 15k, 4k)
神戸市の摩耶山掬星台を会場にして開催される都市型トレイルランニングイベントとして、昨年に続いて二回目の開催。19日土曜日に開催される21kmのレースは世界のトップランナーが集結する「ゴールデントレイルワールドシリーズ(GTWS)」の開幕戦となっています。掬星台を中心とするループをつなぐコースであることから、掬星台では観戦者とランナーが一体となって楽しめるのが大会の魅力となっています。
当サイトでは追って今年のこの大会のプレビューをお送りするほか、大会当日は大会会場からレースの模様をレポートする予定です。
Skyrace des Matheysins (42k, 11k, 19k, 25k-SWS)
フランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、イゼール県サン=オノレで開催され、フランスにおけるスカイランニングの国際大会として親しまれています。今年もMerrell Skyrunner World Seriesのシリーズ戦の一つとなっています。25.5kmのコースに累積標高差は2,000mにおよび、コースの最高地点は2,389mに達するという山岳コースを選手は走ります。
4月20日日曜日
奥武蔵もろやまトレイルラン(24km)
埼玉県毛呂山町。毛呂山総合公園をスタート地点に、鎌北湖や阿諏訪林道、物見山など奥武蔵の自然豊かなトレイルを走る24kmのトレイルランニングレースが行われます。
チャレンジ富士五湖 ウルトラマラソン(120km, 100km, 80km, 62km)
山梨県富士吉田市の富士北麓公園を拠点に開催される、ロードのウルトラマラソン・イベントとして、今年で35回目となる人気の大会です。世界遺産・富士山とその麓に広がる五つの湖を舞台に、自然を満喫しながら挑戦できる大会で、62km、80km、100km、120kmの4つのカテゴリーでレースが予定されています。
さくらおろち湖トレイルラン大会
島根県雲南市と奥出雲町にまたがる尾原ダム周辺で開催されます。コースは松江藩松平候が通った殿様街道を通り、さくらおろち湖の美しい景観と田舎の温かさを体感できます。
多度山トレイルラン(23k, 11k)
三重県桑名市の自然豊かな里山「多度山」を走るトレイルランニング大会です。23kmのチャレンジコースと11kmのエンジョイコースが用意されており、地域の魅力を満喫できるイベントとして開催されます。
北九州・平尾台トレイルランニングレース(40k/17k)
福岡県北九州市の北九州国定公園・平尾台で開催。日本三大カルストの一つである平尾台の自然を体感できるトレイルランニングイベントとして、プロトレイルランナー石川弘樹さんがプロデュースする大会では、40kmのロングコースと17kmのショートコース、さらにペアで挑戦するロングコースが用意されています。
RunRunトレイルかごしまinグリーンファーム(12.5k, 7.5k)
鹿児島市観光農業公園グリーンファームで開催されるイベントで、農業体験とトレイルランニングを融合したユニークな大会です。競技はロング(12.5km)、ミドル(7.5km)、キッズ(2.5km)、親子ペア(2.5km)の4部門があり、加えて野菜収穫やナンドッグ作りなどの体験も楽しめます。
前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。