国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。
(写真 白馬国際クラシックのGTNS29kmソロで優勝した吉野大和。Photo © 計測工房)
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先週末開催のイベント
8月25日月曜日 – 9月7日日曜日
Swiss Peaks(700k, 380k, 170k, 100k, 70k, Marathon, Half marathon)
スイスのレマン湖畔の町、ボヴレを起点に、氷河から湖へとバレー州を横断する超長距離ステージが特徴のイベントです。700K(685.6km、累積48,020mD+)は8月25日にスタートし、最初の5日間は5つのステージからなるステージレース形式で約290kmをカバーし、翌日からは380Kのコースをシングルステージ形式で走るというフォーマットでした。女子はデニス・ツィマーマン Denise ZIMERMANN (SUI) が159時間03分、男子はサンゲ・シェルパ Sangé SHERPA (NEP) が146時間12分で優勝。ツィマーマンは2022年にこのレースの367kmで優勝しています。8月31日にスタートした380kではジュリア・サッジン Giulia SAGGIN (ITA) が99時間35分、アレシュ・フルリック Aleš FRLIC (SVN) が85時間03分でそれぞれ女子、男子の勝者となりました。レース途中に天候が厳しいことからレースの一時中断(最寄りのエイドなどでの足止め)もありました。リザルトはこちらから。
700K 女子
- デニス・ツィマーマン Denise ZIMERMANN (SUI) 159:03:12
- ドルフィーヌ・アヴニエ Delphine AVENIER (FRA) 163:54:43
- ペトラ・デ・ブルイン Petra DE BRUIN (NLD) 190:59:13
700K 男子
- サンゲ・シェルパ Sangé SHERPA (NEP) 146:12:34
- ケリントン・シック・カジョン Kelinton Ottoniel SIC CAJBON (GUA) 159:47:22
- フェデリコ・モーラ Federico MORA (ITA) 163:25:19
380K 女子
- ジュリア・サッジン Giulia SAGGIN (ITA) 99:35:03
- セリーヌ・ベルナスコーニ Celine BERNASCONI (SUI) 108:14:06
- セヴリーヌ・ヴァンデルムーレン Séverine VANDERMEULEN (BEL) 115:01:56
380K 男子
- アレシュ・フルリック Aleš FRLIC (SVN) 85:03:05
- クレマン・フィヨー Clément FILLEAU (FRA) 85:44:44
- イスマエル・レトリスベルガー Ismael RÖTHLISBERGER (SUI) 91:40:56
9月1日(月)- 5日(金)
Dragons Back Race(380km)
世界最高峰の過酷さと絶景が評価される山岳超長距離レース。ウェールズの山脈「ドラゴンズ・バック」を縦走し、6日間で約380km、累積獲得高度16,400mD+のコースの完走を目指します。「世界で最もタフなマウンテンレース」と称され、長時間にわたって山と向き合う究極のイベントとして知られています。
今年のレースも厳しい悪天候の中で行われました。にもかかわらず、女子ではホリー・ウッテン Holly Wootten (GBR)が50時間46分16秒でフィニッシュ。大会記録の53時間46分(2022年、リサ・ワトソン Lisa Watson (GBR))を3時間上回る大会新記録で優勝、総合2位でのフィニッシュとなりました。10時間以上の間の後に、女子2位でジョディ・ガウルド Jodie Gauld (GBR)がフィニッシュ。3位はリアンヌ・ファン・ダイク Leanne van Dijk (NED)でした。
男子はデイビッド・パリッシュ David Parrish (GBR)が48時間40分14秒で制しました。2位には23歳のエド・ブリューワー Ed Brewer (GBR)が続きました。リザルト速報はこちら。
女子総合
- ホリー ウッテン Holly WOOTTEN (GBR) 50:46:16
- ジョディ ゴールド Jodie GAULD (GBR) 61:02:09
- リアンヌ ファン ダイク Lianne VAN DIJK (GBR) 62:09:03
- エレノア ジョンストン Eleanor JOHNSTONE (GBR) 64:30:37
- シャーロット ハースト Charlotte HURST (GBR) 70:38:03
- リジー フェイスフル-デイヴィス Lizzie FAITHFULL-DAVIES (GBR) 74:32:05
男子総合
- デイビッド パリッシュ David PARRISH (GBR) 48:40:14
- エド ブリュワー Ed BREWER (GBR) 52:25:14
- イーアン ベルショー Ieuan BELSHAW (GBR) 57:53:24
- クリス リーズン Chris REASON (GBR) 59:26:51
- デイブ ビールズ Dave BEALES (GBR) 59:43:09
- ハリー プットナム Harry PUTNAM (GBR) 60:00:02
9月3日(水)- 6日(土)
Ultra Tour Monte Rosa(170km stage, 170km, 106km, 63km, 23km)
アルプス第2の高峰モンテローザをぐるりと巡るシングルステージ、またはマルチデイのステージレース。170kmを一気に走るシングルステージ、4日間に分割したステージレース形式(41km+42km+45km+44km)のフォーマットでレースが行われました。リザルトは大会ウェブサイトからみることができます。
9月5日(金)- 7日(日)
adidas INFINITE TRAILS
オーストリア・ザルツブルク州ガスタインで、3人1組で走るリレー形式のレースイベントとして開催されました。3区間の合計は約100km、累積標高約7,700mとなります。リザルトはこちら。
Canfranc Canfranc(100k, 70k, 45k, 16k, VK)
ピレネー山脈のスペイン側の町、カンフランクで開催。合わせて1,800人のランナーが6つの距離カテゴリーのレースに参加しました。今月下旬にこの地で、WMTRC世界選手権が予定されており、この大会はいわば世界選手権の元となるホスト大会といえます。実際に世界選手権のコースの試走のために各国の代表選手の中にもこの週末のレースを走った選手がいたようです。
大会の中心となる45kmのレースは世界選手権のショートトレイル種目と同じコースで開催されました。標高差とテクニカルな難所が連続するピレネーらしさに満ちた難コースをスウェーデンのトーブ・アレクサンダーソン Tove Alexandersson (SWE)、スペインのラウル・クリアド Raul Criado (ESP)が女子、男子それぞれで制しました。
トーブ・アレクサンダーソン(SWE)はオリエンテーリングの世界トップクラスの選手としても知られるアスリート。WMTRC世界選手権のクラッシック種目で銀メダルの実績を持ち、今回のカンフランでのWMTRCではショートトレイル女子のスウェーデン代表です。この日は序盤から男子選手を上回る総合トップで序盤をリードします。一時は男子選手も含めて後続に4分近くまで差を広げましたが。しかし、下りの途中で転倒し、頭部を5針も縫うケガをすることになりました。しかし、リタイアはせず、治療に18分を要しながらもレースに復帰。男子トップのクリアドに11分弱の差で総合2位でフィニッシュしました。レース後は頭に包帯を巻きながらも元気にインタビューに応じていました。ケガの影響は懸念されますが、アレクサンダーソンにとっては世界選手権本番に向けて貴重な試走の機会となったでしょう。

負傷しながらもCanfranc Canfranc 45kで女子優勝を成し遂げたトーブ・アレクサンダーソン。Photo © canfranc canfranc / jose miguel munoz
このほか、世界選手権のスウェーデン代表でロング出場のイーダ・ニルソン Ida Nilsson (SWE)が26kmのレースで女子優勝。スペイン代表でクラッシック出場のアレックス・ガルシア・カリージョ Álex García Carrillo (ESP)、女子はフリア・フォント Julia Font (ESP)が男子、女子でそれぞれ優勝しています。
リザルトはこちら。
【マラソン45km表彰台女子】
- トーブ・アレクサンダーソン Tove Alexandersson (SWE) – 5:39:37(女子新記録、総合2位)
- ベレン・ペレス・リベイロ Belén Pérez Riveiro (ESP) – 7:01:01
- ビクトリア・バルール Victoria Barrul (ESP) – 7:25:58
【マラソン45km表彰台男子】
- ラウル・クリアド Raul Criado (ESP) – 5:28:57
- アディル・マサウイ Adil Massaoui (MAR) – 5:50:44
- アイトール・サンチェス Aitor Sánchez (ESP) – 5:51:17
Ultra-Trail Harricana du Canada(125k, 80k, 65k, 42k, 28k, 20k, 10k)
カナダ・ケベック州シャルルボワ地方で開催されるトレイルランニング大会です。125kmの女子はヴァレリー・アルセノー Valérie ARSENAULT (CAN) が16:46で優勝。男子は並走した二人が最後に1位、2位を分け合うことになり、グザヴィエ・サンシール Xavier ST-CYR (CAN) が優勝、1秒差でマチュー・ブランシャール Mathieu BLANCHARD (FRA)が2位でした。リザルトはこちら。
UTHC125K 女子
- ヴァレリー・アルセノー Valérie ARSENAULT (CAN) 16:46:54
- マルリン・コテ Marline COTE (CAN) 18:54:59
- メリナ・デュボワ・ヴェレ Melina DUBOIS-VERRET (CAN) 19:08:51
- シンシア・トランブレイ Cynthia TREMBLAY (CAN) 19:44:21
- カミーユ・ジラール Camille GIRARD (CAN) 20:08:36
- オードリー・サンジャン Audrey ST-JEAN (CAN) 20:32:27
UTHC125K 男子
- グザヴィエ・サンシール Xavier ST-CYR (CAN) 15:12:33
- マチュー・ブランシャール Mathieu BLANCHARD (FRA) 15:12:34
- ローラン・ブシャール Laurent BOUCHARD (CAN) 15:20:19
- マチュー・サリウ Matthieu SALIOU (FRA) 15:20:20
- ジェイコブ・クチュール Jacob COUTURE (CAN) 16:19:49
- アルバン・ル・アンギラ Albin LE HINGRAT (FRA) 16:32:42
Desafío Urbión(70k, 37k, 4.8k)
スペインのカスティーリャ・イ・レオン州ソリア県のコバレダで開催。昨年はスカイランニング世界選手権のホスト大会となりました。累積標高2,600m・距離37kmのメインレースは女子はオイアナ・コルタサル Oihana ARANZETA KORTAZAR (ESP) が2位に30分差をつける4:41で優勝、男子はサイト・アイト・マレク Zait OULKIS AIT MALEK (ESP) が3:59で勝利を勝ち取りました。リザルトはこちら。
9月5日(金)- 6日(土)
Superior 100(100m, 50m, 42k)
アメリカ・ミネソタ州北部のスーペリア・ハイキング・トレイルで行われる100マイルのトレイルランニングレース。女子はレイチェル・トゥーリ Rachel TURI (USA) が25:35、男子はヤコブ・ワートマン Jakob WARTMAN (USA) が20:13でそれぞれ優勝しました。リザルトはこちら。
Superior Fall Trail Races 100マイル 女子
- レイチェル・トゥーリ Rachel TURI (USA) 25:35:50
- シャノン・ホーガン Shannon HOGAN (USA) 25:46:48
- アンドレア・ルワジー Andrea LOUWAGIE (USA) 27:39:29
Superior Fall Trail Races 100マイル 男子
- ヤコブ・ワートマン Jakob WARTMAN (USA) 20:13:02
- ジョン・ヴァレズ John VALLEZ (USA) 20:39:19
- ジョー・ラウ Joe LAUE (USA) 21:06:10
Wasatch Front 100
アメリカ・ユタ州のワサッチ山脈で長い歴史を誇る100マイルのウルトラランニングのイベント。リザルトはこちら。
男子
- ホセ・クルーズ Jose CRUZ (USA) 20:38:06
- ジョシュ・グリフィン Josh GRIFFIN (USA) 20:48:56
- タイラー・ファニン Tyler FANNIN (USA) 21:16:28
女子
- イザベラ・プーロス Isabella POULOS (USA) 23:45:31
- テレサ・カイザー Teresa KAISER (USA) 24:44:15
- アレクシス・クレリン Alexis CRELLIN (USA) 24:57:58
9月6日(土)- 7日(日)
千歳青葉ウルトラトラックレース(12h, 24h)
北海道千歳市・青葉陸上競技場の400mトラックで開催されるウルトラマラソンの大会。この中で、インド・ニューデリーで12月7日に開催されるIAU50km世界選手権の日本代表選考会となる50kmレースが行われました。女子は藤澤舞が3:29で優勝、塩﨑日奈が3:33で2位。両選手ともJUAの代表選考基準を満たし、日本代表に内定しました。男子は岡山春紀が2:57で優勝、2位に曽宮道が2:58で続き、3位は葛窪千晴で3:07でした。岡山、曽宮は選考基準を満たして日本代表内定となりました。JUAによるレポートはこちら。
SAINT JEOIRE SKYRACE(80k, 30k-SWS, 13k)
フランス・オートサヴォワ地方で今年のMerrell Skyrunner World Seriesの公式戦となる30km/2,950mD+のレースが行われました。サン・ジョワール Saint Jeoireの町をスタートし、標高2000メートルのル・モール Le Mole山頂を経由して戻るというコースです。
女子はマリア・クリステン Maria Christen (SUI)が最初の登りがリードし、ナイアラ・イリゴジェン Naiara Irigoyen (ESP)とパトリシア・ピネダ Patricia Pineda (ESP)が追走します。僅差で登りセクションを終えた三人の中でアタックを仕掛けたのはイリゴジェンでした。そのままイリゴジェンが4時間15分40秒の勝利タイムをマークしてフィニッシュ。クリステンは2分差の2位、ピネダが4時間21分13秒で3位に入りました。
男子はフランスのリュシアン・メルミヨン Lucien Mermillon (FRA)が序盤のペースを牽引します。マルティン・ニルソン Martin Nilsson (SWE)、イタリアのウィリアム・ボフェリ William Boffelli (ITA)、そしてスペインのアラン・サンタマリア Alain SANTAMARIA (ESP)が続く展開となりました。レース終盤でサンタマリアが驚異的なスパートを見せ、3人の先行者をかわして3時間26分13秒で勝利を手にしました。ニルソンは堅実な走りで2位、サンタマリアから2分遅れでのフィニッシュでした。メルミヨンは3時間32分20秒で3位に入りました。
リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
SAINT JEOIRE SKYRACE 男子
- アラン・サンタマリア Alain SANTAMARIA (ESP) 3:26:13
- マルティン・ニルソン Martin NILSSON (SWE) 3:28:10
- リュシアン・メルミヨン Lucien MERMILLON (FRA) 3:32:20
- ウィリアム・ボッフェッリ William BOFFELLI (ITA) 3:36:42
- マルク・オリ Marc OLLE (ESP) 3:46:35
- オイエル・スベルディア Oier ZUBELDIA (ESP) 3:48:24
SAINT JEOIRE SKYRACE 女子
- ナイアラ・イリゴイエン Naiara IRIGOYEN (ESP) 4:15:40
- マリア・クリステン Maria CHRISTEN (SUI) 4:17:58
- パトリシア・ピネダ Patricia PINEDA (ESP) 4:21:13
- ナタリー・ビードル Natalie BEADLE (GBR) 4:25:53
- アリアドナ・フェネス Ariadna FENES (AND) 4:36:41
- イリス・ペッセイ Iris PESSEY (FRA) 4:41:04
Mogollon Monster 100(100m, 42k)
アメリカ・アリゾナ州パイン Pine で開催される100マイルレース。リザルトはこちら。
OSJ安達太良山トレイル14K・50K
福島県二本松市・岳温泉を拠点に、東北の名峰であり日本百名山の安達太良山を舞台として開催される人気のトレイルランニング大会です。OSJトレイルランニングレースシリーズのSNSによれば、14K男子は河崎鷹丸が優勝、50k男子は岩井竜太が優勝となりました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
最上稲荷耐久(9h)
日本三大稲荷の一つである岡山県の最上稲荷で開催される、9時間耐久型のトレイルランニング大会。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
9月6日(土)
京都一周トレイルグランドトラバース(60km)
京都の伝統的な名所をぐるりと巡る全長約60km、累積標高3,170mを誇るウルトラトレイルのイベント。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
下諏訪御柱街道トレイル(43km, 14km)
長野県下諏訪町で今年初開催の大会で、諏訪大社下社秋宮をスタート・フィニッシュ地点として開催されました。コース途中では諏訪湖の絶景も望むことができ、レース前後には中山道の宿場町で温泉を楽しむことができるのが魅力です。
ロングコース(約43km)ではスペインでの世界選手権を控えた吉住友里が圧勝、男女総合5位で女子優勝。男子は船水大也が優勝しました。ショートコース(約14km)では森川夕有奈が女子優勝。尾田賢典と中学生アスリートの尾田祥太が親子で同タイムでフィニッシュし、1位、2位を分け合いました。リザルトはこちら。
43km 女子
- 吉住 友里 04:50:38
- 相原 千尋 05:40:03
- 藤本 有季 05:41:42
- 大野 桂 05:48:58
- 大井 希良里 05:55:47
- 及川 奈々恵 06:19:32
43km 男子
- 船水 大也 04:19:33
- 菊嶋 啓 04:22:18
- 瀬田 航己 04:22:44
- 小笠原 航洋 04:35:06
- 矢嶋 信 04:53:32
- 保倉 敏樹 04:54:31
14km 女子
- 森川 夕有奈 01:04:04
- 田口 夏稀 01:06:25
- 鮎澤 茉耶 01:09:27
- 永井 美沙 01:11:29
- 山口 亮子 01:13:31
- 豊島 英子 01:15:08
14km 男子
- 尾田 賢典 00:53:29
- 尾田 祥太 00:53:29
- 竹内 隼 00:53:30
- 西中山 宏 00:56:02
- 黒澤 陸 01:01:07
- 有馬 優仁 01:01:14
信州戸隠トレイルランレース(35k, 22k, 8k)
長野県長野市の戸隠・飯綱エリアで開催される人気のトレイルランニング大会。ロングコース(35km:18歳以上・制限8時間)では落合未知子、中才雄介がそれぞれ女子男子で優勝。ミドルコース(22km:18歳以上・制限6時間)は田中友理恵、高野岳彦が優勝でした。リザルトはこちら。
ロング35km 女子
- 落合未知子 4:43:42
- 福田菜々子 5:46:26
- 小林芙美 5:54:33
ロング35km 男子
- 中才雄介 4:00:04
- 橋貴正 4:27:06
- 糸魚川宗志 4:33:17
ミドル22km 女子
- 田中友理恵 3:02:03
- 赤松竜子 3:23:27
- 堀田志薫 3:24:18
ミドル22km 男子
- 高野岳彦 2:28:57
- 永倉佑一 2:29:49
- 馬場大輔 2:33:45
白馬国際クラシック HAKUBA CLASSIC INTERNATIONAL(28k)
長野県白馬村で開催される大会で、29kmの「GTNS」部門がゴールデントレイルナショナルシリーズのジャパンシリーズの最終戦でした。女子はスキーでの活躍で知られるアスリート、大野彩佳 Ayaka ONO が3:31でこの日のレースを制しました。男子は2位に5分の差をつけて吉野大和 Yamato YOSHINOが2:38で優勝を手にしました。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

白馬国際クラシックのスタート。Photo © 計測工房
GTNS 29kmソロ 女子
- 大野彩佳 Ayaka ONO 3:31:51
- 太田美紀子 Mikiko OTA 3:32:48
- 小谷奈穂 Naho KOTANI 3:34:51
- 田中吉美 Yoshimi TANAKA 3:37:04
- 寺田未奈 Mina TERADA 3:38:45
- ウォン・キチュン Ki-Chun WONG 黃琪珍 (HKG) 3:45:27
GTNS 29kmソロ 男子
- 吉野大和 Yamato YOSHINO 2:38:55
- 山口大河 Taiga YAMAGUCHI 2:44:15
- 上正原真人 Masato KAMISHOHARA 2:55:21
- 佐谷尚紀 Naoki SATANI 2:56:27
- 牛田美樹 Miki USHIDA 2:58:01
- 宮川朋史 Tomofumi MIYAGAWA 3:01:29
Ben Nevis Race
イギリス最高峰のベン・ネビス山で行われる、「フェルランニング」のレースで1937年に遡る歴史ある人気大会です。リザルトはこちら。
今週末開催のイベント
9月11日(木) – 9月14日(日)
L’Infernal Trail des Vosges(200km, 130km, 100km, 70km, 30km, 15km)
フランス北東部ヴォージュ地方最大のトレイルイベントであり、地元の大自然と歴史が融合した、200km/130km/100km/70km/30km/15kmなどの距離カテゴリーのレースが開催されます。毎年7000人を超えるランナーが集まり、名峰や湖、村々を巡るコースは、初心者からウルトラ志向まで幅広く楽しめる内容です。
9月12日(木) – 9月21日(日)
TORX(Tor des Geants, 330km, 450km, 130km, 100km, 30km)
世界的に有名な200マイルの山岳トレイルレース「Tor des Geants トル・デ・ジアン」を含む、330km/450km/130km/100km/30kmなどのレースが行われるトレイルランニング大会。アルプス山脈の壮大な自然と、時には横殴りの吹雪となることもある過酷なトレイルが特徴です。拠点はクールマイユールで、累積標高3万mを誇るレースは世界屈指の難コースとして挑戦者を惹きつけます。DogsorCaravanでは今回の大会のプレビュー記事を公開しています。
9月12日(木) – 9月15日(月)
Pirin Ultra(160km, 68km, 38km, 25km)
世界自然遺産にも登録されたブルガリアのピリン国立公園を舞台に開催される本格山岳ウルトラトレイル。160km/66km/38km/25kmと4つのカテゴリーが設定され、険しい山岳地帯と絶景を楽しめるコースで行われます。
9月12日(金) – 9月14日(日)
Golden Ultra(88km(3ステージ), 44km(3ステージ))
カナディアン・ロッキーの一角で行われる3ステージ制のトレイルイベントで、88km/44kmなどのカテゴリーで、多彩な地形・標高差を走り抜けます。複数日をかけて様々なチャレンジを楽しめる大会として定評があります。
The Rut Mountain Runs(50km, 28km, 21km, 11km, VK)
モンテナ州ビッグスカイリゾートで開催される山岳トレイルイベント。50km/28km/21km/11km/VK(バーティカルキロメーター)などバラエティ豊かな種目が特徴です。テクニカルな岩場の険しいトレイルとダイナミックな景色のコースに北米屈指のランナーが集結します。
9月12日(金) – 9月13日(土)
Run Rabbit Run(100mile, 50mile)
アメリカ屈指のウルトラトレイルで、ロッキー山脈のSteamboat Springsで100マイル・50マイル種目が開催されます。トレイル経験者からトップアスリートまで集まる、高額な賞金でも知られる人気イベントです。
9月13日(土) – 9月15日(月)
信越五岳トレイルランニングレース(100mile, 110km)
国内屈指のロングトレイルレースで、100マイル・110kmのクラスが設けられています。新潟と長野の県境に広がる絶景の森林地帯で、初心者からトップランナーまで幅広い層が挑戦します。今年の大会のDogsorCaravanの注目選手としては次の選手が挙げられます。
100マイル女子
- 荒井珠美 Tamami Arai : 2024年上州武尊山スカイビュー80k、同年甲州アルプス・クレーシャ108kで優勝。2025年奥武蔵ロングトレイル105kで優勝、総合4位。
- 佐藤裕美 Yumi Sato : 信越五岳100マイルで2022年に6位、2024年7位。2025年奥信濃100K優勝。
- 今田麻紀子 Makiko Imada : 2019年、2022年信越五岳100マイル優勝、2023年同6位。
100マイル男子
- 須賀暁 Satoru Suga : 2018年信越五岳100マイル8位。2024年ハセツネCUP7位、2025年ハセツネ30Kで7位。
- 酒井亮児 Ryoji Sakai : 2024年OSJ KOUMI 100で優勝、2025年阿蘇ボルケーノ112kで3位。
- 木村大志 Hiroshi Kimura : 2023年信越五岳100マイルで3位、2023年ハセツネCUPで4位、2024年志賀高原100Kで優勝。
- 小原将寿 Masatoshi Obara : 信越五岳では2017年に100マイルで3位、2023年に100マイルで優勝。2025年マウントフジ100のFUJI100miで8位。
- 竹村直太 Naota Takemura : 2022年信越五岳100マイルで2位。2024年上州武尊山スカイビュー137kで優勝。2024年球磨川リバイバル167kで優勝、2025年マウントフジ100のFUJI100miで7位。
- 大瀬和文 Kazufumi Ose : 信越五岳100マイルで2022年優勝、2024年2位。
- 藤岡学 Manabu Fujioka : 2024年信越五岳100マイルで3位。
- 水野淳介 Junsuke Mizuno : 2024年信越五岳100マイルで4位。
110k 女子
- 山内菜摘 Natsumi Yamauchi : 2024年信越五岳110kで優勝。2025年ASUMI40kで5位。
- 小谷奈穂 Naho Kotani : 2024年信越五岳110kで5位。2025年KAI70kで6位、2025年4100D野沢温泉37kで3位。
- 長野安那 Anna Nagano : 2023年甲州アルプスクレーシャ108kで優勝。2024年4100D野沢温泉37kで2位。2024年甲州アルプス69で優勝。
110k 男子
- 松本祥汰 Shota Matsumoto : 2024年4100D野沢温泉37kで2位、同年白馬国際28Kで2位。
- 長谷怜信 Ryoshin Hase : 2025年KAI70Kで4位、同年奥信濃100Kdで優勝。
- 横内佑太朗 Yutaro Yokouchi : 2025年Amazean by UTMB 50kで優勝、同年OSJ Ontake 100kで優勝。
- 長尾暁人 Akito Nagao : 2024年信越五岳100マイル優勝、2025年Ultra-Trail Australia by UTMB 100マイルで5位。
9月13日(土) – 9月14日(日)
Pine to Palm 100
オレゴン州を南北に駆け抜ける100マイルのレース。起伏に富んだ道中で豊かな森と山々を満喫できる、アメリカ西海岸屈指のウルトラトレイルです。
9月13日(土)
DREI-Zinnenlauf(17km)
イタリアを代表する山岳エリア・ドロミテで開催される17kmの大会。世界自然遺産「ドライツィンネン(三ツ峰)」の絶景を楽しみながら走れる人気レースです。
9月14日(日)
丹後100kmウルトラマラソン(100km, 60km)
丹後半島の美しい海岸線と里山を巡る国内屈指の100km・60kmウルトラマラソン。歴史ある大会で、例年多くの市民ランナーが参加します。
富士山クライムラン(12km)
富士山麓で開催される12kmの登山マラソン。来年7月末に開催される富士登山競走山頂コースの出場資格が得られる大会です。美しい富士の景色と高低差を一気に駆け上がる日本らしさあふれる大会です。
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