DC Weekly 2025年11月24日 Ultra-Trail Cape Town、JFK 50、IAU 100kmアジア&オセアニア選手権、Patagonia Bariloche by UTMB

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真 Patagonia Bariloche by UTMB のコースから。Photo © UTMB)

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ニュース

2025年IAU 50km世界選手権、ニューデリーでの開催延期が決定

国際ウルトラランナーズ協会(IAU)は、2025年12月7日にインド・ニューデリー New Delhi(IND)で開催を予定していた「2025 IAU 50km世界選手権 IAU 50 km World Championships」が延期されることを公式に発表しました。大会開催2週前に延期という異例の発表です。

背景には近年にニューデリー市内で深刻な冬季の大気汚染があり、デリー特別区政府はスポーツイベントに関して11月及び12月に予定される大会の延期を先週指示していました。50km世界選手権の延期もこれに従ったものです。

延期後の新たな開催日については、今週中に改めて発表される予定です。

50km世界選手権は2023年のハイデラバード大会に続いて2回連続でのインドでの開催となります。今回は日本からも男子4名、女子4名の計8名の代表選手がエントリーしています。

先週末開催のイベント

11月20日(木) – 22日(土)

Patagonia Bariloche by UTMB(130k, 80k, 55k, 33k, 22k, 12k)

アルゼンチン・パタゴニアのサン・カルロス・デ・バリローチェを舞台に、130kmから12kmまで6つのカテゴリーのレースが開催されました。このうち、130k、80k、50kのレースはシャモニーで開催されるUTMBワールドシリーズファイナルへのダイレクトエントリー権がかかるレースでした。

「TRONADOR 130K」は距離137kmで6516mD+の累積獲得高度のコースで行われました。女子ではマリアナ・フェルナンデス Mariana FERNANDEZ (ARG) が21:10、男子はイーサン・ピーターズ Ethan PETERS (CAN) 15:01がそれぞれのレースを制しました。

距離86kmで累積標高が4725mD+の「FREY 80K」はリンジー・アリソン Lindsay ALLISON (USA) が11:06、パトリシオ・ゴンサレス Patricio GONZALEZ (ARG) が9:08で女子、男子それぞれで優勝。

「BELLA VISTA 55K」は57km 3000mD+のレースで、女子はアナ・タラソバ Anna TARASOVA (ESP) が6:06、男子はアンダース・シャーエルヴィク Anders KJAEREVIK (NOR)が5:23で勝者となりました。

リザルトはこちら

TRONADOR 130K 女性

  1. マリアナ・フェルナンデス Mariana FERNANDEZ (ARG) 21:10:16
  2. レイチェル・スポールディング Rachel SPAULDING (USA) 21:29:25
  3. ミラグロス・リバス Milagros RIVAS (ARG) 21:35:08
  4. パメラ・ニエバス Pamela NIEVAS (ARG) 21:41:54
  5. ベロニカ・ラミレス Veronica RAMIREZ (ARG) 22:17:14
  6. マグダレナ・アリスティ Magdalena ARISTI (ARG) 22:30:59
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TRONADOR 130K 男子

  1. イーサン・ピーターズ Ethan PETERS (CAN) 15:01:29
  2. レミヒオ・ワマン・キスペ Remigio HUAMAN QUISPE (PER) 15:46:40
  3. ノーム・フランシ Noam FRANCHI (FRA) 16:20:33
  4. ボルハ・フェルナンデス・フェルナンデス Borja FERNANDEZ FERNANDEZ (ESP) 17:04:34
  5. エマヌエル・サリナス Emmanuel SALINAS (CHI) 17:23:16
  6. フィリップ・グロロー Philippe GROLEAU (CAN) 17:44:29

FREY 80K 女子

  1. リンジー・アリソン Lindsay ALLISON (USA) 11:06:22
  2. アジェレン・リベラル Ayelen LIBERAL (ARG) 11:33:13
  3. エミリアナ・ボロン Emiliana BOLON (ARG) 12:33:33
  4. アンヘラ・アニャスコ Angela AÑASCO (ARG) 13:33:26
  5. カロリナ・ベリス Carolina VELIZ (ARG) 13:38:05
  6. ブリアナ・バジル Briana BASILE (USA) 13:53:18

FREY 80K 男子

  1. パトリシオ・ゴンサレス Patricio GONZALEZ (ARG) 09:08:18
  2. マルコス・ラモス・ゴンサレス Marcos RAMOS GONZALEZ (ESP) 09:30:03
  3. ティボー・バロニアン Thibaut BARONIAN (FRA) 10:02:49
  4. クリスティアン・ダルフォンソ Cristian D’ALFONSO (ARG) 10:16:34
  5. エドガル・エマヌエル・セバジョ Edgar Emanuel CEBALLO (ARG) 10:49:03
  6. オスカー・ポンテリ Oscar PONTERI (USA) 10:51:43
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BELLA VISTA 55K 女子

  1. アナ・タラソバ Anna TARASOVA (ESP) 06:06:56
  2. ブランカ・ユミキンガ Blanca LLUMIQUINGA (ECU) 06:30:34
  3. アナベル・オビエド・セララヤン Anabel OVIEDO ZELARAYÁN (ARG) 06:30:49
  4. マリア・パウラ・ガリンデス Maria Paula GALINDEZ (ARG) 06:39:03
  5. フェルナンダ・マルティネス MARTINEZ Fernanda (ARG) 06:50:52
  6. マリア・ベレン・サンチェス・ルイス María Belén SANCHEZ RUIZ (ARG) 06:52:10

BELLA VISTA 55K 男子

  1. アンダース・シャーエルヴィク Anders KJAEREVIK (NOR) 05:23:07
  2. バレンタン・ベナール Valentin BENARD (FRA) 05:24:16
  3. ブライアン・パラシオス Brian PALACIOS (ARG) 05:29:01
  4. ガストン・カンバレリ Gaston CAMBARERI (ARG) 05:36:51
  5. イグナシオ・レジェス Ignacio REYES (ARG) 05:37:50
  6. フランコ・パレデス・レジェス Franco PAREDES REYES (ARG) 05:45:27

11月21日(金) – 23日(日)

中止:HOKA Pacific Trails California by UTMB(50k, 25k)

カリフォルニア州サンタバーバラ郡サンタ・イネス・バレーの牧場「ランチョ・サン・フェルナンド・レイ」でUTMBワールドシリーズの大会として初開催となる予定でした。しかし開催が予定されていた週末にかけて現地が60年ぶりという豪雨に見舞われたことから大会は開催直前に中止と発表されています。コースとなるエリアは走ることが難しいほど荒れており、駐車場などの施設も使用が難しい状況だといい、主催者からは安全な開催が難しいと判断したというアナウンスがありました。

RMB Ultra-Trail Cape Town(100m, 100k, 55k, 35k, 23k, 16k)

南アフリカ・ケープタウンを拠点に、テーブルマウンテンへのテクニカルな登り下り、美しい海岸線のトレイルなどをコースとしる大会が行われました。100kmの「UT100」と55kmの「PT55」の二つのレースはWorld Trail Majorsの2025年シーズンの最終戦となっていました。UT100では残り2kmで逆転したジェフ・モガベロ Jeff Mogavero (USA)が男子優勝。女子はスンマヤ・ブッダ Sunmaya Budha (NEP) が勝利し、今年のWTMのウルトラシリーズの年間チャンピオンのタイトルを獲得しました。男子のWTMチャンピオンはカレブ・オルソン Caleb Olson (USA)に決まりました。PT55ではヨハネス・ヴィンゲンフェルト Johannes Wingenfeld (GER) が大会新記録を樹立して優勝。女子は開催国南アフリカのレベッカ・コーネ Rebecca Kohne (RSA)が制しました。WTMのショートシリーズの初代チャンピオンはヤン・ジアンジアン Jianjian Yang (CHN) 、シャン・フージャオ Fuzhao Xiang (CHN)とともに中国勢が獲得しました。DogsorCaravanではこの二つのレースについてレポート記事を公開しています。

【リザルト】ケープタウンで迎えた2025年の大団円。モガベロとスンマヤがUT100を制し、ヴィンゲンフェルトは記録を更新|World Trail Majors

2025.11.23
同じ大会では100マイルの「UTCT」も行われました。こちらはニコレット・グリフィオエン Nicolette Griffioen (RSA)が24:40:58で女子優勝。これは大会記録の24:55:22(2022年、ヒラリー・アレン Hillary Allen)を上回る大会新記録です。女子6位には日本の丹羽薫 Kaori Niwaが入りました。男子はダグラス・ピカード Douglas Pickard (RSA) が21:49:11で優勝しました。リザルトはこちら

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11月22日(土)

Backyard Ultra Last Samurai Standing(東京)

「バックヤードウルトラ」のイベントで11月1日に新潟、茨城で開催されたのに続いて、土曜日に東京・八王子市南浅川町の高尾グリーンセンターを会場にスタートしました。往復6.706kmの林道を中心とした周回コースを1時間ごとにスタートし、最後の1人が残るまでレースが続く、という形式です。24人の選手が11月22日土曜日13時にスタートしてから本執筆時点で34時間が経過しており、12人がこのチャレンジを継続しています。大会のウェブサイトに通過速報や大会会場のライブ配信へのリンクが掲載されています。

JFK 50

アメリカ・メリーランド州で1963年に始まり現在も続く米国最古のウルトラマラソンとして知られる50マイル(約80km)のレースです。​​前夜の雨でコースが湿った状態となり霧も立ち込める中、1208人のランナーが11月22日土曜日の午前6時30分にスタートしました。コースはアパラチアン・トレイルを約21km、そして運河沿いのフラットなトレイル(トウ・パス)を約42km、最後に舗装路約13kmを走ってフィニッシュするという構成になっています。

女子はカナダのジェイド・ベルツバーグ Jade Belzberg(CAN) が6時間7分53秒で優勝。大会の歴代女子4位タイという好タイムで勝利を手にしました。 スタート直後からシェイ・アキラノ Shea Aquilano(USA) と先頭争いを展開し、序盤のテクニカルなアパラチアントレイルの区間で一時遅れを取ったものの、続くトウ・パスのセクションの終盤で逆転します。最後の舗装路区間で徐々にリードを広げ、アキラノに1分39差をつけて勝利を手にしました。3位はハンナ・オールグッド Hannah Allgood(USA)でした。

男子はジョージア州出身で最近勢いに乗る25歳、ハンス・トロイヤー Hans Troyer(USA) が5時間10分24秒でフィニッシュして優勝。大会歴代男子2位となる好タイムでした。昨年のデイビッド・シンクレア David Sinclair(USA) が樹立した大会記録、5時間8分27秒にわずか2分足らずの差で迫る走りでした。この日のレースはトロイヤーとシンクレアの間の先頭争いでレースが展開します。アパラチアントレイル終盤の15マイル地点付近でトロイヤーがリードを奪い、その後は独走体制に入ります。多くの選手がトレイルからトウ・パスに入るところでシューズを履き替える中でこの日のトロイヤーはシューズをあえて履き替えませんでした。その後もトロイヤーはリードを広げ続けての鮮やかな勝利でした。7分半後にデイビッド・シンクレア David Sinclair(USA)が2位でフィニッシュ。そのわずか25秒後にスティーブン・カーシュ Stephen Kersh(USA) が3位でゴールというタイトなレースでした。

リザルトはこちら

JFK50マイル 女子

  1. ジェイド・ベルズバーグ Jade BELZBERG (CAN) 6:07:53
  2. シェイ・アクイラーノ Shea AQUILANO (USA) 6:09:32
  3. ハナ・オールグッド Hannah ALLGOOD (USA) 6:15:09
  4. サラ・モリソン Sarah MORRISON (USA) 6:21:44
  5. ジーン・マック Jeanne MACK (USA) 6:46:38
  6. マイカ・ラムールー Maïka LAMOUREUX (CAN) 6:52:19

JFK50マイル 男子

  1. ハンス・トロイヤー Hans TROYER (USA) 5:10:24
  2. デイビッド・シンクレア David SINCLAIR (USA) 5:18:06
  3. スティーブン・カーシュ Stephen KERSH (USA) 5:18:31
  4. ジョシュ・パーク Josh PARK (USA) 5:34:31
  5. フェルディナン=クロヴィス・エロ Ferdinand-Clovis AIRAULT (FRA) 5:34:50
  6. アンソニー・ファグンデス Anthony FAGUNDES (USA) 5:41:05
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11月22日(土) – 23日(日)

IAU 100kmアジア&オセアニア選手権 IAU 100 km Asia & Oceania Championships

タイのバンコク・ワチラベンチャタット公園(ロットファイ公園)でウルトラマラソンのイベント、「Ultra Park Run Thailand 100」が開催されました。24時間走、50km、12時間走、6時間走といった複数の距離カテゴリーのレースが行われる中、IAU(国際ウルトラランナーズ協会)が公認する100kmのアジア・オセアニア選手権が行われ、27名の選手が参加しました(今回は日本からは代表選手が派遣されませんでした)。国別団体ではインド勢が男女ともに金メダルを獲得し、個人ではニュージーランドとインドがタイトルを分け合う形となりました。

女子個人では、ニュージーランドのメル・エイトキン Mel Aitken(NZL)が9時間04分14秒で優勝し、気温が高い中で安定したペースマネジメントと終盤の粘りでタイトルを手にしました。2位にはインドのテンジン・ドルマ Tenzin Dolma(IND)が9時間18分49秒、3位には同じくインドのアールティー・ブリジモーハン・ザンワル Aarti Brijmohan Zanwar(IND)が10時間15分27秒で入りました。

男子個人は、インドのアマル・シン・デワンダ Amar Singh Devanda(IND)が6時間59分37秒で優勝し、7時間切りの快走でした。2位にはオーストラリアのクレイ・ドーソン Clay Dawson(AUS)が7時間15分22秒、3位にはインドのサウラブ・クマール・ランジャン Saurav Kumar Ranjan(IND)が7時間23分02秒で続きました。

上位三選手の合計タイムで競う団体の男子は、インドが金メダルを獲得、銀メダルはオーストラリア、銅メダルは開催国タイが獲得しました。女子団体はインドが金メダルを獲得しました(インドのみが三選手が完走)。

Island Trail AWAJI-The Legend of KUNIUMI(43km)

兵庫県・淡路島を西から東へ横断する43km・累積標高約2200mのトレイルレース。昨年に続いて2回目の開催でした。女子のレースは吉住友里が4:15で優勝し、苅尾知里が2位、ウェン・ファンユエン Fangyuan Wen (CHN)が3位で続きました。男子は小笠原光研が3:25で勝利。昨年優勝の長谷怜信が2位で続き、大瀬和文が3位に入りました。リザルトはこちら

女子優勝の吉住友里。Photo © 計測工房

43km 女子

  1. 吉住友里 04:15:07
  2. 苅尾知里 04:47:48
  3. ウェン・ファンユエン Wen Fangyuan (CHN) 04:49:22
  4. 相原千尋 04:52:28
  5. 阪梨奈津美 05:07:33
  6. 森綾香 05:23:44

43km 男子

  1. 小笠原光研 03:25:08
  2. 長谷怜信 03:36:55
  3. 大瀬和文 03:59:28
  4. 駒井令 04:04:36
  5. 水野淳介 04:05:54
  6. 河﨑健 04:09:03

男子優勝の小笠原光研(中)、2位の長谷怜信(右)、3位の大瀬和文。Photo © 計測工房

11月23日(日)

錦江町でんしろうトレイル(39k, 21k, 13k)

鹿児島県肝属郡錦江町で行われるトレイルランニング大会。西日本最大級の照葉樹林帯を駆け抜けるコースが特徴です。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。

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今週末開催のイベント

11月28日(金) – 11月30日(日)

Ultra Trail Kosciuszko by UTMB(161k, 106k, 50k, 32k)

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のスノーウィーマウンテンズで開催される、UTMBワールドシリーズのイベントです。オーストラリア大陸最高峰のコジオスコ山(2,228m)の頂を目指すコース設定が特徴で、アルパインエリアの牧草地やスノーガム(ユーカリの一種)の森など、オーストラリア独特の植生と景観を楽しめます。100マイル(161km)から32kmまで4つのカテゴリーがあり、季節柄、初夏の爽やかな気候の中で行われる南半球のビッグレースです。

Oxfam Trail Walker Hong Kong

香港で最大規模のチャリティスポーツイベントであり、4人1組のチームで100kmを完走することを目指します。1986年の開始以来、多くの寄付金を集めてきた歴史ある大会で、コースは香港を東西に横断する有名な「マクリホーストレイル」が舞台です。制限時間は48時間。メンバー同士で励まし合いながら、香港の険しくも美しい自然の中を進む、チームワークが試される伝統的なイベントです。

11月29日(土) – 11月30日(日)

Formosa Trail(104k, 75k, 40k, 16k, 8k)

台湾の中央部、南投県埔里(プーリー)で開催されるトレイルランニング大会です。かつて先住民族が狩猟や移動に使っていた古道を繋いだコースが特徴で、竹林や深い森、そして台湾の豊かな自然文化を体感できます。104kmのウルトラディスタンスから8kmのショートまで幅広い種目が用意されており、キャンプファイヤーなどのイベントも充実した、「台湾の心臓部」を走る温かみのある大会として知られています。

La SainteLyon(156km, 78km, 44km, 24k, リレー)

フランスのサン=テティエンヌからリヨンまでを夜通し走る、フランスで最も歴史あるウルトラレースの一つです。1952年にハイキングイベントとして始まり、現在は数万人が参加する冬の風物詩となっています。最大の特徴は「ナイトラン」と「冬の厳しい気象条件」で、泥や雪、凍結した路面などの悪条件が名物です。ヘッドライトの列が暗闇に延々と続く光景は幻想的で、欧州のランナーにとっては年末の恒例行事となっています。

東呉国際ウルトラマラソン24時間走 (Soochow International Ultra-Marathon)

台湾・台北市の東呉大学キャンパス内のトラックで行われる24時間走の大会です。IAU(国際ウルトラランナーズ協会)のゴールドラベルを取得している世界的な名門レースであり、日本のトップウルトラランナーも多数招待されています。学生ボランティアによる熱心なサポートと正確な周回計測で知られ、これまで数多くの世界記録や好記録が誕生してきました。24時間走り続ける選手たちの精神力とドラマが詰まったトラックレースです。

11月30日(日)

トレニックワールド in 外秩父 50km & 45km

埼玉県寄居町から越生町にかけての「外秩父」山系を縦走するタフなレースです。50kmの累積高低差は約2,900m、45kmでも約2,500mと、距離の割にアップダウンが激しいコースレイアウトが特徴です。晩秋から初冬の開催となるため、落ち葉のトレイルや澄んだ空気の中、関東平野の眺望を楽しみながら走ることができます。シーズンの締めくくりとして、自身の走力を試すのに適した硬派な大会です。

身延山七面山修行走(36k/13k)

山梨県身延町・早川町を舞台に、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺と、修験の山として知られる七面山を結ぶ山岳コースを走ります。「修行走」の名が示す通り、歴史ある参道や急峻な登り坂が続く精神的にもタフなコースです。特に七面山への登りは激坂として知られ、頂上付近からの富士山の絶景は圧巻。宿坊への宿泊や精進料理など、日本の仏教文化とトレイルランニングが融合したユニークな大会です。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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