DC Weekly 2025年12月1日 Kosciuszko by UTMB、La SainteLyon、トレニックワールド in 外秩父、身延山七面山修行走

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

(写真は身延山七面山修行走ショート女子優勝、町田彩羽のフィニッシュ。Photo © 計測工房)

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ニュース

IAU 50km世界選手権は延期して2026年3月開催に決定

国際ウルトラランナーズ協会(IAU)は延期が発表されていた「2025 IAU 50km世界選手権 IAU 50 km World Championships」について、新たな開催日を2026年3月14日とすることを発表しました。開催地は延期前と同じ、インド・ニューデリー New Delhi となります。

隔年開催の50km世界選手権は今年の12月7日に開催が予定されていましたが、開催2週前に開催延期が発表されていました。冬季の大気汚染により、地元政府はニューデリー市内でのスポーツイベント開催を延期するよう主催者に要請しており、50km世界選手権の延期もこれに従ったものと見られています。

50km世界選手権は2023年のハイデラバード大会に続いて2回連続でのインドでの開催となります。今回は日本からも男子4名、女子4名の計8名の代表選手がエントリーしています。

先週末開催のイベント

11月28日(金) – 11月30日(日)

Ultra Trail Kosciuszko by UTMB(161k, 106k, 50k, 32k)

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のスノーウィーマウンテンズでUTMBワールドシリーズの大会が開催されました。コジオスコ山(2,228m)の山頂を目指すコースはアルパインエリアの牧草地など、オーストラリア独特の植生と景観を繋いでいます。

1266人が参加した50km「Kosci 50」は距離50kmで累積が1300mD+のレースです。マイケル・ディムアンテス Michael Dimuantes (AUS)が4時間4分8秒で男子優勝となりました。スタートからフィニッシュまで首位を守り、8分以上の差をつけての勝利でした。女子はアイスランドのアンドレア・コルベインズドッティル Andrea Kolbeinsdottir (ISL)が4時間24分48秒で優勝。開催国のエリート選手であるルーシー・バーソロミュー Lucy Bartholomew (AUS)らを抑え、総合3位でのフィニッシュでした。​

距離106kmで2892mD+の累積獲得高度となる「Kosci 100」はソフィー・ブルーム Sophie Broome (GBR)が11時間58分10秒で女子のレースを制しました。2位のアンナ・ピリンジャー Anna Pillinger (AUS)には17分以上の差をつけてフィニッシュしました。​男子はフランスのロリス・ラッセール Loris Lassere (FRA)が9時間53分20秒で優勝。ゴッドフリー・スラタリー Godfrey Slattery (AUS)の追撃を最後まで振り切り、接戦を制しました。

161kmで累積獲得高度4710mD+の100マイルカテゴリーの「KosciMiler」の女子では、ステファニー・オーストン Stephanie Auston (AUS)が19時間45分57秒で優勝しました。これまで2年連続で2位に終わっていたオーストンにとって待望の初優勝となりました。2位のクリスティー・ローリー Christie Lori (AUS)に3時間以上の大差をつける圧倒的な勝利でした。男子はイギリスから参戦したモーガン・グレイジャー Morgan Glazier (GBR)が17時間38分25秒で初の100マイルで優勝という快挙となりました。後半の登りに入って先行する選手たちを追い抜き始め、107km地点で首位に立つとその後はリードを守り切りました。2位にはリアム・ティエレンス Liam Thierens (NZL)、3位にはアドリアン・ドゥ・ラ・ヌージェルド Adrian de la Nougerede (GBR)が入りました。このレースには飯野航 Wataru Iino (JPN)も参戦しており、21時間56分で完走、男子17位でした。​

リザルトはこちら

Kosci 50 男子

  1. マイケル ディムエンテス Michael DIMUANTES (AUS) 04:04:08
  2. ジャック フェリス Jack FERRIS (AUS) 04:12:25
  3. ロナン マクナリー Ronan MCNALLY (IRL) 04:30:19
  4. ウィル ドレイパー Will DRAPER (AUS) 04:36:30
  5. ジャック バレンタイン Jack VALENTINE (AUS) 04:39:29
  6. フィン サマーズ Finn SOMERS (AUS) 04:41:18

Kosci 50 女子

  1. アンドレア コルベインスドッティル Andrea KOLBEINSDOTTIR (ISL) 04:24:48
  2. ルーシー バルソロミュー Lucy BARTHOLOMEW (AUS) 04:32:13
  3. デミー コールドウェル Demi CALDWELL (AUS) 04:34:16
  4. サラ ルドヴィチ Sarah LUDOWICI (AUS) 04:45:01
  5. ジュリエット スーレ Juliette SOULE (NZL) 04:47:31
  6. ハンナ ウォール Hannah WALL (NZL) 04:49:03
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Kosci 100 男子

  1. ロリス ラセレ Loris LASSERE (FRA) 09:53:20
  2. ゴッドフリー スラッテリー Godfrey SLATTERY (AUS) 10:02:25
  3. ジェラルド マクファーソン Gerald MACPHERSON (AUS) 10:12:25
  4. ファビアン デサノワ Fabien DESAUNOIS (FRA) 10:15:11
  5. ブライス ターベイ Bryce TURVEY (AUS) 10:37:05
  6. クリスチャン スミス Cristian SMITH (AUS) 10:45:55

Kosci 100 女子

  1. ソフィー ブルーム Sophie BROOME (GBR) 11:58:10
  2. アンナ ピリンジャー Anna PILLINGER (AUS) 12:16:30
  3. シャーロット ローマス Charlotte LOMAS (AUS) 12:21:58
  4. アリ ヒューストン Ari HUSTON (AUS) 12:41:14
  5. アン ハンド Anne HAND (AUS) 13:14:51
  6. ブルック トーマス Brooke THOMAS (NZL) 13:17:58

Kosci Miller 男子

  1. モーガン グレイジャー Morgan GLAZIER (GBR) 17:38:25
  2. リーアム ティアレンス Liam THIERENS (NZL) 18:09:54
  3. エイドリアン デラヌジュレード Adrian DE LA NOUGEREDE (GBR) 18:37:50
  4. チャバ・ジョルト サボー Csaba-Zsolt SZABÓ (ROU) 19:09:06
  5. アーロン スミス Aaron SMITH (AUS) 19:33:41
  6. ティム ウッズ Tim WOODS (AUS) 20:00:47

Kosci Miller 女子

  1. ステファニー オースティン Stephanie AUSTON (AUS) 19:45:57
  2. クリスティー ローリ Christie LORI (AUS) 22:26:48
  3. ジェシカ シュルーター Jessica SCHLUTER (AUS) 23:55:15
  4. ブルック エルヴィン Brooke ERVIN (USA) 24:33:21
  5. マディ スコット Maddy SCOTT (AUS) 26:22:05
  6. サラ パーキンス Sarah PARKINS (AUS) 28:48:31
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中止・Oxfam Trail Walker Hong Kong

香港で最大規模のチャリティスポーツイベントであり、4人1組のチームで100kmを完走することを目指します。1986年の開始以来、多くの寄付金を集めてきた歴史ある大会です。しかし、11月26日に香港北部の大埔(タイポ)の高層住宅群で大規模火災が発生したことを受けて、大会は27日に今年のイベントを中止することを発表しました。大会に集められた寄付金や支援物資は火災の被害を受けたコミュニティの支援に用いられる、とアナウンスされています

11月29日(土) – 11月30日(日)

Formosa Trail(104k, 75k, 40k, 16k, 8k)

台湾の中央部、南投県埔里(プーリー)で開催。かつて先住民族が使っていた古道を繋いだコースで行われました。104km男子ではアントン・スヴェンソン Anton SVENSSON (SWE) が14:30で優勝。スヴェンソンは10月の韓国でのUlju Trail Nine Peaks 122kに続くアジアのレースでの優勝です。女子はシュウ・ファン・タイ 戴秀芳 Hsiu Fang TAI (TWN) が19:26で制しました。日本から参加の後藤涼子 Ryoko GOTO (JPN) が12秒差で続いて2位でフィニッシュしています。

リザルトはこちら

Formosa Trail 104km 男子

  1. アントン・スヴェンソン Anton SVENSSON (SWE) 14:30:36
  2. ペーター・デューロルフ Peter DUEROLF (AUT) 15:50:50
  3. チー・ルイ・チェン 陳其睿 Qi Rui CHEN (TWN) 15:53:35
  4. テン・マオ・ファン 黃登茂 Teng Mao HUANG (TWN) 15:55:56
  5. チン・ユン・チェン 鄭京昀 Ching Yun CHENG (TWN) 16:28:26
  6. チア・チェ・ワン 王家杰 Chia Chieh WANG (TWN) 16:39:10

Formosa Trail 104km 女子

  1. シュウ・ファン・タイ 戴秀芳 Hsiu Fang TAI (TWN) 19:26:33
  2. 後藤涼子 Ryoko GOTO (JPN) 19:26:45
  3. シャオ・フェイ・ファン 黃筱菲 Hsiao Fei HUANG (TWN) 19:57:45
  4. イーリン・チェン 陳奕伶 Yiling CHEN (TWN) 21:42:40
  5. イー・チン・ウー 吳怡諍 Yi-Ching WU (TWN) 21:54:54
  6. ウェン・ピン・ウー 吳文蘋 Wen Ping WU (TWN) 22:39:24

La SainteLyon(156km, 80km, 44km, 24k, リレー)

フランスのサン=テティエンヌからリヨンまでを夜通し走る、フランスで最も歴史あるウルトラレースの一つです。1952年にハイキングイベントとして始まり、現在は数万人が参加する冬の風物詩となっています。最大の特徴は「ナイトラン」と「冬の厳しい気象条件」で、泥や雪、凍結した道路などの悪条件が名物です。

イベント全体では1万5千人のランナーが参加する中で、メインイベントとなるサン=テティエンヌからリヨンへの80kmには6600人が参加。男子のレースは5時間36分でシルヴァン・カシャール Sylvain CACHARD (FRA) が優勝しました。カシャールは今年、フランス選手権ショートで2位、WMTRC世界選手権ショートで9位、Templiers 36kでの優勝を経て、シーズン最終盤のこの大会を勝利で飾りました。女子はトレイル世界選手権で優勝経験を持ち、昨年のこの大会で準優勝のアデリーヌ・マルタン Adeline MARTIN (FRA) が終始リードし、6:42で優勝。Templiers 80kでの3位に続いての快挙でした。一昨年と昨年に連覇しているトマ・カルダン Thomas Cardinは今年は45kmのカテゴリーを走り、男子優勝を手にしています。リザルトはこちら

SAINTÉLYON 80km 男子
1. シルヴァン・カシャール Sylvain CACHARD (FRA) 5:36:33
2. ヴィルジル・モリセ Virgile MORISET (FRA) 5:39:39
3. ピエール・ドフォンテーヌ Pierre DEFONTAINE (FRA) 5:52:27
4. コランタン・プレ Corentin PLAY (FRA) 5:58:37
5. ディミトリ・モレル=ジャン Dimitri MOREL-JEAN (FRA) 5:59:06
6. ユーゴ・デック Hugo DECK (FRA) 6:02:21

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SAINTÉLYON 80km 女子
1. アデリーヌ・マルタン Adeline MARTIN (FRA) 6:42:34
2. サラ・ルキエ Sarah ROUQUIER (FRA) 7:18:35
3. ディアヌ・ラシヌー Diane RASSINEUX (FRA) 7:23:37
4. マノン・グラ Manon GRAS (FRA) 7:29:13
5. キトリ・リブ Quitterie RIBES (FRA) 7:33:04
6. アネリーズ・ダゴルヌ Annelise DAGORNE (FRA) 7:41:07

東呉国際ウルトラマラソン24時間走 (Soochow International Ultra-Marathon)

台湾・台北市の東呉大学キャンパス内のトラックで行われる24時間走の大会。IAUのゴールドラベルを取得しており、これまで多くの記録が生まれた名大会です。今回の男子のレースはスペインのイバン・ペナルバ・ロペス Ivan PENALVA LOPEZ (ESP) が261.702kmで勝利しました。ペナルバは2018年に続くこの大会での優勝で、昨年は3位でした。2位には今年の神宮外苑24時間のチャンピオン、福元翔輝 Shoki FUKUMOTO (JPN)が自己ベストとなる254.929kmで続きました。2位に僅差の3位は田中秀和 Hidekazu TANAKA (JPN) で254.538kmでした。

女子は10月にフランスでの世界選手権で自己新記録の271.987kmを走って銀メダルを得たばかりの仲田光穂 Miho NAKATA (JPN) が259.811kmで優勝。この大会では2022年に続く2度目の勝利です。2位にはオレナ・シェフチェンコ Olena SHEVCHENKO (UKR) が244.471kmで続きました。シェフチェンコは2023年の世界選手権で銀メダル、この大会では昨年2位でした。3位に日本の兼松藍子 Aiko KANEMATSU (JPN)で 227.837kmを走りました。リザルトはこちら

男子

  1. イバン・ペナルバ・ロペス Ivan PENALVA LOPEZ (ESP) 261.702km
  2. 福元翔輝 Shoki FUKUMOTO (JPN) 254.929km
  3. 田中秀和 Hidekazu TANAKA (JPN) 254.538km
  4. ヨンミン・ジェン 鄭勇民 Yong-Min ZHENG (CHN) 249.236km
  5. アンジェイ・マズル Andrzej MAZUR (POL) 231.248km
  6. チアチュン・チャン 張家鈞 Chia-Chun CHANG (TWN) 227.559km

女子

  1. 仲田光穂 Miho NAKATA (JPN) 259.811km
  2. オレナ・シェフチェンコ Olena SHEVCHENKO (UKR) 244.471km
  3. 兼松藍子 Aiko KANEMATSU (JPN) 227.837km
  4. シアチン・イエ 葉霞琴 Hsia-Chin YEH (TWN) 215.260km
  5. シャオチュン・ファン 黃筱純 Hsiao-Chun HUANG (TWN) 206.456km
  6. 大野薫子 Kaoruko OHNO (JPN) 202.636km

11月30日(日)

トレニックワールド in 外秩父 50km & 45km

埼玉県寄居町から越生町にかけての「外秩父」山系を縦走する大会です。50kmでは野田麻利江が7:37で女子優勝、佐谷尚紀が5:37で男子優勝。45kmは佐光菜々子が5:30、三浦裕一が4:47で女子男子それぞれのレースを制しました。リザルト速報はこちら(50km45km

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50km 女子

  1. 野田 麻利江 7:37:09.03
  2. 高橋 玲衣 8:13:43.19
  3. 浜 彩子 8:15:12.62
  4. 山本 陽子 8:15:48.92
  5. 工藤 真菜美 8:30:46.74
  6. 柏木 千景 8:50:57.68

50km 男子

  1. 佐谷 尚紀 5:37:57.10
  2. 丸山 翔太郎 5:55:07.92
  3. 佐藤 航 5:56:12.26
  4. 冨澤 昌弘 6:01:20.06
  5. 林 健太郎 6:12:44.02
  6. 横関 拓也 6:29:01.13

45km 女子

  1. 佐光 菜々子 5:30:50.48
  2. 石井 亜樹子 6:24:50.88
  3. 石原 明美 7:15:39.85
  4. 前田 由紀江 7:29:07.77
  5. 町田 綾子 7:35:54.87
  6. 村松 久恵 7:36:28.81

45km 男子

  1. 三浦 裕一 4:47:15.97
  2. 木村 隼人 5:16:51.20
  3. 百瀬  優 5:21:08.27
  4. 橋野 泰明 5:49:36.05
  5. 松本 順 5:54:50.03
  6. 石川 忠 5:55:25.83

身延山七面山修行走(36k/13k)

山梨県身延町・早川町を舞台に、日蓮宗の総本山である身延山久遠寺と、修験の山として知られる七面山を結ぶ山岳コースで、仏教文化とトレイルランニングが融合したユニークな大会として知られます。ロングコース男子伊藤康 Kou ITOUが4:20で勝利、ベテランの小川壮太 Sota OGAWAが5分弱の差で2位に続きました。女子は池神悠希 Yuki IKEGAMI が5:09で優勝、沼尾葉月 Hazuki NUMAO が5:24で続きました。ショートコース では水口直人 Naoto MIZUGUCHIが2位に4分差の1:06で男子優勝、秋葉悠 Yu AKIBAが1:10で続きました。同じく女子は最後は22秒差で町田彩羽 Sawa MACHIDAが1:21で優勝、2位は板橋黎華 Reika ITABASHIでした。リザルトはこちら

ロングコース 40km 男子

  1. 伊藤 康 Kou ITOU 04:20:09
  2. 小川 壮太 Sota OGAWA 04:24:54
  3. 野本 浩礼 Hironori NOMOTO 04:27:29
  4. 森田 祐生 Yusei MORITA 04:31:04
  5. 志村 裕貴 Hiroki SHIMURA 04:45:44
  6. 中島 裕訓 Hironori NAKAJIMA 04:51:43
伊藤康のフィニッシュ。Photo © 計測工房

伊藤康のフィニッシュ。Photo © 計測工房

ロングコース 40km 女子

  1. 池神 悠希 Yuki IKEGAMI 05:09:43
  2. 沼尾 葉月 Hazuki NUMAO 05:24:35
  3. 鈴木 栞奈 Kanna SUZUKI 05:29:25
  4. 小林 瑠里子 Ruriko KOBAYASHI 05:30:47
  5. 山下 智子 Tomoko YAMASHITA 05:41:36
  6. 長谷川 愛莉 Airi HASEGAWA 05:47:52
池神悠希のフィニッシュ。Photo © 計測工房

池神悠希のフィニッシュ。Photo © 計測工房

ショートコース 13km 男子

  1. 水口 直人 Naoto MIZUGUCHI 01:06:29
  2. 秋葉 悠 Yu AKIBA 01:10:40
  3. 森月 将國 Masakuni MORITSUKI 01:12:53
  4. 加藤 淳一 Junichi KATO 01:13:07
  5. 金井 晴伸 Harunobu KANAI 01:17:04
  6. 若井 至人 Yoshito WAKAI 01:17:14
水口直人のフィニッシュ。Photo © 計測工房

水口直人のフィニッシュ。Photo © 計測工房

ショートコース 13km 女子

  1. 町田 彩羽 Sawa MACHIDA 01:21:31
  2. 板橋 黎華 Reika ITABASHI 01:21:53
  3. 小野寺 右佳 Yuka ONODEERA 01:24:27
  4. 渡部 春雅 Kasuga WATABE 01:25:59
  5. 前田 佳代乃 Kayono MAEDA 01:27:10
  6. 金子 あずさ Azusa KANEKO 01:32:40
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HOKA Chiang Mai Thailand by UTMB(172km, 93km, 50km, 24km, 12km)

タイ・チェンマイで開催のUTMBワールドシリーズの「アジア・メジャー」大会となるこの大会は、今回は二つの週末にまたがって開催されます。最初の週末となった先週末はドイ・インタノン国立公園を会場にして20kmと50kmのレースが行われました。

20kmで累積800mD+の「Inthanon 20」では甲斐大貴 Hiroki Kaiが1:43で男子優勝、吉住友里 Yuri Yoshizumiが1:53で女子優勝、総合3位となり、今週末のメインレースに向けて快調ぶりをアピールしました。今週末は甲斐、吉住とも96kmの「Elephant 100」に出場予定です。リザルトはこちら

今週末開催のイベント

12月4日木曜日 – 12月7日日曜日

HOKA Chiang Mai Thailand by UTMB(172km, 93km, 50km, 24km, 12km)

アジア唯一のUTMBワールドシリーズの「アジア・メジャー」大会として、タイ北部の古都チェンマイを舞台に開催される国際的なトレイルランニングのイベントです。今年は2週間にわたる大会開催となり、第2週の12月4~7日はチェンマイの広大なスタディアムであるPAO Parkを中心に、チェンマイ周辺の4つの象徴的な山々を舞台にした172km、93km、50km、24km、12kmの複数の距離のレースが開催されます。UTMB World Series Majorでは通常の2倍のRunning Stoneが獲得でき、世界中から集結した多くのトレイルランナーが参加する大規模なイベントです。

主なレースについてはライブ配信が行われ、UTMB Liveなどで生中継される予定です。

DogsorCaravanは今年の大会を現地からレポートします。現地からのレポートはDogsorCaravanのInstagramアカウントYouTubeチャンネルのショートや投稿でご覧いただけます。さらに、DogsorCaravanのウェブサイトでは大会中のイベントのレポートや、各レースのリザルト紹介記事をタイムリーにお届けする予定です。

UTMBワールドシリーズファイナルへのダイレクトエントリー権がかかる三つのレースの見どころを紹介するプレビュー記事も公開しています。

【プレビュー】HOKA Chiang Mai Thailand by UTMB 2025、「CHIANG DAO 160」はアジアメジャーで迎える2025年シーズンのクライマックス、100マイルの頂上決戦(第一回)

2025.11.30

【プレビュー】HOKA Chiang Mai Thailand by UTMB 2025、「ELEPHANT 100」はスピードとスタミナが交錯する100kmの激戦区(第二回)

2025.11.30

【プレビュー】 HOKA Chiang Mai Thailand by UTMB 2025、「HMONG 50」で世界最高峰のスピードスターが激突する(第三回)

2025.11.30

12月6日土曜日

Nordisk Mountain Trail INABE(12.5km, 4km)

三重県いなべ市のNordisk Hygge Circles UGAKEIを会場に開催される大会は今回で3回目の開催。ショート12.5km(累積標高1,250m)とミニ4.0km(累積標高約350m)の2つのコース設定があり、初心者からベテランまで楽しめるコース構成となっています。国定公園の雄大な自然に囲まれながら絶景を望むトレイルを走ることができます。

中止・ふれあいの道(南高尾―あきる野)トレイルラン大会(42km、32km)

東京都八王子市の高尾山麓の落合公園から出発し、関東ふれあいの道を経由して秋川渓谷の秋川渓谷瀬音の湯をゴールとするトレイルランニング大会です。しかし大会開催エリアに熊が現れたことなどから大会開催は中止することが発表されています。

12月7日日曜日

熊野古道トレイルランニングレース(46.7km, 25.2km, 10.5km)

三重県熊野市紀和町の熊野市紀和B&G海洋センターを拠点に開催される、第11回目となる大会です。46.7km, 25.2km, 10.5kmの3つのコース設定で、古道として知られる熊野の山々を舞台に、世界遺産の熊野古道に関連した史跡を巡りながらトレイルを走ります。赤木城跡などの歴史的スポットを巡るルート設定が特徴で、景観と歴史双方を楽しめます。

養老山地トレイルランニングレース(41km, 12km)

岐阜県の伝説の地「養老」を舞台に、濃尾平野にそびえる養老山地を縦走するトレイルランニングレースです。ロング41km(制限時間7時間30分)とショート12km(制限時間3時間30分)の2つのコースが設定されており、ロングコースでは地元の養老鉄道を活用した移動後、多度大社から養老公園までワンウェイで縦走するコース構成になっています。ビギナーからレベルの高いランナーまで楽しめる大会です。

前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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