(写真 香港で開催の9 Dragonsで開催されたAsia Trail Masterファイナルの男子トップ3。左から準優勝のローデウェイク・ブリエンス Lodewijk VRIENS、優勝のジョン・レイ・オニファ John Ray ONIFA、3位の甲斐大貴 Hiroki KAI。Photo © Asia Trail Master)
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Monday Morning Run:東京マラソンの熱狂と、香港で見せた吉住友里の快挙
毎週月曜朝の恒例、先週末のハイライトを音声でお届けするMonday Morning Run(MMR)。今朝公開のエピソードでは、大迫傑選手の激走に沸いた東京マラソン2026の詳報や、香港での日本勢の活躍を特集しています。
今週の主なトピック:
- 東京マラソン: 2時間14分台の日本国内最速記録誕生。そして大迫選手の1秒前でゴールした中国・ファン・ペンヨウ選手の中国新記録の衝撃。
- トレイル勢のロード挑戦: ナイキACGに移籍したヤオ・ミャオ(Yao Miao)が2時間32分台で完走。
- 香港 9 Dragons Ultra: 吉住友里選手が過酷な50マイル+50kmの「50/50チャレンジ」で女子優勝。
- アジアトレイルマスター: 日本チームが団体優勝!甲斐大貴選手が男子3位。
📮 コミュニティ・ボイス:皆さんの「週末のラン」
Instagramストーリーズで寄せられた、読者の皆さんのリアルな週末レポートをご紹介します。
- マッチ0018さん: 香川県「善通寺空海トレイル」を完走!15kmの周回コースを最大3周(45km)するタフなレースです。お疲れ様でした。
- ひろゆき2723さん: 高尾をラン。サングラスに積もるほどの激しい花粉!これからの季節、山へ向かう皆さんは対策を万全に。
- マチコイコマさん: 東京マラソンを完走!今年は体感的にかなり「暑い」レースだったようですね。ナイスラン!
- ショータイム393さん: 東京・多摩エリアの「横山の道」へ。実は筆者(岩佐)が2009年に初めてトレイルランを体験した思い出の地でもあります。
皆さんもぜひ、日曜夕方のInstagramストーリーズから「週末どこを走ったか」を教えてください。来週の配信でご紹介させていただきます。
Instagram: https://www.instagram.com/dogsorcaravan/
先週末開催のイベント
2月21日土曜日
Backyard Ultra Samurai Standing 神奈川大会
日本のバックヤードウルトラの最高峰となる「サムライ・スタンディング」の神奈川大会は昨年11月開催の各地の大会に遅れて、2月21日土曜日にはだの丹沢クライミングパークで開催されました。土曜日13時に21人がスタートした大会は46周を終えたところで堂元和志が脱落。残る二人は61周まで走り続けましたが、稲永雄介は61周で記録が途絶えました。その結果、最後の一人となった赤松亮が62周を終えたところでたった一人のフィニッシャーとなり、稲永がアシストとなりました。経過速報はこちら。
2月27日(金)– 2月28日(土)
9 Dragons Ultra (50m, 50k, 50/50)
香港で開催される50マイルと50kmのトレイルレース。金曜日の23:59に50マイル、日曜日の7:30に50kmのレースがそれぞれ開催されました。このイベントでユニークなのは、この二つのレースの両方を走り、その合計タイムで競うといういわばステージレース形式の「50/50」というカテゴリーが設けられている点です。
吉住 友里 Yuri YOSHIZUMIがこの「50/50」に参戦し、合計タイム19:18で女子優勝、総合5位となる快挙となりました。日本関連では桐畑まりこ Mariko KIRIHATA、ジンコ・リチャーズ Jinko RICHARDSがそれぞれ4位、5位となりました。男子は二つのレースのどちらも首位となったマン・クマル・ロカ・マガル Man Kumar ROKA MAGAR (NPL) が2位に45分差となる16:54で優勝しました。
50マイルのレースでは日本の土屋恒貴 Koki Tsuchiyaが男子3位に入っています。

50/50で優勝した吉住 友里 Yuri YOSHIZUMI。 Photo © Asia Trail Master
The 50/50 138km 女子
- 吉住 友里 Yuri YOSHIZUMI (JPN) 19:18:57
- アンナ・ピリンジャー Anna PILLINGER (AUS) 22:20:46
- ユエン・ツ・クワン Tsz Kwan YUEN (HKG) 23:54:43
- 桐畑まりこ Mariko KIRIHATA (JPN) 26:06:09
- ジンコ・リチャーズ Jinko RICHARDS (JPN) 27:16:53
- キム・ヨンサン Youngsun KIM (KOR) 28:01:38
The 50/50 138km 男子
- マン・クマル・ロカ・マガル Man Kumar ROKA MAGAR (NPL) 16:54:45
- オレクシー・メルニク Oleksii MELNYK (UKR) 17:39:39
- マシュー・ゲイ Matthew GAY (GBR) 18:12:41
- サロモン・ヴェトシュタイン Salomon WETTSTEIN (CHE) 18:41:09
- ディナ・ナス・バガレ Dina Nath BAGALE (HKG) 19:26:46
- リー・チュンウィン Chun Wing LI (HKG) 20:53:03
さらに、この大会の中で2025年シーズンのAsia Trail Master(ATM)ファイナルが行われ、シーズン中のシリーズ戦での成績により出場権を得たアジア各国の選手がソロの他、国別団体のタイトルをかけてレースに参戦しました。このATMファイナルは50マイルの選手のスタート後の深夜1時にスタートし、コースは71.4kmと50マイルの選手とは異なるコースで開催されました。レースの結果はプリヤ・ライ Priya RAI (NPL) が9:56、ジョン・レイ・オニファ John Ray ONIFA (PHL) が8:06で女子、男子の勝者となり、それぞれATM年間チャンピオンのタイトルを獲得しました。プリヤ・ライは昨年に続いて2度目、オニファは一昨年に続いて2度目で、ATMチャンピオンのタイトルの歴史上、2度目のタイトル獲得は男女とも初となります。女子のレースでは坪井光穂 Miho TSUBOI (JPN) が10:24が苅尾知里 Chisato KARIO (JPN) が10:51でそれぞれ4位、5位に。男子のレースでは甲斐大貴 Hiroki KAI (JPN) が8:39で3位に入ったほか、喜多村久 Hisashi KITAMURA (JPN)が8:46で4位に続きました。
また、国別団体では日本が優勝しています。

ATMファイナルで団体優勝の日本代表選手。 Photo © Asia Trail Master
The 9 Dragons 71.4km 女子
- プリヤ・ライ Priya RAI (NPL) 09:56:58
- チャン・マンイー Man Yee CHEUNG (HKG) 10:16:20
- ロー・デニング Dening LO (SGP) 10:21:06
- 坪井 光穂 Miho TSUBOI (JPN) 10:24:19
- 苅尾 知里 Chisato KARIO (JPN) 10:51:18
- リッツィ・アモール・エクティン Ritzy Amor ECTIN (PHL) 12:29:17
The 9 Dragons 71.4km 男子
- ジョン・レイ・オニファ John Ray ONIFA (PHL) 08:06:39
- ローデウェイク・ブリエンス Lodewijk VRIENS (NLD) 08:28:19
- 甲斐 大貴 Hiroki KAI (JPN) 08:39:55
- 喜多村 久 Hisashi KITAMURA (JPN) 08:46:19
- ミルトン・アマット Milton AMAT (MYS) 08:46:23
- キク・ラッセル・スエロ Kik Russel SUELLO (PHL) 08:54:39
リザルトはこちら。
2月28日(土)
Monument Valley Ultra (50k, Half Marathon)
アメリカ・ナバホ族の聖地、モニュメントバレーを走る貴重なイベントです。50kmのレースではターナー・ワイアット Turner Wyattが5:09で男子優勝、マーラ・スキャロン Mara Scallonが総合4位となる5:32で女子優勝となりました。リザルトはこちら。
Sai Kung 50 – HK50 series (54k, 22k, 13k)
香港のトレイルランニングシーズンを象徴する「Hong Kong 50」シリーズの第4戦(最終戦)が西貢東部郊野公園(Sai Kung East Country Park)で開催されました。
2月末の香港としては異例の低気温(18℃)に加え、激しい雨と強風が吹き荒れるなかでの開催となりました。54kmのコースは北潭涌(Pak Tam Chung)を発着点とし、大枕蓋(Tai Cham Koi)や西湾山(Sai Wan Shan)、そして鶏公山(Kai Kung Shan)を2度登るという、累積標高差約3,000mにおよぶテクニカルな設定です。さらに、直前のルート変更により技術的な難易度がさらに高まり、滑りやすい粘土質の泥がランナーの行く手を阻みました。
54kmカテゴリー:男子はモードゥイが圧倒、女子はフィプキンが総合3位の快走
男子54kmの部では、フランス出身のアルノー・モードゥイ Arnaud MAUDUIT (FRA) が、その圧倒的な強さを見せつけました。序盤からレースを支配したモードゥイは、泥にまみれたタフなコースを「スムーズで楽しかった」と振り返る余裕を見せ、7時間11分17秒という好タイムでフィニッシュ。昨年に続くタイトル防衛を果たしました。2位には地元の実力者、ウォン・クォッワイ Wong Kwok Wai (HKG) が7時間23分12秒で続き、3位にはラウ・カムファイ Lau Kam Fai (HKG) が7時間29分06秒で食い込みました。
女子54kmの部は、イギリスのエマ・フィプキン Emma PHIPKIN (GBR) が7時間26分57秒というタイムで女子の頂点に立っただけでなく、なんと男子を含めた総合順位でも3位に入る快挙を成し遂げました。フィニッシュ後には「滑りやすかったけれど、ルートは最高に楽しかった」と笑顔で語りました。2位には同じくイギリスのメーガン・マクリーディー Megan MCCREADIE (GBR) が10時間14分26秒で入り、3位には地元のチャン・シンワ Chan Sin Wa (HKG) が10時間27分32秒で続きました。
35km / 22km / 13kmカテゴリーの結果
中・短距離カテゴリーでも熱い戦いが繰り広げられました。
35kmの部男子はクリストファー・ホワイトヘッド Christopher WHITEHEAD (GBR) が3時間58分03秒で優勝。女子はウォン・テス Wong Tes (HKG) が4時間55分14秒で制しました。22kmの部はスウェーデンのヴィクター・ダール Victor DAHL (SWE) が2時間12分42秒で男子トップ、女子はイギリスのローラ・イースタッフ Laura EASTAFF (GBR) が3時間30分43秒で優勝を果たしました。13kmの部はスイスのウーゴ・モンタナリ Hugo MONTANARI (SUI) が1時間17分36秒で男子優勝、女子は地元のマン・ウィン Man Wing (HKG) が1時間24分43秒で優勝しました。
リザルトは大会ウェブサイトから。
13km 女子
- ウィン・イン・マン WING YING MAN (HKG) 01:24:43
- エロディ・エリオ ELODIE AIRIEAU (FRA) 01:44:00
- クムジュ・コ GEUMJU GO (KOR) 01:56:25
13km 男子
- ユーゴ・モンタナリ HUGO MONTANARI (CHE) 01:17:36
- オリヴィエ・セスブロン OLIVIER CESBRON (FRA) 01:31:11
- アレクサンドル・デュソン ALEXANDRE DUSSON (FRA) 01:34:41
22km 女子
- ローラ・イースタフ LAURA EASTAFF (GBR) 03:30:43
- カロリン・トーマ CAROLINE THOMA (DEU) 03:35:26
- マリー=ロレーヌ・クレマン MARIE-LORRAINE CLEMENT (FRA) 03:36:47
22km 男子
- ヴィクター・ダール VICTOR DAHL (SWE) 02:12:42
- スティーブン・ケイ STEPHEN KAY (HKG) 02:27:23
- チャオソン・ジョン CHAOSONG ZHONG (CHN) 02:28:40
35km 女子
- テス・ウォン TES WONG (HKG) 04:55:14
- リュシル・エルマン LUCILLE HERMIN (FRA) 05:07:13
- リー・チェン LI CHEN (CHN) 05:35:42
35km 男子
- クリストファー・ホワイトヘッド CHRISTOPHER WHITEHEAD (GBR) 03:58:03
- アイザック・ツェ ISAAC TSE (HKG) 04:16:08
- モンティ・リンドナー MONTY LINDNER (AUS) 04:23:48
54km 女子
- エマ・フィプキン EMMA PHIPKIN (GBR) 07:26:57
- メーガン・マクリーディ MEGAN MCCREADIE (GBR) 10:14:26
- シン・ワ・チャン SIN WA CHAN (HKG) 10:27:32
54km 男子
- アルノー・モードゥイ ARNAUD MAUDUIT (FRA) 07:11:17
- クォック・ワイ・ウォン KWOK WAI WONG (HKG) 07:23:12
- カム・ファイ・ラウ KAM FAI LAU (HKG) 07:29:06
八海山スカイスノー (2.5km, 1.5km, 0.7km)
新潟県南魚沼市の八海山スキー場で開催される、日本スカイランニング協会(JSA)公認の「スカイスノー」大会です。この中で行われた距離2.5km、獲得標高800mの圧雪されたゲレンデを駆け上がる「エキスパート」カテゴリーが今シーズンも2026スカイスノー・ジャパン・シリーズ(SKYSNOW JAPAN SERIES)の第三戦となりました。女子のレースは小林華蓮 Karen KOBAYASHIが0:39:17で勝利を挙げました。男子ではベテランの小幡利春 Toshiharu OBATA が0:34:19でこの日のレースを制しました。リザルトはこちら。
JSAエキスパート 女子
- 小林華蓮 Karen KOBAYASHI 0:39:17
- 山田柚野 Yuno YAMADA 0:39:55
- 大掛莉奈 Rina OOGAKE 0:40:34
- 布施愛里 Airi FUSE 0:40:35
- 大掛柚奈 Yuna OOGAKE 0:42:49
- 大掛香織 Kaori OOGAKE 0:42:51
JSAエキスパート 男子
- 小幡利春 Toshiharu OBATA 0:34:19
- 中嶋純太 Junta NAKAJIMA 0:34:55
- 宮川朋史 Tomofumi MIYAGAWA 0:35:26
- 石田寛雄 Hiroo ISHIDA 0:35:44
- 中才雄介 Yusuke NAKASAI 0:35:52
- 永田大岳 Hirotake NAGATA 0:36:05
善通寺五岳山 空海トレイル (45km, 30km, 15km, 10km)
弘法大師・空海の生誕地である香川県善通寺市の「五岳山」を巡る、トレイルランニングのレースで15kmの周回コースを走ります。ダブルの30kmでは鷲田明広が3:45、山本愛が4:33でそれぞれ男女で優勝。シングル(15km)では川田直輝が 1:37、竹内浩美が2:07でそれぞれのレースを制しました。リザルト速報はこちら。
ダブル(30km) 男子
- 鷲田 明広 3:45:36
- 三鍋 隆志 3:47:01
- 森永 圭佑 4:39:58
- 中島 木延 4:40:23
- 日下 淳司 4:46:41
- 池田 英二 4:52:21
ダブル(30km) 女子
- 山本 愛 4:33:18
- 北村 三奈 4:33:22
- 武田 真由 4:39:25
- 堀井 京子 5:05:20
- 奥田 千恵 5:26:23
- 福田 真美子 5:33:58
シングル(15km) 男子
- 川田 直輝 1:37:33
- 川本 渉 1:50:43
- 千葉 義也 1:54:18
- 村上 直也 1:56:54
- 金地 晃司 2:06:51
- 上水流 毅俊 2:08:00
シングル(15km) 女子
- 竹内 浩美 2:07:57
- 柴田 知実 2:23:33
- 長田 亜希子 2:28:44
- 入江 舞 2:32:39
- 中川 左裕里 2:43:44
- 加藤 識恵 2:44:46
トリプル(45km) 男子
- 山田 敦大 5:55:35
- 岡本 順央 6:04:27
- 本間 誠 6:10:47
- 丹羽 望 6:13:18
- 富家 達也 6:20:20
- 千原 建人 6:21:09
トリプル(45km) 女子
- 岩崎 奈弥 6:22:41
3月1日(日)
各務原アルプス パノラマトレイルラン (30km, 15km)
岐阜県の各務原アルプスの標高300m前後の山々を縦走する、眺望抜群の高速コースが自慢の大会です。リザルトはこちらに掲載される見込みです。
小辺路 TRAIL JOURNEY in 十津川 (28km, 4.2km)
世界遺産「熊野参詣道・小辺路」の古の石畳や天空の集落を通り、標高1,000mを超える峠を越えるコースを走る大会です。リザルトはこちら(公開され次第リンクします)。
今週末開催のイベント
カナリア諸島の火山帯から、東北の復興を告げるタフなトレイル、そしてメキシコや台湾のUTMBワールドシリーズまで。各地の最新トピックを交えてご紹介します。
3月4日(水)〜 8日(日)
The North Face Transgrancanaria(126k, 82k, 47k, 23k, 12k, 5k, VK)
スペイン・グラン・カナリア島を舞台にした、シーズン序盤の世界最大級の一戦。北部の海岸から最高峰ピコ・デ・ラス・ニエベスを経て南部へと縦断する126kmのコースは、テクニカルな火山岩のガレ場がランナーの体力を削ります。毎年世界トップクラスの選手が顔を揃え、大西洋の絶景と過酷な気候変動が織りなすドラマは必見です。DogsorCaravanではWorld Trail Majorsの今シーズンの第3戦となるこの大会について、プレビュー記事を公開しています。日本からは126kmのClassicに長田豪史 Goshi Osada、47kmのMaratonに松本翔汰 Shota Matsumotoの両選手が出場予定です。
3月5日(木)〜 8日(日)
Brah Yang Trail Summit(100km / 50km)
ベトナム中央高原ラムドン省で開催される、神秘的な松林を抜けるレースです。標高1,000mを超える高地ならではの涼しさと、地元少数民族の文化が色濃く残るトレイルは、アジアの他レースとは一線を画す静謐な魅力に溢れています。急峻な尾根と霧に包まれた森を走る体験は、冒険心を強く刺激してくれるはずです。Asia Trail Masterのシリーズ戦です。
Puerto Vallarta by UTMB(81k, 52k, 37k, 19k, 5k)
メキシコを代表するビーチリゾート、プエルト・バジャルタからシエラ・マドレ山脈の核心部へと挑みます。熱帯雨林の蒸し暑いジャングルから始まり、標高2,500m級の山頂付近まで一気に駆け上がる垂直移動は圧巻。ゴール後に待つメキシコらしい情熱的なパーティーと、UTMBワールドシリーズならではのハイレベルな競り合いが魅力です。
3月6日(金)〜 8日(日)
女川100TRAILS(100mile(161km)、105km、70km、35km、16km)
宮城県女川町を起点に「みちのく潮風トレイル」を繋ぐ、東北で数少ない本格100マイルレースです。リアス式海岸特有の激しいアップダウンが連続し、累積標高は国内屈指の難易度を誇ります。震災からの復興を歩む街のエネルギーと、三陸の美しい海を一望できるパノラマは、すべてのランナーに深い感動を与えてくれます。
Xtrail Kenting by UTMB(98k, 52k, 27k, 12k 2k)
台湾最南端のケントン(墾丁)で開催される、南国ムード満載のUTMBワールドシリーズ。サンゴ礁の海岸線からジャングルのような密林まで、変化に富んだエキゾチックな地形が特徴です。湿度の高い熱帯特有のコンディションは戦略的な走りが求められ、アジア圏の有力選手たちがポイント獲得を狙って火花を散らします。日本からも多くの選手が参加予定で、100K男子に西村広和、岩井竜太、村田諒、若岡拓也、50K男子に上田瑠偉、小笠原光研、50K女子に枝元香菜子といった選手がエントリーしています。
3月7日(土)
Merrell Andes Mountain Skyrace (35k-SWS, 21k, 10k)
チリのアンデス山脈を舞台にした、スカイランナー・ワールドシリーズ(SWS)の注目戦。3,000mを超える高所、かつ急峻でテクニカルな登攀セクションが含まれる「真のスカイランニング」を体現するコースです。南米の雄大な山岳風景を背に、酸素の薄い極限状態で繰り広げられるスピードバトルから目が離せません。
Antelope Canyon Ultras(50m, 55k, 30k, 21k)
米国アリゾナ州ページ、ナバホの聖地を走る奇跡のようなコースレイアウト。象徴的なアンテロープ・キャニオンの砂岩の回廊や、ホースシュー・ベンドの断崖絶壁など、一生に一度は見たい絶景が続きます。深い砂地のトレイルは非常にタフですが、地球の鼓動を感じるような唯一無二の景観が、完走への大きな力となるでしょう。
Drakensberg Northern Trail (40k, 20k, 10k, 7k)
南アフリカの世界遺産、ドラケンスバーグ山脈で開催される山岳レース。現地で「竜の山々」を意味する名の通り、荒々しく切り立った岩壁と広大な草原が広がるワイルドなトレイルが特徴です。テクニカルなシングルマニトラックが多く、アフリカ大陸の雄大さを肌で感じられる、通好みなタフなレース設定となっています。
3月8日(日)
大山登山マラソン(9km)
神奈川県伊勢原市が誇る、歴史ある「登り」の祭典です。伊勢原駅前から大山阿夫利神社下社を目指す9kmのコースは、後半に現れる1,610段の石段が最大の名物。心拍数は限界まで上がりますが、参道の応援やゴール後の絶景、そして伝統ある大会ならではの一体感は、トレイルランナーにとっても春の風物詩として外せません。
茨城100k ウルトラマラソン in 鹿行(100k)
北浦の湖畔を一周する、極めてフラットな高速コースが自慢の100kmロード。信号がなく、変化の少ない直線も多いため、自己ベスト更新やウルトラマラソン初完走を目指すには最適の舞台です。春の穏やかな湖畔の風を受けながら、淡々とリズムを刻むストイックな走りが楽しめる、ランナーの精神力が試される一戦です。
トレイルランナーズカップ奈良(8km, 4km)
世界遺産・春日山原始林の麓、若草山を駆け抜ける初心者やファミリーにも優しい大会。遮るもののない山頂付近からは、古都・奈良の街並みを一望できる最高のロケーションが広がります。短い距離ながらしっかりとした登りもあり、トレイルランニングの楽しさを凝縮した、明るくアットホームな雰囲気が魅力です。
前週末の主大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。













