2013.03.06
2013.03.29
Gear / ギア Koichi "fluffy" Iwasa
[DC] ITJ/UTMF 必携装備リストをみながらロングトレイルレースの装備を考える
いよいよ今週末の3月10日日曜日に開催されるIzu Trail Journey (ITJ) 。これまで国内では大きなトレイルランニングレースがなかった3月に、比較的温暖な伊豆で開催される71kmにおよぶレースとあって、初開催ながらランナーの関心は高く、昨年秋のエントリーでは1500人のエントリーが一日も経たないうちに満員になる人気ぶり。
このITJは今後を展望して運営面でも様々な工夫がされているが、参加者として気になるのは競技規則に定められた必携装備のこと。4月に開催されるULTRA-TRAIL Mt.FUJI(UTMF / ウルトラトレイル・マウントフジ) の必携装備に準じて決められたと思われる装備をどうするかは参加するランナーには思案のしどころのはず。当サイトでも、4月のUTMFも想定して必携装備を中心に装備について考えてみた。
[追記・UTMFの必携装備「保温のための手袋、耳までを隠す帽子。」に化繊のマイクロファイバーによる筒状の織物(Buff社の製品に代表されるもの)は含まれない 、とUTMFの実行委員会よりご指摘いただきました。装備の準備に際してご注意ください。2013.3.29]
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ITJ/UTMFの競技規則に定められた必携装備
ITJ/UTMFの競技規則によると必要な装備は次のとおり。無論これらを持っていればどのような状況でも安全・快適というわけではないので、天候や自身の体調に応じて必要なものは自分で加えることになる。
ITJの競技規則(PDFファイルにリンク)
RULES & REGULATIONS | ABOUT UTMF | ULTRA-TRAIL Mt.FUJI
コースマップ
コンパス(ITJのみ)
携帯電話
携帯コップ(150cc以上)
1ℓ以上の水
食料
ライト2個、それぞれの予備電池
サバイバルブランケット
ホイッスル
テーピング用テープ(包帯、ストラップになるもの。80cm以上×3cm以上)。
携帯トイレ
保温のためのフリースなどの長袖シャツ。綿素材は認められません。(UTMF)
保温のための足首までを覆うズボンあるいはタイツ。または膝までを覆うタイツと膝までを覆うハイソックスの組み合わせ。(UTMF)
足首丈のランニングパンツ(長ズボン)、あるいは膝の隠れる丈のレギンスやタイツ(ITJ)
防寒着(ダウンジャケット・フリース等)(ITJ)
保温のための手袋、耳までを隠す帽子。(帽子はUTMFのみ)
雨天に備えてフードつきレインジャケットとレインパンツ
熊鈴(UTMF)
ファーストエイドキット
保険証
配布されるナンバーカード、ICチップ(両足につけること)
配布されるフラッシュライト(UTMF)
当日のコンディション
(気温)
ITJの行われる3月10日の天城高原(標高1100m付近)の過去6年の平均最低/最高気温はマイナス2.3/5.4℃。UTMFについてはコース最高地点(四辻、標高1800m付近)の過去21年間の4月の平均気温は3.12℃、最低気温はマイナス0.28℃とのこと。ITJの伊豆山稜線歩道の一部やUTMFの幕岩−四辻付近など、樹木の背が低いところは吹き付ける風で体感気温はさらに低くなると思われる。
しかし、ITJについていえば3月6日(水曜日)時点の天気予報では松崎の10日日曜日の最高/最低気温は21/11℃と春の訪れを思わせる陽気となりそうだ。このコンディションを前提に一定の防寒対策を考えることになる。
(路面のコンディション)
ITJの行われる伊豆半島でも2月中旬までに降雪があったが、現時点まででは雪は残っていない模様。しかしコースのうち伊豆山稜線歩道の一部の比較的標高の高いところでは、トレイルに凍結が残ったり、解けかけで足が埋まってしまう雪(いわゆる「腐った」状態)が残る可能性がある。
UTMFについても当方の経験の範囲内だが昨年4月末の天子山塊・毛無山(今年のコースからは外れている)などでは北側斜面に腐った状態の雪が大量に残っていた。標高1500mを超える天子山塊の一部、富士山中腹にあたる幕岩−四辻にはある程度の積雪が残る可能性がある。
ウェア
重ね着(レイヤリング)により体温の上下や汗濡れに対応するが、ランニングやスピード・ハイク(早歩き)で常に行動し続けることを前提にシンプルな構成とする。行動中に熱や湿り気の体感は大きく変わるが、行動を続けられないほどクリティカルな状態にならない限りはジャケット一枚の着脱程度で済ませ、クリティカルでない程度の不快はある程度我慢するというのが当方の考え方。
当日の天候やコース、自分の体調をよく見極め、できるだけウェアの着脱をすることなく、許容範囲の不快を受け入れるだけで済むレイヤリングとする。
重ね着をレース途中で頻繁に脱ぎ着するのはあまりお勧めしない。少し汗をかいて暑くなったから、風が強くなって寒くなったからといって着替えていたのでは暑さ寒さばかりが気になって安定したランニングでコースを進むことができなくなる。特に後半、脚に疲れがたまって何か理由をつけて立ち止まりたくなるとき、着替えをいいわけにして何度も走るのをとめてしまうことになるだろう。
また、頻繁な脱ぎ着を前提にすると、よけいな荷物を増やすことになる。ベースレイヤーの着替え、防寒のためのフリースやダウンジャケット、ハードシェルにくわえて軽量な防風用のウィンドジャケットなどなど。もちろん天候や自分の体調によってはダウンジャケットやフリースを持たないとクリティカルな状態を避けられないこともあるだろう。しかし、何となく惰性や周りに合わせて装備に加えているだけであれば、一度慎重に考えてみる価値はあるだろう。
ITJやUTMFのようなフォーマットのレースであれば、日中はTシャツ、日没〜早朝はロングスリーブのミッドまたはベースレイヤーとハードシェル(防水性のあるジャケットで競技規則にある「フード付きのレインジャケット」)。下半身は膝下までの3/4丈のタイツとハイソックスまたはカーフガードの組み合わせで通す。しかし、日中にかなり気温が上がりそうならショートパンツを着替えに持つかドロップバッグに入れておく。というのが基本になるだろう。
(しかし、ITJに関しては朝のスタートからTシャツとランニング用のショートパンツでフィニッシュまで通すのが快適かもしれない。その場合は防寒対策の必携装備の多くは背中の荷物となるだろう。明らかに不要と思われる装備を傾向することの不合理さは感じるが、新しいスポーツであるが故にが多くの参加者にとって必携装備を判断する経験が十分でないのであれば、そうした不合理さも今後に向けた経験として受け入れる他ないのかもしれない。)
ベース日中のまだ気温が高いうちは上半身はランニング用のTシャツ。下半身は3/4丈のタイツでスタートだが、かなり気温が高い場合はショートパンツで。膝下まである3/4丈のタイツとハイソックス(またはカーフガード+ローソックス)で通せば身につけているものだけで競技規則を満たせて荷物を減らせる。膝を覆うウェアで長距離を走ることに抵抗があるランナーも多いと思うが、当方の経験では慣れれば違和感はあまりない。
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日没や天気の変化で気温が落ちてきたら、エイド到着時などタイミングを見計らって上半身の着替え。Tシャツを脱ぎ、長袖シャツ(ITJの競技規則にある「防寒着(ダウンジャケット・フリース等)」、UTMFでいう「保温のためのフリースなどの長袖シャツ。綿素材は認められません。」)に着替え、ハードシェル(防水性のあるもの)を着てしまうか、すぐに取り出せるようにしておく。早朝にスタートするITJではこの装備でスタートすることになるだろう。
その後は深夜から早朝の最も気温が下がる時間帯でも、行動し続けることで体温を保って我慢できる寒さは我慢、ハードシェルのジッパーの開閉や脱ぎ着だけで調節。汗ぬれもいったん冷えを感じても行動を再開すれば体温である程度解消し、濡れから発生する水蒸気が外側に着たハードシェルとの間にたまって暖かさが維持できる(ある程度の品質のジャケット、特に高い透湿性をうたうGore-Tex ActiveやeVentなどを使ったものなら透湿性が機能してこの水蒸気による暖かさがハードシェル内部の濡れの不快を上回るだろう)。
無論より厳しいコンディションが予想される場合はそれに応じたウェアの追加の用意をしておく。厳しい冷え込みが予想されるなら、エイドで立ち止まったときに備えてダウンや化繊綿のインサレーションを持たざるを得ないだろう。また、競技規則にある防水性のあるパンツ(ITJでいう「レインウェア」、UTMFでいう「レインパンツ」)は相対的に実際に使う可能性は低いが防寒用に使うこともあるだろう。
ここで最も大事なのは夜間はハードシェルの下で、日中も場合によってはそれ一枚で着続ける長袖シャツの選択だ。様々なタイプのものがあるので、当日に予想されるコンディションと自分が事前に着用してみた体感とでできるだけそれ一枚でレース最後まで行けるものを選びたい(とはいうものの、汗濡れが激しいときに着替えることで快適さや温かさが大きく向上するのは確か。バックパックに着替えを入れずに済むウェア選びが原則だが、例外があるとすれば夜間に持つ着替え用の長袖シャツだろう)。好みのベースレイヤー(finetrackのスキンメッシュシリーズ等)の上にきるのもよいかもしれない。
薄手の化繊シャツPatagonia Capline 2、Craftなど。あまり寒さが厳しくないならこれくらいのものでも十分な温かさが得られる。体にピッタリとしたものを、着たときの圧迫感はあるにしても保温性が高いので勧めたい。その点でCraftは優れている。
中厚手の化繊シャツアークテリクス/Phase SV Comp、patagonia Capline 3や4など。ハイキング用でも最も使いやすい厚さで各社から様々な製品が出ているので選択肢は広いが、大量の汗を吸って蒸発させるという機能があるといい。patagoniaの昨年リニューアルされたCapline 4はやや荒めの格子上に配置された薄手のフリースの層がある素材でこうした機能を持たせている。当方が愛用するのはX BIONIC。手に取ると厚く感じるが、特殊なニット形状で肌に触れる部分は少なく、肌の近くに温かい空気を多く溜め込む構造になっている。
薄手のフリースジャケットCapline R1など。寒さが厳しいときには下にベースレイヤーを着たうえでフリースジャケットをきることになるだろう。しかし、日中に気温が上がってくるとハードシェルと用途が重なってくる他、脱いだ場合にはかさばる。ITJやUTMF、UTMBのように日中の温かさと夜間・山岳の寒さの差が大きいレースの場合にはできるだけ使わずに済ませたい。当方は昨年11月の酷寒の八ヶ岳スーパートレイル100マイルでは最初から最後(深夜に110キロ地点で棄権)するまでR1を着続けた。
ウールのシャツ加工技術の進化で、肌触りがよく洗濯も簡単なウールのベースレイヤーも各社から登場している。化繊に比べると、やや重さはあるものの汗でぬれても寒さを感じにくいといわれている。厚さの選択肢がまだあまり豊富でない印象があって当方もまだランニングでウールのベースレイヤーは使っていないが、試してみる価値はありそうだ。
世が明けて気温が上がってくるとハードシェルは脱いで、長袖シャツ1枚と膝下丈のタイツという姿になる。あまり気温が上がらないならこのまま日中は行動することもできるだろう。気温が上がってくるようならまずシャツをTシャツに、それでも追いつかないならタイツをショートパンツに履き替える。
防寒用の小物/手袋UTMF, ITJともに競技規則で必携品とされている。寒さが厳しい場合には親指以外の4本の指にミトン状のカバーを被せられるものが、手指のかじかみ対策には有効。もっと寒くなる場合には手袋の上から手首まですっぽり被せることができるミトンで、薄手の防水素材でできたものが便利。冷たい雨で手指がかじかむことを避けることができ、嵩も少ない。一方、よく登山用等で売られている5本指の手袋で全体に綿状の保温材料が入れてあるものはかさばる割には防寒性は低く、雨に弱い(腕から雨が入ってくる)のであまりランニング向きではない。
防寒用の小物/帽子UTMFで防寒用の「耳まで隠す」帽子が必携品とされている。ニットのビーニーキャップが基本だろうが、アークのPhase Toqueのようにベースレイヤーと同素材の化繊素材で作られたものは汗抜けがよく快適。Buffのような化繊のマイクロファイバーで織られた薄手の筒状のニットはキャップにもなり使い勝手がよい。天候次第ではこれで十分防寒対策になるだろう。[追記・UTMFの必携装備「保温のための手袋、耳までを隠す帽子。」に化繊のマイクロファイバーによる筒状の織物(Buff社の製品に代表されるもの)は含まれない 、とUTMFの実行委員会よりご指摘いただきました。Buffをはじめとするこうした小物が優れていることには変わりありませんが、UTMF/STYのレースの装備の準備に際してはご注意ください 。2013.3.29]
ライトUTMF, ITJともライトを2個、予備電池とともに持つことが競技規則に決められている。いろいろな考え方はあるだろうが、当方の考え方では競技規則に形式的に従うことは無意味で、持つ以上は実用性があるものを持つ。 メインで使うライトは明るさがあるヘッドランプ。ランニングではやはりランプは明るいのにこしたことはない。メインが使い慣れていて電池が持つ時間も正確に読めるのであれば、サブのライトは最低限のもの(例えばPetzl E-Lite)でいいだろう。万一メイン にトラブルがあった場合はサブを使うが、ランニングをするのは難しいので最寄りのエイドまで歩いてそこでリタイアせざるを得ないというリスクを受け入れる。 ITJであれば実際にライトを使う時間はかなり限られるのでメインのライトをほどほどの明るさでコンパクトなものにすることも考えられる。 手で持つスティック状のいわゆるハンドライトは当方はランニング用にはお勧めしない。片手が塞がることでトレイルでの姿勢保持やジェル等の補給がしにくくなり、長いレースの途中では紛失のリスクもある。ハセツネなどでヘッドランプとハンドライトの併用が流行ったが、ハセツネのトップランナーのように超高速で二灯でないと追いつかないとか前後のランナーに気配を感じさせたくない、というのでない限りハンドライトを使う理由は当方には思い当たらない。
その他の装備諸々
その他、ITJ、UTMFで競技規則にあるもので、予め用意しておくものに次のようなものがある。当方の考え方では、競技規則に形式的に従うことは無意味で、持つ以上は実用性があるものを持つ、というのが基本的なポリシー。
コースマップ事前に大会公式サイトにあるものをダウンロードしてプリント。縮小や両面コピーはするがマップとしてみて情報が読み取れる範囲内で。安易に大会パンフレットのコースの曲線が書かれた絵一枚とかスマホに画像を保存しただけというのは避ける。実際に使うことはまずないので保険証など薄手のものと一緒にZiplocの袋に入れておく。
コンパス(ITJのみ)ベースプレートコンパスを想定していると思うが、オリエンテーリング用の小型コンパスやGPSウオッチも実用的といってよいのかもしれない。スマホの電子コンパスもあるが電池の持ち時間を考えると、アウトドアの緊急用の装備としてカウントするのは無理があるようにも思われる。実際に使う機会は少ないので救急セットとともに。
携帯電話(大会本部の電話番号を登録し、番号非通知にせず十分に充電)スマートフォンを使うなら、データ通信やWiFi、GPSをオフにする等して電池の持ち時間が十分となるようにしたい。
携帯コップ(150cc以上)定番は下のフォールディングカップだが、例えば折り畳める袋を切り取って(詰め替え用の洗濯洗剤の底の部分など)よりコンパクトなカップとして使うこともできるだろう。
サバイバルブランケット(130cm以上×200cm以上)定番は次のようなもの。平たく折り畳んであるものが収納はしやすい。かなり悪天候なら大判で実践的なものを使いたい。
ホイッスルバックパックのストラップについていればそれでよし。その他、ヘッドランプのストラップについていることもある。別途用意するなら小型のものを。
熊鈴(UTMFのみ)常に悩ましい装備の一つ。覚えておきたいのは熊鈴をつけていれば熊と出会わずに済むとは限らないということ。またUTMFでは住宅地などを中心に熊鈴を鳴らさない区間が設定されていることに注意したい。当方なら下のような小型のもので、不要なときに音がしないようにできるものを選ぶだろう。
テーピング用テープ(包帯、ストラップになるもの。80cm以上×3cm以上)
携帯トイレ
ファーストエイドキット(絆創膏、消毒薬など)
保険証コンパクトにひとまとめにしておきたい。常に話題になるのは携帯トイレ。携帯トイレでどこまでカバーするのか、というのがよく話題になるが、当方としては「大の場合にその痕跡を残さない」ということと理解している。その場合の最低限のキットとしては次のようになるか。使い方はご想像のとおり。
トイレットペーパー少々(慣れればなくとも用は足せる)
小さめのポリエチレンの袋(コンビニで買い物をするともらえるもの。できれば白ではなく黒や茶色など濃い色がよい。腹痛などの場合は一度ではすまないので複数枚を。)
しっかり閉められる厚手の袋(ジップロックなど)
携行する補給競技規則にも「1ℓ以上の水」と「食料」が定められている。エイドステーションの間はITJ、UTMFとも最長でも20キロ以内となっている。
水分については真夏ではないものの、日中に気温が上がった場合は注意が必要だろう。ITJの行われる週末は最高気温が20℃を超えるとの予報。当方なら用心するなら1.5Lのハイドレーションバッグにとりあえず1Lの水を入れておくだろうか。
食料については携行する補給食の量が気になるが、一つの目安としては「レーススタートから1.5-2時間後からジェル一個(100kcalちょっと)を30-45分ごとに補給し続ける」と考えると、ITJを10時間で完走するならジェルを12−16個、UTMFを35時間で完走するならジェルを50個(!)も用意することになる。無論、全てをジェルで用意する必要はないがその程度のカロリー摂取を想定する必要がある。またエイドでの補給も可能だが、何が摂れるかよくわからないなら慎重を期した方がよいだろう。「体脂肪を使えば無限に走れる」というのは計算の話で、当方の耳学問では炭水化物が全くない状態では体脂肪がエネルギーに変わる効率は著しく低い(すなわちまともに走ることはできない)。
「ジェルなんてそんなに持たなくても十分行ける」という話もよく聞くが、大体途中で大きくパフォーマンスを落とすなどの対価は払っている。「ジェルは体に合わない」という話もこれまたよく聞くが、大体補給のタイミングが遅れて低血糖に陥ってしまったせいでそんな時はどんな食べ物ものどを通りにくい(食感でごまかして果物や塩味のスナックが摂れるくらい)。補給がジェルである必要はないが、持ち運びやすさや摂取のしやすさ、吸収の速さなどジェルは多くの点で優れていることは知っておきたい。
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