今週は恒例の冬のORショーがアメリカ・ソルトレークシティーで開催中。2014年の秋冬シーズンに向けたアウトドア関係の新製品が集まるこのイベントについては、既にいくつかのメディアがその様子を紹介しています。ここではランニングに関係のある情報をまとめながら紹介します。
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以下のまとめは次の記事から情報を得ています。
- Next Winter’s Running Gear, Now | Runner’s World
- Winter Packs, Trail Runners, and American Made: Day 2 – Trailspace
- BD Apparel, Easton Snowshoes, Bergans Ski Touring: Day 3 – Trailspace
- First Look at New Running Shoes for 2014 | Runner’s World
- ISPO Show 2014 – Day One Gear Highlights – Page 8 – Gear features – OUTDOORSmagic
- Best Gear In 2014… Outdoor Retailer ‘Best In Show’ Awards (part II) | Gear Review | Gear Junkie
NATHAN
- Zephyr Fire 100 Hand Torch / Zephyr Fire 300 Hand Torch: ハンドライト。握る部分が握りやすいシリコン状の素材でできている模様。ストラップ付き。ライトの反対側にも赤色のライトがついている模様。
- TradRad PT Beanie / DomeLight beanie: フリースのビーニーキャップのおでこの部分にLEDランプがついたもの。電源はUSB経由で充電できるとのこと。
New Balance
- Shadow Runner Jacket: 防水性のあるジャケットだが、裏地の六角形の模様が内側の湿度と温度を保ちつつも肌に張り付かない機能を持つ。
CEP
- 新型の膝サポーター。肌に触れる部分にシリコンをつけて、サポーターにステンレス製のバネ状パーツを仕込むことでベルクロを使わずに高いフィット感を保つ。洗濯可能。
Salomon
- S-Lab Hybrid Jacket: 防水素材を使ったジャケットだが、ギミック多数。フードには伸縮性があり汗を吸い取るヘッドバンドが組み込まれている(Skin Fit Hood)。ウエスト部分には伸縮性のあるポケット(Quick Stash Waist)、袖はジッパーで取り外し可能。ランニング中に暑くなったら袖の部分を外してポケットに入れる、という使い方が可能。こちらのサイト/Trailspace.comに画像あり。Gear Junkieにはフードの写真もあり、8月発売で275ドルとのこと。
- ランニングの感覚を取り入れたカジュアル・ファッションのParkシリーズ。女性向けのブーツにトレイルランニングの足形を使用するなど。
La Sportiva
- Ultra Raptor GTX: 高いプロテクション性で定評のあるUltra RaptorにGore-Texで防水性を持たせたトレイルランニングシューズ。ドロップ12mmで14オンス(397g)。
- Crossover 2.0 GTX: アッパーからかかとまでゲイターで覆うことができるランニングシューズのアップデート版。具体的な改良点は不明。ドロップ10mmで13オンス(369g)。
PETZL
- NAO: 角度や対象の距離によって明るさが変わるインテリジェントなヘッドランプとして定評があるが、現行モデルに対して照度を500ルーメンに高め、ケースをよりコンパクトに改良したアップデート版が登場。画像はこちらから(@TheMattHart)。こちらにも画像(ISPOにて from OUTDOORSmagic)。
Arc’teryx
- Cerium SL: 昨年登場した同社初のダウンジャケット、Cerium LTよりも軽量なダウンジャケット。表面の素材の軽量化等で185g。Cerium LTと同様に肩や袖口には化繊綿のCore Loftを使用。
PrimaLoft
- PrimaLoft Down Blend: インサレーションウェアに使われる化繊綿素材のPrimaLoftから登場する新素材。その名の通り、化繊綿のPrimaLoftと防水加工をした天然ダウンをブレンドしたもの。Gold(グースダウン7:化繊3)とSILVER(ダックダウン6:化繊4)の二種。GOLDは650FPのダウンと同等の機能がありながら、濡れた時の保温力はダウンを上回る。
OMM
- Phantom 12: 詳細不明だがレース用のバックパック。画像をみると背中の荷室が扁平な形状で厚みが抑えられている模様。12という数字は12Lの意味か。だとするとUTMBなどに適したボリュームとなる。
Sweet new #trailrunning/ #ultralight pack from @theomm. #ISPO pic.twitter.com/aTnMlOobDk
— Hendrik Morkel (@hendrikmorkel) January 28, 2014
ランニングシューズいろいろ
- ALTRA: クッションがかなり厚めのシューズとしてトレイル用のOlympus、ロード用のParadigmが登場。HOKA One Oneを思わせるミッドソールのボリューム感ながら、10oz(283g)以内。
- HOKA: Huakaが同社で最も軽量なモデルとして登場。US9で9oz(255g)。ドロップ2mm。
- MIZUNO: Wave Kazanが同社のトレイルランニングシューズ、Wave Ascentの後継モデルとして登場。かかとにはプラスチックのプレートが入り、ドロップは12mm。
- New Balanace: Fresh Foam 980 Trailは同社のミッドソールの新素材、Fresh Foamを使ったトレイルランニングシューズ。アッパーは従来よりもより密に編まれたメッシュのように見える。
【新情報は追記します。】