今年のスカイランナー日本シリーズ / Skyrunning Japan Series (SJS)が長野県南箕輪村の経ヶ岳を舞台に開幕しました。
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5月23日土曜日に開催された経ヶ岳バーティカルリミット / Kyogatake Vertical Limitにおいてロングの部(21km / 1650mD+)は南箕輪村の大芝公園をメイン会場に経ヶ岳(2,296m)山頂を往復するコースで、今回は2015年スカイランナー日本シリーズの第一戦として開催されました。
男子のレースを制したのは、宮原徹 / Toru Miyaharaで2位を4分半も引き離す2時間7分でフィニッシュ。5月3日のスカイランニング日本選手権(上田バーティカルレース)で優勝したばかりですが、この日も20–40km程度の山岳レースでの圧倒的な強さを見せつけました(上田バーティカルレースでの当サイトの優勝インタビューはこちら)。2位には小川壮太 / Sota Ogawa (Salomon) 。小川も5月2日の王滝50kで有力選手が集まる中で必ずしも得意としないはずの走れるスピードレースでの優勝を手にしたばかりです(王滝50kでの当サイトの優勝インタビューはこちら)。今シーズンの好調ぶりが際立ちます。3位、4位にはほぼ同着で菊嶋啓 / Kei Kikushima (La Sportiva)と荒木宏太 / Kota Araki (ASICS)、5位に森本幸司 / Koji Morimotoが続きました。
女子では今年2月のスカイランニングアジア選手権(MSIG Sai Kung 50 / 28k)で3位の長谷川香奈子 / Kanako Hasegawa (Dynafit)が後続に9分近い大差となる2時間51分で圧勝。2位には昨年のハセツネ2位、志賀高原エクストリーム優勝、今年のITJ優勝と最近活躍が注目される福田由香理 / Yukari Fukuda (Altra)が入りました。3位、4位にはベテランの実力者である岩楯志帆 / Shiho Iwadate、小林知美 / Tomomi Kobayashi。5位の巾崎友里江 / Yurie Habazakiは20歳の大学生です。
昨年のプレシーズンに続いて、2015年のスカイランナー日本シリーズは20–40kmのSKYのカテゴリーの5つのレースから構成され、経ヶ岳に続く第二戦は6月7日開催のスリーピークス八ヶ岳トレイル / Three Peaks Yatsugatake Trail(38km、 3000mD+)となります。
2015 経ヶ岳バーティカルリミット リザルト
(男子 / Men)
1. 宮原徹 / Toru Miyahara 2:07:15
2. 小川壮太 / Sota Ogawa (Salomon) 2:11:48
3. 菊嶋啓 / Kei Kikushima (La Sportiva) 2:15:15
4. 荒木宏太 / Kota Araki (ASICS) 2:15:15
5. 森本幸司 / Koji Morimoto 2:15:47
6. 石井克弥 / Katsuya Ishii (Vasque) 2:16:10
7. 牛田美樹 / Miki Ushida (Inov–8) 2:16:56
8. 貝瀬淳 / Jun Kaise (ASICS) 2:18:47
9. 近藤敬仁 / Yoshihito Kondo 2:21:06
10. 名取将大 / Masashiro Natori (La Sportiva) 2:21:28
(女子 / Women)
1. 長谷川香奈子 / Kanako Hasegawa (Dynafit) 2:51:15
2. 福田由香理 / Yukari Fukuda (Altra) 3:00:06
3. 岩楯志帆 / Shiho Iwadate 3:02:43
4. 小林知美 / Tomomi Kobayashi 3:11:00
5. 巾崎友里江 / Yurie Habazaki 3:14:03
6. 須藤吉仕子 / Kishiko Suto (Inov–8) 3:21:36
7. 早川由香里 / Yukari Hayakawa 3:26:23
8. 廣木弥生 / Yayoi Hiroki 3:32:18
9. 松浦佐知 / Sachi Matsuura 3:40:04
10. 岩壁淳子 / Junko Iwakabe 3:41:52
(協力・ジャパンスカイランニングアソシーション / Japan Skyrunning Association)