重見高好(うるぎ村 / TEAM THE HORIZON)が2年ぶり2回目の優勝。2015年・神宮外苑24時間チャレンジ(12月19-20日)リザルト

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先月の12月19–20日に「」が開催されました。絵画館周回歩道(1.3km)を24時間にわたって走り続けるというウルトラマラソンの24時間走という競技となります。

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神宮外苑24時間チャレンジで優勝した。Photo courtesy of TEAM THE HORIZON

2006年に男子9名と女子4名で始まったこの大会は今回が10回目。過去最高の男子114名、女子22名が参加して行われました。土曜日の午前11時にスタートし、日曜日の午前11時まで走り続け、男子で優勝したのは重見高好 / Takayoshi Shigemiうるぎ村 / TEAM THE HORIZON)で252.030kmを走破。2年ぶり2回目の優勝を果たしました。レースは中盤まで昨年優勝の楢木十士郎 / Toshiro Narakiがリードしましたが次第にペースを落とし、19時間経過時点でイーブンペースを守る重見がトップに立ち、そのまま優勝。楢木はトップから10kmの差で2位となりました。3位には小谷修平 / Shuhei Odani。女子は14時間過ぎに和地朋子 / Tomoko Wachi (アキ動物病院AC)が岡さゆり / Sayuri Okaを交わし、203.044kmでこの大会で初優勝。2位の岡さゆりは僅差の200.884kmで続きました。3位は鈴木琴美 / Kotomi Suzukiでした。

JUA(日本ウルトラランナーズ協会)によれば2016年はIAU24時間走世界選手権が予定されていませんが、もし2016年に世界選手権が開催されればこの大会の結果が日本代表選考に反映されるかもしれません。

男子優勝の重見高好は愛知県出身の33歳。2012年からウルトラマラソンを走るようになり、100kmウルトラマラソンで6時間41分11秒(2013年サロマ湖)の記録を持ちます。現在は長野県南端の売木村に在住で『村の専属ランナー』としてのアスリート活動のほか、同村をアスリート合宿の聖地にするためのプロジェクト『走る村うるぎプロジェクト』にも携わっており、その経緯についての書籍『小さな村のウルトラランナー』も昨年出版されています。

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なお、24時間走の日本選手による最長記録は原良和 / Yoshikazu Haraの285.366km(2014年東呉国際ウルトラマラソン、トラック)でこれは世界歴代2位の記録です。

Yoshikazu Hara 2014 Soochow 3

[DC] 24時間走で285kmで日本新記録、世界歴代2位・原良和/Yoshikazu Haraさんの東呉国際ウルトラマラソン/Soochow University International Ultra Marathonレースレポート

2014.12.12

当サイトではこれからトレイルランニングに加え、ウルトラマラソンについての話題もご紹介していきます。読者の皆様からの情報提供を歓迎いたします。

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