今年のUTMBでのインタビューを締めくくるのはCCC®︎で優勝したミシェル・ランヌ / Michel Lanneさんです。シャモニーを地元とするミシェルさんはUTMBでは地元を代表する有力アスリートで、今回のCCCでは最終盤まで追い上げてくる上田瑠偉 / Ruy Uedaさんを制して優勝しました。そのミシェル・ランヌさんに上田瑠偉さんと一緒にお話を伺いました。
今回のCCCでは最初の20kmくらいでミシェル・ランヌさんが先頭に立ち、そのままリードを保って優勝しましたが、最終盤では2番手の上田瑠偉さんがどんどん差を詰めていると聞いて気が抜けなかった、と今回のレースを振り返りました。
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ミシェルさんはこれまで、40km-80kmくらいのトレイルランニング、スカイランニングのレースで優勝を重ねていますが、今回このCCCを走るに当たってどんな準備をしたか聞きました。ミシェルさんは、自分の得意な距離というのはあるけれど、どんなレースでも走るのは楽しい、といいます。例えば昨年出場して7位となったレユニオン(Diagonale des Fous, 160km)では長時間走るし、疲れも大きいし、走ってもスピードが出ないけれど、そうした経験から学ぶことがある、と振り返ります。
100kmを走るのは2012年秋に香港のOxfam Trailwalkerで優勝して以来だというミシェルさんに、日本に来る予定はありますか、と尋ねたところ、今年11月の神流マウンテンラン&ウォークに招待選手として参加する予定だといいます。CCCで優勝したミシェルさんの走りが神流で見られるのが楽しみです。
ミシェル・ランヌさんとのインタビューは下から。今回のCCCについての当サイトのリザルト紹介記事はこちらからご覧ください。
ミシェル・ランヌさんがシャモニーの山岳救助隊員としてアルプスでアルピニズムの魅力と危険に向き合う生活を紹介するエピソードが今年5月にSalomon Running TVで公開されています。