日本発のハイパフォーマンス・ウエア C3fit レビュー 2018・The North Faceとのダブルネームモデルも登場

ランニングを楽しむ人たちの間でタイツが人気です。紫外線から肌を守るほか、コンプレッションによって血行を促進したり、膝や腰の動きをサポートする機能は(そして脚をきれいにみせることができるのも)長時間体を動かし続けるトレイルランナーには見逃せません。

今回は日本発のハイパフォーマンス・ウエアとして知られる(シースリーフィット)の最新モデルのうち、タイツとソックスを中心に紹介します。

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究極のタイツ作りからスタートしたC3fit

C3fitの始まりはThe North Faceをはじめとするスポーツブランドで知られるゴールドウインの「究極のタイツ」を作ろうというプロジェクトでした。様々なスポーツの体の動作を人間工学に基づいて研究・開発し、最高水準の繊維加工技術を誇る日本国内の工場で生産された最初のC3fitの機能タイツが登場したのは2009年。その年のUTMB®︎でC3fitをはいた鏑木毅さんが3位となったことで、トレイルランニング界では話題のアイテムに。さらに一部のモデルはスポーツウエアとしては初めて、コンプレッション(段階着圧)による血行促進効果を持つ「一般医療機器」に登録されたことも注目されました。

3月9日に東京で行われたC3fitの発表会に登場した鏑木毅さん。これまで100マイルなどのレースでは必ずコンプレッションタイツを着用してきたとのこと。その効果としてリカバリーの促進や故障の予防のほかに「ランニング中の脚の動きを適正化して正しいフォームに導いてくれる」と話しました。

今日ではC3fitのプロダクトは体温調節や軽量性、吸汗性などの機能を備えた様々なアイテムが登場しています。

アクティビティもリカバリーも段階着圧のインスピレーションロングタイツ

インスピレーションロングタイツはC3fitのデビューと同時に登場したアイテムで、足首からふくらはぎ、膝、ももと着圧を段階的に弱くする段階着圧設計が施されたタイツです。この段階着圧が血行促進効果をもたらすことから「一般医療機器」として登録されています。

さらに、脚の形に沿って立体的に素材を組み合わせる3D設計によって作られているため、膝を曲げた時のつっぱりや膝裏の生地のたまりも少なく、フィット感が高いのも特徴。

ディテールをみると、生地の縫い目は特殊なテープを使ったスマートシームという仕様により、肌への当たりをほとんど感じない快適さ。この他にも股のところには前半分だけ薄手のインナーショーツが付けられていたり、腰はゴム状の伸縮素材に加えてヒモを結んで固定することもできるようになっていて、着実に進化しているのを実感します。

トレイルランニングでは、レース前のコンディションの調整にも、ランニング中に脚を紫外線から守る(紫外線遮蔽率90%以上、UPF値40以上のUVカット効果あり)ためにも、そして走ったあとのリカバリーにも、ともっとも幅広く使えるモデルです。当サイトも大会取材のために国際線の飛行機で移動する際にむくみ対策としても活用していて、血行促進効果を体感しています。

  • インスピレーションロングタイツ(Men’s、Women’s)
  • サイズ:Men’s/S、M、L、XL、XXL、Women’s/S、M、L、XL
  • カラー:Men’s/(K)ブラック、(SN)スモークネイビー、Women’s/(K)ブラック、(SN)スモークネイビー、(MH)ミドルグレー
  • 価格:Men’s、Women’sとも 12,000円+税

フルサポートと軽量性を両立したインパクトエアーロングタイツ

インパクトエアーロングタイツはC3fitでもっともサポート機能を高めたモデルだが、重量は119g(メンズMサイズ)とかなり軽量。

一方で運動中のひざと腰をサポートすることを目的に開発されたのが「インパクトエアーロングタイツ」。こちらはランニング時に衝撃がかかるひざや腰などに張りのある薄手のストレッチ素材が用いられているのがポイント。特に膝回りは膝のお皿を周りから囲むようにサポートすることでランニングの負荷を軽減するようになっています。ひざと腰の他にも前もも、後ろもも(ハムストリング)、ふくらはぎもサポート用の素材が用いられているので、脚にかかるランニングの負荷が気になるトレイルランナーにはおすすめ。もちろん、100マイルのような長距離を走る場合にひざや腰の負担を抑えるのにも最適です。

同じコンセプトで作られたひざ下丈の「インパクトエアー 3/4 タイツ」やひざ上丈の「インパクトエアーハーフタイツ」(メンズのみ)もラインナップ。

そのほか、UVカット効果や腰にゴム状伸縮素材に加えてヒモで固定できるようになっているのは上記のインスピレーションロングタイツと同様。インナーショーツは付いていません。

腰はヒモで締め具合を調節できる。

こちらはインパクトエアー 3/4 タイツ。当サイトのおすすめは3/4タイツとゲイターの組み合わせ。®︎などで必携装備となっている脚全体を覆うタイツとしても認められる場合もあります。

  • インパクトエアーロングタイツ(Men’s、Women’s)
  • サイズ:Men’s/S、M、L、XL、Women’s/S、M、L
  • カラー:Men’s、Women’sとも (K)ブラック、(DC)ディープチャコール
  • 価格:Men’s、Women’sとも 13,500円+税

パフォーマンスを求めるならエレメントエアーロングタイツ

エレメントエアーロングタイツ

今シーズンからリニューアルして登場した「エレメントエアーロングタイツ」はC3fitのタイツの中でもレース仕様のモデルといえます。ひざや腰にサポートのための薄手ストレッチ素材を用いているのは上の「インパクトエアーロングタイツ」と同様です。しかしランニングのパフォーマンスを優先してサポート箇所を絞り込んだうえ、膝回りにはブレを防ぐためのシート上のパーツがプリントされているのが特徴です。

さらに腰回りはフィット感を確保しながらもファスナーとボタンを設けることでタイツの脱ぎ着が容易になっているのも大きなポイント。レース中のコンディションにあわせて脱いだり着たりがしやすいのは大きなメリットです。

  • エレメントエアーロングタイツ(Men’s、Women’s)
  • サイズ:Men’s/S、M、L、XL、BS、BM、BL、Women’s/S、M、L、RS、RM
  • カラー:Men’s、Women’sとも (K)ブラック、(DN)ディープネイビー
  • 価格:Men’s、Women’sとも 14,000円+税

鏑木毅の挑戦を支えるTHE NORTH FACExC3fitノベルティエレメントエアーハーフタイツが登場

さらに上記のエレメントエアーロングタイツをベースにして、C3fitではTHE NORTH FACEとのダブルネームで「THE NORTH FACExC3fitノベルティエレメントエアーハーフタイツ」を3月9日から販売開始。

50歳でUTMB®︎を目指す「NEVER」プロジェクトに取り組むアスリート、鏑木毅さんの声を踏まえ、二つのブランドのものづくりのフィロソフィーを備えたアイテムの特徴は太もも外側に設けられたサイドポケット。エナジージェルのような小物を確実に収納しておくことができます。張りのあるストレッチ素材で腰と太ももの外側部をサポート。フロントのファスナーは設けられていません。

C3fitにはめずらしいカモフラージュ柄のモデルはトレイルランナーの間で人気を集めそうです。

鏑木毅さんは、50歳で2019年のUTMB®︎に挑戦する「NEVER」プロジェクトに取り組んでいるところ。年を追うにつれてリカバリーに時間がかかり、ケガや故障をしやすくなっているといい、コンプレッションタイツはますます手離せないアイテムになっているそうです。

  • THE NORTH FACExC3fitノベルティエレメントエアーハーフタイツ
  • サイズ:Men’s  S、M、L、XL
  • カラー:ブラック(K)、フェイドウッドランド(FW)<写真>、フェイドウッドランドネイビー(FN)
  • 価格:ブラック(K) 10,000円+税、フェイドウッドランド(FW)およびフェイドウッドランドネイビー(FN)11,000円+税

ドライ感が持続する、ペーパーファイバーソックス

ペーパーファイバー ファイブフィンガーソックス

C3fitではタイツ以外にも高い機能性に特徴があるアイテムがラインナップされていますが、トレイルランナーには昨年から登場した紙糸繊維を使用して着用時のドライ感に優れた「ペーパーファイバーソックス」シリーズが人気です。

「ペーパーファイバー5フィンガークォーターソックス」は五本指タイプのソックスで、手にとっただけで紙糸繊維のざらっとした感触を感じます。なんといってもこのざらっとした履き心地が独特で、これはこれから春から夏にかけて足の中が蒸れやすい季節にはランニング以外でも毎日履くソックスとしてヘビーローテーションすることになりそうな気がします。

とはいえ気になるのはやはりランニング中のドライ感。トレイルランニングでは雨や沢の渡渉、ぬかるみでシューズやソックスを履いたまま足が濡れるのは避けられません。当方も実際にそのペーパーファイバーソックスを履いたままシューズごと足を濡らしてみました。濡らした直後は足に濡れた感触が当然ありましたが、しばらく走っているうちにあまり気にならなくなります。シューズを脱いでみてみると、まだソックスも足も濡れています。しかし濡れても紙糸繊維があまり水分を含まないので、足とソックスの間に水分がたまりにくいというのがドライ感の秘密のようです。昨年行われた体感調査でも187人中182人がドライ感を感じたという結果だったことからも、このドライ感は大半の人が体感できると思われます。

雨の日にシューズごと水たまりの中に足を突っ込んでから約20分。水滴が滴るような濡れはありませんでした。

このほか、生地の摩擦強度は通常のスポーツソックスに比べて約5倍。土踏まずにはしっかりしたサポートがあり、足の甲は目の大きいメッシュとなっていてランニングソックスとしての機能性ももちろん確保されています。

  • ペーパーファイバー5フィンガークォーターソックス
  • サイズ:Unisex  S、M、L
  • カラー:(K)ブラック、(Y)イエロー、(SB)シュノーケルブルー、(GY)グレー×イエロー、(GB)グレー×ブルー
  • 価格:2,200円+税

まとめ

C3fitの「C3」とはCompression(コンプレッション)、Conditioning(コンディショニング)、Comfort(コンフォート)を意味しているそうです。トレイルランナーにとってはレースで少しでも速く、快適に走れることは大事ですが、過酷な環境や長時間の行動からくる体の負担を減らすことも重要です。日本初のテクノロジーとクオリティが生み出すC3fitのアイテムでトレイルランニングはもっと楽しくなりそうです。

(協力・株式会社ゴールドウイン

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