今年も年の瀬が近づいています。先週末のリザルトについては、香港で開催されたThe North Face 100 Hong Kongのほか、養老山脈、伊勢の森のリザルトを紹介します。来年の日本国内のスカイランニングの日程もご紹介。そして当サイトの年末の恒例行事といえばTrail Runner of the Year, Japan。今週、ノミネートされる皆さんを発表予定です。
(写真・先週開催されたSkyrunning Nightの模様。Photo by DogsorCaravan)
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ニュース
来年2019年の日本国内のスカイランニングの日程:12月13日木曜日に開催されたスカイランニング・ナイトで次のような日程がJSAより紹介されています。
- 2019年日本選手権(2020年世界選手権日本代表選考会)
- 10月12日 Speed かたしな高原スカイスピード(群馬県・300m 100mD+)
- 10月13日 VKおよびYouth 尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター(群馬県・5km 1000mD+)
- 10月19日 Sky 志賀高原エクストリームトレイル(長野県・32km 2000mD+)
- 10月19日 Ultra 志賀高原エクストリームトレイル(長野県・54km 2850mD+)
- 2019年 Skyrunner®︎ Japan Series / Sky
- 4月21日 粟ケ岳スカイレース(新潟県、31km 2000mD+)
- 5月4日 上田スカイレース(長野県、25km 3000mD+)
- 7月26日 富士登山競走(山梨県、21km 3000mD+)
- 10月19日 Sky 志賀高原エクストリームトレイル(長野県・32km 2000mD+)
- 11月下旬 Skyrunner Japan Grand Final
- 2019年 Skyrunner®︎ Japan Series / VK
- 4月20日 粟ケ岳バーティカルキロメーター(新潟県、5.5km 1100mD+)
- 5月3日 上田バーティカルレース(長野県、5km 1000mD+)
- 10月14日 烏帽子バーティカルキロメーター(群馬県、7.5km 1200mD+)
- 10月19日 Sky 志賀高原エクストリームトレイル(長野県・32km 2000mD+)
- 11月下旬 Skyrunner Japan Grand Final
- 2019年 地域選手権
- 5月19日 西日本選手権/Sky・恐羅漢トレイル(広島県、65km 3720mD+)
- 6月9日 中日本選手権/Sky・スカイライントレイル菅平(長野県、50km 3000mD+)
- 8月4日 東日本選手権/VK・天塩岳速登競走(北海道、6.4km 880mD+)
- 西日本選手権/VK・四国中央スカイラン(愛媛県、4.8km 850mD+)
- 後日発表:東日本選手権/Sky、中日本選手権/VK
先週末のイベント
12月15日土曜日 – 16日日曜日: TNF100 Hong Kong
- The North Face 100 Hong Kong (100k/50k): 香港の大美督 Tai Mei Tukをスタート、フィニッシュする100kmと50kmのレースが行われました。男子はプルナ・タマン Purna Tamang(ネパール)がコース後半でロストして後続のランナーに追いつかれるというハプニングはあったものの11時間59分57秒でフィニッシュして優勝。自身の持つ大会記録(12:00:43、2013年)を更新しています。プルナ・タマンは今年1月のHong Kong 100で4位でした。2位には17分半差の12時間17分でジョン・レイ・オニファ John Ray Onifa(フィリピン)。こちらは今年4月のSTYで5位。3位はミヒャエル・スコビエルスキ Michael Skobierski(オーストリア、香港在住)で12時間40分。スコビエルスキは昨年のこの大会で5位となっていて自身のタイムを23分縮めています。日本の大瀬和文 Kazufumi Oseは13時間17分で4位。女子は今年3月のGaoligong by UTMB®︎の125kmで優勝のアン・ハン 安寒 Han An(中国)が15時間27分で優勝。11分差でチウ・ワイイン Wai Yin Chiu(香港)が2位、2位から1時間以上開いての3位にまつもと・さやか Sayaka Matsumoto(日本、香港在住)が続きました。あわせて行われた50kmのレースではヤン・ロンフェイ Longfei Yan(中国)が4時間45分、インスエ・レオン Ying Suet Leung(香港)が6時間26分でそれぞれ優勝しています。リザルトはこちら。
12月15日土曜日:養老山脈、藺牟田池
- 養老山脈トレイルランニングレース(38km, 12km):岐阜県養老町、海津市、三重県桑名市、いなべ市。初開催の大会の38kmの女子のレースは高村貴子 Takako Takamuraが3時間48分で優勝、24分差の2位で斎藤綾乃 Ayano Saitoが続き、3位は上宮逸子 Itsuko Uemiyaでした。男子は西村広和 Hirokazu Nishimuraが3時間18分で優勝。5分差の2位にパク ビョンクォン Byeonggwon Park(韓国)。パクは今年5月のTNF 50 Koreaのチャンピオンです。3位には町田知宏 Tomohiro Machidaが入りました。このほか、大杉哲也 Tetsuya Osugiがショート12kmに出場して優勝しています。リザルトはこちら。
- 藺牟田池外輪山トレイルランニング(18k/12k/6k):鹿児島県薩摩川内市。藺牟田(いむた)池の周りを周回する6kmのコースで開催。リザルトはこちらで公開される見込みです。
12月16日日曜日: 茨城、房総半島、伊勢の森
- 茨城国体デモスポトレイルラン記念大会 (30k / 17k / 9k):茨城県石岡市。2019年に茨城県で開催される国体のデモンストレーション競技のプレレースという位置付けでした。リザルトはこちら。
- 房総半島横断(65km):千葉県鴨川市の内浦海岸をスタート、房総半島を東から西へと横断して富津市・金谷フェリー埠頭がフィニッシュとなる68kmのコースは、林道の大規模な崩壊があったことからコースが一部変更となり、約2.5km短縮されて開催されました。リザルトはこちら。
- 伊勢の森トレイルランニングレース(20k):三重県伊勢市。伊勢志摩の代表的な霊山・朝熊山(あさまやま)をコースに含む大会。男子は高校生の近江竜之介 Ryunosuke Ohmiが1時間35分で優勝。前日に上記の養老山脈で優勝している西村広和 Hirokazu Nishimuraが1時間39分で2位、中根孝太 Kota Nakaneが1時間43分で3位。女子は長坂恵子 Keiko Nagasakaが1時間58分で優勝、2位に佐野亜弓 Ayumi Sano(2:05)、3位に大石愛佳 Aika Oishi(2:07)となりました。リザルトはこちら。
今週末のイベント
12月22日土曜日:いちごトレイルラン
- いちごトレイルラン(20k): 千葉県・富津市。マザー牧場の5kmの周回コースで開催されます。
12月24日月曜日: TOKYO八峰
- TOKYO八峰マウンテントレイル(33k): 東京・八王子市。「東京都自然公園利用ルール」に基づく大会として始まった大会は今回で4回目。夕やけ小やけふれあいの里から鳥切場、醍醐丸、和田峠を経て陣馬山へ。ここから南高尾のハイキングコースで高尾へ向かう33kmのコースです。
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