3月31日日曜日に開催されたハセツネ30Kで2位となった 横内佑太朗 Yutaro Yokouchiさんに大会会場でインタビューしました。
横内佑太朗さんがトレイルランニングを始めたのは昨年の夏。レースでは8月の野沢トレイルフェスで3位、11月の科野の国ラウンドトレイル32kで優勝、ことし2月のOSJ奄美50Kで優勝となっていますが、まだその名はトレイルランニング界では知られていないかもしれません。
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しかし、上武大での学生時代には2013年、2015年の箱根駅伝で山下りの6区を走っていると聞けば、今回のハセツネ30Kで2位という結果にも納得でしょう。社会人となってからはランニングから遠ざかっていた横内さんが再び走り始めたのは昨年のことで、1月にはフルマラソンで2時間30分を記録。その後、目にしたトレイル世界選手権(スペイン・Penyagolosa)の記事を目にして、トレイルランニングで世界を目指せないか、という夢を抱くことになりました。そして2019年のトレイル世界選手権(ポルトガル)の日本代表選考レースのうちで最後となる2月のOSJ奄美で優勝して、見事出場権を手にすることになりました。
今回のハセツネ30Kでは、昨年のチャンピオンで横内さんと同じくロードからトレイルに転身して間もない城武雅さんとの勝負を意識してレースに臨みました。結果としてはレース後半のトレイルの急登という場面で足取りが重くなった横内さんは城武さんにリードを譲ることになりました。
ロードとは違うトレイルランニングの経験値といった面では城武さんに分があった今回のハセツネ30Kですが、横内さんも次第にそうした面での弱みは小さくなっていくでしょう。6月には日本代表のチームメイトとして城武さんと一緒に日本代表として世界選手権のスタートラインに立つことになります。
横内佑太朗さんとのインタビュー動画は以下からご覧いただけます。また今回のハセツネ30Kについての当サイトのリザルト記事はこちらからご覧ください。