国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。
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トレイルランニング関連ニュース
湘南国際マラソン中止に
当サイトの拠点のある神奈川県の湘南で開催される人気のマラソン大会である湘南国際マラソンは、来年2月28日に予定されていた大会を中止とすることを発表しました。例年は12月上旬に開催される大会ですが、コロナ禍のため大会を延期することや、感染防止対策を取ることが8月に発表されていました。その後11月13日にはコースを25kmに短縮して開催する方針が発表されていましたが、あらかじめ示していた開催に向けた判断の条件が満たされていないとして12月10日に中止が決定されました。大会は今回から環境に配慮したサステナビリティの高い大会とすることとなっていました。
日本スカイランニング協会「2021年の新たな取り組み―将来を見据えて―」
日本スカイランニング協会(JSA)では12月10日に「2021年の新たな取り組み―将来を見据えて―」と題する文書を大会ウェブサイトで公表しました。新競技「SKYSNOW」の導入やジュニア選手権の開催、地域協会の設立促進といった方針が示されています。このほかFKTの公認化、「スカジャパ・サブスク」の導入をはじめとするJSA登録選手と一般選手の部門の分離、他団体との連絡協議・重複の解消といった意欲的な取り組みも挙げられています。
先週末開催のイベント
12月12日土曜日
Hellgate 100K
アメリカ・バージニア州で開催の100kmのトレイルランニングレース。リザルトは大会ウェブサイトに掲載されています。
養老山脈トレイルランニングレース(41km, 12km)
岐阜県養老町、海津市、三重県桑名市、いなべ市。養老山脈を縦断するPoint to Pointのロング41kmのレースでは枝元香菜子 Edamoto Kanakoが4時間19分で女子優勝。10分差の4時間29分で向井成美 Mukai Narumiが2位、4時間35分で鈴木未都 Suzuki Misatoが3位でした。男子は近江竜之介 Ohmi Ryunosukeが3時間36分で優勝。大杉哲也 Osugi Tetsuyaが3時間38分、板垣渚 Itagaki Nagisaが3時間46分で続いてトップ3という結果でした。ショート12kmは高村純太 Takamura Junta(1時間7分)、坂本陽平 Sakamoto Yohei(1時間10分)、吉田岳生 Yoshida Takeo(1時間10分)が男子トップ3。女子では米谷利佳 Yonetani Rika(1時間24分)、八木碧惟 Yagi Aoi(1時間28分)、鷲見早紀 Washimi Saki(1時間34分)がトップ3位でした。リザルトはこちら。
12月13日日曜日
房総鋸山トレイルラン2020(14km、24km)
千葉県富津市、鋸南町。ダブル24kmの男子は市毛富士雄が2時間3分で優勝、岩井竜太(2時間6分)、福田圭介(2時間6分)が続きました。女子では湊瑛穂が2時間35分で優勝し、2位に吉田ゆかり(2時間50分)、3位は池神悠希(2時間51分)でした。合わせて行われたシングル14kmでは菅谷和己が1時間10分で優勝、わずか9分差で柴崎雅也(1時間10分)が2位、橋本貴志(1時間13分)が3位でした。女子は瀬川裕子(1時間31分)が優勝しました。冨吉祐衣(1時間32分)が2位、板橋黎華(1時間33分)が3位でした。リザルトはこちら。「YAMA RUN Challenge」は1月17日に南房総花嫁街道トレイルラン、2月20日に鹿野山九十九谷トレイルラン at Mother Farmが予定されています。
Izu Trail Journey (70k、26k)
伊豆半島、松崎町をスタートして修善寺へと向かうコースで開催。来年開催予定のマウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権の日本代表選考レースの一つであった「ITJ70k」は例年よりやや短い66kmのコースで開催されました。リザルトはこちら。
女子のレースの前半は吉住友里 Yoshizumi Yuriと秋山穂乃果 Akiyama Honokaが並んでリード。40.2kmの仁科峠では吉住が1分半先行して秋山が続きました。51.2kmの土肥駐車場では吉住がリードを4分まで広げて勝負は決まったかに思われました。しかし6時間台の後半を完走タイムの目標としていた吉住は終盤になって大きくブレーキがかかってしまい、一度はコースを歩くまでに。その間、60km過ぎで先頭に立った秋山が6時間59分で修善寺・虹の郷にフィニッシュして今年のITJ女子チャンピオンとなりました。2位には6分半の差となる7時間6分で吉住友里。相原千尋 Aibara Chihiroが7時間22分で3位でした。
男子は26kmのこがね橋では須賀暁、川崎雄哉、尾田賢典、横内佑太朗の4人が先頭集団、3分半の差で鬼塚智徳、牧野公則、青木純が第二集団、西村広和や矢部達也はその後に続いていました。しかしその後のトレイルのセクションに入ると川崎が集団から抜け出して単独リード。40.2kmの仁科峠では2番手の須賀には6分の差をつけていました。さらに西村が続いてエイドに到着し、須賀よりも先にエイドを出て単独2位に。その後は順調に単独リードする川崎を西村が追う展開となりましたが、差はなかなか縮まらず。虹の郷には川崎雄哉 Kawasaki Yuyaが5時間58分でフィニッシュして優勝。昨年のITJ優勝の西村広和 Nishimura Hirokazuが7分差の6時間6分で2位。須賀暁 Suga Satoruは6時間10分で3位でした。続いて矢部達也 Yabe Tatsuyaが4位、鬼塚智徳 Onitsuka Tomonoriが5位、横内佑太朗 Yokouchi Yutaroが6位となりました。尾田賢典 Oda Yoshinoriは9位、牧野公則 Makino Masanoriは15位、青木純 Aoki JunはDNFという結果でした。
合わせて行われた新レース「Around Alone 26k」は仁科峠から70kのコースの後半部で行われました。男子は土田優樹 Tsuchida Yuki(2時間24分)、高口剛介 Kouguchi Gousuke(2時間28分)、秋葉直人 Akiba Naoto(2時間29分)がトップ3に。女子は福田恵里佳 Fukuda Erikaが2時間53分で優勝、遠藤麻美 Endo Asami(3時間2分)、岩瀬友香 Iwase Yuka(3時間4分)がそれぞれ2位、3位でした。
今週末開催のイベント
12月19日土曜日
藺牟田池外輪山トレイルランニング(18k/12k/6k)
鹿児島県薩摩川内市。火山湖である藺牟田(いむた)池の周りを周回する6kmのコースで開催されます。
(中止)Borneo TMBT Ultra Trail (100k)
マレーシア・ボルネオ島で行われる100kmと50kmのレースでマレーシアでは最も早く始まったウルトラトレイルのイベント。元は8月下旬に開催予定でしたが12月に延期されていました。新型コロナウィルスのために大会は中止となりました。
12月20日日曜日
(中止)お宝登山・長瀞アルプストレイルレース(16k, 3k)
埼玉県長瀞町。長瀞アルプス及び宝登山をコースとする約16kmのレースですが、今年は中止に。
(中止)TOKYO八峰マウンテントレイル(34k)
東京・八王子市。南高尾、小仏峠、陣馬山など高尾エリアで開催される大会。昨年の大会は台風がもたらした林道の被害のため中止となっていましたが、今年も林道の被害に新型コロナウィルスが加わって中止となりました。
(中止)トヨタの森トレイルランレース(21k, 11k, 6k)
愛知県豊田市のフォレスタヒルズを会場に開催。トヨタの森の周回コースでソロのレースのほか計21kmのリレーが行われてきた大会ですが、今年は中止に。
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