2021年マウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権 World Mountain & Trail Running Championshipsはタイ・チェンマイで11月11−14日に開催

World Mountain & Trail Running Championships, Chaing Mai, Thailand

WMRA(世界マウンテンランニング協会)、IAU(国際ウルトラランナーズ協会)、ITRA(国際トレイルランニング協会)は来年2021年のマウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権 World Mountain & Trail Running Championshipsを2021年11月11日から14日にタイ・チェンマイで開催することを発表しました。マウンテンランニングとトレイルランニングが一つの大会の中で行われる世界選手権は今回が初めてで、バーティカルアップヒル、クラシック(シニアとジュニア)、ショートトレイル、ロングトレイルの4種目が行われます。

チェンマイはタイの首都・バンコクの北、700kmに位置するタイ北部の中心地。観光地として有名ですが、周囲を囲む山々でのアウトドア・アクティビティも盛ん。トレイルランニングも人気を集めており、最近ではThailand by UTMB®︎がこの地で開催されました。

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World Mountain & Trail Running Championships, Chaing Mai, Thailand

トレイルランニングの世界選手権はIAUが2007年に初めて開催。以来2年ごとに開催されていましたが、2016年大会からIAUにITRAが協力する、という枠組みにより昨年2019年大会まで世界選手権は毎年開催されました。マウンテンランニング世界選手権は1985年から毎年開催されており、2004年からは45km以下、累積1600mD+以上のコースで行うロングディスタンスマウンテンランニング世界選手権も開催されてきました。2019年にWA(ワールドアスレチックス)、ITRA、WMRA、IAUはこれまでのトレイルランニング、マウンテンランニングの世界選手権を統合した新しい世界選手権を2021年から隔年で開催することを決めていました。

これまで、トレイルランニング、マウンテンランニングの世界選手権はほとんど欧州で開催されており、アジアでの開催は今回開催が決まったタイ・チェンマイが初めてです。トレイルランニングの人気はますます世界各地に広がっており、とりわけタイを含む東南アジア諸国では急速にトレイルランニングの競技人口が増えていると聞きます。2021年の世界選手権は新型コロナウィルスのパンデミックを経たのちに世界のアスリートが再開する機会、そしてこのスポーツが一段と国際化していることを象徴する大会となりそうです。

「2021 Amazing Thailand World Mountain & Trail Running Championships」の日程

発表されたタイ・チェンマイでの2021年世界選手権の種目と日程は次の通りです。クラシックとバーティカルはこれまでマウンテンランニング世界選手権で、ショートトレイルはマウンテンランニング・ロングディスタンス世界選手権およびトレイル世界選手権で、ロングトレイルはトレイル世界選手権で開催されてきた経緯があります。

  • 11月11日木曜日:オープニングセレモニー
  • 11月12日金曜日:ショートトレイル競技、夕方にバーティカルアップヒル競技
  • 11月13日土曜日:ロングトレイル競技
  • 11月14日日曜日:クラシック競技

各競技のレースの概要は次の通りで、いずれもWAの定める競技規則に基づいて開催。コースの詳細は2021年に入ってから決定される予定。また大会期間中は世界選手権となる各レースの他にも一般参加可能なオープンレースや各種のイベントが開催される予定です。

  • バーティカルアップヒル:距離3-6km、累積獲得高度1000mD+
  • クラシック(シニア):10-12km、500-700mD+、500-700mD-
  • クラシック(ジュニア):5-6km、250-350mD+、250-350mD-
  • ショートトレイル:35-45km、累積獲得・喪失高度はITRAの指標で45-74(累積獲得高度100mD+を距離1kmに換算してコース距離に加えた指標)
  • ロングトレイル:75-85km、ITRAの指標で115-154

日本代表選考競技会は追加で来年春以降に開催予定

この世界選手権への日本代表選考については、今年4月に日本陸連がトレランJAPAN(一般財団法人日本トレイルランニング協会)とともに選考要項を発表しており、クラシック(シニアの部のみ)、バーティカル、ショートトレイル、ロングトレイルの4種目の男女それぞれについて代表選考レースが指定されていました。しかし、コロナ禍により各地で大会が中止となり、実際に開催された選考レースは尾瀬岩鞍バーティカルキロメーター(バーティカル)、IZU TRAIL Journey(ロング)のみでした。トレランJAPANではロングトレイル競技の代表選考についてはITJの他の中止となった3大会に代わるレースを検討するとしています。

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