DC Weekly 2022年1月11日 Japan Trophy 、Bandera

国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーでは今年の予定を随時アップデートしています。まだ掲載していない大会についての情報のご提供、掲載済みの大会についてのご指摘を歓迎いたします。

*今週はライブ配信番組「DC Weekly LIVE+」はお休みします。

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トレイルランニング関連ニュース

100マイルのウルトラマラソンで世界新記録

1月6日にイスラエル・テルアビブで開催されたウルトラマラソンのイベント、Spartanionアレクサンドル・ソロキン Aleksandr Sorokin(リトアニア)が100マイルを10時間51分39秒、12時間で177.41kmを記録。2021年4月のCenturion Running Track 100 Mikeで自らが達成した100マイルを11時間14分56秒、12時間で170.309kmの世界記録を更新しました。1.46kmの周回コースで行われた今回のレースでソロキンはフルマラソンを2時間50分のペースで約4回、連続で走ったことになります。詳しくはiRunFarの速報記事、レース後のソロキンのインタビューで。

2022年のマウンテンランニング・W杯の日程が発表に

世界マウンテンランニング協会(WMRA)は今年2022年のマウンテンランニング・W杯の日程を発表。6月19日のポルトガルを皮切りにゴールドレーベルの12レース、シルバーレーベルの5レースがラインナップされています。

ゴールドレーベル

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シルバーレーベル

先週末開催のイベント

12月24日金曜日 – 1月28日火曜日

Vibram Hong Kong 100 – flex –(100k)

例年1月に開催され、香港に世界各地から選手を集めるトレイルランニングレースとして知られるVibram Hong Kong 100はコースに選手が集まるレースとしては昨年は開催されませんでした。代わって開催されたバーチャル形式のレースが昨年に続いて今年も開催されています。実際にコースをスタートからフィニッシュまで走るタイムトライアル形式、コースをいくつかに分けてその合計タイムを競うステージ形式、103kmに加えてハーフ(56km)、サード(33km)のコースも走るグランドスラム、香港以外から参加して距離やタイムを申請する海外部門などが設けられていて、それぞれの記録が大会ウェブサイトでアップデートされています。

1月9日日曜日 – 16日日曜日

Montane Spine Race (426km)

イギリス・イングランドを南北に背骨のように貫くロングトレイル、Pennine Wayをコースを厳冬の中、今回は南から北へ426km 16,230mD+を縦走するイベント。本稿執筆時点でスタートから43時間が経過。男子の先頭はダミアン・ホール Damian Hall(イギリス)で6時間ほどの差でユージェニ・ソレ Eugeni Roselló Solé(カタルーニャ)が続いている模様。女子ではデビー・マーチン=コンサニ Debbie Martin-Consani(イギリス)がリード。通過状況速報はこちらから。

1月8日土曜日

Bandera Endurance Trail Run (100k, 50k, 25k)

アメリカ・テキサス州で開催。50kmの周回コースを2周する100kmのレースが今年6月のWestern Statesへの出場権がかかるHOKA Golden Ticket Raceのレースでした。女子ではマリアンヌ・ホーガン Marianne Hoganが9時間17分、男子はジョナサン・リー Jonathan Reaが8時間10分でそれぞれ優勝。女子はエリー・ペル Ellie Pell(9時間49分)、リア・インリン Leah Yingling(10時間5分)が2位、3位に。男子はタイラー・フォックス Tyler Fox(8時間14分)、ジョセフ・マコノヒー Joseph McConaughy(8時間17分)がトップ3に入っています。リザルトはこちら

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1月9日日曜日

2021 JAPAN TROPHY FINAL / 2022 JAPAN TROPHY 200

沖縄県那覇市。コロナ禍でウルトラマラソンの大会の中止が続く中で競技の機会を提供すべく企画されているJAPAN TROPHY シリーズの2021年度の最終戦、かつ2022年の開幕戦となります。コースはメルキュールホテル沖縄那覇をスタートし、沖縄本島の南側をぐるりと回る200kmで奥武山公園でフィニッシュ。大会のTwitterによる速報によれば石川佳彦が17時間42分で昨年1月の前回大会に続いて連覇。2位に18時間22分で小野喜之、3位及び女子優勝は18時間56分で仲田光穂。2021年のDogsorCaravan Award本賞受賞の仲田は昨年と同じ総合3位及び女子優勝というだけでなく、タイムも昨年の20時間1分から1時間以上短縮という快挙でした。総合4位(男子3位)は羽野明百(19時間43分)、女子2位(総合10位)が広澤志保(21時間51分)、女子3位(総合15位)に宮島亜希子(23時間17分)という結果でした。

今週末開催のイベント

1月15日土曜日 – 16日日曜日

千羽海崖トレイルランニングレース(36k, 13k)

徳島県海部郡美波町、牟岐町。昨年は最も距離の長い36kmのレースのみが開催されましたが、今年は土曜日にショート10km、日曜日にミドル18km、ロング34.5km、ロングプラス35kmのレースが行われます。今年新設のロングプラスはコースはロングとほぼ同じながらより長くなった500mの区間では「アドベンチャー感」が楽しめるとされています。参加資格は、一昨年と昨年のロングクラスの参加者でかつ時間内完走者の上位三分の一以内とされています。

HURT 100

ハワイ・ホノルルから近い3つのパートからなる周回コースを5周する100マイル。今回2022年の大会からエントリーにはこれまでの大会完走回数により、ベテラン Veterans、ネバー Never HURTers、エルス Everyone Elseの三つのカテゴリーに分け、抽選枠をそれぞれ18人、50人、50人とする新しい抽選の仕組みが導入されています。

Long Haul 100

アメリカ・フロリダ州タンパ近郊で開催される100マイルのトレイルランニングレースで、大きな登り下りはない自然の遊歩道を使ったコースとなっています。

1月15日土曜日

(中止)Sai Kung 50 (50k, 22k, 12k)

香港の東部の豊かな自然が残る西貢 Sai Kungで開催。例年の2月から1月に時期を移して開催が予定されていましたが、大会ウェブサイトによると11月10日月曜日に新型コロナウィルスを理由に大会開催の許可が取り消しになったとのこと。1月15日から30日までの期間でバーチャルイベントとして開催するとしています。

1月16日日曜日

Shodai Adventure Mountain 小岱山トレイルランニング(20k)

熊本県玉名市の蓮華院誕生寺(奥の院)を会場にして開催。有明海に面した小岱山の筒ヶ岳、観音岳などをコースとしています。今回は新型コロナ対策として14kmなどのショートのレースが開催されず、20kmのロングと2kmのキッズのみが開催されます。

前週末の主な大会のリザルトと、今週末の国内外のトレイルランニング大会の予定をお伝えしているニュース記事・DC Weeklyへ、皆様からの情報や写真の提供を歓迎します。下のコメント欄もぜひご活用ください。国内、海外の主なトレイルランニング、ウルトラマラソンの大会日程を網羅する当サイトのレースカレンダーにもぜひご利用ください。

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