受賞者発表「DogsorCaravan Award 2021」

2021年の「DogsorCaravan Award」(ドッグスオアキャラバン・アワード)の発表です。当サイトがカバーしているトレイルランニング、スカイランニング、マウンテンランニング、ロードを含むウルトラマラソンにわたる幅広い分野について、日本を拠点に活動した選手で最も優れたパフォーマンスをみせた選手を選びます。

DogsorCaravan Awardは女性、男性についてそれぞれ「本賞」を一名、「特別賞」を若干名、選出します。選考は当サイトの編集人、岩佐幸一が独りでその責に当たります。

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2021年 DogsorCaravan Award 候補者をノミネート

2021.12.27

DogsorCaravan Award・本賞

女性の部・仲田光穂 NAKATA Miho

仲田光穂 NAKATA Mihoさん

ロードのウルトラマラソンで卓越した結果を残した仲田光穂 NAKATA MihoさんをDogsorCaravan Awardの本賞に選びます。2021年もコロナ禍により多くの大会が中止になりましたが、ロードのウルトラマラソンは特に大会が少なくなった一年でした。そうした中で選手に活躍の機会を提供すべく開催されたJapan Trophy シリーズで、仲田さんは1月の沖縄での200km(20時間2分)、7月の立科町での24時間(222km)で優勝、男女総合ではそれぞれ3位、2位。加えて3月の小江戸大江戸200k、5月の川の道251kmではいずれも男女総合優勝。10月には津南ウルトラマラソン100kで優勝(総合3位)、柴又100kで大会新記録で優勝。限られたチャンスに果敢に挑戦していずれにおいても目覚ましい成績を上げました。

男性の部・上田瑠偉 UEDA Ruy

上田瑠偉 UEDA Ruyさん

前回の2019年のDogsorCaravan Award本賞受賞者で、前身となる「日本トレイルランナー・オブ・ザ・イヤー」で2014年、2017年に本賞、2016年に特別賞を受賞している上田瑠偉 UEDA Ruyさんを今回の受賞者に選出します。トレイルランニング、スカイランニングでは国際的な競技イベントが復活してきた今年、上田さんは7月に開催されたスカイランニング世界選手権(スペイン)に日本代表チームの一人として出場。バーティカルキロメーターで1位、スカイで3位、コンバインドで1位に。2019年のスカイランナー・ワールドシリーズに続いて世界チャンピオンの座につく快挙でした。加えて、国内の有力選手が揃った6月のモントレイル戸隠マウンテントレイル・ショート10km、12月のIZU TRAIL Journey・ITJ70kで優勝。今シーズンも国内外で第一人者として活躍しました。

DogsorCaravan Award・特別賞

女性の部(順不同)

2021年に素晴らしい成績を挙げた選手として、3人の女性アスリートを選びました。

吉住友里 YOSHIZUMI Yuriさんは、日本を代表する山岳ランナーとして知られる存在。今年前半は5月の上田バーティカル、6月のモントレイル戸隠マウンテントレイル・ショート10km、7月の志賀高原マウンテントレイル40kmなど、国内の大会で圧勝。12月のIZU TRAIL Journey・ITJ70kでの優勝も印象的でした。8月から11月にかけての欧州遠征ではVK OPEN年間チャンピオンを勝ち取りましたが予定していたTransvulcaniaが中止となるなどの不運も。本賞を受賞した仲田光穂さんのウルトラでの活躍、吉住さんのVK、スカイでの活躍は甲乙をつけがたい内容でした。2019年のDogsorCaravan本賞を受賞しているほか、「日本トレイルランナー・オブ・ザ・イヤー」では2016年に本賞、2017年と2018年は特別賞を受賞しています。

ウルトラトレイルの分野から、10月のLAKE BIWA 100、11月のOSJ KAMI100で優勝した板垣成美 ITAGAKI Narumiさんを特別賞に。丹後を中心にウルトラマラソンの大会などで上位に入ってきた板垣さんですが、今シーズンは全国区でその実力を知られることになりました。

加えて秋山穂乃果 AKIYAMA Honokaさんも特別賞に選出。2019年のこのアワードの選考の中でも注目された秋山さんですが、今シーズンは志賀高原エクストリーム32k・スカイランニング日本選手権を制して日本チャンピオンに。加えて奥信濃100・77k、OSJ新城32kで優勝。12月のIZU TRAIL Journey ITJ70kでも吉住さんに続いて2位になりました。

男性の部(順不同)

男性アスリートでは二人を特別賞に選びました。

森下輝宝 MORISHITA Terumichiさんは10月にアメリカ・テネシー州で行われたBig Dog’s Backyard Ultraで80ヤード(6.7kmの周回コースを1時間以内で走ることを繰り返すこと80回)を記録。世界記録を上回り、最後の3人に残る快挙でした。近年話題のバックヤード・ウルトラにおいて事実上の世界選手権として選手を集めたこの大会での森下さんの活躍は世界のウルトラランニング界から注目されました。今シーズンは5月の川の道503kで優勝という成果も残しています。

スカイランニングではユース世代から注目されてきた 近江竜之介 OHMI Ryunosukeさんはコロナ禍の中でも積極的に成果を残し、特別賞に選ばれました。スカイランニングでは志賀高原エクストリーム32k、尾瀬岩鞍VKでいずれも優勝、スカイランニング日本選手権でスカイ、バーティカルの二冠を獲得。7月のスカイランニング世界選手権(スペイン)でバーティカル7位、スカイ8位、コンバインド4位と存在感を示しました。国内ではこの他にも春に中央アルプススカイラインジャパン38k、OSJ新城32kで優勝。12月にはさらに距離の長いITJ70kに挑み、6位となったことも記憶に新しいところです。

参考・これまでのDogsorCaravan Award

2018年までは「日本トレイルランナー・オブ・ザ・イヤー」(Trail Runner of the Year in Japan)と呼んでいました。

  • 2013年:原良和さん、大石由美子さんが本賞、山ノ内はるかさん、宮原徹さん、神流町のうめこさんが特別賞を受賞(ノミネート受賞者発表
  • 2014年:上田瑠偉さん、大石由美子さんが本賞、西田由香里さん、星野由香理さん、松本大さん、望月将悟さんが特別賞を受賞。貢献に対する特別賞は相馬剛およびFuji Trailheadさん(ノミネート受賞者発表
  • 2015年:土井陵さん、丹羽薫さんが本賞、星野由香理さん、宮﨑喜美乃さん、松本大さん、小原将寿さんが特別賞を受賞。貢献に対する特別賞はパワースポーツ・滝川次郎さん(ノミネート受賞者発表
  • 2016年:大杉哲也さん、吉住友里さんが本賞、高村貴子さん、丹羽薫さん、上田瑠偉さん、川崎雄哉さんが特別賞(ノミネート受賞者発表
  • 2017年:上田瑠偉さん、丹羽薫さんが本賞、高村貴子さん、吉住友里さん、小川壮太さん、三浦裕一さんが特別賞を受賞(ノミネート受賞者発表
  • 2018年:三浦裕一さん、高村貴子さんが本賞、吉住友里さん、立石ゆう子さん、荒木宏太さん、城武雅さんが特別賞を受賞(ノミネート受賞者発表
  • 2019年:吉住友里さん、上田瑠偉さんが本賞、高村貴子さん、立石ゆう子さん、星野由香理さん、浅原かおりさん、藤澤舞さん、石川佳彦さん、小原将寿さん、大瀬和文さん、喜多村久さんが特別賞を受賞(受賞者発表
  • 2020年:コロナ禍により中止
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