HOKA(ホカ)は本日8月1日付けでプロトレイルランナー・宮﨑喜美乃(みやざききみの)選手とアスリート契約を締結したと発表しました。
HOKAは「100マイルレースというカテゴリーで宮﨑選手が世界を舞台に挑戦を続ける姿と、人間の無限の可能性を秘めた世界へと人々を導くHOKAのブランドキャンペーン『FLY HUMAN FLY』の世界観が合致し、アスリート契約を結ぶ運びとなりました」(プレスリリースより)としています。
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宮﨑喜美乃選手のコメントは次のとおり。
走るという行為はシンプルですが、とても奥が深いスポーツです。自然の中を走るトレイルランニングにおいて、自然と一体となって走る気持ちよさは安心感の中から生まれるものだと思っています。HOKAのシューズが持つトレイルでの安定性は、私の走りをよりアグレッシブなモノに変えてくれました。それはこれから世界で勝負するときに、とても重要な武器になると思っています。
ランニングは誰もが気軽にはじめられるスポーツです。しかしながら、健康を目的としてスタートしたランナーの多くは足のトラブルや怪我によって走るのを諦める人が多いです。HOKAのテクノロジーは多くのランナーの足に合った快適なランニングを一緒に広められると思っています。何より、大自然の中を走る爽快感や達成感をHOKAのテクノロジーで多くの人たちと一緒に共有していきたいです。山道を走るトレイルランニングは、まだまだ日本では人口が少なく、山を走ることに対するハードルの高さやマナー問題、若年層への普及など様々な課題があると思います。それらをHOKAを通して、より安全に健康的に走れる人を増やせるように取り組んで行けると思っています。
宮﨑喜美乃選手は、高校・大学時代に駅伝部に所属し全国駅伝に出場。大学院では登山の運動生理学を研究しました。プロトレイルランナーとして国内外のウルトラトレイルレースで活躍しながら、世界最高齢でエベレストを登頂した三浦雄一郎氏が代表を務めるミウラ・ドルフィンズにて、登山者に向けた高山病予防のための低酸素トレーニング指導を行っています。登山やトレイルランニング以外にも、クライミング、スキー、サーフィンやスキンダイビングなど、自然の中で遊ぶことを好み、環境負荷の少ない食事や生活、環境問題についても積極的に取り組んでいます。
今年はウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)で女子優勝、総合19位と鮮やかな結果を残した宮﨑選手。今月22-28日に開催のUTMB®︎にエントリーしており、HOKAとともにモンブランのトレイルを走る姿が見られそうです。